瘋癲爺 拙痴无の戯言・放言・歯軋り
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  昨日は爺の81回目の誕生日。歌舞伎界の重鎮 市川団十郎が亡くなった。66歳だという。
 この世にいても何の意味もない爺のような奴が永らえて、これからも生きて世のため人のために活躍すべき人が去ってで逝く。まあ、この世の現実は「不条理の連続」という条理のもとで流れてゆくものなのだ。
 ウェブニュースより、
0b757fcb.jpeg 團十郎さん死去 芸も人柄も愛され ―― 歌舞伎役者の市川團十郎さんが3日夜、肺炎のため亡くなった。白血病を克服し、4月の新・歌舞伎座こけら落とし公演の出演演目も決まり、早い復帰が待たれていたところだった。突然の訃報に、ゆかりのある人たちから惜しむ声が上がった。
◆白血病の患者ら招待:白血病の壮絶な闘病生活をくぐり抜けた團十郎さんは、毎年公演に白血病の患者や家族を招待していた。團十郎さんが会長を務めていた白血病患者を支援するNPO法人(全国骨髄バンク推進連絡協議会」の野村正満副会長は「患者や家族、関係者にとっても大きな存在だった。みんなショックを受けている」と話した。/同会によると、團十郎さんは白血病から完全復帰後の2009年11月の国立劇場での公演から白血病の骨髄移植経験者らを招待。その後も、患者や骨髄移植のドナーなどを公演に招待した。公演後に楽屋に患者らを招いたり、関係者の集いで二次会や三次会まで顔を出し、患者ら一人一人に声を掛けて回っていたりしたという。/11年7月には「私のような者でもお役に立てるなら」と会長職を快く引き受けていた。野村副会長は「すごい方なのに非常に腰が低く、人に優しい方でした」と話す。團十郎さんの活躍する姿は、患者の大きな活力になっていたという。野村副会長は「昨年秋に会った時は元気だったが、入院したと聞いて、お見舞いに行こうと思った時はかなりよくないと聞き、ずっと心配していた」と語った。
◆惜しむファン「早すぎる」:團十郎さんの死去から一夜明けた四日、ファンからは「早すぎる」「若くして亡くなり残念」と惜しむ声が相次いだ。/東京・日比谷の日生劇場前。午前の歌舞伎公演を見に来た江戸川区のアルバイト前田みどりさんは「まだ早いのに…」と驚いた様子。「ベテランらしい演技が素晴らしかった。歌舞伎界の柱。もっとお芝居がしたかっただろうに」と悲しんだ。/昨年十二月の中村勘三郎さん死去に続く悲報。茨城県土浦市の無職穴沢徹さん(73)は「天才で努力を惜しまなかった。勘三郎さんといい、スーパースターが相次いで去ってしまい残念」と肩を落とした。
◆浄瑠璃愛好家「気配り、律義な人」:團十郎さんの公演を支えてきた浄瑠璃「河東節(かとうぶし)」の愛好家でつくる「十寸見(ますみ)会」世話人の一人、深山小十郎さん(71)=東京都練馬区=は「昨年お会いした時は本当にお元気だった。新しい歌舞伎座がいよいよできると楽しみにされていたのに」と死を悼んだ。/河東節は江戸時代に浄瑠璃語りの「十寸見河東」が広めた三味線音楽の流派で、十寸見会はその愛好家の集まり。深山さんは四十年になるベテランで、舞台正面奥の御簾(みす)から河東節で盛り上げてきた。/昨年8月31日に東京・国立能楽堂で開かれた「市川流リサイタル」では、團十郎家の四人で「三番叟」を演じ、十寸見会が演奏した。翌九月には、深山さんが理事を務める財団法人古曲会の五十周年記念の演奏会に團十郎さんが特別出演し「助六」を踊った。/1985年の12代目襲名時に團十郎さんから贈られた扇子を、深山さんは今も大事に持つ。「私みたいなものにも気を配っていただき本当に律義な方でした。大事に使わせてもらっています」と早すぎる別れを惜しんだ。
◆成田市民「悲しい」:團十郎さんは、折に触れて千葉県成田市の成田山新勝寺を参詣し、10年ごとの開帳では歌舞伎を奉納するなど、本尊の不動明王をあつく信仰していた。大みそかには家族そろって訪れ、一月一日午前零時からの御護摩祈祷(きとう)を受けるのを習わしとしてきた。昨年11月に夫妻でお参りに来たのが最後になったという。このとき境内を案内した新勝寺企画調整課の村井浩孝係長は「とても元気そうで、貫主との面会では孫娘の話題で笑顔を見せ、次の御開帳も楽しみにしておられた」と驚いた様子。山崎照義寺務長らが4日朝、弔問に向かったという。/境内で土産物店を営む篠原貞子さんは「驚き、とても悲しく思う。多くの成田市民が成田屋を応援してきた。(4月に開場する新しい歌舞伎座の)こけら落としの舞台には立ってもらいたかった」と話した。後継ぎに恵まれなかった初代團十郎(1660~1704年)が、父の故郷の下総国幡谷村(現成田市)に近い新勝寺で祈願したところ、長男を授かったのが信仰の始まり。その後、「成田屋」の屋号を用いるようになったとされる。   (東京新聞 2013年2月4日 13時59分)
 
25c890f8.jpeg 正月2日に、塾友のTS氏が浅草演芸ホールの自由入場券をプレゼントしてくれた。昨日は、休日明けで場内も空いていることだろうし、爺の誕生日でもあると言うことで、婆様と連れ立って出かけた。
 帰宅すると、郵便受けに夕刊と一緒に横浜のN氏からの封書が届いていた。何事かと、すぐに開封してみると、万札とともに手紙がはいっていた。曰く
「2013.2.3/日高節夫様/IK
 前略/元気ですか。成人の日の雪掻きで滑って尻餅をつき、尻も腰もどうもなかったのですが、尻を庇って、下についた右手を少しばかり切ってしまいました。その傷もようやく治って、手を洗う湯がしみて痛まなくなりました。80才になっても、皮膚の再生能力はまだあると見えます。/さて、つばめグリル八十路のつどいで、君に何かと通信費のものいりをさせることを考え、今年のカンパをお届けします。印刷費、郵便費の一部にでも当てて下さい。/わが家は老妻が電気コードに引っかかって廊下で転倒して、テーピングで治療しているものですから、私が家事をてつだうのですが、やりかたが悪いと文句たらだらです。頭の悪い叩き上げの上司に昔同じようなめに会ったことがありますが、80才でこのような上司? に会おうとはね。/対処策は「ようし、分かった」とへんじをして、その指示に従わず、自分の思う方向で家事を処理することです。終りよければすべて良し。プロセスなんぞ、幾通りもあるのです… と、こう開き直ると気が楽です。/近頃、さっぱり手紙を書かないKにFAXしてみた。返事が来て「ここのところ腰痛が出て難儀している」と書いてあった。たしかにこの歳になると、あっちこっちも痛むものだよ。昨夜も寝床の中でこむら返りが起こって目が覚めた。/まあ、命に別状はなかろうが、痛いことは痛い。/そんなこんなの毎日だか、今日節分で君の豆撒き姿の写真を思い出した。/生きられるだけいきてみようよ。/とりあえず節分のご挨拶/草々」
 
 携帯メールが入った。
 蒲田のshinさんからのメールに、曰く、「日高 さま/本日は81歳のお誕生日ですネ。おめでとうございます!/益々のご健康をお祈り申し上げます。/最近は、穏やかな天気が続いていますネ。でも油断せずに、お体に十分お気をつけてください。/またの再会を楽しみにしております。/奥様にもどうぞよろしくお伝えください。/                            シン@蒲田」
 爺からshinさんへ曰く、「誕生日のお祝いの言葉有難う/僕の生まれた1932年は2月4日が節分で、5日が立春でした。これが僕が節夫と名付けられ、セッチンと呼ばれるようになった由縁です。ハハハハッ/まずはお礼まで/セッチンより」
 
 塾友のkanameちゃんからのメールに、曰く、「〓お誕生日おめでとうございます〓〓kanami〓」
 爺からkanameちゃんへ曰く、「ありがとう。寄席に言っていたので返事が遅れました。/日高」
 さらに、kanameちゃんからのメールに、曰く、「先生がお元気でいらっしゃる事がkanamiとって大きな〓幸せ〓の一つです〓」
 
 婆様からかTS氏夫人に、浅草演芸ホール自由入場券頂戴のお礼のメールを入れたらしい。婆様の携帯に折り返し返事が届いた。曰く、
「今晩は。ご無沙汰しております[m(_ _)m]/浅草演芸場行って下さったのですね。わざわざご報告して戴いて恐縮です。/ありがとうございます。/日高先生のお誕生日にお二人で 笑って戴けたことが分かって 私もすごく嬉しいです〓。/主人も喜びます。
 そうそう、東京マラソンに向け一昨日は 主人とTKさんと MNさんと三人で 一緒に少し練習で走ったようです。/東京マラソンに参加が決まって走るようになってから体重もかなり落ちて 今のところは結構楽しそうにしています。/本番 どうなることか…? /多分 ヘロヘロになると思います。私は少し意地悪な目で見ています〓/当日出来ましたら 応援 宜しくお願い致します。/一昨日、昨日と 凄く暖かくてびっくりしましたが、また 明日夕方から雪の予想も出ていますので 風邪など引かれませんようお気をつけ下さい。
メール 戴けて嬉しかったです。有り難うございました。日高先生にも宜しくお伝え下さい。M「__」m/ではまた(⌒0⌒)/~~makiko〓」
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プロフィール
ハンドルネーム:
目高 拙痴无
年齢:
92
誕生日:
1932/02/04
自己紹介:
くたばりかけの糞爺々です。よろしく。メールも頼むね。
 sechin@nethome.ne.jp です。


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