瘋癲爺 拙痴无の戯言・放言・歯軋り
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  昨年12月30日のブログ「姉の死」にもう一つコメントがついた。
◎ 無題 :先生、久しぶりにブログを拝見したら、お姉さまご逝去の記事がありました。 苦楽を共にされたご家族のご逝去、さぞ悲しみも深いものとお察しします。お姉さまのご冥福心よりお祈り申し上げます。 まだまだ寒い日が続きます。先生もお体 ご自愛下さい。 夏にお会い出来るのを楽しみにしています。/シアトルママ 2012/01/09(月)
 
 早速、お礼のメールを発信した。「12月30日のブログへのコメント有難う。/人として生を欲しない者はないでしょう。しかも、これを永遠に生きながらえさせることは出来ません。人として逝く者を傷(いた)まないものはありません。しかもこれを留めて逝かせないでおくことは出来ません。もはや久遠に生き返らせることができないのならば、生は欲しないがいいでしょう。もはや逝かせないでおくことができないのならば、逝く者は傷まないがよいのでしょう。/「逝くものを傷むことなかれ、願わくば生をこそ傷まん」という心境です。/姉は長患いすることなく、元気な内にポックリと逝ってしまいました。これは姉の仁徳のお陰と思っています。私もそうありたいですが、この世に善からぬことばかり残してきた私にはそんなこと望むのは贅沢ということでしょうね。/残りの人生を出来る限り思いのままに過したいと思います。/夏には帰国される様ですね。日程など決まりましたら、早めにお知らせ下さい。/まずは、仁ちゃんのコメントにお礼まで 1月11日」
 
 カレンダーを見ると本日は鏡開きとある。
569d2437.JPG 鏡開き(かがみびらき)・鏡割り(かがみわり)とは、正月に神(年神)や仏に供えた鏡餅を下げ、雑煮や汁粉で食べる行事である。年中行事のひとつ。
 武家では、鎧などの具足に供えた具足餅を下げて雑煮にして食し、これを「刃柄(はつか)」を祝うといった。この武家社会の風習が一般化したものである。また、女性が鏡台に供えた鏡餅を開く事を「初顔」を祝うといい、二十日(はつか)にかける縁語とした。
 刃物で切るのは切腹を連想させるので手や木鎚で割り、「切る」「割る」という言葉を避けて「開く」という言葉を使用する(「開き」は「割り」の忌み言葉)。鏡は円満を、開くは末広がりを意味する。また、鏡餅を食すことを「歯固め」という。これは、硬いものを食べ、歯を丈夫にして、年神様に長寿を祈るためという。
 元々は松の内が終わる小正月(1月15日 (旧暦))後の1月20日 (旧暦)に行われていたが、徳川家光が亡くなったのが慶安4年(1651年)4月20日 (旧暦)であったため、関東では1月20日を忌日として避け、後に松の内後の1月11日 (旧暦)とされた。ゆえにグレゴリオ暦(新暦)になった現在も松の内が1月7日の地方では1月11日、松の内が1月15日の地方では1月20日(二十日正月)、京都では1月4日に行われる。
 祝宴などで菰(こも)を巻き付けた酒樽(菰樽という)の蓋を木槌で割って開封することも鏡開きという。 これは、酒屋では酒樽の上蓋のことを鏡と呼んでいたことに由来する。 また、この場合は鏡抜きと呼ぶこともあり、「鏡開き」と呼ぶのは誤りだという説もある。  (ウィキペディア フリー百科事典)より
 
 今朝のウェブニュースより
3600ebc0.JPG 「私の関心は天下国家」 被告人質問で小沢元代表 ――  無罪を主張する剛腕政治家は法廷でも臆せず、検察官役の指定弁護士と対決した。東京地裁で10日、小沢一郎元民主党代表(69)が被告人質問に臨んだ。事件の核心の一つ、虚偽記入への関与を問われ「全て秘書に任せていた」と明確に否定した。供述を変遷させてきた4億円の原資は「もろもろの金だ」。相次ぐ追及にいら立ったのか、語気を強め反論する場面も。判決を左右する攻防が始まった。/10日、初公判以来およそ3カ月ぶりに証言台に立った小沢一郎民主党元代表(69)。真っすぐに裁判長を見据えながら「私の関心事は天下国家」と胸を張って答える一方、ゼネコンからの裏献金を「本当にばかげた推論」と批判。一連の事件をめぐり検察が描いたシナリオについて、感情をあらわに否定し、独自の“法解釈”を示すなど強気の発言も随所に見せた。/弁護団は、小沢事務所の書生や秘書の業務、役割について、繰り返し質問。時折、元代表は弘中惇一郎弁護士に目をやりながら「(秘書には)自主的な判断で仕事をやってもらっている」「干渉していては仕事にならない」とよどみなく答え、「私の関心事は天下国家の話。それに全力を集中する日常を送っているつもりだ」と力を込めた。(岩手日報、2012/01/11)
 
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「天下国家」
 わたしの大好きな言葉です。
 中国の人は、古来国家観念が薄く、「天下」(世界)のことを考えています。漢字が日本に伝わったあと、江戸時代にも「天下」という用法が現れたようですが、世界を指すものではなく、「藩」という狭い意味にとどまります。
 ところで小沢さんの「天下」はどういう意味でしょうね。日本?それとも世界?彼自身も分からないかもしれません。いずれにしても曖昧すぎて弁解にはなれません。
シン 2012/01/11(Wed) 編集
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1932/02/04
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