瘋癲爺 拙痴无の戯言・放言・歯軋り
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ウェブニュースより
 
新潟で震度6強 26人負傷、土砂災害に警戒 ―― 18日午後1022分ごろ、新潟県村上市で震度6強を観測する地震があった。気象庁によると、震源は山形県沖で震源の深さは14キロ。地震の規模はマグニチュード(M6.7と推定される。総務省消防庁によると、新潟、山形など4県で計26人が負傷した。揺れの大きかった新潟県下越地方などでは19日朝から雨が降り、村上市では大雨警報が出された。気象庁は余震とともに、土砂災害への警戒を呼びかけている。
 
 
気象庁は震源付近の沿岸に津波注意報を発令した。19日午前12分、すべて解除した。新潟市で10センチの津波を観測するなどしたが、19日正午時点で、津波による目立った被害は確認されていない。同庁は同日未明に記者会見し、今後1週間は最大震度6強の地震に注意するよう求めた。

 
総務省消防庁によると、地震発生後に新潟、山形の両県などで最大約1500人が避難所などに一時的に身を寄せた。山形県内では17人、新潟・宮城県でそれぞれ4人が負傷した。他に石川県でも1人がけがを負った。
 
新潟、山形県などでは斜面崩落や屋根瓦の落下、ブロック塀の倒壊などの被害が出ている。村上市では斜面が崩れ、山肌がむき出しになっているのが確認された。
 
山形県や新潟県は19日、気圧の谷や湿った空気の影響で雨や雷雨になる地域があるとみられ、地震による地盤の緩みから土砂災害の恐れがある。
 
気象庁は警戒を強め、村上市や震度6弱を観測した山形県鶴岡市で当面の間、大雨警報・注意報、土砂災害警戒情報の発表基準を暫定的に引き下げて運用する。19日午前には村上市に大雨警報を出した。警報を受け、同市は216世帯521人に対し避難準備情報を発令した。
 
 J
R東日本によると、東北、上越、北陸の各新幹線は19日始発から通常通り運行している。在来線は羽越線の村上―酒田間、陸羽西線の古口―余目間で運転を見合わせており、19日正午時点で運行再開の見通しは立っていない。
 
 
東北電力によると、新潟県と山形県で延べ約9200戸が停電したが、19日午前7時までに全てが復旧した。各地の原子力発電所に影響はなかった。
 
企業では北越コーポレーションが新潟工場(新潟市)の設備を一時停止し、従業員約300人が全員避難した。長岡工場(新潟県長岡市)には影響がないという。
 
NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの携帯3社とNTT東日本は、家族や知人の安否をウェブ画面で確認できる「災害用伝言板」の運用を始めた。
 
各地の主な震度は次の通り。震度6=新潟県村上市▽震度6=山形県鶴岡市▽震度5=新潟県長岡市、柏崎市、山形県酒田市、秋田県由利本荘市など
 
(日本経済新聞 2019/6/19 6:02 (2019/6/19 12:50更新)


藤井七段、白星発進 名人戦・C級順位戦で、村田六段と ――将棋の高校生棋士、藤井聡太(そうた)七段(16)が18日、第78期名人戦・C級1組順位戦(朝日新聞社、毎日新聞社主催)の1回戦で、村田顕弘(あきひろ)六段(32)に118手で勝った。一つ上のB級2組への昇級に向け、幸先の良いスタートを切った。

https://www.youtube.com/watch?v=kmkaRnSdfAw
 対局は午前10時から、大阪市福島区の関西将棋会館で始まり、午後10時44分に終局した。藤井七段の順位戦の次の対局は7月2日。堀口一史座(かずしざ)七段(44)と対局する。

 終局後、藤井七段は「序盤から選択肢の多い将棋だったんですが、本譜は(52手目)△7七角成(と、角で桂を取って)から比較的激しい順を選んだんですけど、こちらの玉の安全度を過大評価してしまったというか、思ったより、こちらの玉が薄い形になったので、自信の無い展開になってしまったかな、と思っていたんですけど。最後は際どい形でしたけど、なんとか、しのぐことが出来たかな、という気がします」と振り返った。52手目△7七角成と、角で桂を取り、取った桂を敵陣に打ち込んで攻めかかった手順については「ゆっくり指していると、どこかで▲1六歩と(香取りに)突かれる手が常にあるので、どう、まとめるのか分からなくて……。本譜だと、端の交換(=折衝)で、1一の香車を(あらかじめ)逃がしているという意味があるので、それでやりたくなってしまったんですけど、こちらの玉型が思ったより良くなかったので、良い指し方ではなかったかな、という気がします」と反省した。勝ちと思ったのは「(90手目)△4七成桂と寄って、おそらく勝ち筋に入っているかな、と思いました」。今期順位戦での白星スタートについては「昇級を目指して戦っていきたいというふうに思うんですが、まずは一局一局を大事にして指していけたらな、と思います」「前期は昇級を果たすことは出来なかったんですが、今期は気負いすぎても良くないかな、と思うので、自分自身の対局に集中して、昇級目指して戦っていけたらな、と思っています」と話した。 
 ログイン前の続き一方、敗れた村田六段は「ヒネリ飛車は用意の作戦。やってみたい将棋だったんですが、チャンスがありそうな局面もあったかと思うんですけど、分からなかったんで、気のせいだったかもしれません」と話した。藤井七段の印象は「今更というコメントしか思い浮かばないんですけど、毎局、(対戦するのを)楽しみにしています。機会があれば、また挑戦したいと思います」と話した。
 日本将棋連盟によると、藤井七段の2019年度の成績は11対局して9勝2敗となった(未放映のテレビ対局を除く)。
 前期C級1組では9勝1敗という好成績を収めながら、前期の成績などに基づいて決まる順位の差で昇級を逃した藤井七段だが、今期は36人中3位で、条件も良い。前期、藤井七段はC級2組から昇級したばかりだったため、39人中31位だった。
 順位戦は、名人戦の予選にあたる。フリークラスを除いた棋士が、上からA級、B級1組、B級2組、C級1組、C級2組という5組に分かれ、リーグ戦を戦う。昇級を重ね、最上位のA級で優勝した棋士が名人に挑戦する。
 今期の場合、A級=10人、B級1組=13人、B級2組=25人、C級1組=36人、C級2組=52人が参加している。
 C級1組は、成績上位2人がB級2組に昇級し、成績下位の7人に降級点がつく仕組み。C級1組では降級点が二つになると、C級2組に降級となる。
 藤井七段は順位戦には17年度の第76期から参加。最初の第76期はC級2組で50人中45位でスタートし、10勝0敗の好成績でC級1組に昇級した。2期目となる第77期はC級1組で39人中31位でスタートし、9勝1敗だったが、自分より順位が上の9勝1敗した人が3人いて、定員2の昇級枠に入れなかった。
 藤井七段は順位戦3期目となる第78期は、C級1組で36人中3位でスタートする。前期の9勝1敗という好成績が生きて、クラス内の順位がグンと上がった。   (朝日新聞DIGITAL  2019年6月18日23時41分)



 


ウェブニュースより
 
交番襲撃、33歳男を箕面市内で逮捕 強盗殺人未遂容疑 ―― 大阪府警吹田署の千里山交番前の路上で16日早朝、男性巡査(26)が包丁で刺され、巡査が所持していた拳銃が奪われた事件で、府警捜査本部は17日、逃走していた男(33)を同府箕面市内で確保し、強盗殺人未遂容疑で逮捕した。
 
 
男は飯森裕次郎容疑者。捜査関係者によると、6月17日午前6時半ごろ、捜査員が箕面市の山中で発見し確保した。所持していた拳銃も押収した。奪われた当初5発入っていた実弾は、4発だったという。
 
捜査本部によると、事件は16日午前5時40分ごろ、吹田市千里山霧が丘の吹田署千里山交番で発生。同署地域課の古瀬鈴之佑巡査が30代ぐらいの男に包丁で複数回刺され、実弾5発入りの回転式拳銃1丁を奪われていた。男は逃走し、府警が現場周辺の防犯カメラ映像を精査するなどして行方を追っていた。
 
事件直前の16日午前5時半ごろには、交番から南に約800メートルの阪急千里線関大前駅の公衆電話から、男の声で空き巣被害を申告する110番通報があった。巡査の上司2人がバイクで現場に急行。その後、古瀬巡査が交番を出て現場に向かうところで刺され、拳銃を奪われた。捜査本部は男が虚偽の110番通報をした後、巡査を刺した可能性もあるとみて調べている。   (朝日新聞DIGITAL 20196170749分)

 
香港、再び大規模デモ200万人参加 「撤回せず」に反発 ―― 香港の民主派団体は16日、「逃亡犯条例」改正案の完全撤回や林鄭月娥行政長官の辞任を求める大規模デモを実施した。主催者は200万人近くが参加したと発表した。前回9日の103万人を大幅に上回り、1997年の中国への返還以降で最大のデモとなった。林鄭氏は15日に改正を延期すると表明したものの撤回には応じず、市民の反発が強まった。林鄭氏は市民に陳謝したが、事態が収束するかは見通せない。
 
 
改正案は香港で拘束した容疑者を中国本土に引き渡せるようにする内容。中国に批判的な人物が移送対象になるとの懸念が強い。デモ参加者は「中断ではなくすぐに撤回を」などと書かれたプラカードを掲げ香港島のビクトリア公園から立法会(議会)まで行進した。
 
条例改正に反対するデモは4回目。中心部の道路が数時間にわたって大勢の人で埋め尽くされた。前回9日は主催者発表で103万人(警察発表は24万人)が参加し、政府は条例の改正延期に追い込まれた。今回、市民は完全撤回を求めて反発を強め、前週を上回る規模のデモとなった。計算上、香港市民の4人に1人以上が参加したことになる。警察発表では338000人だった。
 
主催者団体は16日夜の声明で、改めて条例改正の撤回や行政長官の辞任を求めた。要求が聞き入れられない場合、17日に大規模なストライキに踏み切ると宣言した。
 
林鄭氏は15日の記者会見で改正案の審議を期限を定めずに延期し、年内の審議入りも難しいとの認識を示した。一方で、現在の立法会議員の任期中に審議を再開するかどうかは明言を避けた。立法会は親中国派が多数を握り、民主派は「いずれ改正に踏み切るのではないか」と疑っている。
 
 
政府が12日に起きた学生らの道路占拠を「暴動」と呼び、催涙弾を使った強制排除で多数のけが人が出たことにも批判が集まっている。16日のデモに参加したケリーさん(24)は「行政長官は警察の行為が行き過ぎだと認めず、とても失望した」と話した。会社員の鄧さん(23)は「政府が聞く耳を持たない時こそ、意見を表明するのが重要だ」と力を込めた。
 
デモでは15日に大型モールの足場で政府に抗議中に転落死した男性を悼む声も広がった。多くの人が弔意を示す白いリボンを付け、転落現場に花を供えた。
 
林鄭氏が改正延期を発表した後、経済界や欧米は決断を支持した。地元経済団体の香港総商会は「政府の決定を歓迎する。落ち着いて理性的な議論に戻れるようになる」との声明を出した。
 
条例改正に一貫して反対してきた在香港米国商工会議所は「香港が一国二制度のもとで特別な地位を真剣に守ろうとしているというシグナルを国際社会に送った」と評価した。英国のハント外相もツイッターで「人権擁護のために立ち上がった勇敢な人々の懸念に留意した」と歓迎した。
 
その一方で市民の反発は強まっている。香港の政治リスクコンサルタントのスティーブ・ビッカーズ氏は「一般人と警察の間の信頼関係が損なわれており、修復には時間がかかる」と指摘する。   (日本経済新聞 2019/6/16 18:32


 

ウェブニュースより
 
イラン、タンカー攻撃関与を否定 「米の根拠なき主張」 ―― 中東・ホルムズ海峡付近で日本企業が運航するタンカーなどが攻撃を受けた事件で、米国から関与を指摘されたイランの国連代表部は13日、「米国の根拠なき主張を断固として認めない」として、犯行を否定する声明を発表した。
 
 
国連安全保障理事会はこの日、米国の要請で緊急の非公開会合を開催。イランによる犯行だと各理事国に伝達した米国のコーエン大使代行は会合後、「イランは(攻撃を)実行できる武器や専門知識、諜報(ちょうほう)機関による情報を有している」と指摘。一方、イランに対して交渉のテーブルにつくように求めていた。
 
イラン代表部の声明は、このことについて「イラン嫌いのキャンペーンの一つだ。最大限の言葉で非難する」と言及。「核合意から不当に離脱したのに、交渉に戻ってくるように要請するとは皮肉なことだ」とも述べ、交渉に応じる用意がないことを示唆した。
 
また、「米国の(仕掛ける)経済戦争、イラン国民に対するテロ行為、地域における大きな軍事的存在感が、ペルシャ湾地域の不安定の主な理由だ」などと米国の態度に憤りをにじませた上で、「イランは米国の強制や脅迫、不正行為に対して警告するとともに、今回の事件について懸念を表明する」とした。   (朝日新聞DIGITAL 20196140915分)

 
ローマ法王、11月に来日 広島・長崎を訪問へ ―― ローマ・カトリック教会のフランシスコ法王(82)が11月下旬に訪日し、天皇陛下と会見するほか、被爆地の広島や長崎を訪ねる方向で最終調整していることが日本政府などへの取材でわかった。日本滞在は4日間を想定し、東京ドームでのミサを予定している。訪日が実現すれば、1981年の故ヨハネ・パウロ2世以来、38年ぶりとなる。
 
 
フランシスコ法王は約12億人の信者を抱えるカトリック教会のトップで、2013年に就任した。87年にも訪日したことがある。「核のない世界」とともに「死刑廃止」を提唱。昨年には死刑に関するカトリック教会の教義の表現を、「排除されない」から「許容できない」に変更した。訪日中に、こうした考えを発信する可能性がある。
 
日本政府関係者によると、法王は1123日から3泊4日を軸に訪日を調整しており、天皇陛下や安倍晋三首相と会見する見通しだ。法王は修道会「イエズス会」に所属し、かつては宣教師として日本に渡ることを希望していた。長崎には同会の会員らが16世紀末にキリシタン弾圧で殉教した歴史があり、強い関心を抱いているという。
 
また、ローマ法王庁(バチカン)や日本の教会関係者によると、福島第一原発事故の避難者や死刑廃止を訴える団体関係者との面会も検討しているという。   (朝日新聞DIGITAL 20196150130分)


 

ウェブニュースより
 
「年金だけでは不安」消えず 老後2000万円報告書、実質撤回 ―― 麻生太郎副総理兼金融担当相は十一日の閣議後記者会見で、公的年金以外に夫婦で老後に二千万円の蓄えが必要と試算した金融庁の金融審議会の報告書を受け取らない意向を示した。報告書は金融審の総会を経て麻生氏に手渡されることになっており、事実上の撤回。自民党は早い幕引きで夏の参院選への悪影響を回避する狙いがある。金融庁は報告書の修正などを検討する。
 
 
麻生氏は会見で、報告書について「著しい不安と誤解を与えている。政府の政策スタンスとも違うので、正式な報告書としては受け取らない」と述べた。
 
金融審議会は首相、金融担当相らの諮問機関。報告書は今月三日に金融審議会の「市場ワーキング・グループ」が公表したもので、平均的な無職の高齢夫婦世帯で月五万円の赤字が見込まれ、二十年間で約千三百万円、三十年間で約二千万円が不足するとした。
 
麻生氏は報告書の位置付けについて「まだ金融審議会の総会を通っていない」として、公式な文書ではないと強調。「(老後の)生活費として不足、赤字だという表現を使ったのは、極めて不適切だ」と強調した。
 
記者から「もう一度報告書を出すことになるのか」と問われると、麻生氏は「いつまでにと日にちをもって考えているわけではない」と述べるにとどめ、再提出を行うかなどの明言は避けた。
 
これに先立ち、自民党の林幹雄幹事長代理は金融庁の三井秀範企画市場局長を党本部に呼び、報告書の撤回を求めていた。
 
自公政権は二〇〇四年の年金制度改革で「百年安心」との看板を掲げていた。野党は、金融審議会の報告書が多額の自己資金が必要なことを示したことから「百年安心はうそだった」などと激しく反発。安倍晋三首相は十日の参院決算委員会で「不正確であり、誤解を与えるものだった」と釈明していた。
◆不都合な現実 説明避ける政府
 
金融審議会の報告書が問題化したのは、公的年金だけでは老後の生活費が不足しかねない「不都合な現実」を示したためだ。多くの人が漠然と感じていた不安を裏付けた形で、政府が正面からの説明を避けてきたツケが噴き出した。撤回して議論そのものにフタをしても、老後の資金が年金だけでは心もとない事実は変わらない。将来はなお見えず、不安が募る悪循環が続く。
 
「みんな公的年金だけでは無理だと感じているから、生活防衛に走っている」。家計相談を数多く受けている生活マネー相談室(東京)の八ツ井慶子さんは相談者の状況を明かす。
 
高齢になっても働き、消費を控え、リスクがある運用をしない。人々の生活は公的年金への不安に根ざすと感じる。八ツ井さんは「蓄えが目減りすることに本能的な恐怖を感じている」と解説した。
 
金融庁が報告書で示した「二千万円足りない」などの試算も、民間のシンクタンクでは複数出ているもの。審議に参加したみずほ総研の高田創氏は「こういう統計があることを前提に、これからどうすれば良いか議論しただけなのに」と、反発の大きさに当惑を隠せない。
 
公的年金の議論に携わってきた学識経験者は「自助も含めなければやっていけないという長年の議論を政府が説明せず、逃げ続けてきたツケ」と嘆く。日本総研の西沢和彦氏も「報告書の撤回などせず、厳しい現実を政府が正面から語ればいいだけ。野党にも同じことが言える」と政局に利用すること自体を批判した。
 
七日に都内であった「高齢化と金融」がテーマのシンポジウムで象徴的な場面があった。ドイツの金融監督庁長官が「私の国で一番大きな課題は公的年金の維持だ」と正面から語った。これに対し、麻生太郎金融担当相は十一日の会見で「(報告書の内容が)政府のスタンスと違う」とあいまいに言葉を濁し続けるだけだった。
  
(東京新聞 2019612日 朝刊)


 

ウェブニュースより
 
藤井七段、棋聖戦一次予選で連勝 二次予選まであと1勝 ―― 将棋の高校生棋士、藤井聡太(そうた)七段(16)が11日、大阪市福島区の関西将棋会館で第91期ヒューリック杯棋聖戦(産経新聞社主催)の一次予選(持ち時間は各1時間)に臨み、東(あずま)和男八段(63)と伊奈祐介六段(43)に連勝。
 
二次予選進出まで、あと1勝と迫った。次回の一次予選決勝で、平藤(ひらふじ)眞吾(しんご)七段(55)対竹内雄悟五段(31)の勝者と対戦する。
 
 
午前10時に始まった東八段との対局は午後0時18分に終局。後手番の藤井七段が108手で勝った。

https://www.youtube.com/watch?v=Jn6eWfJVTRU
 
午後2時からの伊奈六段との対局は午後4時20分に終局し、先手番の藤井七段が95手で勝った。
 
https://www.youtube.com/watch?v=3Sru6DChi0k
 
ログイン前の続き二局を指し終えた後、取材に応じた藤井七段は、対伊奈六段戦について「序盤から力戦(りきせん)模様の将棋だったんですけど、うまく組むことが出来ずに、こちらの玉型(ぎょくけい)が安定しないまま戦いになってしまったので、少し自信の無い展開かなと思っていたんですけど。その後、戦いながら自玉を安定させることが出来て、少し指しやすくなったかな、という気がしました」と振り返った。
 
一方、伊奈六段は「仕掛けて、受ける展開になるんですけど、向こうの王様は居玉(いぎょく)で、こちらは寄っていて、やりがいがある展開と思ったんですけど。その後に▲6九玉と緩急をつけられて、(自分が)見えてない手を指されて、ついていけない感じでしたね」と話した。
 
また、今期棋聖戦の抱負を問われ、藤井七段は「前期は(二次予選の決勝で敗れて)本戦(=決勝トーナメント)まで進むことができなかったので、今期はそこを目指して戦っていきたいな、というふうに思っています」と話した。
 
日本将棋連盟によると、藤井七段の今年度の成績は10対局して8勝2敗となった(未放映のテレビ対局を除く)。
 
棋聖戦は、将棋界に八つあるタイトル戦の一つ。
 
棋聖戦は、全棋士と女流棋士2人が参加し、一次予選と二次予選をトーナメントで行う。勝ち上がった棋士とシード棋士の計16人で決勝トーナメントを争う。その優勝者と棋聖が例年6~8月に五番勝負を行う。
 
現在は第90期五番勝負が進行中で、豊島(とよしま)将之(まさゆき)棋聖(29)=名人、王位と合わせて三冠=に渡辺明二冠(35)=棋王、王将=が挑戦し、豊島棋聖が1勝0敗とリードしている。
 
 
この日の対局は、豊島棋聖と渡辺挑戦者による五番勝負を制した棋士に対し、2020年に挑戦する権利を目指す戦いの一環だ。
 
藤井七段は棋聖戦には第89期から参加し、今回は3期目。最初の第89期は一次予選で3連勝したが、一次予選の決勝で大橋貴洸(たかひろ)四段(26)に敗れ、二次予選進出を逃した。
 
 
2回目の第90期は一次予選で3連勝して二次予選に進出。二次予選では1勝し、二次予選の決勝に進出したが、久保利明九段(43)に敗れ、決勝トーナメント進出は成らなかった。
   
(朝日新聞DIGITAL 20196120048分)


 

ウェブニュースより
 
丸山議員の糾弾決議、効力に限界 元島民ら反発収まらず ―― 北方領土を戦争で取り戻すことを肯定するかのような発言をした丸山穂高衆院議員(日本維新の会から除名)に対し、衆院は6日、全会一致で「糾弾決議」をした。国会の重い意思として事実上の辞職勧告を突きつけたが、強制力はなく法律上の「懲罰」にも当たらない。本人は議員辞職を否定しており、元島民らの反発や不信感は収まっていない。
 
 
「院として全会一致で糾弾決議ができたことは意味がある。丸山氏には重く受け止めてもらいたい」。自民党の森山裕国会対策委員長は決議可決後、決議の意義を記者団に強調した。
 
立憲民主党の辻元清美国対委員長は「全会一致の糾弾決議。将棋で言えば丸山氏はもう詰んだ。速やかに辞職をするしか逃げ道はない」。かつて丸山氏が所属した維新の松井一郎代表(大阪市長)も「衆院が国会議員の資質がないという意思を示したのだから、早く身を処した方がいい」と6日の会見で語った。
 
ただ決議は丸山氏の議員の身分を左右するものではない。丸山氏は、3日に高市早苗議運委員長に提出した弁明書で決議などについて「院において長年積み重ねてきた基準や先例から明らかに逸脱する」と批判。議員辞職を拒否している。
 
ログイン前の続きそもそも、国会決議は政治的責任の追及や謝意などの意思を内外に示すもので、憲法に明記された衆院の内閣不信任決議などを除き法的拘束力はない。表題にも規定はなく、「糾弾」を盛り込んだ決議は2012年に参院に提出、可決された尖閣諸島に不法上陸した香港の活動家らに対するものが1件だけあるだけだ。
 
国会議員の懲罰として憲法は「除名」を定める。本会議で3分の2以上の賛成があれば議員は身分を失う。ただ戦後の例は1950年代に衆参で1件ずつあるだけで、各党とも適用に慎重だ。自民も「議員の身分に関することは慎重に取り扱う必要がある」との立場。野党と足並みをそろえるため自公が提出した譴責(けんせき)決議案から文言を強めた際も、「自ら進退について判断する」と留保を入れた。
 
与野党妥協の産物といえる糾弾決議だが、責任追及の手段として乱発される懸念もある。自民党の小泉進次郎衆院議員は本会議採決時に退席。「みんなで糾弾するということが腑(ふ)に落ちなかった。出処進退は議員一人ひとりが判断すべきこと。辞めなかったとき、どうするかを判断するのは選挙だ」と記者団に語った。


北方四島出身者、反発収まらず
 
「早く(議員を)辞めて」「決議は当然」――。北海道の北方四島出身者らは決議を複雑な思いで受け止めた。
 
色丹島北部の斜古丹出身で北海道根室市に住む得能宏さん(85)は「(丸山議員は)真剣に受けとめ、一刻も早く議員辞職してほしい」と話した。
 
得能さんは11歳で旧ソ連軍の侵攻に遭った。島の学校でソ連の子どもと一緒に学んだ後、樺太(現サハリン)の収容所での餓死寸前の日々を乗り切り、2年後に日本に戻った。
 
そうした体験から返還運動に携わる一方、四島のロシア人住民との交流にも力を入れてきた。ロシアの国境警備隊の基地にあり、訪問が不可能だったかつての自宅の場所も、交流で親しくなった島の住民の尽力で訪問できるようになった。
 
自身も交流事業で色丹島へ7日に向かう。それだけに四島との交流を危うくする丸山議員の発言には「腹が立ってならない」。
 
国後島で丸山議員を「戦争はすべきでない」と諭した訪問団の大塚小彌太元団長(90)=札幌市=は訪問後、表立った発言をしていない。関係者によると、今年中に四島交流でふたたび国後島に行く予定で、交流に影響が出ないことを願っているという。
 
丸山議員に抗議文を送付した、元島民らでつくる千島歯舞諸島居住者連盟(脇紀美夫理事長)の幹部は糾弾決議について「国会で判断し、(辞職を求める)意思表示するのは当然だ」と話した。   (朝日新聞DIGITAL 2019662049分)


 

最新の事件や話題を追いかけていると、しばしば、尽きることのない悪いニュースの激流の中で溺れているような気分になります。情報が四方八方から襲いかかってくる現代では、心も体も簡単に疲れ切ってしまいます。


 


ウェブニュースより
 
元農水次官、川崎殺傷に触れ「長男が危害加えては…」 ―― 元農林水産事務次官の熊沢英昭容疑者(76)=殺人未遂容疑で逮捕=の長男(44)が東京都練馬区の自宅で殺害された事件で、熊沢容疑者が警視庁の調べに対し、川崎市で児童ら20人が殺傷された事件に触れ、「長男が子どもたちに危害を加えてはいけないと思った」との趣旨の供述をしていることが警視庁への取材でわかった。
 
 
警視庁は3日午前、熊沢容疑者を殺人容疑で送検した。練馬署によると、送検容疑は1日午後3時半ごろ、自宅で長男の無職英一郎さんの胸などを包丁で複数回刺し、殺害したというもの。
 
この日は朝から隣接する区立小学校で運動会が開かれていた。熊沢容疑者は「運動会の音がうるさい」と言う英一郎さんを注意。英一郎さんが不機嫌になるのを見て、「怒りの矛先が子どもに向いてはいけない」と感じたといい、数時間後に殺害したとされる。
 
英一郎さんは別の場所で暮らしていた時期もあったが、5月下旬に自宅に戻り、熊沢容疑者、その妻との3人暮らしだった。熊沢容疑者はこれまでの調べに「長男は引きこもりがちで、私と妻に暴力を振るうこともあった」と話しているが、「暴力は中学生の頃からあった」と明かしたという。
 
「殺すしかない」との趣旨の熊沢容疑者のメモ書きが見つかっていたことも判明した。警視庁は、熊沢容疑者が精神的に追い詰められていたとみて事件に至る経緯の解明を進めている。   (朝日新聞DIGITAL 2019631149分)


 

ウェブニュースより
 
藤井七段、千日手経て勝利 竜王戦決勝トーナメント進出 ―― 将棋の高校生棋士、藤井聡太(そうた)七段(16)が31日、第32期竜王戦(読売新聞社主催)ランキング戦4組の決勝で、菅井竜也(たつや)七段(27)に勝ち、広瀬章人(あきひと)竜王(32)への挑戦権を争う決勝トーナメント進出を決めた。日本将棋連盟によると、プロデビューから3期連続で竜王戦のランキング戦で優勝したのは藤井七段が初めて。
 
 
大阪市福島区の関西将棋会館での対局は、藤井七段の先手で午前10時に始まった。午後8時6分、同一局面を繰り返す千日手(引き分け)が成立。
https://www.youtube.com/watch?v=bQB-FxA1d6M
 
先手と後手を入れ替えた指し直し局は午後8時36分に始まり、翌6月1日午前0時5分に終局した。後手番になった藤井七段が94手で勝利。藤井七段は公式戦で菅井七段に2連敗していたが、3局目で初めて勝った。
https://www.youtube.com/watch?v=TAVpBEjcsnM
 
終局後、藤井七段は「指し直し局はかなり残り時間が少なかったが、決断良く指せたと思う。今年も竜王戦の本戦で指せることをうれしく思います」、菅井七段は「指し直し局は序盤でうまく指され、勝負どころがなかったような気がしています。完敗かなと感じています」と話した。


日本将棋連盟によると、藤井七段の2019年度の公式戦の成績は7対局して6勝1敗(未放映のテレビ対局を除く)となった。
 
藤井七段の次の対局は6月3日、第67期王座戦(日本経済新聞社主催)の挑戦者決定トーナメントの初戦で佐々木大地五段(24)と対戦する。この勝者は羽生(はぶ)善治九段(48)と対戦する。


竜王戦は、将棋界に八つあるタイトル戦の一つ。全棋士と女流棋士4人、奨励会員1人、アマチュア5人で行われる。ランキング戦の1組から6組に分けてトーナメントを行い、各組の上位者の計11人(1組から5人、2組から2人、3~6組は各1人)で決勝トーナメントを行い、挑戦者を決める。例年10月から12月にかけて竜王と挑戦者が七番勝負を行う。


【将棋の第32期竜王戦のランキング戦4組の決勝「藤井聡太七段vs菅井竜也七段戦」終局直後の一問一答】
〈まず、勝った藤井七段に〉
――千日手指し直しの末に勝利を挙げた。本局を振り返って
藤井「指し直し局は、かなり、残り時間が少なかったんですけど、決断良く指すことが出来たかなあ、という気がします」
――どのあたりから、有利になったというふうに、意識されましたか?
藤井「▲5二歩に△5六歩と突いて、攻め合い勝ちを目指せそうな形にはなったかと思ったんですけど、その後、読みに無い手を指された場面もあって、最後まで分からないかな、というふうには思っていました」
――勝ちを意識したのは最終盤になってから?
藤井「はい。玉頭(ぎょくとう)周辺で戦いが起こっていたので、△2五桂と打って、こちらが厚くなったかなあ、という気がしました」
――これで3期連続ランキング戦(優勝)。デビューから3期連続ということでは史上初めてなんですけど。ランキング戦優勝と、本戦出場を決めました。このことについて感想を。
藤井「今年も竜王戦の本戦で戦えることをうれしく思いますし。上を目指していければな、というふうに思います」
――具体的な目標は、持っていらっしゃいますか?
藤井「本戦は強敵ばかりなので、目の前の一局一局に集中していけたらな、というふうに思っています」


〈続いて、敗れた菅井七段に〉
――日付がかわるまでの大激戦の末に、残念ながら敗れました。本局について振り返ると?
菅井「指し直し局は(藤井七段に)序盤でうまく指されて。ちょっと、勝負どころが無かったような気がしています」
――何か、誤算もあった?
菅井「そうですね。誤算というよりは、序盤で、こまかく、藤井さんにうまく指されてしまったかな、というふうに感じています」
――竜王戦の本戦には(この敗戦で)進めなくなったが、来期、昇級されて、ランキング戦3組での戦いになる。抱負は?
菅井「結果を残したいな、とは思っているんですけど、なかなか竜王戦では勝てていないので、結果を残せるように頑張りたいと思います」


〈両対局者に対して〉
――今回のカードは、公式戦3度目の闘い。藤井七段にとっては初勝利で、菅井七段にとっては初めて黒星がついた。これまでの2人の対局と比べて、(例えば)違う印象があった、といった感想がありますか?
藤井「菅井七段との過去の2局では、力の差を感じる場面もあって。今日の対局も、千日手局で非常に力強く指されて。途中、自信の無い場面もあったような気がします。△3三金からの構想が自分はまったく見えていなかったので、その後の指し回しも、菅井七段の力強さというものを感じました」
菅井「3局目ということですけど、そんなに意識というのはなくて、いつもどおり指そうとは思ってましたけど。今日の将棋は、うまく指されて、完敗かなというふうに感じています」   (朝日新聞DIGITAL 2019610017分)


 

ウェブニュースより
 
大相撲夏場所 初優勝の朝乃山は12勝3敗 ―― 大相撲夏場所は千秋楽。14日目初優勝を決めた朝乃山は小結 御嶽海に敗れ12勝3敗の成績でした。
中入り後の勝敗です。
 
千代翔馬に十両の勢は、千代翔馬が肩透かしで勝ちました。
 
松鳳山に炎鵬は、松鳳山が上手投げで勝ちました。松鳳山は3場所ぶりの勝ち越し。多彩な技で土俵を沸かせた1メートル68センチの小兵 炎鵬は7勝を挙げてから6連敗で負け越しとなりました。
 
 
千代丸に阿武咲は阿武咲が押し出しで勝って勝ち越しました。返り入幕の千代丸は負け越しです。
 
輝に石浦は、輝が押し出し。
 
佐田の海に友風は、友風が押し倒しで勝って入門から12場所連続の勝ち越しを決めました。佐田の海は負け越しです。
 
大翔鵬に明生は、明生が寄り切り。
 
正代に琴恵光は正代が押し出し。
 
徳勝龍に嘉風は、徳勝龍が寄り切りで勝ちました。
 
宝富士に志摩ノ海は、新入幕の志摩ノ海が押し出しで勝って10勝目を挙げました。
 
 
阿炎に玉鷲は阿炎が引き落としで勝ちました。
 
千代大龍に栃煌山は、千代大龍が突き出し。
 
照強に大栄翔は、大栄翔が浴びせ倒し。
 
遠藤に矢後は、遠藤が突き落とし。
 
隠岐の海に琴奨菊は、琴奨菊が寄り切り。
 
北勝富士に錦木は、北勝富士が押し出し。
 
朝乃山に御嶽海は、御嶽海が寄り切り。25日、初優勝を決めた朝乃山は12勝3敗の成績でした。
 
 
碧山に竜電は、竜電が上手投げで勝って10勝を挙げました。
 
逸ノ城に妙義龍は、逸ノ城がはたき込み。
 
栃ノ心に大関 高安は、高安が寄り切り。
 
大関 豪栄道に横綱 鶴竜は鶴竜が寄り切りで勝ちました。


朝乃山「大変うれしい」
 
大相撲夏場所で初優勝を果たした朝乃山は、優勝インタビューで「大変うれしい。プレッシャーの中で自分の相撲を取れたことがよかった」と振り返りました。
 
そのうえで、優勝した要因については「場所前の春巡業や稽古を自信に変えたことが結び付いたと思う。前に前に進む姿勢を崩さずに取れたことがよかった」と話しました。
 
さらに表彰式でアメリカのトランプ大統領から「アメリカ大統領杯」を手渡されたことについては「ことばに表せないほどうれしかった」と話しました。
 
 
そして、富山県出身力士として103年ぶりに優勝したことについては、「地元にはずっと応援していただいたので一つ恩返しをすることができた。これで終わったわけではないので、三役やそれ以上を目指して看板力士になれるように頑張ります」と力強く話しました。


八角理事長「大きな励みに」
 
日本相撲協会の八角理事長は「トランプ大統領と安倍首相を千秋楽にお迎えすることができ、誠に光栄の至りです。ご観戦いただいたうえ、初めてのアメリカ大統領杯を授与していただきましたことに日本相撲協会を代表して深く感謝申し上げます。大統領杯は、来年以降も5月の夏場所の優勝力士に授与されることになりました。力士一同にとり、大きな励みとなります。このたびの大統領の格別のお取り計らいを糧として、私どもは日本の伝統文化である大相撲の発展に、一層努めてまいる所存です」とする談話を発表しました。


栃ノ心「やっと終わった」
 
白星をふたけたに乗せて敢闘賞を受賞した新入幕の志摩ノ海は、「負けても勝ってもいい相撲をと臨んだ。15日間は長かった。後半は落ち着いてきて自分の相撲は、おっつけと再確認できた。師匠に『あなたは突き放しじゃなくて、おっつけだ』と言われ、下からおっつけて相撲がよくなった。精神的にも強くさせてもらった」とほっとした様子でした。
 
阿炎も10勝目を挙げて敢闘賞を受賞し「今場所は動けていた」と15日間を振り返り、来場所で新三役が期待されることについて「変わらずに懸賞をもらえればいいな。上位との対戦が増えるので楽しみだ。いつでもチャレンジャーだ」と話していました。
 
竜電も10勝目を挙げて技能賞を受賞し「三賞の受賞は、テレビの中継で知った。初めてでうれしい。技能賞はいちばんうれしい。技能はないんですけどね」と上機嫌でした。
 
 
14日目に大関復帰を決めた栃ノ心は、15日間を終えて「やっと終わった」と振り返りました。
 
千秋楽を観戦したトランプ大統領については、「めっちゃ距離が近かった。近くにいたから見えた。大統領という感じだったね」と話していました。
 
今場所を9勝で終えた大関 高安は、「次の場所に向けてまたしっかりやるしかない。千秋楽がいい内容で終われた。次の名古屋場所に向けてやるだけだ」と話していました。
 
今場所、一人横綱を務めた鶴竜は、「きょうは結びを締めることができてよかった。優勝争いは、十分チャンスがあったが、いかしきれなかった。優勝した朝乃山のように若い力士が出てくるのはいいことだ。時代が変わってくる。ただ、横綱として平幕に優勝を渡してしまったのはよくない。来場所こそ優勝という気持ちが大事だ」といつもどおり淡々と話していました。   (NHK WEB NEWS 2019526 1944分)


 

ウェブニュースより
 
十両優勝は貴源治 幕下優勝の貴ノ富士とともに兄弟でV ―― 大相撲夏場所の十両は、栃木県出身の貴源治が千秋楽を待たずに優勝を決めました。貴源治は、幕下優勝を果たした双子の兄の貴ノ富士とともに兄弟そろっての優勝です。
 
 
夏場所の十両は、24日の13日目を終えて、千賀ノ浦部屋の貴源治が12勝1敗で単独トップに立ち、星の差2つで琴勇輝が追う展開でした。
 
14日目の25日、琴勇輝が敗れて4敗となったため、貴源治の十両優勝が千秋楽を待たずに決まりました。このあと、貴源治は大翔丸に寄り切りで勝って13勝1敗まで星を伸ばしました。

 
貴源治は栃木県小山市出身の22歳。双子の兄は幕下の貴ノ富士で、身長1メートル91センチ、体重172キロの恵まれた体格を生かした突き押し相撲が持ち味です。
 
中学卒業後、兄とともに当時の貴乃花部屋に入門して平成25年の春場所で初土俵を踏み、おととしの夏場所、初土俵から4年で新十両昇進を果たしました。
 
その後、所属が千賀ノ浦部屋に変わり、東の十両2枚目で迎えた今場所は、圧力のある突き押しがさえて白星を重ね、十両優勝を決めるとともに来場所での新入幕も確実にしました。
 
24日に幕下では貴ノ富士も優勝を決めていて、双子そろっての優勝となりました。
 
貴源治は「今場所は冷静さと落ち着きがあった。勝っても負けても切り替えることができていた。結果的に優勝という形になってよかったが、まだ来場所もある。幕内で迎える来場所は、自分の相撲を取り、優勝に近い成績を残せるよう精進したい。自分の時代に持っていけるよう頑張ります」と話していました。   (NHK WEB NEWS 2019525 1657分)

 
大相撲夏場所14日目 中入り後の結果 ―― 大相撲夏場所は14日目、平幕の朝乃山が大関 豪栄道に勝って2敗を守り、3敗の横綱 鶴竜が敗れたため、朝乃山の初優勝が決まりました。
中入り後の勝敗
 
石浦に十両の豊ノ島は、豊ノ島が押し出しで勝って、勝ち越しを決めました。
 
炎鵬に志摩ノ海は、志摩ノ海が突き落としで勝ちました。13日目の相撲で右太ももの裏付近を痛めた炎鵬は、14日目も土俵に上がりましたが5連敗となりました。
 
照強に松鳳山は、松鳳山が小手投げ。照強は、先場所に続いての負け越しが決まりました。
 
栃煌山に大翔鵬は、大翔鵬が上手投げ。栃煌山は3場所連続の負け越しです。
 
佐田の海に輝は、輝が押し倒し。
 
矢後に錦木は、矢後が寄り切り。
 
友風に千代翔馬は、友風が寄り切り。
 
阿炎に明生は、阿炎がはたき込み。
 
徳勝龍に千代大龍は、千代大龍が押し出し。
 
玉鷲に琴恵光は、玉鷲が寄り切りで勝って中日から7連勝。白星をふた桁に乗せました。
 
阿武咲に遠藤は、遠藤が寄り切り。
 
大栄翔に千代丸は、大栄翔が突き出し。
 
嘉風に北勝富士は、北勝富士が押し出し。
 
琴奨菊に妙義龍は、妙義龍が首投げ。
 
隠岐の海に碧山は、隠岐の海が押し出し。今場所、小結に返り咲いた碧山でしたが、負け越しとなりました。
 
御嶽海に宝富士は、御嶽海が寄り切りで勝って2場所ぶりの勝ち越しを決めました。
 
 
竜電に逸ノ城は、竜電が寄り切り。
 
大関 高安に正代は、正代が引き落とし。
 
朝乃山に大関 豪栄道は、朝乃山が寄り切りで勝ってただ1人2敗を守りました。
 
 
横綱 鶴竜に栃ノ心は、栃ノ心がはたき込みで勝ちました。
 
 
これで3敗の力士がいなくなり、26日の千秋楽を前に、朝乃山の初優勝が決まりました。
 
栃ノ心は10勝目を挙げ、陥落から1場所で大関に復帰することになりました。
炎鵬「あと一歩が出なかった」
 
24日の取組で右太ももの裏付近を痛めた炎鵬は7敗目を喫し「あと一歩が出なかった。足はケガしているが、思ったより相撲になっている。後悔しないように強い気持ちを持ってあす、すべてを出し切りたい」と、勝ち越しがかかる千秋楽に向け、気持ちを切り替えていました。
 
勝ち越しを決めた小結御嶽海は「大きい1勝だと思う。うれしいです。連敗するのが少なくなったのが進歩したところだ。きょうのような相撲をこれからも取っていきたい」と話していました。
 
栃ノ心に敗れて4敗目を喫し、優勝を逃した横綱 鶴竜は、「勝ちを拾えなかった。チャンスは十分あったが、生かし切れなかった。自分のせい」と振り返っていました。   (NHK WEB NEWS 2019525 1916分)


 

プロフィール
ハンドルネーム:
目高 拙痴无
年齢:
92
誕生日:
1932/02/04
自己紹介:
くたばりかけの糞爺々です。よろしく。メールも頼むね。
 sechin@nethome.ne.jp です。


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