瘋癲爺 拙痴无の戯言・放言・歯軋り
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  現在の小町算の中で、100作り(Century Puzzle)と仮分数の問題であろう。
 100作り(Century Puzzle)はその名の通り、1234…89の間に適当な算用記号を入れて100を表わすもので、+、-だけ用いた解が12通り、+、-、×、÷の4種の記号を使った場合に就いては150通り、計162通りある。
例) 1+2+3-4+5+6+78+9=100
   1+23-4+56+7++8+9=100
   123-45-67+89=100
  http://www.geocities.jp/sugakumura/komachi1.html
 また、9876…21のように逆順の場合は+、-だけの場合が18通り、+、-、×、÷の4種の記号を入れた場合に就いては、198通り、あわせて216通りの解が得られている。
例) 98-76+54+3+2-1=100
   98-7+6-5+4+3+2-1=100
   9+8+76+5-4+3+2+1=100
  http://www.geocities.jp/sugakumura/komachi2.html
 これらは、アメリカのR.L.Patton、Jr(バットン ジュニア)という人がコンピューターを使って求めたものといわれる。
55386cfc.jpeg
417b42a9.jpeg もう一つの問題は、左の図1のように、1~9の数を1つずつ使用し、帯分数の形で100を表すもので、イギリスのHenry Ernest Dudeney(ヘンリー・アーネスト・デュードニー)によって、11の解が発表されている。
 0~9の数を1度ずつ使用することにすれば、図2のようなものがある。
46525a88.jpeg このほかにも、0~9または1~9を用いて100を作る問題は多々あるが、いろいろなタイプのものから拾って示したものが図3である。



 
33665f2a.jpeg ※Henry Ernest Dudeney(ヘンリー・アーネスト・デュードニー、1857~1930年):イギリスのパズル作家・数学者である。イースト・サセックス州のメイフィールドで生まれ、その近くのルイスで生涯を終えている。1884年に、「ヘンリー・デュードニー夫人」のペンネームで Harper's Magazine から多くの短編を出版した作家であるアリス・ホイッティアと結婚している。デュードニーは幼少時にチェスを学びよく指していた。これが彼の数学への関心やパズルの創作につながっている。彼は Civil Service に所属していたが、その間に多くのパズルを創作している。
 
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目高 拙痴无
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92
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1932/02/04
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 sechin@nethome.ne.jp です。


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