ウェブニュースより
大相撲7月場所 11日目 白鵬初黒星 朝乃山と照ノ富士は1敗守る ―― 大相撲7月場所は11日目、横綱・白鵬は小結・大栄翔に敗れて初黒星を喫し、新大関・朝乃山と平幕の照ノ富士が1敗を守りました。
中入り後の勝敗です。
▽錦木に十両の千代翔馬は、行司軍配差し違えで、錦木が押し出しで勝ちました。
▽千代丸に若隆景は、若隆景が寄り切りで勝ちました。千代丸は負け越しが決まりました。
▽照ノ富士に栃ノ心は照ノ富士が寄り切りで勝って10勝目。1敗を守りました。
▽志摩ノ海に松鳳山は、志摩ノ海が押し出し。
▽琴勇輝に妙義龍は、琴勇輝が突き出し。
▽琴恵光に勢は、返り入幕の琴恵光が寄り切り。琴恵光は幕内では1年ぶりの勝ち越しを決めました。
▽玉鷲に琴勝峰は、玉鷲が突き倒し。玉鷲は勝ち越しです。
▽高安に千代大龍は高安が突き出し。
▽石浦に佐田の海は、佐田の海がはたき込み。
▽魁聖に徳勝龍は、魁聖が寄り切り。
▽照強に琴奨菊は、琴奨菊が寄り切り。琴奨菊は去年の春場所以来となる1年4か月ぶりの勝ち越しです。
▽竜電に阿武咲は、竜電がはたき込み。
▽隆の勝に炎鵬は、炎鵬が押し出し。
▽碧山に豊山は、碧山が寄り切り。
▽遠藤に霧馬山は、遠藤が突き落とし。
▽宝富士に隠岐の海は、隠岐の海が突き落とし。
▽正代に北勝富士は、北勝富士が突き落とし。
▽輝に大関・朝乃山は、朝乃山が寄り切りで勝って1敗を守りました。
▽大関・貴景勝に御嶽海は、貴景勝が押し出しで勝ちました。角番の貴景勝は勝ち越しを決め、大関の座を守りました。
▽横綱・白鵬に小結・大栄翔は、大栄翔が押し出し。白鵬は今場所初黒星です。
7月場所は11日目を終えて1敗で白鵬と朝乃山、それに照ノ富士の3人が並び、2敗がいなくなりました。
朝乃山「ここまで来たら自分との戦い」
照ノ富士は1敗を守り、「相手の上手を切らないといけないと思っていた。よく考えてできたと思う。今、できることをやっているだけだ。まだ終わっていないから残りをしっかり取りきるだけだ」と淡々と話していました。
琴恵光は勝ち越し、「相手に圧力をかけることだけを意識していた。残りの日々を自分と向き合ってしっかりやっていきたい。とにかくいい相撲を取ることを考えて頑張っていきたい」と話し、うれしそうでした。
勝ち越しを決めた玉鷲は「これまでは自分の内容ではなかった。でもきょうは、自分の内容で勝ち越せてよかった」と話していました。
勝ち越しを決めた琴奨菊は「うれしいね。自分の相撲を取れていることがまだまだいけるという気持ちになっている。立ち合いを変えるなど追究しながらやっているので、自分の考えたことはすべてやり尽くそうという気持ちだ。どんな時でも支えてくれる人がいるので1つでも多く勝てるように頑張っている」とうれしそうでした。
炎鵬は5勝目、「相手が引いてくれたので前に出るところかなと思った。自分としては、何一ついいところがなかったが勝たないといけない。勝つことだけを考えてやっている」と話していました。
隠岐の海は35歳の誕生日を白星で飾り、「内容は悪かったが、またあした頑張りたい。入門してだいぶ時間がたったがまだまだ元気かな」と淡々と話していました。
1敗を守った朝乃山は白星をふた桁に乗せ、「ほっとしているが通過点だ。その先には12勝、13勝、優勝、それが大関の務めだ。あまり意識しないでいきたいし、口に出したくない」と心境を話したうえで、残りの4日間に向けては「ここまで来たら自分との戦い。あしたからが大事で気を引き締めて頑張りたい。緊張感もって自分自身との戦いだと思う」と決意を示しました。
横綱・白鵬と1敗で並んだことについては「意識してないし、1日、一番という目標を持ってやっていく」と話していました。
大関・貴景勝は角番を脱出し、「立ち合いはあまり考えすぎずにいった。負け越したら力がないということなので、場所前から特に思うことはない。これで負けたらしょうがないと」と話しました。そのうえで「勝っても負けても叱ってくれる人の大切さを理解した。大関に昇進したらちやほやされて、負けたらさっーといなくなる人もいた。自分がどのような状況になっても復帰できるように尽力してくれた人の大切さがわかった」とこれまでを振り返っていました。
大栄翔は白鵬から白星をあげ、「自分の相撲を取りきれたのでよかった。うれしい。勝ちきることは自信につながる」と喜びにひたっていました。 (NHK WEB NEWS 2020年7月29日 22時16分)
藤井棋聖が開幕3連勝「いい星取りで」 B級2組順位戦 ―― 将棋の藤井聡太棋聖(18)が29日、東京都渋谷区の将棋会館で第79期将棋名人戦・B級2組順位戦(朝日新聞社、毎日新聞社主催)の3回戦に臨み、鈴木大介九段(46)に103手で勝った。藤井棋聖は開幕3連勝となった。
鈴木九段の作戦は四間(しけん)飛車。居飛車(いびしゃ)穴熊で対抗した藤井棋聖はうまく戦機をつかんで優位に立ち、押し切った。「仕掛けの成否が際どかった。いい星取りでここまで来られている。昇級を目指して頑張りたい」と話した。
https://www.youtube.com/watch?v=7dAFTouALWU
鈴木九段は竜王戦と棋聖戦で挑戦者になった実績があり、名人挑戦権を争うA級順位戦にも在籍経験がある。趣味のマージャンで、プロも参加する大会で優勝した経験を持つなど、勝負師タイプの棋士として知られるが、この日は力が発揮できなかった。「藤井さんと当たるのを楽しみにしていたが、内容が悪くて残念。一気に仕掛けられて、踏みとどまれなかった」と話した。
順位戦はA級を始めとして五つのクラスがある。真ん中のB級2組には今期25人が参加し、成績上位3人がB級1組に昇級する。 (朝日新聞DIGITAL 2020年7月29日 23時43分)
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