ウェブニュースより
大相撲 7月場所9日目 新大関の朝乃山が9連勝 ―― 大相撲7月場所は9日目。新大関の朝乃山は隠岐の海に勝って、9連勝しました。
中入り後の勝敗です。
▽十両の大奄美に琴勇輝は琴勇輝が突き出し。
▽高安に千代丸は高安が引き落とし。
▽錦木に松鳳山は錦木が寄り倒し。
▽佐田の海に照ノ富士は、照ノ富士が寄り切りで勝って勝ち越しました。
▽志摩ノ海に若隆景は若隆景が寄り切り。
▽琴恵光に妙義龍は妙義龍がはたき込み。
▽新入幕の琴勝峰に勢は、琴勝峰が突き落としで勝って7勝目をあげました。
▽玉鷲に琴奨菊は琴奨菊が寄り切りで勝ち、幕内の通算勝利数が715勝となり、元横綱の稀勢の里を抜いて歴代単独6位となりました。
▽石浦に栃ノ心は栃ノ心が寄り切り。
▽照強に魁聖は照強が押し出し。
▽千代大龍に竜電は千代大龍が突き出し。
▽宝富士に徳勝龍は徳勝龍が突き落とし。
▽阿武咲に豊山は、豊山が押し出しで勝って今場所初白星をあげました。
▽遠藤に隆の勝は遠藤が押し出し。
▽大栄翔に北勝富士は北勝富士が突き落とし。
▽霧馬山に御嶽海は霧馬山が寄り切りで勝ちました。
▽正代に輝は、正代が押し出しで勝って4日目から6連勝で勝ち越しを決めました。
▽隠岐の海に大関 朝乃山は同体、取り直しとなった一番で朝乃山が上手投げで勝って9連勝です。
▽大関 貴景勝に炎鵬は貴景勝が突き倒しで勝ちました。
▽横綱 白鵬に碧山は、白鵬がはたき込みで勝って9連勝です。
各力士の談話
白星を先行させた高安は「体調は初日に比べるとどんどんよくなっていると思う。きょうも立ち合いしっかり当たることができた。前に出ることが一番。安定感のある相撲をもう一度考えてやっていきたい」と話しました。
7勝目をあげた新入幕の琴勝峰は「きょうは内容はよくないが体は動いている。振り返ってみたらここまで早い。いつもどおりあしたの一番に集中したい」と話しました。
幕内で3年ぶりの勝ち越しを決めた照ノ富士は「一番一番、集中してやるだけ。親方を信じてやってくることができた。一生懸命やってきてよかった」と話しました。
琴恵光にはたき込みで勝って7勝目をあげた妙義龍は「中に入れるとうるさいので中に入れないようにという流れで、かわしてかわしてという相撲になった」と話しました。
琴奨菊は7勝目をあげて幕内の通算勝利数が715勝となり、元横綱の稀勢の里を抜いて歴代単独6位となりました。
琴奨菊は「一つ一つ、やり残しのないように頑張って白星を支えてくれた人に恩を返せるようにしたい」と話しました。
魁聖に勝って白星を先行させた照強は「ふだんからはず押しの稽古をしていて自然とそれが出た。はず押しできれば、重い相手でも押せるというのはある。しっかりケアはできている。徐々によくなっている」と手応えを感じていました。
近畿大学出身で同期の宝富士に勝って白星を先行させた徳勝龍は「前の日からわくわくして、より気合いが入った。内容は悪いが勝てたことはよかった。いい内容で勝てるように頑張っていきたい」と話しました。
今場所初白星をあげた豊山は「ふがいない相撲だったのでどうにかして1つ勝ちたいと思っていた。自分で自分を追い詰める悪循環だった。持っているものを出しきれずに終わっていた。来場所につなげなければいけない」と話しました。
関脇 御嶽海に勝った霧馬山は「立ち合いからまわしを取って落ち着いて相撲を取ることができた。今までの場所とは違って長い感じがする」と話しました。
勝ち越しを決めた関脇 正代は「立ち遅れた。相手に攻め込まれて危ない相撲だった。土俵際でも残って体の反応としては悪くないと思う。早いうちの勝ち越しは自信につながるし、うれしい。残りの相撲も変に気負うことなく、一番一番、集中できるかと思う」と話しました。
取り直しの一番を制して9連勝となった新大関の朝乃山は「一番目は攻められる中で投げを打ったので、負けたかなと思った。二番目は左上手がしっかり取れてじっくり攻めようと思ったがなかなか右が差さらず焦った部分があったが、相手が巻き替えて出たところを反射的に上手投げすることができた。この勝ち方は大事だと思うので、あすからも気を引き締めて頑張りたい」と話しました。 (NHK WEB NEWS 2020年7月27日 22時28分)
葛飾北斎の肉筆の肖像画見つかる 描かれた男性は誰? ―― 江戸時代後期の浮世絵師・葛飾北斎(1760~1849)が描いたとみられる肉筆の肖像画が、見つかった。描かれているのは両替商の男性とみられるが、人物は特定されていない。所蔵する長野県小布施町の北斎館で、この男性が誰なのか、探っている。
肖像画は、昨年末に群馬県の所有者から同館に寄贈された。同館館長の美術史家・安村敏信さんは、輪郭線の強さや手足の描き方、陰影の付け方といった画風に加え、落款や印から北斎の作品と判断した。画中に「享和三亥(い)年」(1803年)の文字があり、北斎40代前半の作とみられている。汚れやしわが目立っていたが、修復した。
奈良市の美術館・大和文華館館長で浮世絵に詳しい浅野秀剛さんによれば、北斎の肉筆の肖像画は数点しか伝わっていない。写真でこの作品を見た浅野さんは「他の北斎の肖像画に比べ、素直に描かれている。比較的早い時期に描かれ、まだ個性が際だっていないのだろうが、そこも含め興味深い」と話す。
安村さんは、描かれた男性がそろばんらしきものを持ち、はかりや「金銀出入帳」もあることから、両替商とみている。画面上方の文章には、男性が「上山氏」であることや50歳ほどであることが記されている。また「一丁羽狩」の署名の狂歌も記され、「羽狩=はかり」を扱う上山氏自身が作った狂歌の可能性があるという。ただ屋号や、どこで両替商を営んでいたのかなどは不明だという。
北斎館では、9月5日からの「北斎 視覚のマジック」展で肖像画を公開する予定。安村さんは、それまでに人物を特定したいといい、「この男性が誰なのか、情報をお寄せいただきたい」と話している。 (朝日新聞DIGITAL 2020年7月27日 5時00分)
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