瘋癲爺 拙痴无の戯言・放言・歯軋り
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  昨日のブログで総当たりリーグ戦の組み合わせは一日目の組み合わせから書き下ろすことが出来るとあったが、この秘密について説明しよう。
59585696.jpeg 左図のように、円周を7等分して、時計回りに等間隔に2から8までの番号をつける。また、中心を1とする。ずのように、3と8、4と7、6と5をそれぞれ結んで三本の弦を作り、1と2を結ぶ半径も作ることにする。こうすれば、結ばれた数字同士は1日目の取組みを表していることになる。
 二日目以降の取組みは、1と2を結ぶ半径を時計の針と考えて、時計回りに1/7周ずつ回転していけば得ることが出来る。この時、3本の弦も1と2を結ぶ半径の動きにつれて、同じように1/7周ずつさせるものとするのである。
 この方法ですべての取組みが矛盾なく作られることは次のように説明される。一周する間に1が2から8までの全ての数と組み合わされるのは明らかであるからその他の組み合わせについて考えてみる。
 先ず、円内の三本の弦を見ると、その長さは全て違っている。具体的には3と8を結ぶ弦は2/7周の弧に対するもの、4と7を結ぶ弦は3/7周の弧に対するもの、5と6を結ぶ弦は1/7周の弧に対するものとなっている。ところが、1/7周ずつ離れた円周上の7個の点を結ぶ弦はこの三本の弦で尽くされている。したがって、各弦を1/7周ずつ回転させると、2なら2に毎回違った長さの弦が来て違った距離(数字)と結ばれることになる。そして、可能な弦の長さが全てそろっているので、一回転する間に円周上のどの数字とも結ばれることになる。このことは、どの2力士も7日間のうちに一回だけ組み合わされることを意味する。
 所望の組み合わせを作れる弦の結び方は2に示したものだけに限らない。例えば、最初に1と2、3と7、4と5、6と8を結んだ弦を作り、それを回転しても良いわけである。
f82bb370.jpeg ただし、うっかり、左図のように弦を結んだりすると、3と5、6と8を結んだ2本の弦の長さが等しくなるために、同じ組み合わせがダブルことになってしまう。



 1と2を結んだ結んだ半径と、直角に他の弦を作るのが一番着実な方法である。この方法なら一般に2n(偶数)人に対する組み合わせを作ることが、可能である。明日はこのことについて言及してみよう。
 
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