5月3日は「憲法記念日」
日本国憲法は、1946年11月3日に公布され、その半年後の1947年5月3日に施行されました。憲法が施行された記念として、5月3日を「憲法記念日」に、また、公布日である11月3日を「文化の日」として制定しました。
なぜ「文化の日」と命名されたのかというと、日本国憲法が平和と文化を重視しているからです。
日本国憲法には3つの柱があります。覚えていますか?
日本国憲法は、以下の3つの項目を基本原則として定めています。
国民主権:国民が政治のあり方を決める力を持っていること
基本的人権の尊重:人間が生まれながらにして持っている、人間らしく生きる権利を永久に保証する
平和主義:世界の平和を永久に守るため、外国と争い起きても戦争をしないで平和的に解決する
そして、国民の三大義務として、子どもを養育する者に対して子どもに普通教育を受けさせる「教育の義務(26条2項)」「勤労の義務(27条1項)」「納税の義務(30条)」を定めています。
――平和主義に関係する憲法第9条については、改正論がたびたび取り上げられています。5月3日の「憲法記念日」には、家族と、または友人と、憲法について話し合ってみるのもいいかもしれません。
ウェブニュースより
きょう憲法記念日 今の国会での憲法改正議論 見通し立たず ―― 3日は憲法記念日です。自民党は、今の国会で国民投票法の改正案を成立させ、憲法改正案の議論を始めたい考えですが、立憲民主党など野党側は、夏の参議院選挙を控え、対決姿勢を強めることも予想され、見通しは立っていません。
衆議院憲法審査会は今月9日に、国民投票の実施に伴うテレビ広告の規制をめぐって民放連=日本民間放送連盟から意見を聞くことにしています。
与党側は、その後、直ちに、継続審議となっている国民投票の利便性を高めるための国民投票法改正案の成立に向けて、審議と採決を行いたい考えです。
これに対し、立憲民主党などは、さらに有識者からも意見を聞くなど、テレビ広告の規制をめぐる議論に時間をかけるべきだとしていて、与野党の間で協議が行われる見通しです。
そして自民党は、憲法審査会に「自衛隊の明記」など4項目の党の憲法改正案を提示し、各党と議論を始めたい考えですが、連立を組む公明党は慎重な立場です。
また立憲民主党など野党側は、夏の参議院選挙を控え、対決姿勢を強めることも予想され、今の国会で憲法改正論議が進むかどうか、見通しは立っていません。 (NHK NEWS WEB 2019年5月3日 4時27分)
sechin@nethome.ne.jp です。
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