ウェブニュースより
大相撲初場所3日目 鶴竜 白鵬 早くも2敗目 ―― 大相撲初場所は3日目、鶴竜と白鵬の両横綱がともに敗れ、今場所早くも2敗目を喫しました。
中入り後の勝敗です。
▽十両の英乃海に魁聖は、魁聖が寄り切りで勝ちました。
▽栃煌山に徳勝龍は、徳勝龍が押し出し。
▽新入幕の霧馬山に勢は、霧馬山が寄り切り。
▽照強に東龍は、照強が寄り切り。
▽志摩ノ海に琴恵光は、琴恵光が押し出しで勝ちました。
▽剣翔に琴奨菊は、琴奨菊が寄り切り。
▽千代丸に輝は、輝が押し出し。
▽佐田の海に千代大龍は、佐田の海が押し出し。
▽石浦に豊山は、豊山が押し出しで勝ちました。
▽碧山に隆の勝は、隆の勝が押し出し。
▽松鳳山に阿武咲は、松鳳山がはたき込み。
▽竜電に栃ノ心は、竜電が寄り切り。
▽明生に炎鵬は、炎鵬が下手出し投げで勝ちました。
▽宝富士に正代は、正代が押し出し。
▽阿炎に玉鷲は、取り直しの一番を制した玉鷲が押し出し。
▽御嶽海に高安は、高安がはたき込み。
▽新関脇 朝乃山に隠岐の海は、朝乃山が寄り切りで3連勝。
▽遠藤に大関 豪栄道は、遠藤が突き落としで3連勝。一方、角番の豪栄道は3連敗です。
▽大関 貴景勝に新小結 大栄翔は、貴景勝が押し出しで勝ちました。
▽北勝富士に横綱 鶴竜は、北勝富士が押し出しで勝ちました。二大関に続いて横綱を破って金星です。一方、鶴竜は2敗目です。
▽横綱 白鵬に妙義龍は、妙義龍が突き落としで勝ち金星を挙げました。一方、連敗となった白鵬は序盤で早くも2敗目です。
取組後の談話
照強は3連勝に、「会心といえば会心の相撲だった。体が勝手に動いてよかったと思う。一番、一番、集中していくだけですね。今月17日の誕生日を連勝で迎えられたらいいですね」と充実している様子でした。
2勝目を挙げた炎鵬は、支度部屋で首の裏を気にしながら「大丈夫です。きょうは勝てたので、後半へいい準備をしていける」と話していました。
新関脇 朝乃山は小結以上でただ1人3連勝、「自分の形になって寄り切れた。いいんじゃないですか。体がしっかり動いている。よけいなことを考えず1日、一番、自分の相撲を取り切るだけだ」と淡々と話していました。
二横綱一大関を破って3連勝の遠藤は「しっかり体が動いてよかったです」といつもどおり淡々と話していました。
一方、大関 豪栄道は3連敗、「もっと密着して攻めないとだめです。まあ立ち合い自体は悪くない。動きがかみ合えばね」と振り返っていました。
13日、初黒星の大関 貴景勝は大栄翔を破って2勝目、「毎日、一生懸命力を出しきる。だから切り替えもできる。人のことを考えずいちばん最高の自分を出すだけだ。ふだんやったことを発表する場だと思っているので、いちばんいい状態でいい相撲を取る」と話していました。取組後に支度部屋で「てっぽう」をしていたことについては、「自分のいい感覚を忘れないうちにやった」と説明していました。
休場明けの横綱 鶴竜は2敗目を喫し、「立ち合いが軽い、それに尽きる。圧力がない、相手に力が伝わっていないのが自分で分かる。場所前に熱が出たことも影響があるがしょうがない。負けても自分のいい感覚を思い出していきたい」と悔しそうに話していました。
一方、金星を挙げた北勝富士は「しっかり前に圧力をかけて、引いてくれたらよいと思っていた。ふだんどおりに気持ちを高めて臨んだのがよかった。これを切らさないように集中してやるだけだ。金星で喜んでいる場合ではない。三役に定着しないと話にならないので、集中してやるだけだ」と15日を見据えていました。
序盤で早くも2連敗の横綱 白鵬は「足が流れた」と、ことば少なに振り返りました。15日以降についての質問に対し、「あしたはあしたにならないと分からない」と出場を明言しませんでした。
一方、金星を挙げた妙義龍は「ちょっと驚いたがたまたまです。勝っても負けても喜んでいられない。若いうちは余韻に浸っていたけどね。結びで相撲を取れるだけでうれしい」と落ち着いた様子で話していました。
(NHK WEB NEWS 2020年1月14日 18時52分)
桃田選手 事故で全身打撲 マレーシア遠征中 ―― マレーシアのクアラルンプール近郊で十三日、大会出場のために同国を訪れていたバドミントン男子シングルス世界ランキング一位の桃田賢斗選手(NTT東日本)らが乗ったワゴン車が大型トラックに追突、運転手(24)が死亡し、桃田選手らが顔を打つなどのけがをした。
日本バドミントン協会などによると、桃田選手はあごや眉間、唇に裂傷を負い、全身打撲の診断を受けた。鼻骨を骨折したという現地報道もあるが、協会が帯同するコーチらに問い合わせたところ、骨折は確認されていないという。
ワゴン車にはほかに平山優コーチ(日本ユニシス)、森本哲史トレーナー、英国のバドミントン関係者が乗車。平山コーチは右すねの裂傷や歯の損傷、森本トレーナーは右前腕を骨折するなどした。桃田選手と森本トレーナーは車の二列目、平山コーチは三列目に座っていたといい、現地の病院で治療を受けている。
ズルキフリ保健相は「CTスキャンなどの結果、重傷ではなく、近く退院できる見通し」と語った。国営ベルナマ通信によると、十二日に桃田選手の試合を観戦したマハティール首相夫人も病院を訪問した。
事故は現地時間午前四時四十分ごろ発生。帰国のため宿泊先からクアラルンプール国際空港に向かっていたワゴン車が、高速道路で三十トントラックに追突した。ワゴン車の前部がつぶれ、運転手は即死だったという。地元メディアによると、トラックが低速で走っていたとの情報もある。
東京五輪出場を確実にしている桃田選手は、十二日にクアラルンプールで行われたマレーシア・マスターズで優勝した。 (東京新聞 2020年1月14日 朝刊)
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