瘋癲爺 拙痴无の戯言・放言・歯軋り
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ウェブニュースより
 大相撲秋場所 関脇 正代が初優勝 ―― 大相撲の関脇 正代が秋場所千秋楽、13勝2敗で初優勝を果たしました。
 大相撲秋場所は14日目を終えて関脇 正代がただ1人2敗でトップに立ち、大関 貴景勝と平幕の翔猿が星の差1つで追う展開でした。
 千秋楽、正代は翔猿と対戦し、突き落としで勝って、13勝2敗で初優勝を果たしました。
 
時津風部屋の正代は、熊本県出身の28歳。
 3場所連続の関脇で迎えた今場所は、相手の力を受け流す上半身の柔らかさに加えて前に出る圧力が増し、7日目までに2敗を喫したものの相手を圧倒する相撲が目立ちました。13日目にはトップに並んでいた貴景勝、14日目には大関 朝乃山を相次いで破り、重圧がかかる終盤になっても勝負強さを見せました。
 熊本県出身力士の優勝は初めてで、時津風部屋の力士の優勝は、昭和38年名古屋場所の大関 北葉山以来、57年ぶりです。
 
白鵬と鶴竜の両横綱が休場し横綱不在となった今場所は、終盤まで混戦となりましたが、この1年で何度も優勝争いをするなど確かな実力をつけた正代が、両大関を退けて念願の初優勝を果たしました。
正代「地元の声援が力に」
 正代は、取組後の優勝インタビューでまず「信じられないですね」と心境を話しました。
 優勝を決めた翔猿との一番については、「初めての対戦だったので、とても意識したし、やりにくさを感じた。今までの相撲人生で一番緊張したかもしれない。よく体が反応してくれた」と振り返りました。
 地元、熊本からの声援については「たくさんの声援などが力になった。両親も自分に心配をかけないように気をつかっていたと思うが、とりあえず優勝できて両親に感謝したい」と話しました。


また、みずからの大関昇進について尋ねられると「ちょっとわからない。まだ全然わからなくて。大関は相撲界に入る前から憧れている地位。信じられない」と話していました。


正代 学生横綱から大相撲に
 初優勝を果たした正代は熊本県宇土市出身の28歳。
 右四つやもろ差しなど四つ身の相撲がうまく、相手の力を受け流すような上半身の柔らかさが持ち味で、土俵際での逆転も得意としています。
 東京農業大学では2年生の時に「学生横綱」のタイトルを獲得するなど活躍し、平成26年春場所、前相撲で初土俵を踏み、持ち前の四つ相撲で番付を上げていきました。
 平成28年の初場所には新入幕、平成29年の初場所には新関脇昇進を果たしました。
 年6場所制となった昭和33年以降に前相撲でデビューした力士としては、所要11場所での新入幕が3番目、所要17場所での新関脇昇進は2番目と、いずれもスピード出世でした。
 一方で新十両や新入幕の会見では、「緊張する。対戦したい人はいない」と答えるなど弱気な一面も見せ、“ネガティブ力士”として話題になりました。
 それでも平成28年にふるさとで発生した「熊本地震」のあとは、たびたび被災地を訪れ、地元の期待を強く自覚するようになりました。
 ことしに入って立ち合いから前に出る圧力が増して、初場所で優勝争いに絡み、春場所では関脇に復帰し初めて三役で勝ち越しました。さらに続く7月場所でも11勝を挙げ、横綱不在となった今場所は混戦となった終盤で2日連続で大関を破る勝負強さも見せて初優勝を果たし、確かな実力を証明しました。
優勝争った翔猿「力士人生で一番楽しかった」
 翔猿は千秋楽の取組を終え、「うれしさ反面、悔しさが大きい。思い切り自分の相撲を取ろうと思っていた。前に出ていたが詰めが甘かった」と振り返りました。
 また、優勝については、「意識していなかった。勝ったら変わってくるかなと思っていた」と話していました。
 そのうえで翔猿は、「自分の相撲を取れていて体がよく動いていた。力士人生でいちばん楽しかったと思う。これからもどんどん楽しい相撲を取っていきたいです。たまたまだと思われないように、来場所も稽古を積んで活躍できるように頑張ります」と、来場所に向けた意気込みも語っていました。
八角理事長 正代も翔猿も評価
 日本相撲協会の八角理事長は、初優勝を果たした正代について「今場所は初日から内容がよかった。本人はうれしいが、地元の人もうれしいだろう。この1年は優勝争いに絡むなどいい相撲を取っているのは確かだ。頑張っていれば、いつかいいことがあるということなのかなと思う」とたたえました。
 一方、千秋楽で正代に敗れた新入幕の翔猿についても「負けはしたが、いい相撲だった。自信がついたのではないか」と評価していました。
 また、今場所を振り返って「お客さんが協力してくれてここまで来られた。力士もよく頑張ってくれたと思う。感染症の先生たちの指導のもと開催できたことはうれしい。また先生たちの意見を聞きながら進めないといけない」と話していました。
 中入り後の勝敗
▽逸ノ城に十両の千代ノ皇は、逸ノ城が上手投げで、勝ち越しました。
▽十両の勢に松鳳山は、松鳳山が引っ掛け。
▽佐田の海に新入幕の豊昇龍は、豊昇龍が寄り切りで、勝ち越し。佐田の海は負け越しました。
▽志摩ノ海に若隆景は、若隆景が寄り切りで、11勝目。
 
▽徳勝龍に阿武咲は、徳勝龍が寄り切り。
 
▽竜電に石浦は、石浦が下手出し投げ。
▽魁聖に輝は、輝がすくい投げで、勝ち越し。魁聖は負け越しました。
▽高安に明生は、高安が突き出しで10勝目。
 
▽琴恵光に宝富士は、琴恵光が寄り切りで、勝ち越し。宝富士は負け越しです。
▽琴奨菊に照強は、照強が寄り切り。
 
▽妙義龍に炎鵬は、炎鵬が下手投げ。
▽琴勝峰に玉鷲は、琴勝峰が突き出しで、10勝目です。
 
▽北勝富士に栃ノ心は、北勝富士が押し出し。
▽碧山に隆の勝は、隆の勝が押し出しで10勝目。碧山は負け越しました。
 
▽関脇 大栄翔に隠岐の海は、大栄翔が突き落とし。
 
▽霧馬山に関脇 御嶽海は、霧馬山が寄り切りで、9勝目。御嶽海は87敗で終えました。
 
2敗でトップに立つ関脇 正代に、3敗で追う新入幕の翔猿は、正代が突き落としで勝って、132敗で初優勝を果たしました。熊本県出身力士の優勝は初めてです。
 
▽大関 朝乃山に大関 貴景勝は、貴景勝が押し倒しで、12勝目。朝乃山は105敗で終えました。
 
千秋楽 各力士の談話
▽返り入幕の逸ノ城は、千秋楽に勝ち越しを決め、「下がらないで、投げないで、我慢してやろうと思った。とりあえず勝ち越せてよかった」と落ち着いた様子で話しました。
▽新入幕の豊昇龍は、13日目から3連勝で勝ち越し、「立ち合いで負けないように、思い切り自分の相撲を取ろうと思っていた。勝ち越したかったのでよかった」と話していました。
▽若隆景は勝って、自己最高位の前頭8枚目で迎えた今場所を11勝で終え、「11番勝てたのは自信になった。下からの攻めがよかったのではないか。一から体をつくって来場所に臨みたい」と話していました。
▽千秋楽に勝ち越した輝は「勝ち越しのプレッシャーはあまり意識していなかった。最後までしっかりきちっと勝ちきる相撲を、もっとやっていきたい」と次の場所を見据えていました。
▽勝って2場所連続で10勝を挙げた高安は「落とした星がもったいないが、最後までいいモチベーションでできた。稽古を積んで一回り成長して次を迎えたい」と意気込んでいました。
▽琴恵光は幕内に復帰してから2場所連続の勝ち越しを決め、「もう少し早く自分の相撲が取れていたらきょうより前に勝ち越せていたが、自分の相撲が取れたので自信になると思う」と振り返りました。
▽勝って105敗で終えた隆の勝は、3場所連続の勝ち越しで「こんな勝てるとは思っていなかった。自信にもなるし、来場所もこの調子で頑張りたい」と話していました。
▽新関脇の大栄翔は、千秋楽で勝ったものの510敗に終わり、「実力不足だなと思う。突き押しでもっと攻めたい」と話していました。
▽霧馬山は、休場明けの13日目から3連勝し94敗、2日の休みで終え、「3連勝してよかった。自分の相撲を取れた。左肩の状態は、朝はよかったが終わったときはちょっと痛かった」と話していました。
▽新入幕の翔猿は、正代に敗れたものの最後まで優勝争いを演じて114敗で敢闘賞を受賞し、「目標だった三賞、二桁勝利ができてうれしい。楽しかった。土俵際まで攻めれるが、そこからが弱い。どんどん攻められるようにしていきたい」と力強く語りました。
▽貴景勝は、朝乃山との大関対決を制し、123敗、「悔しい。優勝したかったら、もっといい成績を残すべきだと思う。大関である以上優勝しかないので、そこは残念だ。来場所に向けやるべきことは変わらないので、自分と向き合って頑張りたい」と悔しさをにじませていました。
▽一方、朝乃山は105敗で初日からの3連敗が響く結果となり、「序盤の3連敗の相撲はだめだなと思う。優勝争いには残らないといけないし、自分の相撲を取らないと結果もあとからついてこない。来場所はしっかり自分の相撲を取りきれるよう稽古して頑張りたい」と淡々と話していました。   (NHK WEB NEWS 2020927 2255)


 

ウェブニュースより
 大相撲秋場所14日目 関脇 正代が2敗守り単独トップに ―― 大相撲秋場所は14日目、関脇 正代は大関 朝乃山に勝って2敗を守った一方、新入幕の翔猿が大関 貴景勝に敗れ3敗目を喫しました。秋場所は2敗を守った正代が単独トップに立ちました。
 中入り後の勝敗です。
▽松鳳山に十両の錦木は松鳳山がはたき込み。
▽石浦に十両の勢は石浦が下手出し投げ。
▽逸ノ城に佐田の海は佐田の海が寄り切り。
▽琴恵光に志摩ノ海は琴恵光が押し出し。志摩ノ海は負け越しました。
▽琴勝峰に徳勝龍は琴勝峰が押し出し。徳勝龍は負け越しです。
 
▽琴奨菊に竜電は竜電が上手投げ。
 
▽碧山に魁聖は魁聖が押し出し。
 
▽輝に豊昇龍は豊昇龍が掛け投げ。
▽明生に妙義龍は明生が突き落とし。妙義龍は負け越しました。
 
▽照強に炎鵬は炎鵬が送り出し。
 
▽高安に北勝富士は高安がはたき込み。
 
▽玉鷲に栃ノ心は栃ノ心が寄り切りで勝ちました。
 
▽隆の勝に阿武咲は隆の勝がはたき込み。
 
▽霧馬山に隠岐の海は霧馬山が寄り切りで勝ち越しました。
 
▽宝富士に大栄翔は宝富士が押し出し。
▽御嶽海に若隆景は御嶽海が下手投げで勝ち越しました。
 
▽正代に大関 朝乃山は、正代が押し倒しで勝って2敗を守りました。朝乃山は4敗目です。
 
▽大関 貴景勝に翔猿は、貴景勝がはたき込みで勝って3敗を守りました。翔猿は3敗に後退しました。
 
秋場所は14日目を終えて優勝争いは2敗の正代と、3敗の貴景勝、翔猿の3人に絞られました。
正代の大関昇進 千秋楽に話し合いへ
 日本相撲協会の審判部は、14日目の26日、12勝目を挙げて単独トップに立った関脇 正代の大関昇進について、27日の千秋楽に話し合うことになりました。
 これは26日、幕内後半の審判長を務めた高田川親方が報道陣の取材に対して明らかにしました。
 高田川親方は、14日目に2敗を守って単独トップに立った正代の相撲について「迷いなく真っ向勝負で、小細工なく好感が持てる。いい相撲を取っている」と高く評価しました。
 そのうえで、場所後の大関昇進について「あしたの判断になる。あしたの相撲を見てからの判断だ」と話し、27日の千秋楽に審判部で話し合うことを明らかにしました。
 正代は27日、3敗の新入幕 翔猿との対戦が組まれ、勝てば初めての優勝が決まります。
八角理事長「正代 勝ち方がすばらしい」
 日本相撲協会の八角理事長は、関脇 正代が大関 朝乃山を破った一番について、「正代が馬力勝ちした。朝乃山も悪い立ち合いではなかったが正代の馬力で体が浮いてしまった。きょうは正代を褒めるべきだ」と話しました。
 そのうえで正代が2日連続で大関を破り、今場所ここまで12勝を挙げていることについて「立派ですね、勝ち方がすばらしい。横綱2人が休んでいる中でだが立派、内容がいい」と高く評価していました。
十両優勝は千代の国
 大相撲秋場所の十両は、千代の国が勝って1敗を守り27日の千秋楽を待たずに3回目の十両優勝を決めました。
 秋場所の十両は、25日の13日目を終えて千代の国がただ11敗、3敗で明瀬山が追う展開でした。
 千代の国は14日目の26日、若元春に突き落としで勝って1敗を守り、千秋楽を待たずに3回目の十両優勝を決めました。
 千代の国は三重県伊賀市出身の30歳。
 
 九重部屋に入門して平成18年の夏場所で初土俵を踏み、平成24年の初場所で新入幕を果たしました。
 突き押しを中心とした激しい相撲が持ち味で平成29年の夏場所には、東前頭筆頭まで番付を上げましたが去年の初場所中に左ひざのじん帯を痛めました。
 その後、手術をして4場所連続で休場し幕下に陥落していました。
 ことし7月場所で幕下優勝を果たし十両に復帰して迎えた今場所は、持ち味の突き押しで相手を圧倒する相撲を見せて白星を重ね、5日目から10連勝で十両優勝を決めました。
 千代の国は「ちょっと緊張したが集中できていたのでよかった。素直にうれしい。今場所は気負わずに頑張れている。あと1日あるので、しっかり取りきることを考えたい」と話していました。
力士の談話
 足首のけがのため7日目まで休場したものの中日からの途中出場で3勝目をあげた石浦は「足首は日に日によくなっています。まずはけがを悪化させないことに集中し、勝っても負けてもいい相撲を取りたい。健康な体で幕内の土俵に上がれていることに感謝の気持ちが大きくなりました」と話していました。
 9勝目を挙げて初のふた桁白星まであと1勝とした琴勝峰は「立ち合いから落ち着いて攻められたと思う。まだあと一番あるので気を抜かずに頑張りたい」と話していました。
 勝って7勝7敗とした新入幕の豊昇龍は「何としても勝ちたかった。諦めないであと一番、しっかり自分の相撲をとって頑張ります」と話し、27日の千秋楽での勝ち越しに向け意気込んでいました。
 大関経験者の高安は9勝目を挙げ「調子がよくなっている。3連敗もしたけれど立て直せた。負けた相撲はバタバタしていたので、腰を落として相撲を取れているのはいいと思う」と冷静に振り返っていました。
 4敗目を喫して優勝争いから脱落した阿武咲は「あと一歩、足が出なかったです。優勝争いは意識していなかったけれど脱落と聞くと残念です」と悔しそうに話し「土俵に上がれることに感謝して一番、一番、取っているので、勝っても負けても思い切ってやってきた。残り一番あるので、最後まで自分の相撲に専念したい」と気持ちを切り替えようとしている様子でした。
 阿武咲を退けた隆の勝は「土俵際はギリギリだったが落ち着いて足を運べたと思う」と振り返っていました。
 10日目から3日間休場したものの26日に勝ち越しを決めた霧馬山は「再出場したかいがあったか」と聞かれ「そうですね。勝ち越せてうれしい」とほっとした様子でした。
 敗れて4敗に後退し、優勝の可能性がなくなった若隆景は「思い切って攻めようと思ったけれど中途半端になってしまった。優勝争いの意識は特になかった。あしたまた一番あるんで、そこに気持ちを持っていきたい」と話していました。
 若隆景に勝って勝ち越しを決めた関脇 御嶽海は、8勝6敗という成績に「もの足りない部分はありますが、しっかり勝ち越せたのはよかったと思う。しっかり最後まで取りきって、やるだけですね」と喜びも半ばという表情でした。
 2敗を守り単独トップに立った関脇 正代は大関 朝乃山に完勝した相撲について「すごく立ち合いがよかったと思います。思い切り当たれて足も踏み込めたので、そのあとも休まずに出るのを意識した」と満足げでした。
 そのうえで、優勝争いについて「今回はメンタル的にも余裕というか、気持ちの持っていきかたが分かってきた。あしたで終わりなので、思い切り相撲が取れればそれでいいと思います」と落ち着いて27日を見据えていました。
 正代に敗れた朝乃山は「正代関のほうが強かったっていうことじゃないですか。圧力に負けたと思う。相手はトップで走っていますし自信もあるのでは。メンタルでも負けたかもしれない」と脱帽していました。
 新入幕の翔猿の初挑戦を退け、優勝に望みをつないだ大関 貴景勝は「いつもどおり変わらず反応にまかせて、集中してやりきれれば結果がついてくると思ってやりました。あすは集中して、自分の持っている力を出し切りたいと思います」と静かに話しました。
 敗れたものの大関相手に健闘した翔猿は「楽しくてしかたなかったです。きのうはわくわくして眠れなかった。大関は強かった。まだまだ稽古が足りないですね」と晴れやかな表情で話し、27日の千秋楽に向けては「もともと優勝を考えてないので思い切りいきます」と話していました。    (NHK WEB NEWS 2020926 2337)


 

ウェブニュースより
 大相撲秋場所13日目 関脇の正代・新入幕の翔猿が2敗守る ―― 大相撲秋場所は13日目、関脇 正代が大関 貴景勝との2敗どうしの対戦を制し、新入幕の翔猿も勝って2敗を守りました。秋場所は2人が2敗でトップに並び、4人が星の差1つで追う混戦が続いてます。
 
 中入り後の勝敗です。
▽志摩ノ海に松鳳山は、志摩ノ海がきめ出し。
▽豊昇龍に石浦は、新入幕の豊昇龍が上手投げ。
▽逸ノ城に琴奨菊は、逸ノ城が送り出し。
▽佐田の海に魁聖は、佐田の海が突き落としで勝ちました。
▽炎鵬に明生は、明生がはたき込みで勝ち越しを決めました。
 
▽徳勝龍に千代大龍は、千代大龍が両足のけがで25日から休場。徳勝龍が不戦勝です。
▽琴恵光に碧山は、琴恵光が寄り切り。
 
▽高安に琴勝峰は、琴勝峰につき手があり、高安が勝ち越しました。
 
▽阿武咲に宝富士は、阿武咲が寄り切りで3敗を守りました。
 
▽輝に栃ノ心は、行司軍配差し違えで輝が押し出し。栃ノ心は負け越しました。
 
▽妙義龍に玉鷲は、妙義龍が浴びせ倒し。玉鷲は負け越しです。
▽北勝富士に照強は、照強が送り出し。北勝富士は負け越しました。
▽翔猿に隆の勝は、新入幕の翔猿が送り出しで勝ちました。翔猿は2敗を守りました。
 
▽照ノ富士に若隆景は、照ノ富士が左ひざのけがで25日から休場。3敗の若隆景が不戦勝です。
▽隠岐の海に竜電は、竜電が寄り切り。
▽関脇 大栄翔に25日から再出場した霧馬山は、霧馬山が押し出し。
 
▽関脇 正代に大関 貴景勝の2敗どうしの一番は、正代が突き落としで勝って2敗を守りました。貴景勝は3敗に後退です。
 
▽大関 朝乃山に関脇 御嶽海は、朝乃山が上手投げ。朝乃山は3連敗から不戦勝2つを含めて10連勝です。
 
秋場所は13日目を終えて2敗で正代と翔猿がトップに並び、3敗で朝乃山と貴景勝、若隆景、それに阿武咲の4人が追う展開です。


力士の談話
 志摩ノ海は2連勝で67敗とし「気合いでいくしかないと思って頑張った。我慢の相撲なので一日、一日、頑張りたい」と話していました。
 新入幕の豊昇龍も勝って67敗と踏みとどまり、「立ち合いで集中した。すぐまわしを取りたかった。集中して自分の相撲できた。残り2日、頑張っていきたい」と話していました。
 返り入幕の逸ノ城は勝ち越しまであと1勝、「体が動いた感じだった。残り二番、しっかり頑張りたい」と話していました。
 同じく返り入幕で勝ち越しを決めた明生は、「落ち着いて相撲が取れた。よかったです。けがをする前よりいろいろ考えながら土俵に上がれていると思う」と丁寧に答えていました。
 高安は、2場所連続の勝ち越しを決め、「いつもと変わりなく、しっかり自分の相撲が取れた。内容がよくない相撲もあるのでそこは反省して次に生かさなければいけない。あす、あさって、ピシッとしめて終わりたい」とほっとした様子でした。
 阿武咲は3敗を守り、「しっかり当たって前へいく。結果的にそういう相撲が取れてよかった。その日、その日、一生懸命にいい相撲を取りたい。それだけ」と充実した表情で振り返りました。
 優勝争いトップの2敗を守った翔猿は、「思い切りいくことだけを考えていた。ちょっとわくわくして相撲を取った。優勝は本当に意識していない。平常心でいくだけですね。わくわくのほうが強い」と引き締まった表情で話しました。
 照ノ富士の休場で不戦勝となり、103敗となった若隆景は、「ふた桁勝利は、そんなに意識していない。あと2番思い切って相撲を取るだけ」と話していました。
 25日から再出場し7勝目を挙げた霧馬山は、「痛みがちょっと残っている。6勝まできて、最後までやりたいと思ったので出場した。力を出して勝ち越したい」と話していました。
 貴景勝との2敗どうしの一番を制した正代は「いい立ち合いができたと思う。思い切り当たるのは意識していた。イメージのような相撲ができた。あまり大それたことは考えず、けがなくあと二番とって、笑顔で部屋に帰れたらいい」と落ち着いた様子でした。
 一方、貴景勝は「自分が負けたっていうことだ。自分の攻めができなかったんだと思う」と振り返りました。
 残り2日に向けては、「集中して、いつもどおりやります。一生懸命、自分の力を出そうと頑張ります」と話しました。
 3敗を守った朝乃山は、「しっかり踏み込めて右を差せたので、あとは思い切りいった。一つ一つ思い切りやるのが相手にも効くと思う。4日目から1日、一番自分の相撲を取れているのが結果につながっている。先のことは考えず目の前の一番に集中する。自分の相撲を取るだけ」と話していました。   
(NHK WEB NEWS 2020925 2253)


 

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 相撲秋場所12日目 貴景勝・正代・翔猿が2敗守る ―― 
大相撲秋場所は12日目、関脇 正代と新入幕の翔猿が持ち味を発揮して白星を挙げ、大関 貴景勝は不戦勝で、いずれも2敗を守りました。秋場所は2敗で3人がトップに並んでいます。
 中入り後の勝敗です。
▽石浦に琴勝峰は、琴勝峰が突き出しで勝ち越しました。
 
▽魁聖に松鳳山は、魁聖が押し倒し。
▽明生に千代大龍は、明生が突き落とし。
▽琴奨菊に志摩ノ海は、志摩ノ海が突き落とし。
 
▽新入幕の豊昇龍に炎鵬は、炎鵬が引き落とし。
 
▽逸ノ城に徳勝龍は、徳勝龍が寄り切り。
▽若隆景に翔猿の2敗どうしの対戦は、新入幕の翔猿がはたき込みで勝って2敗を守りました。若隆景は3敗に後退です。
 
▽碧山に佐田の海は、碧山が突き出し。
 
▽琴恵光に妙義龍は、妙義龍が押し出しで勝ちました。
 
▽照強に竜電は、竜電が上手出し投げ。
▽玉鷲に北勝富士は、北勝富士が押し出し。
 
▽阿武咲に照ノ富士は、阿武咲が寄り倒しで3敗を守りました。照ノ富士は4敗に後退です。
 
▽隆の勝に輝は、隆の勝が押し出しで勝ち越し。
 
▽栃ノ心に隠岐の海は、隠岐の海が寄り切り。
 
▽関脇 御嶽海に高安は、高安が肩透かし。
 
▽宝富士に関脇 正代は、正代が寄り切りで2敗を守り勝ち星をふた桁に乗せました。
 
▽大栄翔に大関 朝乃山は、朝乃山が押し倒しで9勝目。関脇 大栄翔は負け越しです。
 
▽大関 貴景勝に遠藤は、遠藤が右ひざを痛めて24日から休場し、貴景勝は不戦勝で2敗を守りました。
 秋場所は12日目を終えて2敗で貴景勝、正代、翔猿の3人が並んでいます。3敗で朝乃山、若隆景、阿武咲の3人が追う展開です。


力士の談話
 新入幕からふた場所連続での勝ち越しを決めた琴勝峰は、「とりあえずほっとしました。先場所より落ち着いて相撲を取れています。変わらず一番一番、自分の相撲を取っていきたい」と話していました。
 今場所初めての連勝で4勝目の炎鵬は、「少しずつ自分らしい相撲が取れているんじゃないかなと思う。負け越しは決まったが、こういう経験も自分を強くしてくれると思って、11日大切にしたい」と話していました。
 2敗どうしの対決を制し、優勝争いのトップを守った新入幕の翔猿は「思いきりいっただけ。初日はすごく緊張したが、今はワクワクのほうが強い」と充実した様子で話しました。優勝争いについて聞かれると、「それは全然考えていない。あと3連勝したら考えます」と気負いは見られませんでした。
 一方、敗れた若隆景は「いろいろ迷って自分の弱い部分というか、中途半端な部分が出てしまった。切り替えて、あしたから3日間思い切って相撲を取りたい」と悔しそうでした。
 照ノ富士に勝って3敗を守り、優勝争いに踏みとどまった阿武咲は「11つに命をかけて一生懸命にやっている。いい相撲が取れてよかった。その日その日でやることは変わらないので、あしたからも集中して頑張ります」と落ち着いて話していました。
 自己最高位の前頭筆頭で勝ち越しを決め、新三役の可能性が出てきた隆の勝は、「やはり勝ち越しを意識しちゃいましたね。体が硬くなってきちゃった。三役はどうなるか分からないので、勝ち越すんだみたいな、そこだけ考えていました」と振り返り、13日目に2敗の翔猿との取組が組まれたことについては、「あまり考えすぎないように、自分から自分から攻めていくような相撲を取れればいいかな」と話していました。
 5敗目を喫した関脇 御嶽海は「前に出たけど、きょうはダメでしたね」と話し、「どのへんがダメだったか」と聞かれると「負けたところじゃないですか。勝ちきれないところがダメだと思います」といらだちをにじませました。
 関脇としてふた場所連続のふた桁勝利をあげた正代は「自分の中ではこんなに早くふた桁勝利をあげられるとは想像していなかったので、すごくいい流れだと思っています。あと3日あるので、集中を途切らせないようにしていけたらなと思います」と話していました。
 3連敗のあと9連勝の大関 朝乃山は「最初3連敗しましたが、4日目から体が動いてくれているので、体と向き合いながら勝負していくしかない。あまり気合いを入れると空回りをするので、冷静に落ち着いていこうと思っています」と話していました。
 朝乃山に敗れて負け越した新関脇の大栄翔は、「内容は悪くないのでは」という質問に対して「そう言ってもらえるのはありがたいですが、結果につながらないのはどこかよくない。勝てなきゃ意味がない、実力不足です。落ち込んでいてもしかたがないので、最後まで11番集中します」と悔しそうでした。
 不戦勝で2敗を守った大関 貴景勝は、取組がないにもかかわらず花道で精神を集中させていたことについて「不戦勝だからといって休みじゃない。あしたの準備だと思って、流れを崩すわけにいかない」と話していました。13日目の正代との2敗どうしの直接対決については「毎日が大事なんで、あしたにかぎって何かが変わることはない」と平常心を強調していました。   (NHK WEB NEWS 2020924 2234)


 

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 大相撲秋場所11日目 貴景勝など4人が2敗で並ぶ ―― 大相撲秋場所は11日目です。2敗の大関・貴景勝は宝富士に勝ち関脇の正代、平幕の若隆景、翔猿とともに4人が2敗でトップに並んでいます。
 中入り後の勝敗です。
▽石浦に魁聖は魁聖が押し出し。
▽松鳳山に琴奨菊は松鳳山が寄り切り。
▽逸ノ城に琴恵光は逸ノ城が押し出し。
▽佐田の海に明生は明生が押し出し。
▽新入幕の翔猿に阿武咲は翔猿がはたき込みで勝って2敗を守りました。阿武咲は3敗に後退です。
 
▽炎鵬に志摩ノ海は炎鵬が引き落とし。
 
▽千代大龍に若隆景は若隆景が押し出しで勝って2敗を守りました。

▽徳勝龍に新入幕の豊昇龍は徳勝龍が押し出し。
▽琴勝峰に碧山は琴勝峰が引き落とし。
 
▽北勝富士に竜電は北勝富士がはたき込み。竜電は負け越しました。
▽玉鷲に隆の勝は隆の勝が押し出し。
 
▽照ノ富士に妙義龍は照ノ富士が寄り切りで勝ち越しを決めました。
 
▽栃ノ心に遠藤は行司軍配差し違えで栃ノ心がはたき込みで勝ちました。遠藤は負け越しです。
 
▽正代に高安は正代が押し倒しで勝って2敗を守りました。
 
▽大栄翔に照強は大栄翔が押し出し。照強は負け越しました。
 
▽輝に御嶽海は御嶽海が寄り切り。
 
▽宝富士に大関・貴景勝は貴景勝が押し出しで勝って2敗を守りました。
 
▽大関・朝乃山に隠岐の海は朝乃山が上手投げで勝って4日目から不戦勝も含めて8連勝で勝ち越しを決めました。隠岐の海は負け越しです。
   
(NHK WEB NEWS 2020923 1956)

 羽生善治九段、藤井聡太二冠に初勝利 将棋王将戦リーグ ―― 将棋の第70期王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)の挑戦者決定リーグ(王将リーグ)が22日に始まり、羽生善治九段(49)が藤井聡太二冠(18)と対戦して、80手で勝った。羽生九段は藤井二冠に公式戦初勝利で、挑戦権獲得に向けて好スタートを切った。
 
 後手番の羽生九段の誘導で戦型は「横歩取(よこふど)り」に。熱戦の末、羽生九段が勝ち、藤井二冠との対戦成績を14敗とした。「最後に詰みが見えて、勝ちになったと思った。(対藤井戦は)今までほとんどチャンスらしいチャンスがなかったので、良かったと思う」と話した。藤井二冠は、「厳しいスタートになったが、またいい状態で次の対局に臨みたい」と話した。
https://www.youtube.com/watch?v=-FsizGM5xlY
 王将リーグは7人の棋士が総当たりで対戦する。優勝者が渡辺明王将(36)=名人、棋王とあわせ三冠=と七番勝負を戦う。
 羽生九段は、10月開幕の竜王戦七番勝負で挑戦者になっており、勝てば、史上初の「通算タイトル100期」を達成する。藤井二冠は今夏、棋聖と王位のタイトルを相次いで獲得。王将戦で三つ目のタイトルを狙う。  
      「朝日新聞
DIGITAL 2020922 1940分」


 

ウェブニュースより
 大相撲秋場所10日目 貴景勝など5人が2敗 照ノ富士は3敗に後退 ―― 大相撲秋場所は10日目、三役以上では、大関 貴景勝と関脇 正代がともに勝って2敗を守りました。秋場所は、2敗で5人が並ぶ混戦です。
 中入り後の勝敗です。
▽十両の若元春に逸ノ城は若元春が寄り切り。
▽新入幕の豊昇龍に千代大龍は豊昇龍が送り出し。
▽琴奨菊に石浦は石浦が下手投げ。
▽志摩ノ海に佐田の海は佐田の海が寄り切り。
▽松鳳山に炎鵬は松鳳山が押し倒し。炎鵬は負け越しです。
 
▽魁聖に徳勝龍は徳勝龍が寄り切り。
▽若隆景に琴勝峰は若隆景が寄り倒しで勝ち越し、2敗を守りました。
 
▽新入幕の翔猿に竜電は翔猿が下手投げ。翔猿は勝ち越しを決め2敗を守りました。
 
▽碧山に明生は碧山が小手投げ。
▽阿武咲に高安は阿武咲がはたき込みで勝ち越し、2敗を守りました。
 
▽輝に琴恵光は輝が突き出し。
▽妙義龍に北勝富士は妙義龍が肩透かし。
 
▽隆の勝に照ノ富士は隆の勝が寄り切り。照ノ富士は3敗に後退です。
 
▽宝富士に隠岐の海は宝富士が突き落とし。
▽遠藤に玉鷲は玉鷲が送り倒し。
 
▽関脇 御嶽海に栃ノ心は御嶽海が寄り切りで勝ちました。
 
▽照強に関脇 正代は、正代が寄り切り。正代も2敗を守りました。
 
▽霧馬山に大関 朝乃山は霧馬山が左肩を痛めて22日から休場。朝乃山が今場所2回目の不戦勝です。
▽大関 貴景勝に新関脇 大栄翔は貴景勝が押し出しで勝ち越しを決め、2敗を守りました。

 秋場所は10日目を終えて、貴景勝と正代、若隆景、阿武咲、それに翔猿の5人が、2敗でトップに並んでいます。
力士の談話
 新入幕の豊昇龍は星を五分に戻し「勝ってよかった。これからの取組も大事にしていきたい」と淡々と答えていました。
 右足首のケガで初日から休場し中日から出場した石浦は、左ふくらはぎを痛めている琴奨菊に勝って2勝目をあげ、「自分が小さいときから第一線で活躍している関取に自分の力を全部出す気持ちで相撲を取れた」と振り返りました。
 右足首の状態については、「後ろに下がったときに不安があるが、だいぶ、よくなってきている」と話していました。
 佐田の海は、幕内通算500回の出場となる節目の一番で勝って「相撲界の最高峰の舞台で500回はうれしい。どんどん攻めて自分の相撲を取っていきたい」と充実した表情でした。
 若隆景は勝ち越しを決めて2敗を守り、「下から攻めることができたのはよかったかなと思う。勝ち越してうれしいが、まだ5日間あるので集中を切らさずやっていきたい」と冷静に振り返りました。
 新入幕の翔猿も勝ち越して「思い切り自分の相撲が取れているのでよかったと思う。勝ち越しただけなので、まだまだ集中して暴れていきたい」と意気込みを話していました。
 阿武咲は高安に勝って「よく稽古をつけていただいているし、何があるかは知っているので思い切りいった。やることは変わらない。自分の相撲を取りきろうということだけを考えています」と話していました。
 輝は勝って6勝目を挙げ、「しっかり足から攻められたのでよかった。とにかく慌てずに一歩目を踏み込んで、自分の相撲を取ることだけを考えていた」と振り返りました。
 隆の勝は、ここまで2敗の照ノ富士を寄り切って6勝目をあげ「自分から攻めようという考えだけで向き合っていたのでそんなに圧力は感じていなかった。絶対負けたくないっていう気持ちですかね。それがいいのかなと思う」と時折、笑顔で話しました。
 一方、3敗に後退した照ノ富士は、「よくないね。自分が弱かっただけ。いつもどおりやるだけです」と、ことば少なでした。
 御嶽海は6勝4敗とし、「お互いを知っているので、まわしを取らせなかったら勝機があると思った。取らせなくてよかった。上位との対戦が残っているので前に出る相撲で勝ちたい」と話していました。
 正代は、前回の対戦で敗れた照強を退けて勝ち越し「一安心です。とりあえず勝ち越して心に余裕ができた。勝ち越したあとの次の目標はふた桁、まだまだ気を抜かず頑張りたいです」と話していました。
 貴景勝も勝ち越しを決めて2敗を守り、「突き押しどうしなので、気持ちで負けないようにいった。自分の突き押しの持ち味と相手の持ち味は違うので、相手の形にならないようにした。目の前の相撲を一生懸命やるだけ。いつもどおり集中してやるだけです」と話していました。   (NHK WEB NEWS 2020922 2303)


 

ウェブニュースより
 大相撲秋場所9日目 6人が2敗で並ぶ混戦 ―― 大相撲秋場所は9日目、大関 貴景勝は平幕の霧馬山に勝って2敗を守りました。秋場所は、6人が2敗で並ぶ混戦となっています。
 中入り後の勝敗です。
▽志摩ノ海に十両の琴ノ若は、琴ノ若が寄り切りで勝ちました。
▽松鳳山に石浦は、松鳳山がはたき込みで勝って今場所、初白星です。
▽明生に翔猿は、翔猿が押し出しで勝って、2敗を守りました。
 
▽豊昇龍に魁聖は、魁聖が寄り切り。
▽琴勝峰に阿武咲は、阿武咲が押し出し、2敗を守りました。
 
▽炎鵬に逸ノ城は、体重92キロの炎鵬が198キロの逸ノ城を押し出して勝ちました。
 
▽徳勝龍に琴奨菊は、徳勝龍が突き落とし。
 
▽千代大龍に碧山は、碧山が押し出し。
▽竜電に琴恵光は、琴恵光が小手投げ。
▽佐田の海に輝は、佐田の海が押し出し。
▽高安に若隆景は、若隆景が送り出しで勝って、4日目から6連勝。2敗を守りました。
 
▽宝富士に玉鷲は、玉鷲が突き落とし。
▽照ノ富士に北勝富士は、照ノ富士が突き落としで勝って、初日から2連敗のあと7連勝です。
 
▽隆の勝に遠藤は、隆の勝が突き落とし。
 
▽隠岐の海に照強は、照強が肩透かし。
 
▽妙義龍に関脇 御嶽海は、御嶽海が押し出し。
 
▽関脇 正代に関脇 大栄翔は、正代が取り直しの一番を突き落としで制して、2敗を守りました。
 
▽霧馬山に大関 貴景勝は、貴景勝が押し出し。貴景勝も2敗を守りました。
 
▽大関 朝乃山に栃ノ心は、朝乃山が上手投げで勝ち、3連敗のあと6連勝としました。
 
 秋場所は9日目を終えて2敗で貴景勝と正代、照ノ富士、若隆景、阿武咲、それに翔猿の合わせて6人がトップに並ぶ混戦となっています。
力士の談話
 初日から8連敗の松鳳山はようやく初日が出て「相手の石浦関は土俵際もよく動くし動きがいいからね。きょうは体がよく反応してくれて、初日が出てホッとした。相撲は稽古したから勝てるわけじゃないので、難しいなと思っている」と安どした様子でした。
 阿武咲は2敗を守り「下から下からのイメージでいけてよかった。やることは変わらないので自分の相撲を取りきることに集中する」と話していました。
 翔猿は明生に勝って7勝2敗とし「攻め続けることができてよかった。白星がつくと気持ちが楽で自分の相撲になる」と明るい声でした。
 徳勝龍は左ふくらはぎを痛めている琴奨菊に勝って2勝目、「体が万全の琴奨菊関だったら土俵の外までもっていかれていると思うのでちょっと複雑な気持ちだ。やりにくい部分もあったが、気持ちの強い琴奨菊関なので自分も強い気持ちでやらないとのまれてしまうと思った」と相手をいたわっていました。
 一方、琴奨菊は、「幕内残留を目指すとかではなく、こういうときに自分の弱いところが出るので向き合っていく。しっかりあすに向けて頑張ります」と話していました。
 若隆景は高安に勝って2敗を守り、「下から攻めることができた。一番、一番、自分の相撲を取るだけ」と淡々と話していました。
 照ノ富士も2敗を守り「前に前にという意識があったからよかった。1日、一番、集中してやっているだけで混戦については何も考えていない。勝ち越して三役を確実にしたいなと思う」と話していました。
 隆の勝は5勝目を挙げ「立ち遅れないように意識したので先に立てたかな。自然と体が動いてくれたのでよかった。いい調子だと思う。自分の立ち合いができている。いつもと変わらずきょうのような相撲を取れればいい」と手応えを感じている様子でした。
 正代は大栄翔との関脇対決、取り直しの一番を制し「もう一番チャンスをもらえたのでそれはそれでよかった。無我夢中だったので余裕はなかったが、土俵際まで気持ちが切れなかった。がむしゃらに何とかしようとした結果だ。混戦だが悔いの残らない相撲を一番、一番取っていけたら。千秋楽までけがしないようにいきたい」と落ち着いた様子で話していました。
 御嶽海は白星が先行し「引く相撲が目立ったので、しっかり前に出てやった。自分の相撲を取って白星につなげたい」と話していました。
 貴景勝は2敗を守り、今場所初めて取組後の取材に応じ「きょうの相撲は、きょう一番しかないので、力を出し切ろうと思ってやった。けがの影響はない。自分が今持っている力を精いっぱい出し切りたい」と話していました。   (NHK WEB NEWS 2020921 2123)


 

ウェブニュースより
 大相撲秋場所8日目 大関・貴景勝敗れ2敗に9人並ぶ混戦に ―― 大相撲秋場所は中日8日目、大関・貴景勝は、栃ノ心に敗れて2敗目を喫しました。1敗の平幕力士も敗れ、秋場所は2敗に9人が並ぶ混戦となっています。
 中入り後の勝敗です。
▽松鳳山に明生は、明生が押し出し。松鳳山は初日から8連敗となり、負け越しが決まりました。
▽右足首の骨折で初日から休場し20日から出場の石浦に志摩ノ海は、石浦が下手出し投げ。
▽逸ノ城に琴勝峰は、逸ノ城が上手投げ。琴勝峰は2敗目です。
 
▽魁聖に千代大龍は、魁聖が寄り切り。
 
▽琴奨菊に豊昇龍は、豊昇龍が寄り切り。
 
▽翔猿に佐田の海は、佐田の海が突き落とし。翔猿は2敗目。
 
▽琴恵光に徳勝龍は、琴恵光が押し出し。
 
▽阿武咲に竜電は、阿武咲が押し倒しで2敗を守りました。
 
▽碧山に炎鵬は、碧山が突き出し。
 
▽輝に霧馬山は、霧馬山が押し出しで6勝2敗です。
 
▽宝富士に若隆景は、若隆景が寄り切りで2敗を守りました。
 
▽照強に高安は、高安がはたき込みで2敗を守りました。
 
▽玉鷲に照ノ富士は、照ノ富士が寄り切り。2敗を守りました。
 
▽隆の勝に隠岐の海は、隠岐の海が突き落としで勝ちました。
▽遠藤に北勝富士は、北勝富士が小手投げ。
▽妙義龍に関脇・正代は、正代が送り出しで62敗です。
 
▽関脇・御嶽海に新関脇の大栄翔は、大栄翔が押し出し。
 
▽豊山に大関・朝乃山は、豊山が右足首のけがで20日から休場。朝乃山が不戦勝です。
▽大関・貴景勝に栃ノ心は、栃ノ心がはたき込みで勝ちました。貴景勝は2敗目を喫しました。
 
力士の談話
 琴勝峰は逸ノ城に敗れ2敗目を喫し「左上手を取られたのが痛かった。十両で対戦したことがあったので、いつもどおり落ち着いていこうと思っていた。後半戦では一番、一番を大事に落ち着いていきたい」と淡々と話しました。
 魁聖は千代大龍に寄り切りで勝って3勝目。「何とかまわしを取れた。立ち合いを決めてまわしを取れればいける」と話していました。
 豊昇龍は左ふくらはぎを痛めている琴奨菊から白星をあげ「たぶん足が痛いんじゃないですかね。テレビで見ていた人で幕下の時からいろいろと教えてもらえた人と相撲を取れたのは、すごい勉強だと思ってうれしかった」と感慨深そうでした。
 佐田の海は1敗の翔猿から白星を挙げ「バタバタしないよう心がけていた。調子はいいので、自分もそれに負けないようにいこうと思った。どっしりと構えることができたので慌てることはなかった。きっかけになる勝ち星になればいい」と話していました。
 一方、2敗目を喫した新入幕の翔猿は、「後半戦は集中を切らさず、前に出る自分の相撲を取りたい」と誓っていました。
 琴恵光は、徳勝龍に勝って星を五分に戻し、「落ち着いて相撲がとれた。土俵の上で自分らしい相撲を取る。自分が見せれば番付が下の力士もついてくる」と話していました。
 竜電に勝って2敗を守った阿武咲は「落ち着いていた。1日、一番、落ち着いて頑張ります」と冷静に話していました。
 高安は2敗を守り「じっくりいったがなかなか捕まえられなかったが落ち着いて相撲取れた。相手をよく見て、自分の体勢になるまでしっかり我慢して相撲を取ろうと思っていた。6勝2敗はぼちぼちだ。負けた相撲も反省して、まずは勝ち越しを目指す。1日、1日、しっかりベストを尽くしたい。ここまではいい感覚でできている。力も出るようになってきた」と少しずつ手応えを感じている様子でした。
 照ノ富士も2敗を守り「思い切っていこうと思っていただけなので勝ってよかった。我慢して前に出ることしか考えてなかった。精いっぱい、やってるだけなので圧力をかけて前に出ながらというのを意識している」と振り返りました。後半戦に向けては「まだ終わってないので、残りを頑張りたい。目の前の一番を集中していくだけだ」と話していました。
 正代も2敗、「土俵際で何とかさばいて残ることができたのがよかった。押し込まれる相撲をなくしていかないといけない。まずは勝ち越すこと意識して、そこからじゃないかなと思う。勝ち越したあとに大関昇進ということも意識してくるのかなと思う」と振り返っていました。
 関脇対決を制した大栄翔は、「きょうはよかったと思う。気持ちを込めていった。相手が関脇でもいつもと変わらずにいけた。自信になる一番だと思う。内容もよかったと思うのであす以降もしっかりやっていきたい」と気を引き締めていました。
 栃ノ心は大関 貴景勝を破り星を五分に戻し「立ち合いはたまたま。勝ったのはうれしいがまだまだ残りがあるから。あすからも思い切り取りたい」と意気込みを示しました。   (NHK WEB NEWS 2020920 1913)


 

ウェブニュースより
 大相撲秋場所 7日目 貴景勝は1敗守る 正代は2敗目 ―― 大相撲秋場所は7日目、大関・貴景勝は、平幕の豊山に勝って1敗を守った一方、関脇・正代は、小結・隠岐の海に敗れ2敗目を喫しました。
 中入り後の勝敗です。
▽十両の琴勇輝に松鳳山は、琴勇輝が引き落とし。
▽明生に逸ノ城は、明生が寄り切り。
▽志摩ノ海に魁聖は、志摩ノ海が押し出し。
▽琴勝峰に新入幕の豊昇龍は、琴勝峰が突き落としで勝って1敗を守りました。
 
▽千代大龍に新入幕の翔猿は、翔猿が下手出し投げ。翔猿も1敗を守りました。
 
▽炎鵬にきょうから再出場の琴奨菊は、炎鵬の腰砕けで琴奨菊の勝ち。
 
▽琴恵光に若隆景は、若隆景が押し出し。
 
▽竜電に佐田の海は、竜電が押し倒し。
▽阿武咲に輝は、輝が突き落とし。
 
▽高安に碧山は、高安が押し出し。
 
▽徳勝龍に宝富士は、宝富士が寄り倒し。
▽北勝富士に霧馬山は、行司軍配差し違えで、霧馬山がすくい投げで勝ちました。
 
▽妙義龍に隆の勝は、隆の勝が押し出し。
 
▽照ノ富士に遠藤は、照ノ富士が送り出し。
 
▽新関脇・大栄翔に栃ノ心は、栃ノ心が寄り切り。
 
▽玉鷲に関脇・御嶽海は、玉鷲が押し出し。
 
▽関脇・正代に小結・隠岐の海は、隠岐の海が突き落とし。正代は2敗目です。
 
▽豊山に大関・貴景勝は、貴景勝が押し出しで1敗を守りました。
 
▽大関・朝乃山に照強は、朝乃山が押し出しで4勝目。朝乃山は白星先行です。
 
力士の談話
 琴勝峰は1敗を守って「先場所と違って精神的に余裕があって落ち着いている。あと半分あるので一番、一番取りたい」と報道陣の質問に対しても落ち着いて答えていました。
 高安は5勝目をあげ「立ち合いでいい当たりができた。後手にまわらないように、きょうは攻めて勝ちたかった。考えたとおりいい相撲だった。一番、一番、しっかり負けない相撲を取っていきたい」と淡々と話していました。
 照ノ富士は「場所が終わってないので、体調どうこうというのはない。まだ場所が終わったわけではないから、残りを引き締めてやるだけだ」と話していました。


正代は2敗目を喫し「もろ差しの入りが浅く、相手におっつけられたのできつかった。ここで引きずらないようにしたい。きょうは立ち合いが甘かった気がするので、あすはもう少し立ち合いを徹底したい」と切り替えていました。
 翔猿は、19日も動きのいい相撲で6勝目。「前に前に攻めていこうと思った。体が動いているのでいいと思う。勝ち越しを考えずに一番、一番、白星を積み重ねられればいい。まだまだ前半戦なので、トップに並んでいることは意識していない」と20日以降を見据えていました。
 若隆景は、動きよく5勝目をあげ「体が動いた感じだ。ここまで調子は悪くない。後半戦に向けて、目の前の一番、一番に集中して自分の相撲を取るだけだ」と集中力を高めている様子でした。
 輝も5勝目、「しっかりと足が動いてくれている。先場所よりも下半身がだいぶよくなっている。自分で納得できている相撲も多いので、だいぶいいかなと思う」と手応えを感じている様子でした。   (NHK WEB NEWS 2020919 2239)


 

ウェブニュースより
 大相撲秋場所6日目 大関 朝乃山 3連勝で星を五分に ―― 大相撲秋場所は6日目。初日から3連敗と出遅れていた大関 朝乃山は実力者の妙義龍に勝ち、4日目から3連勝で星を五分に戻しました。
 中入り後の勝敗です。
▽逸ノ城に志摩ノ海は志摩ノ海が突き落とし。
 
▽ともに新入幕の豊昇龍と翔猿の一番は翔猿が突き落としで勝って5勝目です。
 
▽松鳳山に琴勝峰は琴勝峰が下手ひねりで勝って5勝目。
 
▽魁聖に明生は魁聖が押し出し。
▽琴恵光に佐田の海は琴恵光が押し出し。
 
▽阿武咲に千代大龍は千代大龍が押し出しで勝ちました。阿武咲は初黒星で、幕内の勝ちっぱなしはなくなりました。
 
▽若隆景に竜電は若隆景が寄り切り。
▽徳勝龍に高安は高安がはたき込み。
▽輝に炎鵬は輝が突き出しで勝ちました。

▽宝富士に碧山は碧山がすくい投げ。
 
▽玉鷲に霧馬山は霧馬山が突き出し。
▽隆の勝に北勝富士は北勝富士が送り出し。
▽照ノ富士に隠岐の海は照ノ富士が寄り切りで勝ちました。
 
▽関脇の御嶽海に遠藤は御嶽海がはたき込み。
 
▽栃ノ心に関脇の正代は正代が寄り切りで勝って5勝目です。
 
▽豊山に新関脇の大栄翔は大栄翔が押し出し。
 
▽妙義龍に大関 朝乃山は朝乃山が寄り切りで勝って4日目から3連勝とし、星を五分に戻しました。
 
▽大関 貴景勝に照強は貴景勝が突き出しで51敗としました。
 


力士の談話
 新入幕どうしの一番に勝って5勝目を挙げた翔猿は「きのう負けた取組を携帯電話のアプリで確認し、前には出られていたので、その意識で臨もうと思った。明日からもどんどん攻めて、自分の相撲を取りたい」と落ち着いた表情で話しました。
 敗れた豊昇龍は「調子もいい感じだし動きは悪くなかった。次の相撲を頑張っていきたい」と短く話して国技館をあとにしました。
 5勝目をあげた琴勝峰は「落ち着いていたので良かった。勝手に体が動いた」と相撲を振り返ったうえで、「まだまだ先は長いので、一番一番、それだけを考えていきたい」と気を引き締めていました。
 
3連勝で通算400勝目をあげた琴恵光は「あまり勝ち負けは意識せずに土俵に上がっているけれど、うれしい」と話していました。
 
勝ちっ放しだった阿武咲を破って5勝目をあげた千代大龍は「ここから平気で5連敗するタイプなので、この数字はうれしくない。はやく勝ち越しを決めたい。迷いなんてひとつも無い」と充実感を漂わせつつも気を引き締めていました。
 
大関経験者の高安は4勝目に「バタバタしない相撲が取れている。しっかり落ち着いて、あすからも臨みたい。きょうは展開を作れていたので厳しい攻めをしていきたいと思う」と、淡々と話しながらも手応えを感じている様子でした。
 
北勝富士に敗れて3連勝のあと、2連敗の隆の勝は立ち合いで、いなされた相撲に「しょうがないといえばしょうがない。うまくやられた感じだ。切り替えてまた明日からやっていきたい」と気持ちを立て直そうとしていました。
 
勝った北勝富士は連敗を2で止め、「負けていた相撲も内容は悪くなかった。きょうから初日という気持ちで気楽にやろうと思って取り組めた。あすにつながる白星になったと思う」とほっとした様子でした。
 
2連敗のあと4連勝で調子を上げてきた照ノ富士は「できることをやっただけ。毎日やることは一緒なんで何も変わってない。これから何があるかわからないので、終わりまで15日間務めることが大事」といつもの淡々とした表情を変えませんでした。
 
関脇・大栄翔は同学年の豊山に勝って連敗を3で止め、「自分は立ち合いが大事なので踏み込みと足の出し方を見直した。ここから、うまくいけたらいい。連勝していかないといけない」と話し、敗れた豊山は「完全に力負け。何もかも向こうの方が上だった」と脱帽していました。
 
万全の相撲で5勝目をあげた関脇・正代は「相手の引きにもついていけて、すごく足が出ているなという感じ。圧力がかかっているから、自分の相撲が取れている。今のところはまだ疲れもなく、最後までいけたらなと思う」と手応え十分の様子でした。   (NHK WEB NEWS 2020年9月18 2232)


 

プロフィール
ハンドルネーム:
目高 拙痴无
年齢:
92
誕生日:
1932/02/04
自己紹介:
くたばりかけの糞爺々です。よろしく。メールも頼むね。
 sechin@nethome.ne.jp です。


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