前回「アフリカAに関する難解漢字」の解答です。
1 阿爾及里亜→アルジェリア 2 安加拉 →アンゴラ
3 烏干達 →ウガンダ 4 埃及 →エジプト
5 哀提伯 →エチオピア 6 斯威士蘭 →エスワティニ
7 厄立特里亞→エリトリア 8 加納 →ガーナ
9 佛得角 →カーボベルデ 10 加蓬 →ガボン
11 喀麥隆 →カメルーン 12 岡比亞 →ガンビア
13 幾内亜 →ギニア
アフリカBに関する難読漢字の問題です。
1 幾內亞比紹 →世界最貧国の一つ
2 肯尼亞 →首都ナイロビはマサイ族の言葉で「冷たい水」を意味する
3 科特迪瓦 →この地には象牙の海岸(Côte d'Ivoire)という名が付けられた
4 哥摩羅 →アフリカ大陸とマダガスカル島の間の島国
5 公果共和国 →幾つか同じ名を使う国があります
6 公果民主共和国 →アフリカ大陸で第2位の面積
7 聖多美和普林西比聖普 →独立したのは1975年であり、以後独立国として存在
8 贊比亞 →世界三大瀑布の一つと称されるヴィクトリアの滝がある
9 塞拉略尼 →現在でも平均寿命が短い国の一つとなっている
10 吉布提 →典型的な中継貿易国家
11 津巴布韋 →北の国境にはザンベジ川が流れ、ヴィクトリア滝がある
12 蘇丹 →北のエジプト、南の南スーダンとの間に領土問題を抱えている
13 塞設勒 →世界最大級のゾウガメ生息地
ウェブニュースより
秋葉原殺傷14年 孤立の矛先なお「社会」に 加藤智大死刑囚の死刑執行 ―― 東京・秋葉原で2008年に発生した無差別殺傷事件で、加藤智大死刑囚(39)の刑が26日、執行された。裁判ではインターネット上の居場所を失い、孤独を深めた矛先が「社会」に向いた姿が浮き彫りになった。孤独や孤立は近年相次ぐ襲撃事件でも背景として指摘される。他者とのつながりをどう築くのか。社会に衝撃を与えた事件から14年たった今も対策は道半ばだ。
「強固な殺意に基づき敢行された無差別殺人で、7人の尊い命を奪うなど極めて重大な結果を発生させ、社会に大きな衝撃を与えた」。古川禎久法相は26日の記者会見で死刑執行の理由についてこう述べた。
加藤死刑囚の動機や犯行予告がインターネット掲示板に凝縮されていた点で、2000年代以降に急速に普及したネット社会を象徴する事件だった。
確定判決などによると、加藤死刑囚は小中時代の成績は優秀だったとされる。高校を卒業後、岐阜県の工科系短期大学に進み、その後は派遣社員として自動車関連の工場を転々とした。
ネット掲示板の利用を始めたのは05~06年ごろ。掲示板はほぼ唯一の「居場所」だったが、自分をまねる「なりすまし」や嫌がらせの書き込みをする「荒らし」が相次ぐようになると、徐々に不満を募らせていった。現実社会の中では派遣社員として職場を転々とし、周囲との人間関係は希薄だったとされる。
「現実で大きな事件を起こしてネットのやつらを見返そうと思った」。現実社会への復讐(ふくしゅう)心を燃やし、事件当日の朝には「秋葉原で人を殺します。車でつっこんで、車が使えなくなったらナイフを使います」と犯行予告をネット掲示板に書き込んだ。一審の東京地裁判決は動機の背景として「どこにも居場所がないという強い孤独感があった」と指摘した。
秋葉原の事件後も、無差別殺傷事件は相次いでいる。近年では、京都アニメーション放火殺人事件(19年)や大阪・北新地のビル放火殺人事件(21年)、小田急電鉄と京王電鉄で起きた乗客への襲撃事件(同)などが起きた。
これらの事件の背景にうかがえるのは、社会との接点が乏しい中で自身の境遇に不満を募らせ、一方的に無関係な相手を攻撃するとの共通点だ。7月に起きた安倍晋三元首相の銃撃事件も、容疑者は特定の宗教団体への恨みを元首相に向けたとされる点では似通う。
法務省・法務総合研究所が無差別殺傷事件を起こした52人を対象に調べた13年の報告書では、動機について「自己の境遇に対する不満などを晴らすため」が4割超で最も多かった。近年の事件でも同様の傾向がみられる。
一方、欧米に比べて日本人が孤独を感じる比率は世代を問わず高い。
内閣府によると、日本と米国、ドイツ、スウェーデンの4カ国の60歳以上を対象にした20年度の調査で、「同居の家族以外に頼れる人」に友人を挙げた日本人は4カ国中で最も少ない14.9%。7カ国の13~29歳を対象とした18年度の調査でも「悩みや心配ごとがあった場合、誰にも相談しない」と答えた日本人が約2割で最多で、人同士のつながりの希薄さが目立った。
英国は18年に孤独・孤立問題の担当相を置き、対策に乗り出している。日本は21年に担当相を新設し、社会不安を取り除くための取り組みがようやく緒に就いたばかりだ。他者や社会とのつながりを醸成し、孤独や孤立を生まないための「居場所づくり」などに取り組んでいくことが求められる。
境遇に絶望、孤立深める 新潟青陵大・碓井真史教授(社会心理学)の話
事件の背景にある孤立や孤独といった環境要因に目を向ける必要がある。優秀とされ、人に頼りにくい性質があるような人が挫折すると、友人や周囲からも共感を得られないと思い込んでしまい孤立しがちだ。
不満は世の中に向けられ、矛先は犯人によって異なる。繁華街で楽しく過ごす人々だったり、進学校の子どもたちだったり。憤る相手が飛躍した対象に向かう点は、安倍晋三元首相を銃撃した山上徹也容疑者にも共通する特徴と言えるだろう。
孤立する人に寄り添うのは難しい。家族や友人、周囲が何気ない会話の中で気付いた悩みに耳を傾けるなど、少しだけ踏み込んだコミュニケーションが大事だ。事件から我々は何を学べるのか、一人ひとり考えるべきだ。 【日本經濟新聞 2022年7月26日 20:46 (2022年7月27日 5:31更新))
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