ウェブニュースより
大相撲名古屋場所 初日 横綱 照ノ富士が黒星スタート ―― 大相撲名古屋場所が初日を迎え、2場所連続優勝を目指す横綱 照ノ富士は小結 阿炎に敗れて黒星スタートとなりました。
中入り後の勝敗です。
▽十両の竜電に千代丸は竜電が寄り切りで勝ちました。
▽新入幕の錦富士に大奄美は錦富士が押し出し。
▽豊山に王鵬は豊山が寄り切り。
▽阿武咲に剣翔は剣翔が引き落とし。
▽妙義龍に宝富士は妙義龍がはたき込み。
○妙義龍 自分も飛んでたんで分からない。
▽照強に千代翔馬は千代翔馬が送り出しで勝ちました。
▽一山本に翠富士は一山本が突き出し。
▽琴勝峰に明生は明生が突き落とし。
▽千代大龍に琴恵光は取り直しの一番となり、琴恵光が押し出し。
▽志摩ノ海に錦木は錦木が押し出し。
×志摩ノ海 立ち合いは速かった。あとは流れです。しっかり頑張ります。体は動いているので一番、一番、頑張りたいです。
▽栃ノ心に北勝富士は栃ノ心がはたき込みで勝ちました。
〇栃ノ心 落ち着いていけた。初日に勝ってよかった。
▽隠岐の海に翔猿は翔猿が引き落とし。
×隠岐の海 長年の稽古不足で、余裕がなくてダメでした。自分の相撲でしっかり攻められれば何番か結果が出るんじゃないかと思って、また明日から頑張ります。
▽碧山に佐田の海は碧山がはたき込み。
▽若元春に遠藤は遠藤が突き出し。
×若元春 思っている感じでこなかった。当たってしっかりまわしを取ろうと思ったんですけど、届かなくてゴタゴタになってしまった。突き押しは全然、頭になかったですね。初日の相撲としては全然ダメ。立ち合い自体は悪くなかったので、意表をつかれた。
▽豊昇龍に宇良は豊昇龍が引き落とし。
〇豊昇龍 焦ってへんなことやるより、(頭から)くっついて落ち着いてまわしを取れたので良かった。スタートが良ければ良い成績が残ると思う。(七夕の短冊には「優勝」と書いていたが?)まずはしっかり勝ち越しを目指して頑張ります。
×宇良 今場所も上位に挑戦する気持ちで頑張りたいです。明日も精いっぱい頑張りたいと思います。
▽玉鷲に大栄翔は玉鷲がはたき込みで勝ちました。
〇玉鷲 全然ダメですね。脇もあいてる、腰も高い、前も出ない。ちゃんと反省して、自分のしぶとい相撲で前に、前に出て。明日からは自分の相撲を取りたいと思っています。
×大栄翔 上半身だけで攻めてしまった。足の運びが悪かったので修正していきたい。
▽若隆景に逸ノ城は逸ノ城が寄り切り。
×若隆景 つかまってしまったんで、明日からまた、切り替えてやりたいです。(場所前は)しっかり稽古ができる環境だったんで、良かったと思います。
▽琴ノ若に大関 正代は琴ノ若が押し出し。角番の正代は初日黒星です。
×正代 場所前に出稽古もあって、いつもより早めに調整はできた。体調はいい方なのでしっかり一番一番、力を出せるように出来たらと思う。
▽隆の勝に大関 御嶽海は御嶽海が押し出し。
▽大関 貴景勝に霧馬山は霧馬山が寄り切り。
▽横綱 照ノ富士に阿炎は阿炎が送り出しで勝ちました。2場所連続優勝を目指す照ノ富士は黒星スタートです。
名古屋場所は横綱 照ノ富士と、大関の貴景勝と正代が敗れ、初日から波乱の土俵となりました。
力士の談話
新十両で、初日を白星スタートの欧勝馬は「朝から緊張していて、まわしをつけるタイミングも分からなかった。ただ相撲を取るのは変わらない。思いどおりの相撲を取れた」とほっとしていました。
新入幕の錦富士は初日を白星で飾り「自分の相撲が取れた。変わらず集中してできていたかなと思う」と明るい表情で話しました。また、新入幕の初白星について聞かれると「きょうの感じはいつもと変わらない」とこたえていました。
豊山は2連敗中だった王鵬に勝って「相手の方が体がでかいし相撲もいきいきしている。きょうは意地でも勝ってやろうと思って意地を見せられた。勝ち越しが目標だが上を目指したい」とハキハキと話しました。
先場所初日から5連勝だった一山本は今場所も白星スタートで「きょうの朝、師匠に相手を見ることも大事だと言われたので、相手を見て突っ張ろうと思っていた。それができてよかった。暑さに負けずに頑張りたい」と元気に話していました。
琴恵光は取り直しの一番で千代大龍を破り「攻める相撲が取れた。今場所は自分から攻めて流れのある相撲を取りたい」と話していました。
豊昇龍は宇良を破り「落ち着いた相撲ができた。スタートがよければいい成績がとれる」と笑顔で話していました。
37歳の玉鷲は関脇 大栄翔を破ったものの「全然だめ。脇も空いていたし腰も高い。前に前に出る相撲を取っていきたい」と反省していました。
関脇 若隆景は逸ノ城に四つ相撲で敗れ「捕まってしまった。しっかり切り替えたい」と言葉少なげでした。
琴ノ若は大関 正代に4連勝となり「立ち合いで相手の圧力を食らわずに下から攻めていけた。あすからも気持ちを入れ直して集中して行ければ」と淡々と話しました。
一方の正代は「かたかった、対応できていなかった」と話していました。
霧馬山は大関 貴景勝を破り「まっすぐ当たって思い切り、その流れで入ってよかった。一日一番をしっかり取りたい」と話していました。
阿炎は横綱 照ノ富士に勝って「無我夢中で取ったらチャンスが転がってきた。立ち合いも横綱の圧力がすごかったが体が動いて、思い切りのよい相撲がとれた。あすからも思い切りのよい相撲が取れるよう頑張りたい」と充実した様子でした。
先場所に続いて初日黒星の照ノ富士は取材に応じませんでした。 (NHK WEB NEWS 2022年7月10日 19時22分)
sechin@nethome.ne.jp です。
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