瘋癲爺 拙痴无の戯言・放言・歯軋り
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 今朝のウェブニュースより
36215098.JPG 混迷都知事選!“本命浮上”東国原が勝てないジンクスとは?――  東京都知事選は、鉄板級の本命とされた石原慎太郎知事が不出馬の意向を固めたことで、一気に大混戦となりそうだ。急浮上した神奈川県の松沢成文知事(52)や、宮崎県の東国原英夫前知事(53)は一躍、有力候補に浮上するが、実はこれまで、他県からの“お下がり”、いや“転籍”候補は苦戦する傾向にある。/神奈川県知事を2期務めた松沢氏は22日、自身の擁立を都政関係者が検討しているとの一部報道について、「打診があったとか連絡があったというのは一切ない」と発言。出馬自体については「すべての政治環境を勘案して、最終的に判断する。3月に入るときには、しっかり決める」と否定しなかった。「石原氏の後継」との声もあり、民主、自民両党が相乗りする可能性もある。/また、東国原氏は同日、文化放送の「大竹まことゴールデンラジオ」に出演し、司会者の大竹の質問攻めに対し、「頑張らないと…」とポロリ。名古屋市の河村たかし市長や大阪府の橋下徹知事といった人気者と連携して勝ちをさらいたいところか。今月中にも、態度表明するとされる。/このほか、ワタミ前会長の渡辺美樹氏(51)がすでに出馬表明。蓮舫行政刷新相(43)や、猪瀬直樹副知事(64)の動向も注目されている。/中でも、松沢、東国原両氏は知事経験者であり、ある程度行政手腕を認められ、知名度もあるが、気になるデータが存在する。/1947年日時が普通選挙で選ばれるようになって以降、複数の都道府県で知事を務めた例はない。/都知事選でも、63年に兵庫県知事経験者の阪本勝氏が約66万票差、2007年には宮城県知事経験者の浅野史郎氏が約112万票差で現職の厚い壁にはねかえされた。/このときは、都民の「他県からのお下がり」に対するアレルギーのほか、他県の知事経験者が都知事に転身することの正当性が疑問視された。/ただ、今回は対現職とならない公算が大きく、一概にはいえそうにない。/政治広報システム研究所の久保田正志代表は「トレンドは地域政党に有利。東国原氏が突き抜ける可能性がある」と話しているが、果たして…。    (zakzak、2011.02.23)

3acece1c.JPG 麒麟(きりん、普通話でチーリン:qílín)は中国神話の伝説上の動物で、鳥類の長である鳳凰と並んで、獣類の長とされる。
 形は鹿に似て大きく背丈は5mあり、顔は龍に似て、牛の尾と馬の蹄をもち、雄は頭に角をもつとも言われる。背毛は五色に彩られ、毛は黄色い。頭に角があり、本来は1本角であるが、2本角で描かれる例もある。
普段の性質は非常に穏やかで優しく、足元の虫や植物を踏むことさえ恐れるほど殺生を嫌うとされる。
 神聖な幻の動物と考えられており、1000年を生き、その鳴声は音階に一致し、歩いた跡は正確な円になり、曲がる時は直角に曲がるという。また、動物を捕らえるための罠にかけることはできない。麒麟を傷つけたり、死骸に出くわしたりするのは、不吉なこととされる。『礼記』によれば、王が仁のある政治を行うときに現れる神聖な生き物(=瑞獣)であるとされ、鳳凰、亀、龍と共に「四霊」と総称されている。
 韓愈(768~824年)は字を退之(たいし)、昌黎(しょうれい、河北省)の出身。仕えて刑部侍郎(法務次官)にまで昇進したが、彼の「仏教排撃論」が憲宗の逆鱗に触れ、潮州(広東省)に流された。後に中央に召し返され、吏部治郎で終った。彼は文学において、内容を尊び先王の道でなければならぬとし、内容を表現するには修飾過多の「四六駢儷文」は不適格であり、自由闊達な「古文」を用いるべきだとした。凝縮と拡散の2方向を内在する彼の文は人間性の機微を捉ええたので以後長く散文の模範になったという。
 彼の「獲麟解」は、問答の形を変えた議論文(「解」という)である。『爾雅』(中国最古の類語辞典)の釈獣に「麟は麕の身に、牛の尾、一つの角のもの」と見え、聖人の出現に伴って現れるという想像上の動物である。獲麟のことは『春秋』魯の哀公14年の項に「西に狩して麟を獲(え)たり」と見え、『春秋左氏伝』箭『春秋公羊(くよう)伝』によれば、人はこれを不吉なものと思い、麟とは知らなかった。孔子はこれを麟と知り、出現の時を得なかったのを嘆き、「わが道窮せり」と言い、『春秋』の著述を打ち切った。「筆を獲麟に絶つ」は有名な故事となっている。韓愈は以上のようなことを素材としてこの文章を作り、自己の不遇を嘆く意を託したという。
358b7963.JPG   麒麟について    韓愈
 麒麟が霊獣であることは、紛れもない事実である。『詩経』に読まれ(周南・麟の趾)、『春秋』に書かれ、その他物の本屋や諸子百家の書物にあれこれと見えている。女子供さえも、それがめでたいものであることを、みんな知っている。
 しかし、麒麟という動物は、人家に飼われたことがなく、いつも天下に存在するとは限らない。その形状は比類を絶しており、馬・牛・犬・豚・山犬・狼・馴鹿・鹿などいずれにも似ない。してみれば、麒麟が存在したとしても、それが麒麟であるとは判らないわけである。
 角があれば、私にはそれが牛であると分かる。たてがみがあれば、私にはそれが馬であると分かる。犬・豚・山犬・狼・馴鹿・鹿を見れば、私にはそれが犬・豚・山犬・狼・馴鹿・鹿であると分かる。ただ、麒麟だけはわからない。分からなければ、それを不吉なものと考えるのは、道理のないことではない。
 しかしながら、麒麟が出現するときには、必ずや聖人と呼ばれる方が、君主の位についていられるものだ。麒麟は聖人の為に出現するものであるからだ。聖人には必ず麒麟がそれと分かる。されば麒麟はやはり不吉な物ではない。またこうもいえる。麒麟が麒麟であるわけは、徳をそなえているからであって、形状の如何によるものではない、と。それ故、もし麒麟の出現が、聖人の現れる時を待ったのでなければ、これを不吉なものと考えても、道理のないことではなかろう。

3da7007d.JPG 頭の体操19の解答) 左図のように点線の所で折って、AとA’、BとB’が同じところに来るように重ねる。A’から描きはじめ、D、B’(B)、C、Aの順に描いて、□ACBDを描き、紙を広げて残りの部分を一筆で描くことができる。




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