瘋癲爺 拙痴无の戯言・放言・歯軋り
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 「字余り」句の句中には必ず単独母音「あ」「い」「う」「お」のいずれかが組み込まれてているという宣長の法則を『古今集』三百余例の実例について調べてみても、西行の歌における「ちるとみれば」「友になりて」のような例外現象は見当たりません。一応問題となる「字余り」は、
    ひぐらしの  鳴きつるなへに  日は暮れぬと 
       思ふは山の  かげにぞありける
         読み人知らず 古今集巻四 204

    忘れなむと  思ふ心の  つくからに 
       ありしよりけに  まづぞ恋しき
         読み人知らず 古今集巻一四 718

の類ですが、宣長がこれを見逃すはずがありません。彼の見解は『字音仮音用格(じおんかなづかい、安永五年刊)』から十八年後の著書『玉あられ(寛政四年刊)』に明記されています。

 すなわち、204番の第三句は句末の序詞「と」を次の句に送って、「日は暮れぬ と思ふは山の ……」と読むべきもの、718番の第一句は「忘れなむ とおもふ心の ……」と読むべきものなのです。実に明解爽やかな解釈ではあります。


 


 聞く人に違和感を与えない「字余り」ならばそんなに気にしなくてもいい、どうしても「字余り」にしなければよい歌が出来ず、「字余り」となっても耳障りでない場合は幾文字余しても構わないとする歌学者もいました。
  染殿后のお前に、花瓶に桜の花をささせ給へるを見てよめる
   年ふれば 齢はおいぬ しかはあれど 
     花をしみれば 物おもひもなし(以上33字)
      前太政大臣(藤原良房:ふじわらのよしふさ)
      古今集・巻1・春歌上・0052 前太政大臣(藤原良房:ふじわらのよしふさ)

 題しらず
  ほのぼのと ありあけの月の 月かげに 
     紅葉吹きおろす 山おろしの風(以上34字)
       源信明(みなもとのさねあきら)
        新古今集・巻六 0591

 「いずれもすぐれたる歌なれば字の余りたるによりて悪くなるべきにはあらず」と、藤原為家の『詠歌一体』に述べられています。

 一字の字余りがかえって格段に効果を挙げた例として、細川幽斎(1534~1610年)は、
   月見れば 千々に物こそ 悲しけれ 
     我が身ひとつの 秋にはあらねど
       大江千里 古今集・巻四 193 
   (月を見ると、ものごとをあれこれ悲しく思ってしまうなあ……
    私一人だけの秋ではないのだけれど)
の歌、第五句は「秋にならねど」などと平板に詠むより、「秋にはあらねど」の方が断然優れている、まさに一字千金の「字余り」であると激賞しています。

 「字余り」の歌は何となく格調高い印象を与えます。その効果を狙って意図的に「字余り」歌を作る風潮が中世以後かなり盛んになります。「文字あまりの歌、好み詠むべからず」(飛鳥井正親『筆のまよひ』)とは、裏返せば「好み詠む」人が多かったことでしょう。順徳天皇の『八雲御抄』に「(歌ノ)長(たけ)を高からむ故に文字を余す事好む人多し。これも返す返す見苦しき異なり。これは西行などが言ひたきままに言ひたるを真似びて悪しくとりなすなり」とありますが、確かに西行法師の作品には「字余り」歌の異風が眼立ちます。

   ①春のほどは 我が住む庵(いほ)の 友になりて 
      古巣な出でそ 谷の鶯
    (春の間は自分が住んでいる庵の友となって、谷の鶯よ、
     古巣を出て里へ都へと移っていったりしないでくれ)
   ②思へ心 人のあらばや 世にも恥ぢむ 
      さりとてやはと 勇むばかりぞ
    (思え、心よ、こちらがその面前で恥ずかしくなるような
     人がいれば別だが、そんな人はいないし、
     かといって恥を知らずにいてよいというわけではないから、
     奮い立って精進するばかりだ)
 音数の制約に縛られず、必要に応じて自由な「字余り」の歌を作った西行は、あわせてまた漢語の愛用という点においても、(やまとうた)の伝統にとらわれない、文字通り型破りの歌人だったのです。
 西行の歌の「字余り」に関しては、本居宣長の「西行ナド殊ニ是ヲ犯セル歌多シ」(『字音仮字用格』)という指摘が重要な意味を持っているのです。宣長が「是ヲ犯セル歌多シ」と言い切った時、これは「中鈍病」であるとか、「しなしやうにて手づつなるが故に聞きにくきなり」(『詠歌一体』)などという伝統的歌学の基準とは完全に次元を異にしていました。これまでの歌学者が思いもつかなかった新しい角度から、「字余り」の現象を貫く語学的法則を発見し、その上に立って西行の「字余り」を裁断しているのです。
 宣長の法則に照らせば、上の①②のような西行の歌はことごとく「是ヲ犯セル歌」に属することになります。「古今集より金葉・詞花集ナドマデハ、此ノ格二ハヅレタル歌ハ見エズ」、「千載・新古今ノコロヨリシテ此ノ格ノ乱レタル歌ヲリヲリ見ユ。西行ナド殊ニ是ヲ犯セル歌多シ」「『字音仮字用格(じおんかなづかい)』」と宣長は言います。
 本居宣長の発見した「字余り」の法則とは次のような事実を指します。
 「歌ニ五モジ七モジノ句ヲ一モジ余シテ、六モジ八モジニヨムコトアル、是レ必ズ中(なから)ニ右ノあ・い・う・おノ音アル句ニ限レルコト也」〔『字音仮字用格(じおんかなづかい)』〕


 「字余り」の句中には必ず単独の母音「あ」「い」「う」「お」のいずれが含まれているという事実の発見でした。

 『古今集』の実例で当たってみましょう。
    年のうちに 春は来にけり 一年を 
      去年とやいはむ 今年とやいはむ

    年経れば よはひは老いぬ しかはあれど
      花をし見れば 物おもひもなし 
    (冒頭の前太政大臣藤原良房の歌)
 「年のちに」「今年とやはむ」「しかはれど」「ものもひもなし」の各句は、それぞれ六音・八音の「字余り」句中に「う」「い」「あ」「お」の単独母音を含んでいることが確認できます。後者の歌は『詠歌一体』が33字の歌ながら「すぐれたる歌なれば」と評して「字余り」を容認した歌でした。
 『古今集』大江千里の歌、
    月見れば 千々に物こそ 悲しけれ 
      我が身ひとつの 秋にはあらねど
の第五句は、細川幽斎が「いちじせんきん」と絶賛した「字余り」でしたが、「秋にはらねど」の句中には、宣長の「字余り」法則に指摘する単独母音「あ」の存在を確認できるのです。
 元永元(1118)年十月二日、内大臣藤原忠通の催した歌合に、
 源盛家が詠んだ歌
    神無月 三室の山の もみぢ葉も 
      色にいでぬべく 降る時雨かな 
に、判者の源俊頼は第四句に対して「五文字の六文字あり、七文字の八文字あるは常の事なり。それは聞きよきにつけて詠むなり。これはあらはに余りたりと聞こゆれば、いかがあるべからむ」と難を加えます。「聞きよきにつけ」「あらはに余りたり」という俊頼の基準はともかくとして、少なくとも宣長の「字余り」法則にはいささかも背馳しないくなのであります。句中の単独母音として「色にでぬべく」の「い」があります。


宗祇は連歌師として名があらわれ始めた四十才頃より各地に旅して連歌界最高の栄誉をうけます。

 宗祇諸国物語は、次の図版のような話を伝えています。

   新しく作りたてたる薬師堂かな
 連歌の発句としては全く体を成していません。当然五・七・五であるべき音数が、驚いたことに五・七・七となっています。田舎宋匠は自分の発句の欠陥には全然気づかず、彼の詠み余した余計な「かな」を引き取って、当意即妙「(かな)物ひかる露の白玉」と付けた宗祇の脇句を「文字ふたつ不足いたし侍る」と咎めたのです。季語の詠みわすれ、漢語の使用も笑止ながら、五・七・七の発句を詠むとは初心者にも劣るものです。
 連歌の初心者は句作の際、指折り数えて苦吟します。
   春も身に沁み 指を折るなり
   深草に 連歌の初心 あつまりて(『守武千句』)
 
 「数を数える」ことを「数をヨム」という言い方があるように、連歌であれ和歌であれ、音数を正しくヨム(数える)ことこそ「詠む」ことの第一歩なのです。音数がは愛でれば、「字余り」となり、不足すれば「字足らず」となります。


 和歌(やまとうた)は三十一文字(みそひともじ)から成ります。「みそひともじ」の数を超過したものを「文字あまり」「字余り」などと称しました。十七世紀初頭、ジョアン・ロドリゲスの『日本大文典』に次のような説明が示されています。
 「往々にして典雅ならしめる為に、或いは又その他の詩的破格によって……(五音節が)六音節になったり、(七音節が)八音節となったりすることもある。その場合には、(歌が)三十二音節から成ることになり、もし余分の音節を持った韻脚が二つあれば三十三音節となる。このような余分の音節を「字余り」と呼ぶ」

 日本の歌学では「字余り」を和歌八病の一つに数え、中飽病または中鈍病と名付けて戒めてきました。


 


ウェブニュースより
 藤井四段、竹内四段に勝ち棋聖戦1次予選決勝進出 ゴキゲン中飛車で穴熊崩す、あわや千日手の局面も冷静に対処 ―― 将棋界最多の29連勝を達成した最年少プロ、藤井聡太四段(15)は27日、大阪市福島区の関西将棋会館で行われた棋聖戦(産経新聞社主催)の1次予選3回戦で竹内雄悟四段(29)を154手で破り、決勝進出を決めた。公式戦の通算成績は42勝6敗となった。

 対局は午前10時から始まり、持ち時間各1時間。戦型はゴキゲン中飛車。先手の竹内四段は王将を駒で囲う穴熊で守りを固めた。
 藤井四段はこれまで竹内四段に3戦3勝してきたが、今回は大接戦となった。終盤の約1時間は双方とも時間を使い切り、1手60秒未満の秒読みに。白熱した展開となり、一時、竹内四段が有利な場面も。千日手が成立しそうな局面もあったが、藤井四段が落ち着いた正確な指し回しで快勝した。
https://www.youtube.com/watch?v=wzO8DGeWPC4
 終局後、藤井四段は「最後まで分からない将棋だったが、勝ててよかった」。竹内四段は「(4度目の対局なので)負けられないと思っていた。終盤、良くなったと思ったが、勝ちきることができなかった」と話した。
 羽生善治棋聖(47)=王座=への挑戦者は、トーナメント方式の1次、2次予選を勝ち上がった棋士とシード棋士の16人で本戦を戦い、決定する。
 藤井四段は次回、10月6日に朝日杯将棋オープン戦で宮本広志五段(31)と対戦する。 (産経WEST 2017.9.27 14:07


 


 大相撲秋場所も、金星を4つも配給した日馬富士の逆転優勝で終わりました。こんなこと今まであったのかなあ?


ウェブニュースより
 豪栄道、2度目のV逃す「横綱が上でしたね。完敗」 ―― <大相撲秋場所>◇千秋楽◇24日◇東京・両国国技館
 大関豪栄道(31=境川)が、昨年秋場所以来2度目の優勝を逃した。1差リードしていた横綱日馬富士との結びの一番に寄り切りで敗れ、11勝4敗。優勝決定戦は立ち合いで瞬時に懐に入られ、押し出された。

 力とスピードに屈した2番を終えて「横綱が上でしたね。完敗です」。この日の朝稽古後に「腹を据えて、やるべきことをやるだけ」と話していたが、何もさせてもらえなかった。
 痛恨のV逸だ。11日目を終え、後続に2差つけながら、初優勝時には感じなかったという重圧にのみ込まれて、12、13日目に連敗し、流れを失った。それでも、3横綱2大関が休場した異例の場所を終盤まで主役として引っ張ったことは紛れもない事実だ。「いつか、この経験があったから…と言える相撲人生にしたいです」。31歳。大関在位19場所。年齢的に若くはないが、これからも2度目の優勝、そして横綱の夢を追いかける。   [日刊スポーツ 2017年9月24日21時12分]

 三段目・炎鵬、歴代5位の序ノ口から21連勝「連勝よりも優勝したい」 ―― ◆大相撲秋場所13日目 ▽三段目○炎鵬(押し出し)田辺●(22日・両国国技館)
 横綱・白鵬がスカウトした西三段目18枚目・炎鵬(22)=宮城野=が同級生の田辺(木瀬)を押し出して7勝目。序ノ口からの連勝記録も歴代単独5位の21に伸ばした。
 「正直(出世が)早すぎるかな。連勝よりも優勝したい気持ちが多い」と昭和以降7人目の序ノ口からの3場所連続優勝がかかる、千秋楽の満津田(峰崎)との優勝決定戦を見据えた。10月14日の金沢市巡業への参加も濃厚。「楽しみにしています」と地元への凱旋の前にV3の勲章を手に入れる。   (2017年9月23日8時0分  スポーツ報知)

 平成二十九年 九月場所 優勝力士
幕内優勝
 西横綱 日馬富士(ダワーニャム・ビャンバドルジ)(11勝4敗) 伊勢ヶ濱部屋 昭和59年4月14日生(33歳) モンゴル・ゴビアルタイ出身 平成13年1月初土俵

十両優勝
 西十両十一枚目 阿炎(堀切 洸助)(10勝5敗) 錣山部屋 平成6年5月4日生(23歳) 埼玉県越谷市出身 平成25年5月初土俵

幕下優勝
 西幕下四十九枚目 鏡桜(バットフー・ナンジッダ)(7勝0敗) 鏡山部屋 昭和63年2月9日生(29歳) モンゴル・ウブルハンガイ出身 平成15年7月初土俵

三段目優勝
 西三段目十八枚目 炎鵬(中村 友哉)(7勝0敗) 宮城野部屋 平成6年10月18日生(22歳) 石川県金沢市出身 平成29年3月初土俵

序二段優勝
 東序二段六十三枚目 鳴滝(花井 翔月)(7勝0敗) 伊勢ノ海部屋 平成10年11月13日生(18歳) 京都府京都市右京区出身 平成28年11月初土俵

序ノ口優勝
 西序ノ口二十五枚目 庄司(庄司 向志)(7勝0敗) 武蔵川部屋 平成6年8月25日生(23歳) 秋田県仙北郡美郷町出身 平成29年7月初土俵

平成二十九年 九月場所 三賞力士
殊勲賞
 西前頭五枚目 貴景勝(佐藤 貴信) (9勝6敗) 貴乃花部屋 平成8年8月5日生(21歳) 兵庫県芦屋市出身 平成26年9月初土俵

敢闘賞
 東前頭三枚目 阿武咲(打越 奎也) (10勝5敗) 阿武松部屋 平成8年7月4日生(21歳) 青森県北津軽郡中泊町出身 平成25年1月初土俵

敢闘賞
 東前頭十六枚目 朝乃山(石橋 広暉)(10勝5敗) 高砂部屋 平成6年3月1日生(23歳) 富山県富山市出身 平成28年3月初土俵

技能賞
 西関脇 嘉風(大西 雅継)(8勝7敗) 尾車部屋 昭和57年3月19日生(35歳) 大分県佐伯市出身 平成16年1月初土俵

      (日本相撲協会)


ウェブニュースより
 大相撲 秋場所14日目の取組速報 ―― 豪栄道が3敗守る 日馬富士は10勝目
 大相撲秋場所14日目の23日、3敗の豪栄道が貴ノ岩を降して3連敗を免れ、4敗の日馬富士は御嶽海を退けた。4敗だった新入幕・朝乃山が阿武咲に敗れたため、優勝争いは2人に絞られた。千秋楽の結びで豪栄道が日馬富士を破れば昨年秋場所以来、6場所ぶり2回目の優勝が決まり、敗れると優勝決定戦に持ち越される。日馬富士は本割と決定戦で連勝すれば、7場所ぶり9回目の優勝となる。

 ●御嶽海-日馬富士○
 立ち合い、日馬富士は両前まわしをとって少し間を置く。その後、引き寄せて一気に前へ。寄り切って日馬富士が御嶽海を降す。御嶽海7勝7敗、日馬富士10勝4敗

 ●貴ノ岩-豪栄道○
 立ち合い、手つき不十分で二度不成立となり三度目で立つ。豪栄道が一度引く動きをみせたが思い直して攻める。押し合いの中、貴ノ岩のいなしをしのいで前に出る豪栄道。最後は土俵際、崩れながらも右を差しつつ左で相手右脚をつかんでもたれ込んだ。決まり手は渡し込み。豪栄道が貴ノ岩との激闘を制した。貴ノ岩8勝6敗、豪栄道11勝3敗

 ○荒鷲- 嘉風●
 立ち合いは二度合わず、三度目で。土俵際で荒鷲が小手投げ、嘉風もこらえて両者倒れ込む形に。軍配は荒鷲に上がるも物言いが付き、協議の結果、同体の判定に。取り直しの一番、荒鷲が立ち合いから思い切りぶつかる。圧力をかけて前に出ると引き落として嘉風を降した。荒鷲9勝5敗、嘉風8勝6敗

 ●貴景勝- 栃煌山○
 栃煌山が貴景勝の当たりを下からあてがってしのぐと引きに乗じて一気に前に。押し出しで栃煌山の勝ち。貴景勝8勝6敗、栃煌山6勝8敗
 ○玉鷲- 正代●
 玉鷲はのど輪で押す。正代にいなされるもしのいだ玉鷲。逆にいなして突き落とし、正代を降した。玉鷲7勝7敗、正代6勝8敗
 ●大栄翔- 琴奨菊○
 立ち合い、琴奨菊が踏み込んで前に出ると引く大栄翔。琴奨菊は引きに乗じて体を寄せると腹をぶつけながら押し出した。琴奨菊の勝ち。大栄翔8勝6敗、琴奨菊9勝5敗 
 ○栃ノ心- 石浦●
 立ち合い変化した石浦、栃ノ心は崩れながらも残る。栃ノ心は組んで頭越しに上手をとると豪快に石浦を投げ飛ばした。決まり手は波離間投げ。栃ノ心4勝10敗、石浦3勝11敗
 ○北勝富士- 碧山●
 立ち合い、北勝富士が踏み込んで前に。碧山の引きに乗じてそのまま押し出した。北勝富士6勝8敗、碧山2勝5敗7休
 ○遠藤- 千代大龍●
 千代大龍が左のかち上げから引く。遠藤がこらえて引き返すと千代大龍は前のめりになり、崩れ落ちた。遠藤9勝5敗、千代大龍8勝6敗
 ○阿武咲- 朝乃山●
 阿武咲は左おっつけ、右のど輪で前に。阿武咲が一方的な相撲で朝乃山を退けた。阿武咲9勝5敗、朝乃山9勝5敗
https://www.youtube.com/watch?v=B1-hYN4XPp4
 ○松鳳山- 千代丸●
 松鳳山が右からの下手投げで千代丸を降す。松鳳山は勝ち越しを決めた。松鳳山8勝6敗、千代丸8勝6敗
 ○佐田の海- 輝●
 佐田の海が輝の激しい突っ張りをはねのける。佐田の海は土俵際に追い込まれるもいなして体を入れ替えて寄り切る。佐田の海の勝ち。佐田の海2勝7敗5休、輝4勝10敗
 ○逸ノ城- 錦木●
 逸ノ城が左で張って右差し。逸ノ城は右四つから錦木に何もさせず、寄り切った。逸ノ城7勝7敗、錦木5勝9敗
 ○大翔丸- 勢●
 勢は踏み込んで前に出たが大翔丸に受け止められると引いてしまう。右まわしをとりにいった勢に対し、土俵際で大翔丸が下がって突き落とし。大翔丸が勢を降す。大翔丸9勝5敗、勢6勝8敗
 ○千代の国- 魁聖●
 千代の国がのど輪まじりの激しい突っ張りで攻める。魁聖も圧力をかけたが最後は力尽きた。突き落としで千代の国が勝ち越しを決める。千代の国8勝6敗、魁聖8勝6敗
 ●豊山- 宝富士○
 豊山はぶつかった後に足が出ず。引き落としで宝富士の勝ち。豊山4勝10敗、宝富士9勝5敗
 ○千代翔馬- 徳勝龍●
 千代翔馬が右で張って左差し。徳勝龍が前に出るも千代翔馬が回り込んで突き落とし。徳勝龍を降した。千代翔馬7勝7敗、徳勝龍3勝11敗
 ○隠岐の海- 豪風●
 立ち合い、豪風が左に変化。ついていった隠岐の海は冷静にさばいてはたき込む。隠岐の海の勝ち。隠岐の海77敗、豪風68敗  (毎日新聞 2017-09-23


 


ウェブニュースより
 大相撲 秋場所13日目の取組速報 ―― 豪栄道が連敗 1差に日馬富士と朝乃山
 大相撲秋場所13日目の22日、2敗の豪栄道は貴景勝に苦杯を喫して終盤戦で平幕に連敗。4敗を守った日馬富士と新入幕の朝乃山との差は1に縮まった。14日目に豪栄道が勝ち、日馬富士と朝乃山が敗れれば、豪栄道の昨年秋場所以来、1年ぶり2回目の優勝が決まる。

 ●嘉風- 日馬富士○
 低く当たった日馬富士が一気の攻め。嘉風は何もできず。寄り切りで日馬富士の勝ち。嘉風8勝5敗、日馬富士9勝4敗

 ○貴景勝- 豪栄道●
 前に出た貴景勝に押されて後退した豪栄道は防戦一方。豪栄道は下がってはたくも、貴景勝にはたき返され崩れた。貴景勝は「胸を借りるつもりで当たった。相手の引きに体がついていった」。貴景勝が勝ち越しを決めて8勝5敗、豪栄道は痛恨の連敗で10勝3敗

 ○御嶽海- 逸ノ城●
 御嶽海が突き押しで前に。危なげない相撲で逸ノ城を圧倒した。勝ち越しをかけて14日目に日馬富士と対戦する御嶽海。「感覚も調子も悪くないので、いつも通り自分の相撲を取れるように臨みます」。御嶽海7勝6敗、逸ノ城6勝7敗

 ○玉鷲- 碧山●
 碧山の立ち合い変化に玉鷲は冷静についていく。のど輪まじりの突きを受けつつも前に出て碧山を押し出した。玉鷲の勝ち。玉鷲6勝7敗、碧山2勝4敗7休
 ○輝- 栃煌山●
 輝は栃煌山に中に入られながらも小手投げから体を入れ替えて押し出した。輝4勝9敗、栃煌山5勝8敗
 ●栃ノ心- 松鳳山○
 もろ差しの松鳳山と両まわしをがっちりとつかんだ栃ノ心。松鳳山が栃ノ心の投げに耐えて寄り切った。栃ノ心3勝10敗、松鳳山7勝6敗
 ○千代の国- 琴奨菊●
 琴奨菊が左を差したが、千代の国が上手を引いて強引に投げる。千代の国の勝ち。千代の国7勝6敗、琴奨菊8勝5敗
 ○北勝富士- 千代大龍●
 千代大龍は突いて引くという攻めを繰り返す。北勝富士は千代大龍のはたきをこらえると突き落としで制した。「負け越して、開き直れた」と北勝富士。北勝富士5勝8敗、千代大龍8勝5敗
 ●阿武咲- 正代○
 阿武咲が踏み込んで前に出る。正代は阿武咲に追い込まれ土俵際で押されながらも阿武咲をはたく。正代は最後、俵の上に乗ってこらえた。「体は動いているので、思い切って取るだけ」と阿武咲。阿武咲8勝5敗、正代6勝7敗
 ○魁聖- 勢● 
 勢は引いていなして魁聖を土俵際に。魁聖は向かってきた勢を右で抱えて小手投げ。逆転で勝ち越しを決めた。魁聖8勝5敗、勢6勝7敗
 ○千代翔馬- 隠岐の海●
 千代翔馬が素早く右前まわしをとって左差し。下から隠岐の海を起こして寄り倒した。千代翔馬の勝ち。千代翔馬6勝7敗、隠岐の海6勝7敗
 ●遠藤- 宝富士○
 遠藤の低い当たりを受け止めた宝富士。押し込んで遠藤を降し、宝富士が勝ち越しを決めた。遠藤8勝5敗、宝富士8勝5敗
 ●貴ノ岩- 千代丸○
 千代丸がもろ手突きで貴ノ岩を起こす。貴ノ岩が前に出てきたところをタイミングよく引いた。引き落としで千代丸が勝ち越し決める。貴ノ岩8勝5敗、千代丸8勝5敗
 ○大翔丸- 荒鷲●
 大翔丸が左からのおっつけ。荒鷲の右差しを封じてからの突き落としで大翔丸が勝ち越しを決めた。大翔丸8勝5敗、荒鷲8勝5敗
 ●石浦- 徳勝龍○
 頭を下げつつもろ手で突いた石浦。中に入ろうとしたところ徳勝龍にはたかれて崩れてしまう。石浦3勝10敗、徳勝龍3勝10敗
 ●豊山- 豪風○
 当たって左に動いた豪風。張り差しで中に入ってから引き落とし。豪風の勝ち。豊山4勝9敗、豪風6勝7敗
 ●大栄翔- 朝乃山○
 立ち合い、大栄翔が突き放すと朝乃山も突き返す。土俵際で朝乃山が組むと上手を引いてあびせ倒し。大栄翔を降した。大栄翔8勝5敗、朝乃山9勝4敗 

●錦木- 佐田の海○
 佐田の海が踏み込んでもろ差し。倒れ込みながらも寄り切って錦木を降す。佐田の海は今場所初白星。錦木58敗、佐田の海175休   (毎日新聞 2017-09-22


 


ウェブニュースより
 大混戦!豪栄道2敗目、4敗で10人追う 秋場所 ―― <大相撲秋場所>◇12日目◇21日◇東京・両国国技館
 大関豪栄道(31=境川)が、前頭4枚目松鳳山にはたき込まれ2敗目を喫した。

https://www.youtube.com/watch?v=AcQoNXSvf9g
 
横綱日馬富士(33=伊勢ケ浜)は、小結玉鷲(32=片男波)を寄り切って8勝4敗とし、勝ち越した。

https://www.youtube.com/watch?v=M2QVbU6Dnwc
 3敗で追う3力士も敗れた。前頭3枚目千代大龍(28=九重)は、前頭筆頭琴奨菊(33=佐渡ケ嶽)に突き落とされた。前頭9枚目貴ノ岩(27=貴乃花)も同14枚目隠岐の海の突き落としを食らって4敗目。同16枚目朝乃山(23=高砂)も同9枚目荒鷲(31=峰崎)に寄り切られた。https://www.youtube.com/watch?v=nRGansTVyrQ
https://www.youtube.com/watch?v=xPhhRilQ4s8
https://www.youtube.com/watch?v=ko4mylml5MY 
 前頭3枚目阿武咲(21=阿武松)は、同7枚目千代の国(27=九重)を寄り切り8勝目で勝ち越しを決めた。
https://www.youtube.com/watch?v=QlIsr_F0WBI
 人気力士の前頭10枚目石浦(27=宮城野)は同12枚目大翔丸(26=追手風)を寄り切って連敗脱出し3勝9敗とした。同14枚目遠藤(26=追手風)は、同12枚目佐田の海を下手投げで下し勝ち越した。
https://www.youtube.com/watch?v=WbDzlLvFfLo
 12日目を終え2敗で豪栄道、3敗はおらず、4敗で日馬富士、嘉風、琴奨菊、千代大龍、阿武咲、大栄翔、荒鷲、朝乃山、貴ノ岩、遠藤が追う展開となった。   [日刊スポーツ 20179211849]


 


ウェブニュースより
 将棋の藤井四段、王座戦予選の初戦突破 激しい攻めで ―― 公式戦29連勝の新記録をつくった将棋の中学生棋士、藤井聡太(そうた)四段(15)が20日、8大タイトル戦の一つ、王座戦(日本経済新聞社主催)の1次予選の1回戦で小林健二・九段(60)に勝ち、2回戦進出を決めた。昨年12月のデビュー戦以来の通算成績は41勝6敗となった。

 来年9~10月の五番勝負の挑戦者を決める戦いの初戦。今年の五番勝負は現在、羽生善治王座(46)と挑戦者・中村太地(たいち)六段(29)で争われている。
 王座戦は全棋士と女流棋士4人が参加。1次予選、2次予選のトーナメントを行い、2次予選を勝ち抜いた棋士とシード棋士の16人による挑戦者決定トーナメントで挑戦者を決める。藤井四段が1次予選を突破するには本局を含めて4連勝が必要だ。
 対局は午前10時、大阪市福島区の関西将棋会館で始まった。自玉を堅く囲った藤井四段は激しく攻め、午後4時54分、63手で勝ちきった。
http://hmongbuy.net/video/PQgiJPsSU68
 藤井四段は27日には、竹内雄悟(ゆうご)四段(29)と棋聖戦の予選を戦う予定。
    (朝日新聞DIGITAL 20179202043分)


 


 大相撲 秋場所11日目の取組速報 ―― 豪栄道が1敗キープ 千代大龍は3敗に後退
 大相撲秋場所11日目の20日、豪栄道は御嶽海を寄せ付けず連勝を10に伸ばして1敗を守った。ただ一人、2敗だった平幕の千代大龍は玉鷲に敗れ、3敗に後退。他に3敗は、勝ち越しを決めた平幕の貴ノ岩、新入幕の朝乃山の2人。前日、金星を与えた横綱・日馬富士は逸ノ城を冷静にさばいて7勝目を挙げた。
 ●逸ノ城-日馬富士○
 立ち合い低く当たった日馬富士が左四つに組む。左からの上手出し投げで逸ノ城を圧倒した。逸ノ城6勝5敗、日馬富士7勝4敗

https://www.youtube.com/watch?v=SR0lbeBgdyg
 
●御嶽海-豪栄道○
 低く出た豪栄道、御嶽海の浅いもろ差しにかまわず前に。力強い相撲で1敗を守った。御嶽海5勝6敗、豪栄道10勝1敗

https://www.youtube.com/watch?v=iFWa3LERE1s 
 
●碧山-嘉風○
 碧山の突っ張りにかまわず中に入った嘉風。押し出しで碧山を降し、7連勝。碧山1勝3敗7休、嘉風7勝4敗

https://www.youtube.com/watch?v=B-O1A4Kcb9A
 
○玉鷲-千代大龍●
 千代大龍はかち上げから前に出ようとするも足が出ず。逆に玉鷲に押し込まれてしまう。押し出しで玉鷲の勝ち。千代大龍は3敗に後退。玉鷲5勝6敗、千代大龍8勝3敗
https://www.youtube.com/watch?v=HybFXJe2A-o
 
●阿武咲- 栃煌山○
 阿武咲が突き放してからの引きをみせたが、それに乗じて栃煌山が踏み込んで前に。押し出しで栃煌山の勝ち。阿武咲7勝4敗、栃煌山4勝7敗
https://www.youtube.com/watch?v=hc1dB6r32Hs
 
○栃ノ心- 輝●
 輝が攻めて前に出るも、栃ノ心が土俵際で残って逆転。肩透かしで栃ノ心の勝ち。栃ノ心2勝9敗、輝3勝8敗
 ●北勝富士- 琴奨菊○
 踏み込んで前に出た琴奨菊。がぶり寄りで北勝富士を土俵の外へ。北勝富士4勝7敗、琴奨菊7勝4敗 
https://www.youtube.com/watch?v=RoI8DgoQICM
 
●松鳳山- 勢○
 松鳳山が突っ張りで前に出るも、タイミング良く勢が引いてはたき込み。松鳳山を地面にはわせた。松鳳山5勝6敗、勢6勝5敗
 ○正代- 千代の国●
 正代が踏み込んで左差し。中に入ると寄り切って千代の国を降した。正代5勝6敗、千代の国6勝5敗
 ●宝富士- 貴景勝○
 貴景勝がもろ手で何度も突いて宝富士を押し込む。土俵際、宝富士は踏ん張れず、突き出しで貴景勝の勝ち。宝富士7勝4敗、貴景勝7勝4敗
 ●千代翔馬- 豪風○
 張って前に出た千代翔馬。攻めて土俵際に追い込むと、倒れ込みながら押し出す。軍配は千代翔馬に上がるも物言い。協議の結果、千代翔馬が倒れるのと豪風が土俵の外へ落ちるのが同時という判定で取り直しに。取り直しの一番、豪風がまっすぐぶつかるとはたき込みで千代翔馬を破った。
千代翔馬4勝7敗、豪風4勝7敗
 ○貴ノ岩- 大翔丸●
 貴ノ岩がかち上げて大翔丸を起こすとすぐさま頭を押さえてはたく。貴ノ岩が勝ち越しを決めた。貴ノ岩8勝3敗、大翔丸7勝4敗
 ○遠藤- 荒鷲●
 立ち合い、左にずれた荒鷲。遠藤はしっかりと相手の動きを見て冷静に左を差す。左四つで寄り切り、遠藤の勝ち。遠藤7勝4敗、荒鷲7勝4敗
 ●石浦- 隠岐の海○
 立ち合い、左に動きながら中に入ろうとする石浦だったが隠岐の海が突いて中に入らせない。土俵際、肩透かしに崩れながらも隠岐の海が押し倒しで石浦を降す。石浦2勝9敗、隠岐の海5勝6敗
 ○大栄翔- 徳勝龍●
 頭でぶつかり合った両者。大栄翔が突き上げて押し込むと左からのすくい投げ。大栄翔の勝ち。大栄翔7勝4敗、徳勝龍2勝9敗
 ●佐田の海- 千代丸○
 千代丸が張り差しで中に入ると一気に前に。佐田の海を一蹴した。佐田の海0勝6敗5休、千代丸6勝5敗 
 ○錦木- 豊山●
 錦木が中に入ると押し出しで豊山を降す。錦木5勝6敗、豊山4勝7敗
 ○朝乃山- 魁聖●
 朝乃山が先手をとって左上手。体を寄せてじわりと前に出る。寄り切って朝乃山が勝ち越しを決めた。朝乃山83敗、魁聖65敗  (毎日新聞 2017-09-20


 


ウェブニュースより
 千代大龍、平幕の勝ち越し1号に「あとはノビノビ」 ―― <大相撲秋場所>◇10日目◇19日◇東京・両国国技館
 西前頭3枚目の千代大龍(28=九重)が、平幕の勝ち越し1号となった。「素直にうれしいです。番付は下がることはないので、あとは自分らしい相撲をノビノビ取れれば満足です」と気分よく話した。
 奇襲だった。かち上げやもろ手が多かった立ち合いで、まさかの左上手狙い。「取った瞬間に、横から崩したかった」。だが、すぐにがっぷり四つに組まれてしまった。しかも、形は栃ノ心の得意とする右四つ。誰もが万事休すと思った。しかし、ノッている男は何かが違う。怪力栃ノ心の引きつけをものともせず、反対に自らの腹に乗せてつり上げた。どよめく館内。「そんなに足は上がってないと思いますよ」と涼しい顔で振り返ったが、一気に前に出た。最後は俵で粘る相手の胸を突いて押し出し。「内容は良くないけど、勝ち越したんで、結果オーライでしょう」と喜んだ。
 
https://www.youtube.com/watch?v=cyra9WYE_uo
 
取組後は、念願だったNHKのインタビュー室に久しぶりに呼ばれた。日体大時代に学生横綱に輝いたときも、横綱と初めて対戦したときも「全く緊張しなかった。相撲で緊張したことはない。人生で1番緊張したのは、マージャンで大四喜(ダイスーシー)をテンパったとき」という強心臓の持ち主が「久しぶりで緊張しました」とうそぶいた。それだけうれしい勝ち越しでもあった。10日目での勝ち越しは、前頭6枚目だった13年九州場所以来4年ぶりの早さ。ただ、前頭3枚目以内での勝ち越しは自身初めてだった。しかも、3月の春場所から4場所連続の勝ち越しで、トップを走る大関豪栄道をただ1人、1差で追走する。だが「顔じゃない(分不相応)」といつもの言葉を並べて「優勝なんて夢のまた夢」と意に介さない。その強調される無欲さが、怖い。  [日刊スポーツ 2017年9月19日19時43分]



 大相撲 秋場所10日目の取組速報 ―― 豪栄道が9連勝 貴景勝は初金星 大相撲秋場所10日目の19日、豪栄道が栃煌山に快勝し、9連勝で単独トップを守った。2敗は栃ノ心を四つ相撲で退けた千代大龍のみ。3敗は、この日敗れた阿武咲、貴ノ岩、大翔丸を含めて平幕の計6人。一人横綱の日馬富士は貴景勝のはたきに屈し、今場所4個目の金星を配給した。1場所で4個の金星を配給したのは、2001年秋場所で5個を与えた武蔵丸以来。貴景勝は初金星を挙げた。

 ●栃煌山- 豪栄道○
 豪栄道が踏み込んで前に出る。栃煌山に左に動かれるも再度ぶつかり押し出す。栃煌山3勝7敗、豪栄道9勝1敗

 ●正代- 嘉風○
 正代が右のかち上げ。こらえた嘉風が左を差して中に入るとそのまま勢いよく正代を押し出す。嘉風は6連勝。正代4勝6敗、嘉風6勝4敗

 ●御嶽海- 碧山○
 立ち合い、碧山が御嶽海を起こすとすぐさま頭を押さえてはたく。御嶽海は何もできず。御嶽海5勝4敗、碧山0勝2敗7休

 ○玉鷲- 北勝富士●
 立ち合い、前に出る北勝富士を玉鷲が押し返す。押し出しで玉鷲の勝ち。玉鷲4勝6敗、北勝富士4勝6敗

 ●阿武咲- 琴奨菊○
 左を差しにいった阿武咲。左四つの体勢で琴奨菊ががぶり寄り。土俵際まで追い込み、相手が出たところを引いて突き落とし。阿武咲は3敗に後退。阿武咲7勝3敗、琴奨菊6勝4敗

 ●栃ノ心- 千代大龍○
 がっぷり右四つ。千代大龍がつり上げて栃ノ心を土俵際に追い込むと、最後は押し出し。千代大龍が勝ち越しを決める。栃ノ心1勝9敗、千代大龍8勝2敗
 ●松鳳山- 輝○
 立ち合い、もろ手で突いた松鳳山。右に動いた際に足を滑らせてひざをついてしまう。輝の勝ち。松鳳山5勝5敗、輝3勝7敗
 ○逸ノ城- 貴ノ岩●
 逸ノ城が差した右を抜いてからの小手投げ。豪快に貴ノ岩を転がした。逸ノ城6勝4敗、貴ノ岩7勝3敗
 ●豪風- 勢○
 豪風がもろ手ではたくも、こらえた勢が突き落としで豪風を降す。豪風3勝7敗、勢5勝5敗
 ○千代の国- 大栄翔●
 立ち合いは互角だったが、すぐさま千代の国がいなすと、大栄翔は簡単に崩れてしまう。千代の国6勝4敗、大栄翔6勝4敗
 ●石浦- 宝富士○
 まともにぶつかった石浦、相手の背後にまわりまわしを掴んで揺さぶる。しかし、宝富士が体を左右に動かして何とか向き直ると、最後は送り出しで石浦を破った。石浦2勝8敗、宝富士7勝3敗
 ○千代翔馬- 大翔丸●
 立ち合い、千代翔馬が右のかち上げで中に入ると、のど輪まじりの突きで大翔丸を一蹴。千代翔馬4勝6敗、大翔丸7勝3敗
 ●豊山- 荒鷲○
 突っ張って体を起こし左の前まわしをとった荒鷲。激しい攻めで豊山を圧倒した。寄り倒しで豊山を降す。豊山4勝6敗、荒鷲7勝3敗
 ●隠岐の海- 千代丸○
 隠岐の海が押し込むも足が出ず…引き落としで千代丸の勝ち。隠岐の海4勝6敗、千代丸5勝5敗
 ○魁聖- 佐田の海●
 魁聖の力強い押しに佐田の海は踏ん張れず。土俵際で横にずれながら逃れようとするも寄り切られてしまう。魁聖6勝4敗、佐田の海0勝5敗5休
 ●錦木- 朝乃山○
 朝乃山が突っ張って錦木を起こす。左上手をとると、土俵際で豪快に錦木を投げる。上手投げで朝乃山の勝ち。錦木4勝6敗、朝乃山7勝3敗
 ○遠藤- 徳勝龍●
 立ち合いすぐに左四つで前に出る遠藤。土俵際まで追い込むも今度は徳勝龍が反撃。こらえた遠藤が上手出し投げで徳勝龍を降す。遠藤64敗、徳勝龍28敗    (毎日新聞 2017-09-19


 


プロフィール
ハンドルネーム:
目高 拙痴无
年齢:
92
誕生日:
1932/02/04
自己紹介:
くたばりかけの糞爺々です。よろしく。メールも頼むね。
 sechin@nethome.ne.jp です。


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