ブニュースより
宇良「勝てたら何でもいい」遠藤破り白星発進 ―― <大相撲名古屋場所>◇初日◇9日◇愛知県体育館
幕内3場所目にして自己最高位の前頭4枚目となった宇良(25=木瀬)が白星発進した。
人気者同士で注目の集まった遠藤との一番で送り出し。上体を起こそうとする相手に対し、持ち前の低い攻めを貫いた。前に出続ける取り口について問われて「いや別に。勝てたら何でもいいです」。今場所は三役との初対戦も確実。11勝4敗と躍進した先場所同様、今場所も宇良旋風が吹き荒れそうだ。 [日刊スポーツ 2017年7月9日21時11分]
https://www.youtube.com/watch?v=GiJ3SiChIe0
名古屋場所初日 2横綱3大関に土 波乱の幕開け ―― 大相撲名古屋場所は名古屋市の愛知県体育館で初日を迎え、けがからの復活を目指す稀勢の里と日馬富士の2人の横綱に加え、新大関の高安など3人の大関が敗れる波乱の幕開けとなりました。
中入り後の主な勝敗です。
新大関の高安に北勝富士の初顔合わせの一番は、北勝富士が押し倒しで勝ちました。高安は新大関の初日を白星で飾ることはできませんでした。北勝富士は「『当たって砕けろ』という気持ちで肩の力が抜けて相撲を取れたのがよかった。大関が慌ててくれたのが勝因だと思う。中に入ることができた。これで勢いに乗って行ければいい」と話していました。
敗れた高安は、「新大関の緊張感があったのか」という問いにも、目を閉じて何も話さず会場をあとにしました。
栃ノ心に大関の豪栄道は、栃ノ心がすくい投げ。
初顔合わせとなった大関・照ノ富士に貴景勝の一番は、貴景勝が押し出しで勝ちました。初日に3人の大関全員に土がつきました。
正代に横綱・鶴竜は、鶴竜が送り出し。
横綱・稀勢の里に新関脇の御嶽海は、御嶽海が寄り切りで勝ちました。稀勢の里は得意の左を差すことができず、夏場所に続いて2場所連続で初日に敗れました。御嶽海は「素直にうれしいです。差されたら自分の相撲を取れないので、差されないようにというイメージどおりの相撲でした。最高のスタートをきれたので乗っていきたいです」と話しました。一方、敗れた稀勢の里は記者の質問に終始無言でした。
嘉風に横綱・日馬富士は、嘉風が寄り切りで勝ちました。嘉風は、夏場所の稀勢の里に続いて、今場所は日馬富士に勝ち、2場所連続で初日に横綱を破りました。
嘉風は「土俵に上がってからほどよい緊張感を持って相撲が取れた。説明は難しいけど心地いい感覚で、これがあるから相撲はやめられない」と上機嫌で話しました。そのうえで、九州北部の記録的な豪雨で大きな被害が出ている地元の大分を気遣いながら「被害の大きさをテレビで見ると余計に自分らしい相撲を見せたいと思う。きょうはそれができてよかった」と話していました。
横綱・白鵬に琴奨菊は、白鵬が小手投げで勝ちました。白鵬は通算の勝ち星を1037勝に伸ばしました。 (NHK NEWS WEB 7月9日 22時21分)
https://www.youtube.com/watch?v=eG-8uLUNfCo
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https://www.youtube.com/watch?v=Jqe5WxVEh9M
昨日・今日と浅草寺の境内では「ほおずき市」が開かれています。
ほおずきは、ナス科の多年草で、夏に黄白色の花が咲きます。その後、萼(がく)が大きくなって橙赤色に熟します。根は漢方で鎮咳薬や利尿薬とされます。ぬかずき・かがちともいいます。パソコンの語源由来辞典によると
【ほおずきの語源・由来】
ほおずきの歴史的仮名遣いは「ほほづき」で、語源は以下の通り諸説ある。/1.実が人の頬の紅色に似ていることから、「顔つき」や「目つき」などと同じ用法で「頬つき」からとする説。/2.果実から種子だけを取り除き、皮だけにしたものを口に入れて膨らまして鳴らす遊びがあることから、「ほほつき(頬突き)」からとする説。/3.「ホホ」というカメムシ類の虫がこの植物に集まってくることから、ホホがつく意味とする説。/4.実が火のように赤いことから、「ほほつき(火火着)」からとする説。/5.ほおずきの方言は、全国的に「ふづき」が多いことから、陰暦七月の「ふづき・ふみづき(文月)」が「ほおずき(ほほづき)」になったとする説。
上記の説の中で、人の顔に見立てたとする「1」の説が有力である。/その理由として、ほおずきの別名には「ぬかづき(ぬかずき)」や「かがち・あかがち(輝血)」があり、「ぬかづき」の「ぬか」は「額(ひたい)」のこと、「かがち・あかがち」を「輝血」と書くのは当て字で、「赤がち(「がち」は「病気がち」などと同じ「がち」)」を意味しており、顔に見立てている点や、「つき」と「がち」の用い方が似ているためである。/また、「2」の説は「頬突き」という意味が不明で、ほおずきは虫がつくことよりも色や膨らみが特徴的なので「3」の説も考え難い。/「5」の説にある「ふづき」の名は、東京浅草の浅草寺境内で四万六千日の縁日(7月9・10日)にホオズキを売る市「ほおずき市」が開かれることから呼ばれるようになったものである。/ほおずきの漢字には「酸漿」と「鬼灯」があり、「酸漿(さんしょう)」は漢方などで用いる漢字で、「鬼灯」は実が赤く怪しげな提灯の印象からである。/英名には「ground cherry」のほか、「提灯」を意味する「Chinese lantern」もあり、「鬼灯」の漢字に通じる命名である。
とあります。
浅草寺がお祀りしている観音菩薩の縁日は、毎月18日です。このご縁日に加えて室町時代末期頃から「神仏からのめぐみやよい報いは、その日に参拝するとより多く与えられ、百日や千日などに相当する」という特別な日「功徳日(くどくび)」が設けられるようになりました。「功徳日」はそれぞれの寺社により異なりますが、浅草寺では毎月の功徳日があります。中でも7月10日は最も大きな功徳が得られる日とされ、その恵みを日数に換算すると、なんと、四万六千日分に相当します。その昔、ほおずきには病気を治すとの民間信仰があり、境内にほおずき市が立つとそれを求める人々で賑いました。普段より功徳を多く得られる四万六千日にほおずきを得られれば、神仏のめぐみにより病気が治りご利益も得られると考えられ、毎年この功徳日には約100軒のほおずき露店が軒を連ね、全国より訪れる多くの参拝客で大いににぎわいます。
おずき市は200年近く昔の明和年中に起こったと云われ、山東京伝の「蜘蛛の糸巻」によると、芝青松寺の門前ら武家屋敷に奉公してていた仲間(ちゅうげん)が、6月23日の朝、庭を掃除中に一株の千成りほおずきを発見し、前夜愛宕権現の霊夢にあずかったことを思いだし、「6月24日の功徳日に青ほおずきの実を、愛宕の神前で鵜呑みにすれば、大人は癪の種(腹の立つ原因)を切り、子供は虫の気を封ずる。」と云うお告げがあったと吹聴した所、これを早速翌24日に試みる人があり、不思議と効能があった為、いつしか境内に御夢想の虫薬と称して、青ほおずきの市が立つようになったと云われています。
この6月24日は愛宕権現の本地仏「地蔵様」のご縁日で、しかも四万六千日の縁日と呼ばれていました。だが元来、四万六千日は観音様の功徳日であった所からいつしか浅草にもほおずきの市が立つようになり、かえって愛宕をしのぎ盛大になったわけであります。因みに青ほおずきは漢方では、解熱剤や婦人の胎熱に特効があるとして、江戸時代に薬用として用いられて来ましたので、満更いわれのない事ではない様であります。
sechin@nethome.ne.jp です。
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