瘋癲爺 拙痴无の戯言・放言・歯軋り
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 夏から秋に季節が移り変わる際、真夏の間本州一帯に猛暑をもたらした太平洋高気圧が南へ退き、大陸の冷たい高気圧が日本海や北日本方面に張り出してきた。この性質の違う2つの空気がぶつかる所は大気の状態が不安定になり、秋雨前線が発生する。梅雨前線と同じように、前線を挟んで夏の空気と秋の空気とが押し合いをしているため、前線は日本上空を南下したり北上したりする、こうして長雨が続くのだという。
 昨日は朝から快晴で気持ちのよい1日であったが、外にも出掛けず、プリント・製本三昧。失敗の繰り返し。大河ドラマ「竜馬伝」を見て、就寝。夜半に雨音で目が覚め眠れず。王維の「秋夜独坐」を書写してみる。
65814b10.JPG 訳)独り居の身は鬢に白いものが増えたのを悲しんでいる/誰もいない座敷でもう夜も更けようとするとき/雨の中に木の実の落ちる音がする/灯りの下ではこおろぎの鳴く声/白髪の色はもう変わるものではなかろう/不老不死の薬など出来るはずもない/老病を除く術が知りたければ/無生の理(ことわり)を学ぶほかに道はないのだ
662464ed.JPG 無生とは当時の仏教でしきりに言われていた至極の境地。人間の生死が惑いのもととなるところから、その生を没却して真の仏道に到達しようとするもの。
因みに、王維は仏教信者であり、字(あざな)の「摩詰」は本名と続けると維摩詰(ゆいまきつ、古代インドの商人で、釈迦の在家の弟子)となるところから付けたといわれている。

 今朝は昨夜の雨が未だ止まず、外出できず。朝食後、雨も止んだようなので、花川戸のクロネコに立ち寄り、駒形橋を渡って、隅田川沿いに北上。東武線隅田川橋梁を過ぎたところから、テラスに降りて北上。白鬚橋を渡って帰宅しようと思ったのだが、桜橋を過ぎてしばらく北上した所で、雨が降り出したので、遊歩道に上がり、引き返し桜橋を渡って帰宅した。
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2844da78.jpg 雨は霧雨模様でたいしたことはなかった。隅田公園の梅園にある花壇にはコスモス・ペチュニア・撫子などの草花が咲き競っている。





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