瘋癲爺 拙痴无の戯言・放言・歯軋り
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 ()の花を詠んだ歌1
 
ユキノシタ科ウツギ属の落葉低木である空木(うつぎ)の花のことです。日本原産です。5月頃に白い5弁の花を沢山咲かせます。幹の中が中空で、空ろな木だから「空木(うつぎ)」だということです。
 
万葉集には24首に登場します。その多くが、霍公鳥(ほととぎす)とセットで詠まれています。「卯の花の匂う垣根にホトトギス早も来鳴きて…」という歌を聞いたことがありますよね。
https://www.uta-net.com/movie/5950/
巻7-1259: 佐伯山卯の花持ちし愛しきが手をし取りてば花は散るとも
 
8-1472: 霍公鳥来鳴き響もす卯の花の伴にや来しと問はましものを
 
8-1477: 卯の花もいまだ咲かねば霍公鳥佐保の山辺に来鳴き響もす
 
8-1482: 皆人の待ちし卯の花散りぬとも鳴く霍公鳥我れ忘れめや
 
巻8-1491: 卯の花の過ぎば惜しみか霍公鳥雨間も置かずこゆ鳴き渡る
 
巻8-1501: 霍公鳥鳴く峰の上の卯の花の憂きことあれや君が来まさぬ
 
巻9-1755: 鴬の卵の中に霍公鳥独り生れて己が父に.......(長歌)
 
10-1899: 春されば卯の花ぐたし我が越えし妹が垣間は荒れにけるかも
 


4月9日(午後2時頃)に浅草寺病院で、定期検診を受けました。その時の担当医師の話によると、「今のところ、院内でコロナウイルスの感染はありません」ということでしたが、女房の話によると、昨日(4月13日)の朝のテレビで浅草寺病院内で職員のウイルス感染者が出たというテロップが出たということでした。パソコンで調べてみると、浅草寺病院からの「お知らせ」が出ていました。








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だんだんと
包囲網が狭まってきたような、圧迫感がありますね。
気をつけてどうなるものでもなし、運を天に任せるしかないようです。
でも、お気をつけてお過ごしください。

さて、「夏は来ぬ」たか子母が好きな歌でした。

♪ほととぎす 早も来鳴きて 忍び音もらす 夏は来ぬ~
この「忍び音」とは何か?言われてみれば、わかるようなわからんような

https://blog.goo.ne.jp/mayanmilk3/e/b4e9c0fa2c50abe38165e9dfa9a85561

に、詳しい解説が。
ご興味あればご覧ください。



爺の姪 2020/04/14(Tue) 編集
プロフィール
ハンドルネーム:
目高 拙痴无
年齢:
92
誕生日:
1932/02/04
自己紹介:
くたばりかけの糞爺々です。よろしく。メールも頼むね。
 sechin@nethome.ne.jp です。


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