ウェブニュースより
旧統一教会と自民党国会議員の関係は「底なし沼のよう」…8項目を自主申告の党調査で関係断てるのか ―― 岸田文雄首相は31日の記者会見で、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と自民党所属の国会議員との接点を調べ、公表する考えを表明した。世論の反発に押され、これまで消極的だった実態解明に取り組む姿勢をアピールするのが狙いだが、内容は形式的にとどまり、党内で最も関係が深かったとされる安倍晋三元首相とのつながりを明らかにすることにも及び腰だ。識者からは「対応が不十分」と批判も出ている。
党が8月26日に始めた調査では、教会側から選挙支援を受けたかどうかや、教会主催の会合に出席したり、祝電やメッセージを送ったりしたかなどについて、9月2日を期限に回答を求めている。選挙支援を受けるなどした議員に限って、氏名を明らかにする方向で検討している。首相は「(教会と党所属議員が)密接な関係を持っていたのではないかと、国民から引き続き懸念や疑念の声をいただいている。重く受け止め、党として説明責任を果たす」と強調した。
ただ、議員への質問は8項目のみ。自民党の茂木敏充幹事長は「全体像を把握できるようなチェック項目を中心にした」と説明するが、選挙支援やパーティー券販売などの有無や回数を自主申告させるだけで、その理由も尋ねていない。安倍氏側への調査は「どのような関係を持っていたかは本人が亡くなった今、十分に把握することには限界がある」(首相)として、慎重な姿勢を見せる。
形式的な調査にとどまる理由について、党内には「教会との関係は『底無し沼』のようで、本格的にやれば何が出てくるか分からないからではないか」(中堅議員)という見方がある。
企業などのコンプライアンス(法令順守)に詳しい郷原信郎弁護士は「本当に教会との関係をあぶり出すなら、本来は所属議員へのヒアリングや第三者機関を通じて調べるべきだ」と指摘。「教会側との問題の核心には、選挙支援を差配していたと報じられる安倍氏がおり、関係者への調査を抜きにして問題の本質には迫れない」と語った。 (東京新聞 2022年9月1日 11時34分)
藤井聡太竜王が棋王戦初のベスト8進出「この機会をいかせるようにしたい」年度内6冠へ前進 ―― 将棋の最年少5冠、藤井聡太竜王(王位・叡王・王将・棋聖=20)が渡辺明棋王(名人=38)への挑戦権獲得を目指す、第48期棋王戦コナミグループ杯挑戦者決定トーナメント3回戦が1日、大阪市の関西将棋会館で行われ、先手の藤井が久保利明九段(47)を83手で下し、同棋戦初のベスト8に進出した。
戦型は久保が得意とする「四間飛車」。終盤にリードを広げ、熱戦を制した藤井は「仕掛けられ、いい指し方が分からなくて、よくない手順を選んでしまったのかな」と反省。初のベスト8進出に「棋王戦ではなかなか上に進むことが出来なかったので、この機会をいかせるようにしたい」。
https://www.youtube.com/watch?v=qm1EvK9WkQw
5冠を保持する藤井は本年度、叡王、棋聖と防衛を果たし、豊島将之九段(32)の挑戦を受ける、第63期王位戦7番勝負では3勝1敗と王手をかけている。棋王戦の挑戦権を獲得すれば、年度内6冠の可能性がある。次戦は豊島と阿久津主税八段の勝者と対戦する。 [日刊スポーツ 2022年9月1日20時23分]
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