九州場所11日目の勝敗結果は次の通りです。
宇良 無傷の6連勝 埼玉栄高出身のホープ相手に完勝「ほっとしました」 ――東三段目33枚目の宇良(26=木瀬部屋)が琴手計(ことてばかり)を押し出して、無傷の6連勝とした。
「きょうの相手は特に(強い)。こっちが力出していかないと負ける。気が緩んだら負けると思って、思い切っていきました。きょうは負けるかな、と思っていました」
相手は埼玉栄高校出身のホープで、初場所で序の口デビュー。順調に出世し、今場所も宇良と対戦するまで5戦負けなし。宇良も、取組前はいつになく慎重だった。
しかし、フタを開ければ低い姿勢で圧力をかけ続ける完勝。「とりあえず、勝ててよかった。ほっとしました」。元幕内の面目を保って、肩の荷が下りたような表情だった。
宇良は15年夏場所で序の口優勝。序二段と幕下でも本割で7勝を挙げて優勝決定戦に進んだことがある。しかし、三段目で7戦全勝したことはない。残り1番を勝てば優勝の可能性もある。「ここまで来たら、あと1番、勝てるようにしたい」と意気込んだ。 (スポニチアネックス更新日:2018/11/21)
大鵬の孫、三段目の納谷 勝ち越しも笑顔なく「変わりはないです」 ―― 大鵬の孫、納谷(18=大嶽部屋)が頂を破り4勝目を挙げ勝ち越しを決めた。
「ちょっと出遅れました」と言いながらも態勢を立て直し突っ張って反撃。徐々に相手を押し込む。左からいなされつんのめるが、すぐに持ち直し最後は左からの一発で押し倒した。
「引かずに動き回るしかないので、しっかり見ていこうと思っていました」
秋場所は幕下の壁にぶつかり3月の序ノ口デビュー後初めて負け越し。今場所は2敗を喫したものの最低限の結果は残した。
ホッとしたか?と聞かれ「変わりはないです」と淡々と答えた。「あと一番あるのでしっかり頑張ります」と前回三段目だった名古屋では6勝しているだけに笑顔はない。
頭の中は課題を克服することでいっぱいだ。「うまくいかないと思うことが多い。もっと(自分には)圧力があるはずなのに力が出きらない」と悩みを口にする。課題をクリアするために必要なことは何か?と問われると「一生懸命頑張るだけです」と自分自身に言い聞かせるように話していた。 (11/21(水) 13:51配信 スポニチアネックス)
貴景勝10勝目で単独首位守る、1差で高安ら 九州場所11日目 ―― 小結貴景勝が平幕栃煌山を冷静にはたき込み、10勝1敗で単独トップを守った。
大関は安泰。高安は関脇逸ノ城を辛くもはたき込んで、9勝目を挙げた。
豪栄道は小結魁聖を寄り倒して、勝ち越した。
逸ノ城と魁聖は負け越し。
栃ノ心は千代大龍のつき膝により6勝目を挙げ、今年の57勝目で初の年間最多勝を確定させた。
関脇御嶽海は6敗目。
貴景勝を1差で追う2敗は高安、平幕の大栄翔、碧山の3人になった。
十両は照強が2敗で単独首位に立った。
(共同 2018/11/21 19:44)
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