メール便発送のついでに

みなと外誌ゲラ
花川戸のクロネコ
　昨夕、編集完了の「みなと外誌（夏季号）」のゲラを寝間に持ち込んで、朱を入れた。校正は昨日の内にＩＮ兄に頼んではあるのだが、余りにもみっともないミスを直させるのは申し訳ないと思ったので、お寝（やす）み前の睡眠薬のつもり。
　朝は雨。雨が降ろうが、風が吹こうがお目々が開くのは決まって４時。
　夕べのうちに朱を入れた部分をパソコンの保存原稿に修正記入。これで、何時もの徘徊の時間はつぶれた。朝飯をくうと、早速このゲラと、ほかの写真コピーしたもの４冊を花川戸の「クロネコ」へ持参。テレビの報道とは違って、雨は上がり、薄日さえ射してきたので、吾妻橋を渡り、何時もは朝早くてまだ開いていない墨田区役所に行ってみる。

　ここには勝海舟や葛飾北斎などの墨田区出身の有名人の展示コーナーが設けられているて、誰でも見ることが出来るようになっている。
　他にも、区民のためのイベントや小学生や中学生のための勉強コーナーなどが設けられている。今日は、トンボの研究室が設けられていた。土曜日とあって、父母同伴の小学生達が、来ていて、少々うるさい。
　区役所を出て枕橋にかかると、前後を青い幟で挟まれた一団がやって来た。

　今日は土曜日で、お休みの会社あることだし、隅田川クリーン大作戦が展開されていた。
ゴミ袋とゴミばさみを持った老若男女がぞろぞろと列を組んで歩いていた。
　これも一つのボランティアなんだろうけど、のんびりしたもので、あのホームレスの空き缶集めの凄まじさはどこにもない。


　　いつも通る道なのだが、ふと見ると墨堤通り越しに三囲神社の裏参道へはいる鳥居が見えた。古くはこのあたりに竹屋の渡しが着いたのかもしれない。
　榎本其角（1661～１７０７年、宝井其角ともいう）あたりは、この渡しを使って吉原通いをしたのかもしれない。