ウェブニュースより
大相撲名古屋場所 横綱 白鵬 初挑戦の朝乃山破り連勝 ―― 大相撲名古屋場所は2日目。横綱 白鵬は横綱に初めて挑んだ朝乃山に上手投げで勝って連勝です。
中入り後の勝敗です。
△琴勇輝に矢後は、琴勇輝が突き落としで勝ちました。
△照強に豊ノ島は、照強が押し出し。
△炎鵬に魁聖は、炎鵬が送り出し。
△千代丸に栃煌山は、栃煌山がすくい投げ。
△輝に佐田の海は、佐田の海が網打ち。
△錦木に琴恵光は、琴恵光が送り出し。
△大翔鵬に新入幕の貴源治は、貴源治が寄り切りで勝って連勝です。
△松鳳山に阿武咲は、阿武咲が押し出し。
△友風に隠岐の海は、友風が押し出し。
△妙義龍に千代大龍は、千代大龍が突き出し。
△宝富士に志摩ノ海は、宝富士が上手投げ。
△琴奨菊に明生は、琴奨菊が下手ひねり。
△大栄翔に逸ノ城は、逸ノ城が押し倒し。
△遠藤に御嶽海は、御嶽海が押し出しで勝ちました。
△玉鷲に碧山は、碧山が引き落とし。
△新小結の阿炎に大関 豪栄道は、豪栄道が上手出し投げで勝ちました。
△大関 栃ノ心に正代は、正代が寄り切りで勝ちました。
△大関に復帰した栃ノ心は連敗です。
△大関 高安に新小結の竜電は、取り直しの一番となり竜電が寄り倒しで勝ちました。
△北勝富士に横綱 鶴竜は、鶴竜がはたき込みで勝ちました。
△横綱 白鵬に朝乃山は、白鵬が上手投げで勝ちました。
炎鵬「相撲の幅広がった」
幕内で最も軽い体重99キロの炎鵬は200キロを超える魁聖に抜群の技のキレを見せて送り出しで勝ち、初日から連勝しました。
炎鵬は「相手は大きかった。流れの中で後ろに回ることができた。相撲の幅が広がった」と話しました。
白星をあげた新入幕の貴源治は「体は動いている。頑張ります」と話し、連勝でのスタートについては「もう終わったことなので次ですね」と気持ちを引き締めていました。
正代は栃ノ心に勝って初日から連勝しました。
正代は「よく体が動いてくれた。今場所頑張れています。立ち合いがよかったと思う。捕まると相手の相撲になるので気にせず前に出た」と話し、笑顔を見せていました。
取り直しのすえ高安を破った竜電は「うれしいです。スタミナはまだあった。まだ始まったばかりなのでこれからしっかり攻める相撲でやっていきたい」と話しました。
北勝富士に「はたき込み」で勝った横綱 鶴竜は「自然と体が反応した。落ち着きがあって慌てなかった。立ち合いはよくなかったが、そのあとの反応がよかった」と振り返りました。
白鵬は、先場所初優勝を果たした前頭筆頭の朝乃山に上手投げで勝ちました。
白鵬は「じゃましてやりました。壁になったかな。これで朝乃山はまだまだ成長するでしょう」と話し、貫禄を見せていました。
朝乃山は「楽しかった。力を出し切った。まだまだということをたたきつけられた。土俵際までは行けたのでどうやって寄り切るかこれから勉強したい。本場所でいちばん強い人の強さを肌で感じることができてよかった」と話していました。 (朝日新聞DIGITAL 2019年7月8日 19時15分)
10歳仲邑菫初段プロ初勝利 親子で「帰りは外食」 ―― 囲碁の最年少プロ、仲邑菫(なかむら・すみれ)初段(10)が8日、大阪市の日本棋院関西総本部で打たれた第23期ドコモ杯女流棋聖戦予選Bで、田中智恵子四段(67)に大逆転勝ちし、史上最年少の10歳4カ月で公式戦初勝利を挙げた。
これまでの記録は10年、藤沢里菜女流本因坊(20)の11歳8カ月で、9年ぶりに大幅に更新した。天才少女がプロとして大きな1歩を踏み出した。
◇ ◇ ◇
持参したピンクの水筒から水分を補給すると、仲邑が攻めに転じた。年齢差は57歳。中盤、大ベテランのミスを見逃さず、劣勢をはね返しての大逆転勝ち。146手で記念すべきプロ1勝を挙げ、公式戦2戦目で最年少記録を樹立した。
終局後、会見の会場には対局中に着ていた白のパーカを脱ぎ、登場した。初勝利の感想を聞かれると、はにかみながら何度も沈黙した。それでも「…勝ててうれしかった」とほっとした表情を見せた。
仲邑は4月22日の第29期竜星戦予選で史上最年少の10歳1カ月で公式戦デビューも、同期入段の大森らん初段(16)に逆転負け。この日が約2カ月半ぶりの公式戦だった。
大阪市内の自宅から会見場に駆けつけた父信也九段(46)は言う。「デビュー戦で負けた後も、ブレずに自分のやるべきことをやっていた」。3歳から毎日7~9時間を囲碁の勉強に費やしてきた。朝起きて、自宅で棋譜並べを何時間かしてから小学校に行くことが日課だ。この2カ月半も変わることはなかった。大人が強要するわけではなく、自らの強い気持ちで続けている。
1人娘のプロ初勝利に、父は「自分の対局よりも緊張した。この1勝はこれまでの娘の勝利の中でも、一番うれしい。私のこれまでのプロの勝利よりも、はるかにうれしい」と喜び、元囲碁インストラクターの母・幸(みゆき)さん(38)と親子3人で「帰りは外食しようと思います」と話した。
公式戦初勝利の歴代最年少トップ5には、井山裕太4冠などタイトルホルダーがずらりと並ぶ。この日の対局の立会を務めた井山の師匠、石井邦生九段(77)は「井山の10歳のときよりも、菫ちゃんの方が強い。才能がすごい。女性だけではなく、男性とのタイトル戦にも出てくると期待しています」と太鼓判を押した。
仲邑は8月5日、本戦入りをかけ金賢貞(キム・ヒョジョン)四段(40)と対戦する。
勝てば史上最年少での本戦出場となる。大きな目標の「世界一」へ向けて、大きな1歩を記した。 [日刊スポーツ 2019年7月8日20時56分]
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