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ウェブニュースより
 8連勝翠富士へ八角理事長、前向きマイナス思考?のすすめ「負けられるぐらいの気持ちで」 ―― <大相撲春場所>◇8日目◇19日◇エディオンアリーナ大阪
 幕内最軽量の勢いが止まらない。西前頭5枚目の翠富士(26=伊勢ケ浜)が、自分より72キロも重い碧山(36=春日野)を、真っ向勝負の末、寄り切りで下し8連勝。優勝争いで単独トップの座を守るとともに、幕内第1号の勝ち越しをストレートで決めた。

 碧山の突っ張りを正面から受けてもひるまず、いなして右をのぞかせ頭をつけた。しばし動きが止まった後、得意の肩透かしを引いて189キロをグラつかせて体勢を崩すと、再び懐に潜り込み正面土俵に寄り切った。
 報道陣のリモート取材に応じた日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)は「かち上げられても下がらずに自信を持って相撲を取っている。弱気になったら当たって、すぐにいなしたりしただろうが、そんなことを頭に一切ない。(自分の)当たりが強いから体が小さくても下がらない」と連日の高評価の言葉を述べた。さらに「体が小さい人は気持ちで負けたら終わってしまう。(ストレート給金で)自信がつくんじゃないかな」と続けた。
 1差で追うのは小結大栄翔(29=追手風)1人になった。優勝争いでがぜん、注目される小兵の翠富士だが「これからでしょうね」と同理事長。優勝争いを「中日から意識してしまうと息切れする」と見通し、翠富士には「『あと2つぐらい負けられる』ぐらいの気持ちでいれば体が動くでしょう。全部勝たないと、となると体が動かなくなる」と前向きなマイナス思考? を勧める。後続も「1敗はいるけど残り全勝するかとなると、そうはいかないでしょう」という読みに裏付けた解説だ。「まあ、そうはなかなか思えないだろうけど」と付け加えながらも、終盤戦に向けての余裕を持った心構えを説いていた。    [日刊スポーツ 20233191840]


【棋王戦】藤井聡太竜王が史上最年少6冠! 公式棋戦も合わせ10冠の快挙、タイトル戦13連勝 ―― 藤井聡太竜王(王位・叡王・王将・棋聖=20)が史上最年少6冠となった。栃木県日光市「日光きぬ川ホテル三日月」で19日行われた、将棋の第48期棋王戦コナミグループ杯5番勝負第4局で先手の渡辺明棋王(38)を下した。シリーズ3勝1敗として初の棋王を獲得するとともに、20歳8カ月の史上最年少6冠を達成した。過去の6冠は、1994年(平6)12月に羽生善治現九段(52)が24歳2カ月で獲得しただけ。藤井はこれを3年6カ月更新した。渡辺は名人の1冠に後退した。

 5筋の攻防戦から藤井が抜け出した。徐々にリードを広げ、AIの勝率を表示する評価値が緩やかに上昇するいつもの「藤井曲線」を描く。詰み筋を読み切ると、最後は勝利へ一直線。「藤井直線」となった。これでタイトル戦は13連勝。13期獲得は佐藤康光九段(53)と並び、歴代7位タイとなった。
https://www.youtube.com/watch?v=tHCoZuj5oHM&list=RDCMUCwNxufgy9QYZd0agIBLblDA&start_radio=1&rv=tHCoZuj5oHM&t=17
 過去5回の棋王戦は、前回の挑戦者決定(挑決)トーナメント3回戦が最高だった。1718年度は予選を突破して挑決まで勝ち上がりながら初戦で敗退。1920年度は予選で姿を消した。
 今期の挑戦者決定トーナメントは、準決勝で佐藤天彦九段(35)に敗れた。勝ち抜き形式で挑戦者を争う竜王戦、叡王戦、王座戦、棋聖戦なら終わるところだが、「ベスト4以上は2敗失格」という棋王戦独自のルールに救われた。もう1敗もできない状況で敗者復活戦に回り、伊藤匠五段(20)、羽生と撃破。トーナメント優勝者は1勝、敗者組は2連勝が条件という挑戦者決定戦変則2番勝負で佐藤天に連勝し、初の挑戦権を獲得した。
 準決勝敗退組で挑戦者となり、一気に棋王を奪ったのは、20年前の第28期の丸山忠久現九段(52)までさかのぼる。その丸山は00年から3期連続で名人を獲得した。実績を引き合いに出せば、藤井も名人獲得の条件には見合う。
 この日、NHKEテレで放送された「第72NHK杯テレビ将棋トーナメント」決勝で佐々木勇気八段(28)に勝ち、初優勝した。本年度はタイトル6冠に加え、JT杯、銀河戦、朝日杯、NHK杯も制覇と将棋界史上初の公式棋戦4冠も果たした。
 合計「10冠」の藤井が次に目指すのは、名人。「最も歴史と格式のあるタイトル」と、自身は考えている。渡辺に挑戦する7番勝負は来月から始まる。7冠と、谷川浩司現九段(60)が83年に21歳2カ月で達成した史上最年少名人の記録更新がかかる。前哨戦ともいうべき棋王戦を制し、文字どおり、頂点を狙う。    [日刊スポーツ 20233191924]


 

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