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藤井聡太竜王、1日2勝で4強「負けもあった」169手大熱戦で増田康宏六段下す 朝日杯 ―― 将棋の最年少5冠、藤井聡太竜王(王位・叡王・王将・棋聖=20)が15日、名古屋市「名古屋国際会議場」で行われた第16回朝日杯将棋オープン戦本戦トーナメント(T)準々決勝で、後手の増田康宏六段(25)を169手で下し、ベスト4に進出した。この日の2局はいずれも藤井が先手番となり、これで先手番での連勝記録を「20」に伸ばした。
午前の本戦T1回戦では阿久津主税(ちから)八段(40)に逆転勝ち。
https://www.youtube.com/watch?v=qujznYOGQN8
地元・愛知のファンが見つめる公開対局で、いずれも逆転勝ちで1日2勝を挙げ、2年ぶり4度目の優勝へ好発進した。2月23日、東京・有楽町朝日ホールで行われる準決勝で豊島将之九段(32)と対戦する。
増田戦の戦型は角換わり。開始から約20分で最終盤に突入し、両者とも持ち時間の40分を使い切って1分将棋となった。藤井は「お互いの玉が寄るか寄らないか激しい展開になり、判断のつかない局面が多かった。負けの局面もあったとも思うが、何とか食いついていければと思ってやっていた」と振り返った。
劣勢から怒濤(どとう)の王手を連発し、大逆転につなげた。対局場にいた約190人が超ハイレベルな攻防戦を固唾(かたず)をのんで見守った。
https://www.youtube.com/watch?v=G-YHF4ou5c4
15日に放送されたNHK杯3回戦では佐藤天彦九段を下し、自身初のベスト8入りを決めた。
https://www.youtube.com/watch?v=0uEgER7O8n4
朝日杯と合わせ「1日3勝」と破竹の勢いだ。先手番では圧倒的な強さを誇る。これで先手番は20連勝。本年度は先手番で敗れたのは6月の棋聖戦5番勝負第1局、永瀬拓矢王座との千日手再指し直し局のみだ。将棋では先手番が若干、有利とも言われるが、20連勝は驚異的な数字だ。これで直近10局は9勝1敗。5冠を堅持しながら勝率は8割を超える。
現在、羽生善治九段(52)の挑戦を受ける、第72期ALSOK杯王将戦7番勝負を戦っている。将棋界のレジェンドとの「世紀の一戦」では、第1局を勝利した。王将戦第2局は21日から大阪・高槻で始まる。20歳が絶好調モードに入った。 [日刊スポーツ 2023年1月15日17時51分]
「1人大関」貴景勝、連日流血の激闘制して1敗死守 琴勝峰も1敗で並走 ――<大相撲初場所>◇8日日◇15日◇東京・両国国技館
「1人大関」貴景勝は、連日の流血の激闘を制して1敗を死守した。
東前頭4枚目の錦富士と対戦。激しい押し合いからいなされてピンチもあったが、最後は何とかはたき込んだ。大関は口のまわりを血で染め、錦富士の肩にも返り血がつく激闘だった。
関脇豊昇龍は立ち合い、右への変化で佐田の海を送り倒し。6勝2敗で優勝争いに踏みとどまった。
東前頭13枚目の琴勝峰が千代丸を押し出し、7勝目と勝ち越しに王手をかけた。平幕の他の1敗勢がことごとく敗れ、優勝争いに絡んでいる。
関脇正代は新小結若元春に寄り切られて6敗目。今場所の2桁10勝の可能性はなくなり、大関復帰も消滅した。
[日刊スポーツ 2023年1月15日18時12分]
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