爺が毎朝8000~10000歩の徘徊に出掛けていることを話すと、彼は北海道で昨年・今年と続けて100㎞ウォーク大会に参加して完歩したと、その完歩証を自慢げに見せてくれた。
来年は東京に帰ってこれるだろうということである。また、元気で再会しようということで別れた。
10月15日(金)の爺のブログ「俺は河原の枯れすすき」にコメントが入った。曰く、「平成枯れすすき:中山晋平は若き頃、台東区立千束小学校の訓導(音楽)をしていました。その縁で中山は戦後、千束小の校歌を作曲しました。僕は越境して富士小に行きましたが、弟は抽選に外れて千束小へ行きました。そのため母は学校行事をかけ持ちしていました。弟は千束小の隣にあった産院で産まれました。いつしか産院は無くなり現在は高齢者の入居施設になっています。千束小の在校生も少ないようですが子供たちはどこへ行ってしまったのでしょうね。 ――ノガミの柏屋卍郎 2010/10/16(土)」
爺ははじめて聞く話なので、インターネットで少し調べてみた。
そして、千束小学校の校歌も中山の作曲したもので、その楽譜も展示されています。1952年に作曲した校歌は中山最後の作品となりました。千束小学校の木村和夫校長は「(子どもたちは)こういう偉い先生がうちの学校にいたんだということで誇りに思っております。(校歌が)好きで、よく大きな声で歌っています」と話します。/地元の町会などでは偉大な作曲家の足跡をもっと地域活性化に生かせないかとイベントなどの企画も模索しているといいます。記念室は見学可能ですが、事前に学校への予約が必要だということです。
http://www.mxtv.co.jp/mxnews/youtube_movie.php?video_id=EGDBX-4Nt7A
「俺は河原の枯れすすき 同じお前も枯れすすき …」 野口雨情作詞、中山晋平作曲の船頭小唄を口ずさみながら、誰もいない小雨そぼふる橋場・今戸のテラスを南下して帰宅した。
②邵平は秦王朝の臣。前漢王朝の臣。東陵侯。召平は秦の東陵侯であったが、秦の滅亡とともに庶民となる。召平は貧乏をし、瓜を長安城の東に植えたが、非常においしかったので、世間はこれを東陵の瓜と呼んだ。
チリ 地底から全員生還 ―― 【コピアポ(チリ北部)=加藤美喜】チリ北部サンホセ鉱山の落盤事故で、地下七百メートルに閉じ込められた作業員三十三人の救出作業が十三日夜(日本時間十四日午前)、完了し、事故発生から六十九日ぶりに全員が地上に生還した。世界中がかたずをのんで見守った世紀の救出作戦は大成功を収めた。/午後十時(同午前十時)前、最後の一人のルイス・ウルスアさん「54」が引き上げられると、鉱山前の家族のテント村や近郊のコピアポ市中心部では一斉に歓声がわき起こった。作業員の後に残った救助隊員も、無事に地上に引き上げられた。ウルスアさんは、出迎えたピニェラ大統領に「救助隊員の皆さんに感謝します」と語った。/作業員たちは順次医師の診察を受け、ヘリでコピアポ市内の病院へ搬送された。マニャリク保健相は十三日夕、作戦完了の数時間前の時点で、七人が集中治療室で治療を受け、うち一人は急性肺炎にかかっていると述べた。二人が深刻な歯の感染症にかかり、全身麻酔による手術が必要な状態だという。/落盤事故は八月五日に発生、二十二日に三十三人全員の生存が確認された。地中深くまで直径約七十センチの縦穴を掘り、一人乗りの特殊カプセル「フェニックス(不死鳥)」を使って一人ずつ引き上げる救出作戦は大幅に短縮され、二カ月弱での成功となった。
◆結束守った『ボス』 「三十三番目」はボスだった。最後に救出されたルイス・ウルスアさんは、リーダーとして作業員を統率、地中に閉じこめられた後も、同僚がパニックに陥らないよう強い指導力を発揮し、三十三人全員の結束を守りあげた。/「あなたをとても誇りに思う。ありがとう」。出迎えたピニェラ大統領は、チリ国旗を首に巻いたウルスアさんを抱き締めると、感謝の言葉を述べた。/ウルスアさんは「今の気持ちは言葉にならない。みな強い精神力があった。必ず脱出できると信じていた」と落ち着いた声で答えた。/鉱山労働者の組合幹部だった義父の影響を受け、二十代から鉱山労働に従事。/八月五日の落盤事故後は、全員で手分けをして脱出口を捜索。それがないと分かると、自らが過去に遭遇した鉱山事故の経験を生かしながら、冷静に仲間に規律を守らせ、救助を待った。/全員が閉じ込められた地下約七百メートルの避難所には、わずか二、三日分の備蓄食糧しかなかった。ウルスアさんは一人あたりの食料分配を一日おきにツナ缶スプーン二口、牛乳をコップ半分、缶詰の桃を一切れだけと決め、食事は毎回皆で一緒に食べることと定めた。/救助を待つ間は、落盤の影響がない坑道の長さや位置をしっかり把握し、空間を有効に使って生活した。 (東京新聞、2010年10月14日 14時06分)
午前5時30分、夜中に降っていた雨も止んだようなので家を出掛けて、僅かに白み始めた隅田公園を南下、吾妻橋辺りまで来るとどうやらまた降り出してきたらしい。昨日のようにずぶ濡れになるのは厭なので、今来た道を引き返す。遊歩道は土のみちでぬかるみが多いので、土手のコンクリートの道を急いだ。小雨の中、言問橋と対岸に見えるスカイツリーをカメラに収めた。スカイツリーは完成の暁には634m、現在周辺の人人はその威容に驚き、やれ観光だ、グルメだと騒いでいるが、それも完成後2・3年のことだろう。いやはや、世界ではもはやスカイツリーなんて目じゃありませんたい。そんなことを考えながら、帰宅した。
世界で最も高いとされる、高さ819mのビル「Burj Dubai(ブルジュ・ドバイ)」が完成したドバイで、今度は1000mを超えるビルが建造されるという。
まるで旧約聖書の「創世記」に登場する、天に届くことを目的として建造された巨大な塔で、まるで「バベルの塔」を思い起こさせるような話であるが、いったいどのようなビルとなるのだろうか?
伝える所によると、この世界一高いビルとなる「Nakheel Harbour (ナキールハーバー)& Tower(タワー)」は現状で最も高速となる、毎秒16.85mで昇降できるエレベーターを用いても最上階まで上がるのに少なくとも1分はかかるとしており、その建造にあたっては、資材や作業員を運搬するために150基のエレベーターが用いられるとのこと。実際の高さは1140mになるのではないかとされており、200階以上のフロアがあることになるという。
サウジアラビア最大の民間投資会社、キングダム・ホールディング・カンパニーはこのほど同国第2の都市ジッダに高さ1000m超の超高層ビルを建設すると発表した。計画段階としては世界でトップを争う高さになる。ジッダにオフィスや住居、商業施設などで構成される総面積約2300haの複合都市を建設するプロジェクトの一環である。総投資額は約270億ドル(約2兆7000億円)を見込んでいる。完成時期などは明らかにしていない。
クウェートでも1000mを超すビルを建てる計画があり、超高層ビルの世界一を目指す争いが激化しそうである。世界の超高層ビルは、高さ・1000m超の競争へ突入したらしい。
旧約聖書に曰く「世界中は同じ言葉を使って、同じように話していた。/東の方から移動してきた人々は、シンアル(シュメール)の地に平野を見つけ、そこに住み着いた。/彼らは、「煉瓦を作り、それをよく焼こう」と話し合った。石の代わりに煉瓦を、漆喰の代わりにアスファルトを用いた。/彼らは、『さあ、天まで届く塔のある町を建て、有名になろう。そして、全地に散らされることのないようにしよう』と言った。/主は降り給いて、人の子等が建てた、塔のあるこの町を見て、言われた。『彼らは一つの民で、皆一つの言葉を話しているから、このようなことをし始めたのだ。これでは、彼らが何を企てても、妨げることはできない。我々は降って行って、直ちに彼らの言葉を混乱させ、互いの言葉が聞き分けられぬようにしてしまおう。』/主は彼らをそこから全地に散らされたので、彼らはこの町の建設をやめた。/こういうわけで、この町の名はバベルと呼ばれた。/主がそこで全地の言葉を混乱(バラル)させ、また、主がそこから彼らを全地に散らされたからである。」(創世記、11章、1~9節)
ノーベル平和賞に劉暁波氏 服役中、中国当局の反発必至 ―― 【ロンドン共同】ノルウェーのノーベル賞委員会は8日、2010年のノーベル平和賞を、中国の著名な民主活動家、劉暁波氏(54)=(国家政権転覆扇動罪)で服役中=に授与すると発表した。「長年、中国で基本的人権(の確立)のため非暴力的な手段で闘ってきた」ことが授賞理由。国内に住む中国人がノーベル平和賞を受賞するのは初。受刑者への授与も異例だ。/同委員会は劉氏が1989年の天安門事件に参加し、共産党一党独裁体制の廃止などを訴えた2008年の「〇八憲章」の起草を主導したことに言及。中国に「世界第2の経済大国として、一層の責任を持たなければならない」と人権状況の改善を強く迫った。/昨年の受賞者であるオバマ米大統領は同日、劉氏の受賞決定を歓迎し、劉氏の即時釈放を求める声明を発表した。/劉氏の妻、劉霞さん(49)は共同通信に、「中国で民主化運動に携わる友人らへの励みになる」と喜びを語った。/一方、中国政府は同日、駐中国ノルウェー大使を呼び、正式に抗議。中国外務省報道局長は談話で、劉氏を「犯罪者」と批判したうえで、平和賞授与は「賞の趣旨に完全に背いており、平和賞に対する冒とくだ」と強く反発した。 (共同通信、2010/10/09 00:37)
果たして、この受賞が、劉氏夫妻にとって、幸せなるものか、それとも禍いなるものかは誰にも決めることは出来ないだろう。老子先生は仰っている。
李白の詩に後宮の女性を詠った「妾薄命」という五言絶句があったっけ。
隅田公園の梅園にある花壇には見知らぬ名前の草花が植えてある。カメラに納め、帰宅後色々と調べてみた。
ダークベルグデージー:小雨の鮮やかな黄色の花と、やさしげな葉が魅力で人気があるという。初夏から晩秋までたくさん花を咲かせるが、雨が多いと開花が鈍りぎみになるという。葉は細い切れ込みの入った線状の葉を密に茂らせる。原産地は北アメリカのテキサス州~メキシコ。花言葉は「豊かさ」
ジニア・リネアリス(Zinnia linearis):葉が細いのでホソバヒャクニチソウ(細葉百日草)とも呼ばれるキク科の一年草。花色には、白や黄色、橙色がある。枝分かれが良くて、背丈は低く、花は一重咲き。リネアリス(linearis)とは、ラテン語で「細い線のような」という意味で、葉が細いことによる。花言葉は「別れた友への思い」
何となく寝坊。目が覚めたのは6時過ぎ。朝食後、桜橋~水神大橋間をひと回りする。桜橋から、今戸・橋場のテラスを北上。荒川区の隅田川遊歩道を北上。川辺のススキが今頃になって花穂を出し始めている。全般的に花穂のまだ出ていないが、これも猛暑だった所為なのかな? 昨日写した萩の花を通して、逆に水神大橋を写してみる。
水神大橋を渡り、東白鬚公園に入る。南進して、南ゲート付近になると、今までは未だ夜が空け切らぬうちにこの場所を通ったのでか気付かなかったが、金木犀と銀木犀の並木が併行して植えてある。白い花を咲かせる銀木犀は、金木犀に比べて花が少なく、香りも弱くて地味なので、あまり人気が無いが、本来は銀木犀のほうが原種であるという。
公園を抜けると、墨堤通りを南下して桜橋を渡り、山谷堀の水門広場に来ると今戸にあるH幼稚園の園児が鼓笛の練習をしていた。近くある運動会もしくは秋のイベントで披露されるものなのだろう。
菅首相「安全運転」、谷垣氏は解散封印=思惑絡み、鈍る対決姿勢-代表質問 ―― 6日にスタートした各党代表質問。菅直人首相は、自民党の谷垣禎一総裁の質問に答弁書を淡々と読み上げるなど、参院で与党が少数の「ねじれ国会」下での法案審議を意識して、「安全運転」を心掛けた。一方、谷垣氏も公明党への配慮もあり、衆院解散・総選挙の要求を封印、迫力に欠ける滑り出しとなった。/「真摯(しんし)にお答えしたい」。首相は谷垣氏への答弁の冒頭、こう言って懐から眼鏡を取り出すと、答弁書に目を落とした。尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件に関して「中国に間違った教訓を与えたとの指摘は全く当たらない」と反論する場面もあったが、それ以外は抑えた口調で答弁書を読み続けた。
円高・デフレによる景気の「二番底」が懸念される中、首相にとって、2010年度補正予算案を成立させることが「今国会の最大の課題」。このため、民主党は4日、自民党など野党5党に補正の概要を事前に説明して協力を求めるなど、「懐柔」に余念がない。/6日の代表質問でも、自民党が通常国会に提出して廃案となった財政健全化責任法案について、谷垣氏から成立への協力を求められると、首相は「基本的考え方については問題意識をわが党とも共有している」と呼応。さらに「貴党がこの法案を国会に提出された際には、しっかりと受け止めて議論をしていきたい」と応じ、真剣に検討する姿勢を示した。/ただ、続いて質問に立った自民党の稲田朋美衆院議員から、拉致実行犯として国際手配されている北朝鮮の辛光洙容疑者の釈放嘆願書に首相がかつて署名したことを「間抜け」と非難されると、「イラ菅」の地金ものぞいた。「私も野党時代、かなり厳しい言葉を使っていた。しかし、これほど汚い言葉は使わなかった」と、答弁書から目を離してたしなめた。/一方の谷垣氏。「(首相が)為政者の座に居座り続けることほど国民にとって不幸なことはない」と断じ、小沢一郎民主党元代表の「政治とカネ」の問題や中国漁船衝突事件への対応などを取り上げ、首相を責め立てた。
ただ、いつもは菅内閣を早期の衆院解散に追い込む考えを強調しているのに、この日は直接的な解散要求は見送った。「首相がなすべきことは内閣総辞職か、一刻も早く衆院を解散して国民に信を問うことだ」と要求したのは稲田氏だった。/自民党にとって、今国会で主導権を握るためには、公明党など他の野党との共闘態勢を築く必要がある。民主党候補との事実上の一騎打ちとなる24日の衆院北海道5区補選では、公明党の支援も得たい。その公明党は早期解散を回避しようとしており、谷垣氏は「友党への配慮」(自民党幹部)を優先したようだ。 (jijicom、2010/10/06―19:55)
いずれにしてもこうした首相答弁からでは、政治主導で事態を打開しようという首相の強い決意が読み取れない。/ねじれ国会は、首相自身が所信表明で指摘したように、与野党が「熟議」を経て、よりよい結論を導き出す好機でもあるが、それを進めるには指導者たる首相自身が先頭に立つ決意がまず重要だ。人任せや様子見では事態は決して好転するはずもない。
sechin@nethome.ne.jp です。
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