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ウェブニュースより
 千代大龍、平幕の勝ち越し1号に「あとはノビノビ」 ―― <大相撲秋場所>◇10日目◇19日◇東京・両国国技館
 西前頭3枚目の千代大龍(28=九重)が、平幕の勝ち越し1号となった。「素直にうれしいです。番付は下がることはないので、あとは自分らしい相撲をノビノビ取れれば満足です」と気分よく話した。
 奇襲だった。かち上げやもろ手が多かった立ち合いで、まさかの左上手狙い。「取った瞬間に、横から崩したかった」。だが、すぐにがっぷり四つに組まれてしまった。しかも、形は栃ノ心の得意とする右四つ。誰もが万事休すと思った。しかし、ノッている男は何かが違う。怪力栃ノ心の引きつけをものともせず、反対に自らの腹に乗せてつり上げた。どよめく館内。「そんなに足は上がってないと思いますよ」と涼しい顔で振り返ったが、一気に前に出た。最後は俵で粘る相手の胸を突いて押し出し。「内容は良くないけど、勝ち越したんで、結果オーライでしょう」と喜んだ。
 
https://www.youtube.com/watch?v=cyra9WYE_uo
 
取組後は、念願だったNHKのインタビュー室に久しぶりに呼ばれた。日体大時代に学生横綱に輝いたときも、横綱と初めて対戦したときも「全く緊張しなかった。相撲で緊張したことはない。人生で1番緊張したのは、マージャンで大四喜(ダイスーシー)をテンパったとき」という強心臓の持ち主が「久しぶりで緊張しました」とうそぶいた。それだけうれしい勝ち越しでもあった。10日目での勝ち越しは、前頭6枚目だった13年九州場所以来4年ぶりの早さ。ただ、前頭3枚目以内での勝ち越しは自身初めてだった。しかも、3月の春場所から4場所連続の勝ち越しで、トップを走る大関豪栄道をただ1人、1差で追走する。だが「顔じゃない(分不相応)」といつもの言葉を並べて「優勝なんて夢のまた夢」と意に介さない。その強調される無欲さが、怖い。  [日刊スポーツ 2017年9月19日19時43分]



 大相撲 秋場所10日目の取組速報 ―― 豪栄道が9連勝 貴景勝は初金星 大相撲秋場所10日目の19日、豪栄道が栃煌山に快勝し、9連勝で単独トップを守った。2敗は栃ノ心を四つ相撲で退けた千代大龍のみ。3敗は、この日敗れた阿武咲、貴ノ岩、大翔丸を含めて平幕の計6人。一人横綱の日馬富士は貴景勝のはたきに屈し、今場所4個目の金星を配給した。1場所で4個の金星を配給したのは、2001年秋場所で5個を与えた武蔵丸以来。貴景勝は初金星を挙げた。

 ●栃煌山- 豪栄道○
 豪栄道が踏み込んで前に出る。栃煌山に左に動かれるも再度ぶつかり押し出す。栃煌山3勝7敗、豪栄道9勝1敗

 ●正代- 嘉風○
 正代が右のかち上げ。こらえた嘉風が左を差して中に入るとそのまま勢いよく正代を押し出す。嘉風は6連勝。正代4勝6敗、嘉風6勝4敗

 ●御嶽海- 碧山○
 立ち合い、碧山が御嶽海を起こすとすぐさま頭を押さえてはたく。御嶽海は何もできず。御嶽海5勝4敗、碧山0勝2敗7休

 ○玉鷲- 北勝富士●
 立ち合い、前に出る北勝富士を玉鷲が押し返す。押し出しで玉鷲の勝ち。玉鷲4勝6敗、北勝富士4勝6敗

 ●阿武咲- 琴奨菊○
 左を差しにいった阿武咲。左四つの体勢で琴奨菊ががぶり寄り。土俵際まで追い込み、相手が出たところを引いて突き落とし。阿武咲は3敗に後退。阿武咲7勝3敗、琴奨菊6勝4敗

 ●栃ノ心- 千代大龍○
 がっぷり右四つ。千代大龍がつり上げて栃ノ心を土俵際に追い込むと、最後は押し出し。千代大龍が勝ち越しを決める。栃ノ心1勝9敗、千代大龍8勝2敗
 ●松鳳山- 輝○
 立ち合い、もろ手で突いた松鳳山。右に動いた際に足を滑らせてひざをついてしまう。輝の勝ち。松鳳山5勝5敗、輝3勝7敗
 ○逸ノ城- 貴ノ岩●
 逸ノ城が差した右を抜いてからの小手投げ。豪快に貴ノ岩を転がした。逸ノ城6勝4敗、貴ノ岩7勝3敗
 ●豪風- 勢○
 豪風がもろ手ではたくも、こらえた勢が突き落としで豪風を降す。豪風3勝7敗、勢5勝5敗
 ○千代の国- 大栄翔●
 立ち合いは互角だったが、すぐさま千代の国がいなすと、大栄翔は簡単に崩れてしまう。千代の国6勝4敗、大栄翔6勝4敗
 ●石浦- 宝富士○
 まともにぶつかった石浦、相手の背後にまわりまわしを掴んで揺さぶる。しかし、宝富士が体を左右に動かして何とか向き直ると、最後は送り出しで石浦を破った。石浦2勝8敗、宝富士7勝3敗
 ○千代翔馬- 大翔丸●
 立ち合い、千代翔馬が右のかち上げで中に入ると、のど輪まじりの突きで大翔丸を一蹴。千代翔馬4勝6敗、大翔丸7勝3敗
 ●豊山- 荒鷲○
 突っ張って体を起こし左の前まわしをとった荒鷲。激しい攻めで豊山を圧倒した。寄り倒しで豊山を降す。豊山4勝6敗、荒鷲7勝3敗
 ●隠岐の海- 千代丸○
 隠岐の海が押し込むも足が出ず…引き落としで千代丸の勝ち。隠岐の海4勝6敗、千代丸5勝5敗
 ○魁聖- 佐田の海●
 魁聖の力強い押しに佐田の海は踏ん張れず。土俵際で横にずれながら逃れようとするも寄り切られてしまう。魁聖6勝4敗、佐田の海0勝5敗5休
 ●錦木- 朝乃山○
 朝乃山が突っ張って錦木を起こす。左上手をとると、土俵際で豪快に錦木を投げる。上手投げで朝乃山の勝ち。錦木4勝6敗、朝乃山7勝3敗
 ○遠藤- 徳勝龍●
 立ち合いすぐに左四つで前に出る遠藤。土俵際まで追い込むも今度は徳勝龍が反撃。こらえた遠藤が上手出し投げで徳勝龍を降す。遠藤64敗、徳勝龍28敗    (毎日新聞 2017-09-19


 


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プロフィール
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目高 拙痴无
年齢:
92
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1932/02/04
自己紹介:
くたばりかけの糞爺々です。よろしく。メールも頼むね。
 sechin@nethome.ne.jp です。


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