起床して、軽い徘徊前の準備体操をして、仕事場の窓を開けるとK女史が玄関前に自転車で来ていました。4時10分連れ立って、花見を兼ねた朝の散策に出かけます。ほとんど人気のない桜橋を渡り、向島のテラスを南下、枕橋を過ぎたところから、少々風が出たようでありましたが、吾妻橋を渡る頃にはそれも収まり、まあまあ穏やかな夜明けでした。スカイツリーと満開の染井吉野を背景に写真を撮ります。花川戸の幼児の遊び場の鯨の滑り台前の昇降口から、テラスに降ります。江戸時代隅田川にかかっていた五橋(千住大橋・両国橋・新大橋・永代橋・吾妻橋)の話をしたり、ユリカモメを見ながら都鳥の話から伊勢物語の在原業平の話を、はたまた謡曲「隅田川」の梅若の話を語りながら、言問橋を潜ります。驚いたことにK女史はメモを取りながら爺に付いてきます。
桜橋水上バス乗り場から、遊歩道に上がり山谷堀水門広場に入ると、しばらく出会わなかったワンさんに久し振り出会いました。爺のデジカメにワンさんとK女史を収めると、今度はK女史が夜明けの朝焼けと桜をバックにワンさんと爺画並んだところを収めてくれました。ワンさんと別れて、公園を出るとK女史がコーヒーをご馳走したいというので、聖天町交番の前を抜けて、吉野通りを回って、我が家に着きました。「kanamiちゃん、夜明けのコーヒー美味しかったよ。ありがとう、ごちそうさん」
今日のウェブニュースより
消費税8%に 17年ぶり税率上げ、国民負担年間8兆円増 ―― 消費税率が4月1日、5%から8%に上がった。税率の引き上げは17年ぶり。高齢化で増え続ける年金や医療などの社会保障費を賄う狙いがある。国民負担は年間で約8兆円重くなる見通し。第一生命経済研究所によると、年収500万~550万円の4人世帯の場合、年間の負担額が7万1千円増える。/消費税率の上げを受け、モノやサービスの価格が1日からほぼ一斉に上がる。コンビニエンスストアは原則、午前0時から新税率を適用。主な鉄道は始発から、タクシーは1日に営業所を出た車から新料金に替える。/2014年度の税収増は約5兆円の見込み。うち2.9兆円を基礎年金の国庫負担に、1.3兆円を赤字国債で賄っていた社会保障費の補填にあてる。0.5兆円は子育て支援充実などに使う。/一方で家計への影響が懸念される。日本経済研究センターによる民間エコノミストの予測集計では、4~6月の実質成長率(前期比年率)はマイナス4.1%に落ち込む。7~9月にはプラス2.2%に戻る見通しだが、政府は回復を確かにするため補正予算を組んで5.5兆円の経済対策を実施。14年度予算でも公共事業の執行を早める。/消費税率は来年10月に10%に引き上げると法律で決まっている。安倍晋三首相は年末までに経済状況を見極めた上で最終決断する。ただ税率10%でも社会保障費をすべて賄えるわけではなく、多額の財政赤字が残る。 (日本経済新聞 2014/3/31 19:55 (2014/4/1 0:00更新)
日本の調査捕鯨は条約違反、国際司法裁判所が判決 ―― 【東京】国際司法裁判所は31日、南極海での日本の調査捕鯨が国際条約に違反すると結論付けた。日本の調査捕鯨に対する初の国際的な判決。日本は今後、捕鯨活動を大幅に縮小せざるを得なくなる見通しだ。/今回の判決では、日本の捕獲量が調査目的としては多すぎると指摘した。国際捕鯨委員会は調査捕鯨を認めている。だがオーストラリアとニュージーランドは商業捕鯨に通じる裏道だと主張し、調査捕鯨に異議を唱えている。/国際司法裁判所は、調査のために鯨を仕留めること自体は「不合理でない」との見解を示した。日本が小規模な調査捕鯨を継続する余地を残した格好だ。/捕鯨をめぐる議論は何十年も続いているが、日本の捕鯨船と、抗議活動を繰り広げる反捕鯨団体シーシェパードとの対立が激しくなるにつれ、世界的に注目が高まっている。互いの船舶が海上で衝突し、船員が危険にさらされる事態も起きている。/捕鯨問題では、賛成派も反対派も譲歩に前向きな姿勢を見せていない。日本は捕鯨が伝統文化だと主張する一方、オーストラリアはあらゆる捕鯨に反対の立場だ。/2013年3月までの1年間で、日本は南極海と太平洋北部で422頭の鯨を捕獲した。内訳はミンククジラが285頭、イワシクジラが100頭、ニタリクジラが34頭、マッコウクジラが3頭。シーシェパードの絶え間ない妨害で捕鯨が難しくなり、05年の1238頭に比べると3分の1の捕獲量にとどまった。 (ウォール・ストリート・ジャーナル日本版 2014年 4月 01日 06:37 JST)
今日は旧暦3月1日で新月。昨日の菜種梅雨の雨も夕刻にはスッカリ止んで、夜桜見物の人もかなり出たようです。今朝は少々風が強いようでしたが、4時15分、家を出て桜橋を渡り、隅田川沿いに並ぶ向島の千本桜の下を南下、吾妻橋を渡り、何時ものように隅田公園を南下して、帰宅しました。浅草の水上バス乗り場を通る頃には東の空は明るくなり始め、染井吉野がスカイツリーをバックにして、ライトに照らされて咲き誇っています。気がつくと何時も持参するデジカメを忘れてきたらしいので、携帯に夜明けの染井吉野を収めました。テラスに下りると、新月で大潮のためでしょうか隅田川の水嵩が増えて歩く場所まで水が上がってきています。
桜橋まで来ると、道が二段に分かれているのですが、何時も歩く下段の道は水浸しで、桜橋の橋桁を写し出しています。桜橋の水上バス乗り場から遊歩道に出ると、人っ子一人おらず満開の染井吉野の並木が続いています。誰もいないお花見なんてそうそう見物できるものではありません。景色を携帯に収めました。
午前10時、何時も「つぶやき」をコメントに書き込んでくれるK女史から電話があり、明日の朝は一緒に花見がてら何時ものコースを歩きたいということです。「では、明日の朝、4時15分我が家の玄関前でね」
ウェブニュースで、毎日新聞が長命寺の桜餅を取り上げていましたので、転載しました。
長命寺桜もち:ヒットまで100年 恋の香りもほのかに ―― 東京・靖国神社のソメイヨシノが25日、開花した。この時期は桜もちが店頭に並んでいることも多い。東京都墨田区向島の桜並木が続く一角に和菓子の老舗「長命寺桜もち」がある。桜もち発祥の店との説もある。この店の桜もちは手焼きしたもちにあんをくるみ、それを桜の葉の塩漬けでくるんだシンプルな和菓子だ。江戸の味を今に伝え、隅田川の桜とともに人々に愛された長命寺桜もち。その歴史をたどってみた。/四角い杉箱の中央に桜もち。店では江戸のころからこうして供していたという。持ち帰りは竹で編んだかごに入れる。震災や戦禍をくぐり、現在は11代目の山本幸生・祐子さん夫妻が切り盛りしている。/長命寺桜もちの特徴の一つが桜の葉の香りだ。塩漬けにしている過程で葉が発酵して独特の芳香物質が出る。小話に「皮をむいて」を「川を向いて」と勘違いして、店の前を流れる隅田川の方に顔を向けて食べたとあるように、この桜葉を食べるかどうか、悩むところだ。祐子さんは「正解はないので、お好みで召し上がるのは何よりですが」としたうえで、「香りを楽しんでほしいので、桜葉ははずして召し上がるのがお勧め」と話す。
一昨日の暖かさで、染井吉野が一時に咲き始めたようです。昨日は、前日のコースで桜橋~吾妻橋間を一巡しました。花川戸の遊歩道を街灯に照らされた咲いたばかりの染井吉野を見上げながら歩いていると、中学生ぐらいの娘を連れた父子が、明けたばかりのスカイツリーを撮影していました。スカイツリーと桜をバックに爺のデジカメのシャッターを押して貰い、爺も父子を並べて相手のカメラのシャッターを押してあげました。栃木県の足利からスカイツリーの見学に来たということでした。
お昼の配達で塾友のmayumiちゃんから葉書が来ていました。何時の間にか遠くイラクの地で小児科医の腕を振るっていたようです。母上も90歳もはるかに越されたことだと思いますが、この爺と同じ北九州は門司の出身なので懐かしく思われます。
早速メールで今朝ほどの2枚の写真を添付して返信しました。曰く、
3月29日18時3分発信 お便り有難う お便り嬉しく拝見いたしました。/ご活躍の様子が想像でき、感心の至りです。/英国在住の荒君の次男坊が日本で仕事をすることになり、その付き添いで来日するそうです。/四月末から五月にかけての連休に会いたいと申しております。期日が近づいたらまた連絡するとのことです。/晃子さんや美幸さんにも連絡したいと思います。宜しかったらご参加下さい。/私は毎朝4時頃から隅田川周辺を散策しています。添付の写真は今朝5時頃花川戸で撮ったものです。/先ずは、お便りのお礼旁、近況まで 日高 節夫
福岡在住の甥の長男michihiko君が奥さんのchihiroさんと2人の息子を連れて訪ねてくれました。奥さんは実家のお土産まで届けてくれました。
積もるくさぐさの話しがはずんで、暗くなってしまい、親子4人は夜の桜見物だといって、隅田公園を通って、chihiroさんの実家のある大宮へと帰って行きました。
今朝は朝から雨、これでは折角の花見も期待はずれでしょう。徘徊も出来ず、早朝からパソコンにむかっています。
爺がMichiko君・chihiroさん親子4人の様子を撮った写真と、爺の(上の徘徊の2枚の)写真を添付して、chihiroさんの父上にメールしました。曰く、
3月30日5時5分発信 結構なお茶を有難うございます 昨日はM君、Cさんが2人のお子さんを連れて訪ねてくださり、楽しい1日でした。/結構なお土産のお茶を頂き、有難うございます。/大変長らくご無沙汰いたしておりますが、当方最近は体力の衰えを感じるようになり、手足や腰が痛み、字を書くにも手が震えて思う世になりません。/でも、毎朝、早朝から出かけ、隅田川周辺を散策しています。今朝も出かけようとしましたが、外は雨が降っていましたので、こうしてパソコンに向かっています。/一昨日の暖かさで、ソメイヨシノも折角咲き始めて、今日は絶好の花見日和になる予定でしたが、1日中飴のようですね。/添付の写真の始めの1枚は道彦君・ちひろさん一家の私の家での様子を撮ったものです。後の2枚はは、昨日の朝5時頃、隅田公園で、通りがかりの若者にシャッターを押してもらったものです。/Cさんは後しばらく、実家にご滞在のようなので、さぞ賑やかなことでしょう。でも、大変おとなしいお孫さん(私の家では猫を被っていたのかな?)なので助かりますね。/どうぞ浅草方面にお出かけの節はお立ち寄り下さい。/先ずは、お土産のお礼旁、近況のお知らせまで。 日高 節夫
この分だと4月7日の「水門会」の花見の時には桜は散ってしまっているのではないかと少しばかり心配になってきます。まあ、そんな時は「花見より話し」と諦めましょね。
Zeus(ゼウス)はギリシア神話の主神たる全知全能の存在です。全宇宙、天候(特に雷)、社会秩序を司る天空神でもあり、オリュンポス十二神をはじめとする神々の王であります。
ゼウスは天空神として、全宇宙や雲・雨・雪・雷などの気象を支配していました。Cyclops(キュクロープス、卓越した鍛冶技術を持つ単眼の巨人)の作った雷霆(keraunos〈ケラウノス〉)を主な武器としています。その威力はオリュンポス最強と謳われるほど強大なもので、この雷霆をゼウスが使えば世界を一撃で熔解させ、全宇宙を焼き尽くすことができるほどです。Tȳphōn〈テューポーン〉と戦う際には金剛の鎌も武器としていました。雷霆の一撃をも防ぎ、更に敵を石化させるAigis〈アイギス〉の肩当て(胸当てや楯という説も)を主な防具としますが、この防具はよく娘のAthēnē〈アテーナー〉に貸し出されています。
「光輝」と呼ばれる天界の輝きを纏った鎧に山羊革の胸当てをつけ、聖獣は鷲、聖木はOak(オーク、楢または樫)です。主要な神殿は、オークの木のささやきによって神託を下したĒpeiros(エーペイロス)の聖地Dodona(ドードーナ)、および4年ごとに彼の栄誉を祝福してオリンピック大祭が開かれたOlympia(オリュンピア)にありました。この他にも、「恐怖」という甲冑をGigantomakhia(ギガントマキアー)において着用しています。
Homeru(ホメーロス)の記述にみるゼウスは、2つの異なる姿で描かれています。一面ではゼウスは弱者の守護神、正義と慈悲の神、悪者を罰する神としてあらわされています。しかし同時に、次々と女性に手をだしては子孫を増やし、不貞を妻に知られまいとあらゆる手段を講じる神としても描かれているのです。
オリュンポスの神々たちは、ことごとくゼウスの眷属ではありましたが、その血族関係はまちまちで甚だしく複雑であるともいえます。彼の正妃は言うまでもなく女神Hērā(ヘーラー)とされてはいますが、その婚姻関係は必ずしも簡単ではありません。すなわち、彼は度々結婚していますし、多くの女神、無数の人間の女性と関係を結び、数多くの私生児を設けています。これを一途に彼の多情あるいは乱倫に帰して批判しようとしたのは、すでに古代の哲学者Xenophanes(クセノパーネス、BC570~478年)以下多くの進歩的な文化人によって試みられてはいますが、決して事態の真相を穿つものではありませんでした。
何故なら全ギリシアの王侯貴族名門等はみな自分の血統をゼウスに帰したいという熱烈な希望と努力とを固執してきたからであります。どうしてもゼウスは人間の女性と交渉を持たざるを得なくなるのであります。偏に咎むべきは「ゼウスの子孫」と誇称する人々であって、天上にいます御神は唯々慨嘆するほかはないのであります。
※Xenophanes(クセノパーネス):紀元前6世紀のギリシア哲学者で、ヘシオドスやホメロスを攻撃して、その神々について語っていることを非難したといいます。それはTimon(ティモン、古代ギリシアの詩人、回帰主義者)によって「高慢なところのないクセノパーネスは、ホメロスを曲解して叱責した人」と述べられ、後のプラトンのホメロス批判に通じているといわれています。
元来はバルカン半島の北方から来てギリシア語をもたらしたインド・ヨーロッパ語族系征服者の信仰した天空神であったと考えられ、ヘーラーとの結婚や様々な地母神由来の女神や女性との交わりは、非インド・ヨーロッパ語族系先住民族との和合と融合を象徴するものと考えられています。また自分たちの系譜を神々の父までさかのぼりたいという、古代ギリシア人の願望としても説明されることがあります。
今日は旧暦2月27日。桜橋を渡り、向島遊歩道を南下、吾妻橋を渡ると、テラス沿いに桜橋の水上バス乗り場まで、東の空に身をすり減らし今にも消え入りそうな27日の月を見ながら北上します。隅田川の水面は波ひとつなく鏡のようで対岸の景色を其の侭にはっきりと映し出しています。よく見ると水面にはその影の薄い27日の月までも映しています。明日にはもう見られなくなってしまうであろうこの月の姿まで巧く収まるかどうかは判りませんが、その風景を収めるべくデジカメのシャッターを押してみました。
いやはや、またまた捜査・検察当局による捏造事件が報道されています。今朝のウェブニュースより
Homerus(ホメーロス)には、Zus(ゼウス)を始め諸々の神たちが、遥かなる雲の上、Ólympos(オリュンポス)の頂上に、青銅(あらがね)を敷く宮居に饗宴の日々を送る様子が謳われています。彼らは不死で「常磐(とこよ)にいます」と呼ばれ、その体内にはichor(イコール、神血)というものが流れていて、その色は青いとされています。その食べ物はambrosia(アンブロシア)、その飲み物はnektar(ネクタル)というものだったといいます。
オリュンポス12神は、ギリシア神話において、オリュンポス山の山頂に住まうと伝えられる12柱の神々のことです。主神ゼウスをはじめとする男女6柱ずつの神々です。現代ギリシア語では「オリュンポスの12神」と呼称されますが、古典ギリシア語では単に「12神」と呼びました。
通常、12神の神々とは
全能の神 1.Zeus(ゼウス)
ゼウスの妻 2. Hērā{(ヘーラー)
ゼウスの娘 3. Athēnā(アテーナー)
4. Aphrodītē(アプロディーテー)
5. Artemis(アルテミス)
6. Hestiā(ヘスティアー)
ゼウスの息子 7. Apollōn(アポローン)
8. Ārēs(アレース)
9. Hēphaistos(ヘーパイストス)
10. Hermēs(ヘルメース)
ゼウスの姉 11.Dēmētēr(デーメーテール)
ゼウスの兄 12. Poseidōnポセイドーン
であるといわれています。
Zeus(ゼウス)の娘にHestiā(ヘスティアー)を入れるのが通常なのですが、息子のDionȳsos(ディオニューソス)を入れることもあります(この場合、6柱ずつではなく、男神7柱、女神5柱となる)。これは、12神に入れないことを嘆く甥ディオニューソスを哀れんで、ヘスティアーがその座を譲ったためとされています。また、ごくまれにポセイドーンやデーメーテールなどが外されることもあります。
ほかに12神と同格の神として、Hādēs(ハーデース、=Plūtōn〈プルートン〉)とその妃Persephonē(ペルセポネー、デーメーテールの娘)がいます。通常は12神には含まれないが、ごくまれに含めることもあります。12神にハーデースが含まれないのは他の神と違って冥界の神であり、冥界は地下の存在と考えられていたためで、属性が異なるとの理由から12神から外されているのです。
家を出るのが何時もより30分ほど遅れたので、今朝は吾妻橋まで南下、次いでテラス伝いに白鬚橋まで北上しました。今日は曇り空なので、ご来光こそ拝めませんでしたが、桜橋辺りまで来るとすっかり明るくなりました。白鬚橋への昇降口手前で木蓮が見事な花をつけていました。思わず、カメラを向けましたが、逆光気味でうまく撮れません。それでも、何枚かの写真をデジカメに収めました。
理研のSTAP細胞問題での驚きは、倫理観の欠如ですね。此処まで滅茶苦茶ですと、何を信じてよいのか判らなくなります。写真を使い回されても、画像を操作されても、一般人が見抜くのは至難の業です。今朝のウェブニュースより、
小保方さんを輩出 「早大理工研究室」に“コピペ(Copy and Paste)常態化”疑惑 ―― 理研の小保方晴子研究ユニットリーダー(30)を輩出した早大先進理工学部が大パニックだ。/小保方さんの博士論文を審査した生命医科学科・常田聡教授の研究室で、彼女以外にも6人の博士論文にコピペ疑惑が浮上。大学内外で大騒ぎとなっている。/STAP細胞発見のニュースが世界中を駆け巡った当時、常田研究室は「ノーベル賞候補のリケジョを育てた研究室」としてメディアに大きく取り上げられた。常田教授も「ぜひ、報道を積極的にお願いしたいと思います」と上機嫌だった。そんな注目の研究室が一転、「博士論文のコピペが日常茶飯事」と指摘されているのだ。/「疑惑を指摘しているのは、小保方論文を含め、数々の不正記述を指摘してきた専門家のブログです。常田研究室で審査された博士論文のコピペ疑惑を執筆者の実名入りで指摘。例えば、09年に出版されたM氏の博士論文の第1章の文章や図のほぼ全てが04年に公表されている海外論文のコピペだったほか、08年に出版されたF氏の博士論文は、1章の前半が環境省の環境白書とほぼ同一文章でした。ブログでは博士論文とコピペ元の論文を比較し、解説も付けている。全くのデタラメとは言い切れないでしょう」(科学ジャーナリスト)
■大学側も調査を開始:小保方さんは理研が設置した調査委員会に「(コピペは)いけないという認識がなかった」と証言したそうだが、出身研究室でコピペが蔓延(まんえん)していたのなら、「さもありなん」という話だ。/疑惑が指摘されている「博士」たちは現在、東京海洋大や徳島大の助教、国立保健医療科学院の主任研究官などの要職に就いている。仮にコピペが事実となれば博士論文は即撤回、最悪の場合、失業の可能性すら出てくる。/指摘は本当なのか。常田研究室に聞くと、「答えられない」と回答を避けた。早大広報課は「(疑義が)指摘されていることは承知しており、今後、事実確認を含めた対応を検討する」と答えた。/東大医科学研究所の上昌広特任教授は「小保方さんは(論文盗用の)常習犯だった可能性が高い。彼女はどこでそれを覚えたのか」と疑問を呈す。/小保方疑惑は日本科学会を揺るがす「パンドラの箱」を開けてしまったのではないか。 (日刊ゲンダイ2014年3月25日 掲載)
いやいや、これにもまして政治家のモラル低下は何をか言わんやです。カッコイイこと言う奴にほどこれが激しいのではないかとも思います。もう、政治家を信ずる者はいなくなるのではないでしょうか。
徳洲会5000万円:猪瀬氏を立件へ 東京地検特捜部 ―― 東京都の猪瀬直樹前知事(67)が医療法人「徳洲会」グループから5000万円を受け取った問題で、東京地検特捜部は、猪瀬氏を公職選挙法違反で立件する方針を固めた模様だ。選挙運動費用収支報告書に記載しなかったことが虚偽記載にあたると判断したとみられる。上級庁と協議し、近く最終決定する。/猪瀬氏は「個人的な借り入れで選挙資金ではない」と主張してきた。しかし、関係者によると、特捜部に対し「(選挙資金が)足りなくなったら使うつもりだった」という趣旨の説明をしているという。特捜部は、グループ創設者の徳田虎雄前理事長(76)が「選挙に使ってもらうためだった」などと説明したことや、都知事選への出馬を正式表明する前日に資金提供を受けた経緯などを重視。選挙資金だったと認定し、額も大きいことから刑事責任を問うべきだと判断したとみられる。/一方で、5000万円が実際に選挙に使われた形跡がなく、知事を引責辞任したことも踏まえ、特捜部は公判請求をせずに罰金を科す略式起訴とすることも視野に入れ、改めて猪瀬氏に説明を求めたうえで処分を決めるとみられる。/ これまでの猪瀬氏の説明などによると、猪瀬氏は2012年11月6日、新右翼団体「一水会」の木村三浩代表の仲介で神奈川県鎌倉市の病院に入院中の前理事長と面会し、知事選出馬の考えを伝えた。同14日には前理事長の次男の徳田毅前衆院議員(42)、前議員の母(75)、木村代表らと東京都内で会食し、同20日に前議員が議員会館で5000万円を猪瀬氏に手渡した。/猪瀬氏は、徳洲会グループが選挙違反事件で強制捜査を受けた後の昨年9月、特別秘書(当時)を介して5000万円を徳洲会側に返却している。 (毎日新聞 2014年03月25日 11時21分〈最終更新 03月25日 13時18分〉)
今までは寒くて散髪もままならぬでしたが、今日は日和も良く暖かかったので、朝食後散髪に出かけました。8時45分理髪店が開くので、その10分前には店前に着いたのに、すでに7、8名の行列が出来ていました。
天気も良く気持ちがいいので、公園を散策しながら帰途に着きます。
未だ午前10時にもなっていないのに公園の方々には中国人の団体客が、カメラをスカイツリーに向けて写真を撮っています。爺もそれにつられて、大寒桜とスカイツリーをカメラに収めました。遊歩道に並ぶ染井吉野は花芽が色づいてきたようです。隅田川では川面にユリカモメとカワウ、カモの群れがゆったりと浮かんでいます。テラス沿いに桜橋まで来ますと、遊歩道に登り、リバーサイド体育館の屋外プールの前まで来ますと、白木蓮が見事な花を付けています。思わず、アップでカメラに収めました。
今朝の朝日新聞朝刊より
横綱鶴竜、満場一致 昇進、あす正式決定 大相撲 ―― 日本相撲協会の横綱審議委員会(横審)が24日、東京・国技館であり、11人の委員全員の満場一致で大関鶴竜を横綱に推挙した。26日に大阪で開かれる臨時理事会と取組編成会議で71代横綱の誕生が正式決定し、大阪の井筒部屋に昇進伝達の使者が派遣される。/ 横審では、北の湖理事長(元横綱)が鶴竜の横綱推薦の可否を諮問。審判部が鶴竜の相撲ぶりについて説明した。横審の横綱推挙には、品格面の指摘や技能面への注文が付されるケースもあるが、委員の誰からも推薦への反対意見は出なかったという。/初場所を14勝1敗で優勝同点、春場所を14勝1敗で初優勝した鶴竜について、内山斉委員長(読売新聞グループ本社顧問)は「これまで鶴竜がコツコツ積み上げてきた努力、情熱、気迫からすれば、長く綱を張っていけるのではないか」と期待した。
■「相撲以外でも精進する」
とりあえずDeukaliōn(デウカリオン)は船から降りZeus(ゼウス)とThemis(テミス、法と掟の女神)に感謝の祈りをささげました。 テミスはこのParnassus(パルナッソス)の南にあるDelphoi(デルポイ)に古くから信託の場所を持つ神であります。 そして彼らは人類が滅亡したことを悲しんで、テミスに救いの道を求めたのです。すると女神は彼らにこう告げます。
「頭を布で包み隠し、衣を解いておまえ達の大いなる母の骨を歩きながら後ろに投げるがいい。」
母の骨を投げるという恐ろしき事態に当惑しながら、2人は信託の意味を必死に考えました。そしてデウカリオンはある結論に達したのです。
「我々の大いなる母というのは大地だ。母の骨というのは、岩のことに間違いない。だから石を拾って後ろに投げろと言われるのだろう。」
まあ、間違えていても石を投げることくらいたいしたことではないので、とりあえずやってみようと2人は転がっている石を拾って肩越しに後ろに投げてみることにしました。 するとその石はみるみるうちに大きくなり、血が通う人間になったのでした。デウカリオンの投げた石からは男、 ピュラの投げた石は女になりました。こうして再び人類は増え広がっていったのです。―― つまり私らは石から出来た人間ってわけでして…… ちなみにApollodoros(アポロドロス)は人々のことをLaosと言うのは、石「Laas」からきているのだと言っています。
※Apollodoros(アポロドロス):古代ローマ時代のギリシャの著作家です。『Biblioteke(ビブリオテーケー)』(『ギリシア神話』)の編纂者として知られています。1世紀から2世紀頃の人物と推定されています。この書籍の内容は、古代のギリシア神話の包括的な系統誌で、英雄神話の中の諸王朝の物語や、ヘーラクレース、イアーソーン、ペルセウス、そしてトロイア戦争の概説とそこに登場するアキレウス、ヘクトール、ヘレネーといった英雄や女性にまつわるエピソードが語られています。紀元前5世紀以前の文献を基に神話をまとめているため、ローマ神話の影響が排除された内容となっているといいます。ギリシア神話の主要な文献として、参考書として、更に、Ovidius(オウィディウス、BC43~AD17年)などのラテン語作家がある意味で歪曲したとも言える、本来の古代ギリシア神話の姿を伝えるものとして重要な意味を持ちます。
その後、デウカリオンとPyrrha(ピュラ)の間に数人の子供が出来ました。 長男のHéllēn(ヘレン)はギリシア人の祖先と言われています。ギリシア人のことをHellenes(ヘレネス)と言われる所以ですが、実は祖先として作られた人物であるらしいのです。 だからヘレンはゼウスの子供でデウカリオンの養子だなんていう説もあるのです。またAthēnai(アテナイ)の初代王Amphiktyōn(アンピクテュオン)が産まれたとありますが、大地の子との説もあるのです。
娘は「第一に生まれた女」Protogeneia(プロトゲネイア)が挙げられ、彼女とゼウスの間にAethlios(アエトリオス)が生まれたといいます。Endymiōn(エンデュミオン)やAiolos(アイトロス)などの西部ギリシア王族の祖先にあたるということです。
ヘレンはニンフのOrseis(オルセイス)との間にDoros(ドロス)、Xuthōs(クストス)、Aeolus(アイオロス)の3人を儲け、それぞれドリス族・イオニア族・アイオリス族の祖といわれています。
今朝の気温は昨日と同じぐらいでありましたが、風が治まっていましたので、快適でした。昨日と同じコースで隅田川を一巡。駒形橋を過ぎた辺りで、スカイツリーの写真を撮っている若者がいたので、爺のカメラでシャッターを押してもらいました。おやおや爺の胸でPanasonic BF-AF10が光っています。
昨年の忘年会の時、MO夫人が「先生、朝暗いうちから行くなら何か灯りを着けて行かないと危ないですよ。今度お宅に届けますから、暗いうちに出かける時には必ず着けて出て下さいね」と、後日拙宅に届けて下さったものです。爺が留守をしている時に、婆様が受け取って、まだお礼も言っていませんでした。
「Misakoさん、調法しています。本当に有難う。遅ればせながらお礼申し上げます。」
此処のところ、午後5時頃からは毎日、テレビで大相撲を観戦しています。此処数場所次の横綱は稀勢の里だといわれながら、何とプレッシャーに負けて、ここ一番というところでファンの期待を裏切ってきました。これに対して、今まで優勝したこともなく、誰も綱とりに参加してくるとは思ってもいなかった鶴龍が、俄然綱とりのトップに躍り出ましたね。今朝の朝日新聞スポーツ欄より
鶴竜、綱へ猛突進 日馬が3連敗 大相撲春場所・14日目 ――
◇大阪・ボディメーカーコロシアム
綱とりの鶴竜が白鵬との1敗対決で快勝し、単独首位に立った。千秋楽で勝てば初優勝。自身が負けて白鵬が勝てば決定戦になる。大関琴奨菊は連日の横綱戦勝利で勝ち越し。日馬富士は3連敗。関脇栃煌山は勝ち越したが、平幕遠藤は負け越した。十両優勝を決めている豊真将は14連勝。 1敗 鶴竜 2敗 白鵬
■2横綱倒し、単独首位(東西トーザイ):勝てば横綱、負ければ綱は逃げていく。そう腹をくくったような、鶴竜の相撲だった。横綱白鵬を寄り切り、初優勝と綱を、ぐっとたぐり寄せた。/立ち合いから気合がみなぎった。左、右と横綱を張る。桟敷がどよめく中、右ののどわを続け、のけぞらせる。左上手をつかむと右もねじ込み、一気に出た。「うまく寄ったなあ」。北の湖理事長をうならせた。/取組前の支度部屋。いつも淡々と準備を繰り返す大関がこの日は違った。突きの動作を繰り返し、それを受けた付け人が倒れるほどの勢いだった。土俵下で出番を待つ間は、じっと目を伏せる。闘志をため込み、勝負の土俵で解き放った。/勝っても負けても、千秋楽まで優勝は決まらなかった。それでも大一番だった。白鵬戦は過去3勝30敗。2年前の春と今年1月の初場所は優勝決定戦で敗れている。「プレッシャーがかかる場面が来ても、勝てるのが横綱」と場所前に口にしていた鶴竜。この日はこう語った。「以前の自分とは違うかなと思う」/2横綱を倒し、昇進の条件として示されている「13勝以上の優勝」のうち、勝ち星はクリア。単独首位にも立った。残るは優勝。朝日山審判長(元大関大受)は綱の可能性について明言を避けたが、攻め抜いた相撲に「印象はいい」と語る。/楽日へ。「しっかり引き締めたい」と鶴竜の心に緩みはない。もう一度桟敷を沸かせた時、綱とりは完結する。
■白鵬の自力V消滅:「簡単に横綱になることは、本人自身もつらい大変な道になるからね」。場所前にそう語り、鶴竜の綱とりへの「壁」になることを誓っていた白鵬。だが、鶴竜との直接対決に敗れ、行く手に立ちふさがることはできなかった。/得意の右下手をつかんだが、「取っただけだね」。前日に強打した右手指の痛みを聞かれ、「大丈夫ですよ」。小声で語った。/一昨年夏場所以来となる、格下相手の連敗。立ち合いについて「かみ合わなかった。見てしまったね」と振り返った。「とにかく、いい相撲を取るだけです」という千秋楽の日馬富士との横綱対決。だが、自力で優勝する目はすでに消えてしまった。
■遠藤負け越し:前頭筆頭の遠藤は2連敗で、2場所ぶりの負け越しが決まった。立ち合いでまわしが取れず、千代大龍に一方的に押し込まれた。横綱、大関との対戦が続いた今場所は初日から4連敗したが、5日目以降は持ち前の土俵際での粘りで盛り返した。「まだ場所は終わっていない。明日は頑張りたい」と話した。
■嘉風、三役濃厚:嘉風が9勝目を挙げ、来場所での初の三役昇進を濃厚にした。立ち合いから攻め込まれたが、土俵際で右足一本で残り逆転勝ち。その足が土俵から出ていたのでは、と物言いがついたが、軍配通りとなった。32歳のベテランは「向こうに軍配が上がったと思った。とにかく勝ったので良しとしたい」と笑顔を見せた。
●日馬富士 3連敗。「(白鵬との)最後の一番、力を出し切りたいですね」
○琴奨菊 両横綱を破って勝ち越し。「前に攻める気持ちだけだった。(鶴竜戦は)今日のような立ち合いで、いい相撲で終わりたい」
○旭天鵬 前日まで巻いていたテーピングを外した大砂嵐に勝利。「オッチャンが相手なら勝てると思ったのかなあ」
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