藻(も)を詠める歌14
巻12-3076:住吉の敷津の浦のなのりその名は告りてしを逢はなくも怪し
巻12-3077:みさご居る荒礒に生ふるなのりそのよし名は告らじ親は知るとも
巻12-3078:波の共靡く玉藻の片思に我が思ふ人の言の繁けく
巻12-3079:わたつみの沖つ玉藻の靡き寝む早来ませ君待たば苦しも
巻12-3177:志賀の海人の礒に刈り干すなのりその名は告りてしを何か逢ひかたき
巻12-3205:後れ居て恋ひつつあらずは田子の浦の海人ならましを玉藻刈る刈る
巻12-3206:筑紫道の荒礒の玉藻刈るとかも君が久しく待てど来まさぬ
ウェブニュースより
藤井聡太王位・棋聖、“鬼の棲家”順位戦B級1組で2勝目 屋敷伸之九段下す ―― 将棋の藤井聡太王位・棋聖(18)が6月13日、順位戦B級1組3回戦で屋敷伸之九段(49)に130手で勝利し、同組で今期2勝目(1敗)を挙げた。2回戦で稲葉陽八段(32)に敗れ、順位戦での連勝記録が「22」で止まっていたが、タイトル3期の実績を持つ屋敷九段に、じっくりとした進行から中盤以降少しずつリードを奪い、拡大していく落ち着いた指し回し。“鬼の棲家”と称される激戦区で、A級昇級に向けて再スタートを切った。
屋敷九段が得意とする相掛かりからのスタートになった一局は、角・歩の交換こそあったものの、本格的な戦いが始まったのは、夜戦に入ってから。自然な指し手に終始したように見えるものの、形勢としては確実に差を広げていき、終盤に入ったところでははっきり優勢に。「AI超え」のような目立つ一手ではなく、全体の構成で勝利する骨太の強さで、最後は長手数の詰み筋を読み切った。
https://www.youtube.com/watch?v=mRO2rpFAElQ
対局後、藤井王位・棋聖は、2回戦で敗れていたことについて「B級1組は特に長いので、星取りは考えずに臨もうと思っていました」と対局前の心境を振り返ると、「序盤から選択肢が多くて、本譜よりいい展開を選べたところもあったと思います」と一局を通した感想をコメント。次局に向けては「まだ9局残っているので、あまり先のことを考えずに目の前の一局一局に集中したいです」と抱負を述べた。
藤井王位・棋聖には、谷川浩司九段(59)が持つ21歳2カ月の最年少名人記録更新の可能性を残しており、今期A級への昇級を果たし、来期のA級で挑戦権獲得、さらに奪取する必要がある。逆に今期、昇級できなければ飛び級のシステムがないだけに、記録更新は不可能になる。
順位戦のほか、今月には渡辺明名人(棋王、王将、37)との棋聖戦五番勝負、豊島将之竜王(叡王、31)との王位戦七番勝負と重要な対局が続くだけに、天才棋士の夏は今年も多忙で激しいものになる。(ABEMA/将棋チャンネルより) 【ABEMA TIMES 2021.06.14 00:41】
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