ウェブニュースより
名古屋場所初日 白鵬と朝乃山は白星スタート ―― 大相撲名古屋場所は名古屋市の愛知県体育館で初日を迎え、右腕のけがから復帰した横綱 白鵬は新小結阿炎の挑戦を退けました。先場所、初優勝を果たした前頭筆頭 朝乃山は大関豪栄道に勝って白星スタートです。
中入り後の勝敗です。
▽返り入幕の琴勇輝に照強は照強が引き落とし。
▽矢後に魁聖は魁聖が寄り切り。
▽返り入幕の豊ノ島に炎鵬は炎鵬が上手出し投げで勝ちました。
▽千代丸に佐田の海は千代丸がはたき込み。
▽栃煌山に輝は輝が押し出し。
▽錦木に新入幕の貴源治は貴源治が寄り切りで勝って、幕内初白星です。
▽琴恵光に大翔鵬は琴恵光が寄り切り。
▽松鳳山に隠岐の海は松鳳山が上手投げ。
▽阿武咲に友風は友風がはたき込み。
▽妙義龍に志摩ノ海は妙義龍が寄り切り。
▽千代大龍に宝富士は千代大龍が突き出し。
▽琴奨菊に逸ノ城は琴奨菊が寄り切りで勝ちました。
▽明生に大栄翔は大栄翔が押し倒し。
▽正代に玉鷲は正代が突き落とし。
▽御嶽海に碧山は碧山がはたき込み。
▽遠藤に大関に返り咲いた栃ノ心は遠藤が上手出し投げで勝ちました。
▽北勝富士に大関高安は高安が押し出しで勝ちました。
▽大関豪栄道に朝乃山は朝乃山が寄り切りで勝ちました。先場所初優勝を果たした前頭筆頭の朝乃山、白星スタートです。
▽新小結の阿炎に横綱白鵬は白鵬がはたき込みで勝ちました。
▽横綱鶴竜に新小結の竜電は鶴竜が寄り切りで勝ちました。
初日の談話
今場所で関取在位117場所として歴代1位の大関 魁皇の記録に並んだ十両の安美錦は初日、黒星でしたが、「場所前、浅香山部屋に出稽古に行った。魁皇関に毎日体を動かすことが大事だとアドバイスをもらった。また、頑張ります」と前を向いていました。
小兵の炎鵬はベテランの豊ノ島に勝ちました。炎鵬は「常に挑戦者の気持ちで、自分が今どれだけできるか考えてやるだけです」と話しました。一方、敗れた豊ノ島は「何をするか分からないし、いろいろ考えさせられる相手。自分は考えるタイプではないので考えさせられた時点でだめですね」と話しました。
幕内で初白星をあげた新入幕の貴源治は「幕内を全然意識することはない。自分のざぶとんに座るのが違うくらい。状態はよいと思う。初日なのであと14日、集中していって力を出せればいい」と話しました。
先場所初優勝を果たし、自己最高の前頭筆頭に番付を上げた朝乃山は、大関 豪栄道を「寄り切り」で破りました。朝乃山は「とても緊張した。自分から圧力をかけることができたのはよかった。あすからも一日一日、切り替えて自分の相撲をとりたい」と話しました。
横綱 白鵬は初めて対戦した去年の夏場所、「押し出し」で敗れている新小結 阿炎にはたき込みで勝ちました。
白鵬は今回、押し切られなかった理由を聞かれると「太ったからじゃない」と笑顔。白星スタートに「乗っていきたいね」と話しました。一方、敗れた阿炎は「強い、強い、無理、無理」と脱帽した様子で土俵から引き上げ、支度部屋で「百戦錬磨はだてではない。対応力がすごすぎる。また対戦したい。きょうは力を全部出し切れたのであしたからも出し切れたらいい」と話しました。
横綱 鶴竜は新小結の竜電に寄り切りで勝って、結びの一番を締めました。鶴竜は「稽古のように自分のペースで取ることができた。中途半端はよくないのでしっかり当たって自分の流れで相手の相撲を取らせないよう意識した」と話していました。 (朝日新聞DIGITAL 2019年7月7日 22時20分)
sechin@nethome.ne.jp です。
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |