瘋癲爺 拙痴无の戯言・放言・歯軋り
まだ明けぬ桜橋を渡り、墨堤通りを北上。東白鬚公園に入る頃漸く白み始める。水神大橋を渡り、汐入公園内のさくら橋を渡り終えたところに、白い花をつけた植木を見つけたので、傍に近寄ってみると、ラベルが取り付けてあり「シデコブシ」というらしい。帰宅後にいろいろ調べてみたが、どれも開花は春・3~4月とある。どうやら、今見る花は狂い咲きらしい。
何だか前方風景が霞んで見える。どうやら周りは朝靄に包まれているらしい。通って来た水神大橋の向こうから大きな真ん円のご来光。カメラに収めてみたが、光りが拡散して目で見たような円弧は見られない。
前方のスカイツリーが霞んで見えるので、またしても眼をやられたのかと何度も眼を擦(こす)ってみた。辺りは薄い靄で覆われているらしい。
白鬚橋西詰まで来ると、土手の草叢に雀よりひと回り大きい鳥の群れが草叢の中で大勢屯している。帰宅後デジカメの映像と鳥類図鑑を併せてみると、どうやらムクドリらしい。
最近は方々の都市でムクドリが大量に増殖して、鳴き声による騒音や糞害などが、しばしば問題になっているが、もともとは、農作物に害を及ぼす虫を食べる、益鳥とされていた。平均的なムクドリの家族(親2羽、雛6羽)が1年間に補食する虫の数は1百万匹以上と研究されている。当時害虫を1匹駆除するのに1円かかると言われていたため、ムクドリ1家族で年間に1百万円以上の利益を国家にもたらす「農林鳥」とたたえられたほどである。Mozart(モーツァルト、1756~1791年)には、ムクドリをペットとして飼っていたというエピソードが残されているという。彼の作曲したピアノ協奏曲第17番の第3楽章には、そのムクドリのさえずりを基にした旋律が主題として用いられていると言われている。
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プロフィール
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目高 拙痴无
年齢:
92
誕生日:
1932/02/04
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くたばりかけの糞爺々です。よろしく。メールも頼むね。
sechin@nethome.ne.jp です。
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