ウェブニュースより
九州場所3日目 横綱・大関がそろって白星 ―― 大相撲九州場所3日目。横綱 白鵬をはじめ、2日目に敗れた一横綱、二大関はそろって勝ちました。
中入り後の勝敗です。
▽若隆景に十両の徳勝龍は、新入幕の若隆景が押し出しで勝って、初日から3連勝としました。
▽照強に大翔鵬は、照強が寄り切り。
▽大翔丸に輝は、輝が寄り切り。
▽千代丸に錦木は、錦木が押し出し。
▽石浦に千代大龍は、千代大龍が突き出し。
▽隆の勝に正代は、正代が肩透かしで勝って3連勝です。
▽琴奨菊に志摩ノ海は、志摩ノ海が肩透かし。
▽松鳳山に佐田の海は、松鳳山がはたき込み。
▽豊山に琴恵光は、豊山が押し出しで勝ち3連勝。
▽阿武咲に炎鵬は、炎鵬が下手出し投げで勝ちました。
▽剣翔に竜電は、竜電が寄り切り。
▽玉鷲に琴勇輝は、琴勇輝が突き出しで勝ちました。
▽碧山に友風は、友風が11日の2日目の取組で右ひざの関節などを痛めて12日から休場し、碧山は不戦勝となりました。
▽阿炎に妙義龍は、妙義龍が押し出し。
▽北勝富士に宝富士は、北勝富士が押し出し。
▽遠藤に栃ノ心は、大関復帰を目指す栃ノ心がはたき込みで勝って、今場所初めての白星です。
▽御嶽海に明生は、御嶽海が寄り切り。
▽隠岐の海に大関 高安は、高安が上手投げ。
▽大関 貴景勝に大栄翔は、貴景勝がはたき込みで勝ちました。
▽朝乃山に横綱 白鵬は、白鵬がすくい投げで勝ちました。
各力士の談話
新入幕の場所で3連勝の若隆景は「休まず攻めることができた。体は動いているがまだまだこれからだ。幕内の土俵に慣れたか分からないが、緊張感のある中で体が動いている」と振り返りました。台風19号による豪雨災害が発生してから12日で1か月となり、地元・福島にむけては「幕内で活躍すれば福島の人が元気になってもらえると思ってやっている」と話していました。
正代も3連勝、「立ち合いは踏み込んでいけた。体が初日から動いているがいつも以上に引き締めないといけないと思っている」と話していました。
3連勝の豊山は「相手の動きがよく見える。体も反応できている。突き手が伸びていい内容だった。1日、1日、納得できる相撲を取りたい。落ち着いて冷静に相撲を取ることができていて手応えがある。新小結の朝乃山の存在が刺激になりモチベーションになっている。また対戦できる番付まで上がりたい」と笑顔を見せていました。
2勝目を挙げた炎鵬は「もっと横に動くことや跳び気味にすることなどを頭に浮かべていた。でもそれで負けると後悔するので、まっすぐいこうと思った。まだまだ状態を上げないといけない。きょう勝つか負けるかで流れが左右されると思ったので勝ててよかった」と冷静に話していました。
大関復帰を目指す関脇 栃ノ心は3日目にようやく初白星、「何とか勝ったね。あんまり自分の相撲にならないな。まわしを取って寄り切りで勝ちたい。白星はうれしい。流れはそんなに悪くないが変わるといい。今場所は稽古がよかったがなかなか難しいね。もっとできるはずだけどね」と落ち着いた様子で話していました。
先場所優勝の関脇 御嶽海は取組で右のまぶたが切れ出血し「立ち合いで当たった時に切れたと思う。出足はよくイメージどおりだった。きのうの負けから切り替えた」と話していました。
貴景勝に敗れた大栄翔は物言いのつくきわどい相撲に「自分ではわからなかった」と前を見つめながら悔しそうに話していました。
横綱 白鵬は「考えて相撲を取りましたね。まあ星を落とさないようにね。相手は馬力がありますからね」と淡々と話していました。
一方、敗れた朝乃山は「左上手を取って攻めたかったが張られてもろ差しに持ち込まれ終わりました。立ち合いはイメージと違った。前に出ていきたかったですね。力を出すことができなかったので、あしたから切り替えて力を出せるようにしたい」と話していました。 (NHK WEB NEWS 2019年11月12日 19時23分)
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