ウェブニュースより
大相撲九州場所5日目 貴景勝と高安 二大関が敗れる ―― 大相撲九州場所は5日目、貴景勝と高安の大関2人がいずれも黒星を喫しました。
中入り後の勝敗です。
▽照強に大翔丸は、大翔丸が押し出しで勝ちました。
▽新入幕の若隆景は13日の取組で右足を痛めて14日から休場。輝は、不戦勝となりました。
▽大翔鵬に隆の勝は、隆の勝が寄り切り。
▽錦木に千代大龍は、千代大龍が突き出し。
▽石浦に千代丸は、千代丸が押し出し。
▽琴奨菊に正代は、琴奨菊が寄り切りで勝ちました。正代は初日からの連勝が止まり幕内の勝ちっ放しがいなくなりました。琴奨菊は今場所初白星です。
▽志摩ノ海に佐田の海は、佐田の海が寄り切り。
▽松鳳山に豊山は、豊山が突き出し。
▽剣翔に琴恵光は、琴恵光がはたき込み。
▽碧山に炎鵬は、炎鵬が引き落とし。炎鵬は、体重が2倍以上で199キロの碧山に勝って2日目から4連勝です。
▽阿武咲に琴勇輝は、阿武咲が押し出し。
▽玉鷲に竜電は、玉鷲が押し出し。
▽北勝富士に朝乃山の小結どうしの一番は、朝乃山が寄り切り。
▽阿炎に遠藤は、阿炎が突き出し。
▽栃ノ心は13日の取組で右の脇腹付近を痛めて14日から休場。大栄翔は不戦勝となりました。
▽関脇 御嶽海に隠岐の海は、隠岐の海が寄り切り。
▽明生に大関 高安は、明生がかいなひねりで勝ちました。負け越すと関脇に陥落する角番の高安は、連敗で2勝3敗となりました。
▽大関 貴景勝に宝富士は、宝富士が突き落としで勝ちました。大関復帰の貴景勝は2敗目を喫しました。
▽妙義龍に横綱 白鵬は、白鵬が突き落としで勝ちました。
九州場所5日目の談話
千代大龍は、31歳の誕生日、通算700回目の節目の土俵を白星で飾り、「30歳から31歳になって、1歳かわっても体力が落ちるわけではない。20代の気持ちでやっている。気分は悪くない。このままどこまで白星を続けていけるかだ。けがなく集中して一番、一番、やっていきたい。次は777回目で教えてください」と上機嫌でした。
ご当地の琴奨菊は、今場所初白星、「感覚もよくなってくると思う。あすに向けてやっていきたい」と淡々と話していました。
体重およそ200キロ、碧山から白星を挙げた炎鵬は「右に動いてまともに突きをされないようにいった。なんとなく相手の腰が引けて嫌がっているのが分かった。張り手をされた時は怖かった。そのあとは、あまり覚えていない。ただ前に行こうという意識はあったので、そこが結果としてはよかった」と振り返っていました。
朝乃山は、同じ小結 北勝富士との1敗どうしの一番を制して「しっかり踏み込めば、押されないと思っていた。右が入ったので休まず前に出ることができた。右を深くねじ込めば、押っつけはできないと思っていた。気分は普通。これで終わったわけではない。体がしっかり動いてくれている。あすからも前に前に攻めていきたい」と気を引き締めていました。
一方、敗れた北勝富士は「しょうがない。首に電気が走って、『これはだめだ』と思って無理をしないでいこうとね」とサバサバした様子でした。
3敗目を喫した関脇 御嶽海は「きょうは思いっきりいけました。体は動いているので、中盤戦に臨めると思う。自分の相撲を取るしかない」と淡々と話していました。
明生は、大関 高安を破って1敗を守り、「うまくまわり込むことができた。大関の動きに反応できていた。立ち合いから中に入ろうと思ったが、入れさせてもらえなかった。自分の相撲を信じているので1日、1日、集中していきたい」と白星にも厳しい表情を崩しませんでした。
大関 貴景勝から白星を挙げた宝富士は「立ち合いで自分なりに当たることができた。その後は自然と体が動いた。必死にやったのが結果に出た。上位陣と相撲を取るとワクワクして、挑戦者というか思い切り行けるのがいい」と笑顔を見せていました。
結びを締めた横綱 白鵬は「立ち合いの圧力が相手に伝わったといったところかな。相手が崩れ、そこに合わせた感じですかね。5日間、場所の3分の1が終わった。残り10日間、引っ張っていけるように頑張りたい」と話していました。 (NHK WEB NEWS 2019年11月14日 23時26分)
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