瘋癲爺 拙痴无の戯言・放言・歯軋り
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 橋場・今戸のテラスを往復して、帰宅する。山谷掘り公園を横切って、聖天公園を通ると、公園の入口に百日紅(さるすべり)の木がピンクの花を付けていました。

  「紫薇花」  杜牧
  暁迎秋露一枝新
  
不占園中最上春
  
桃李無言又何在
  
向風偏笑艶陽人 

〈読み〉 暁(あかつき)に秋露(しゅうろ)に迎()いて一枝(いっ
    し
)新たなり
     
()めず 園中 最上(さいじょう)の春を
     
桃李(とうり) 言(げん)無く 又た何(いず)くにか在る
     
風に向かって偏(ひと)えに笑う 艶陽(えんよう)の人を

〈訳〉  夜明の露に濡れながら 一枝の花が咲き出した
     
華やぐ春の庭園に 咲きほこる気持ちはない
     
桃や李は見る影もなく いったい何処へ消えたのか
     
秋風に吹かれて百日紅 春好みを笑っている

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目高 拙痴无
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1932/02/04
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 sechin@nethome.ne.jp です。


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