昨日から九州場所が始まりました。
ウェブニュースより
大相撲九州場所初日 稀勢の里と日馬富士の2横綱に土 ―― 大相撲九州場所は、福岡市の福岡国際センターで初日を迎え、3場所連続の休場から復活を期す横綱・稀勢の里と、連覇を目指す横綱・日馬富士の2人の横綱が敗れる波乱の初日となりました。
中入り後の勝敗中入り後の勝敗
十両の誉富士に返り入幕の妙義龍は、妙義龍が寄り切りで勝ちました。
錦木に新入幕の大奄美の初顔合わせの一番は、錦木が押し出し。
返り入幕同士の一番、琴勇輝に安美錦は、39歳、最年長で幕内に戻ってきた安美錦が上手投げで勝ちました。
豪風に輝は、輝が押し倒し。
隠岐の海に朝乃山は、朝乃山が寄り切り。
碧山に勢は、碧山がはたき込み。
魁聖に大栄翔は、魁聖が押し出しで勝ちました。
遠藤に千代丸は、遠藤が突き出し。
大翔丸に正代は、大翔丸が送り出し。
千代翔馬に栃ノ心は、千代翔馬が肩すかしで勝ちました。
宝富士に荒鷲は、荒鷲が小手投げ。
千代の国に逸ノ城は、逸ノ城が寄り切り。
照ノ富士に北勝富士は、北勝富士が押し出し。大関復帰を目指す関脇の照ノ富士は、黒星スタートです。
松鳳山に嘉風は、松鳳山が突き落としで勝ちました。
御嶽海に栃煌山は、行司軍配差し違えで御嶽海が押し出しで勝ちました。
千代大龍に角番の大関・高安は、高安が引き落とし。
大関・豪栄道に貴景勝は、豪栄道が押し出し。
横綱・稀勢の里に玉鷲は、玉鷲が押し出しで勝ちました。休場明けの稀勢の里は、押し相撲の玉鷲をつかまえることができず初日黒星です。
琴奨菊に横綱・白鵬は、白鵬が上手出し投げで勝ちました。
横綱・日馬冨士に新小結の阿武咲は、阿武咲がはたき込みで勝ちました。
九州場所は、初日から2人の横綱が敗れる波乱のスタートとなりました。
各力士の談話 安美錦「恩返しにつながる」
最年長の39歳で返り入幕を果たし初日白星の安美錦は「久しぶりに幕内に上がってきて、声援も大きくありがたいです。いい相撲を見せることが恩返しにつながると思って頑張ります」と時折笑顔を見せながら話していました。
初めての角番の場所で初日白星の大関・高安は「リラックスして、相手をよく見て相撲が取れました」と落ち着いた表情で話しました。
実力者の玉鷲をつかまえきれず敗れた稀勢の里は「状態は、そんなに悪くない」と悔しそうに話して会場を後にしました。
金星を挙げた玉鷲は「いい相撲だった。このまま行きたいですね」と満面の笑顔で話していました。
休場明けの初日白星スタートの横綱・白鵬は「いい緊張感で土俵に上がれた。一番一番、まだ始まったばかりだから」と余裕の表情で話していました。
新小結の初日で横綱・日馬富士を破った阿武咲は「最高です。相手の頭が下がっていたのがしっかり見えていました。土俵に上がれば信じられるのは自分だけなので、できることをやって勝ちにこだわっていこうと思っていました」と興奮気味に取組を振り返りました。
敗れた日馬富士は「足がついていかなかった。何も言い訳はできない」と言葉少なでした。
人気回復で満員札止め
九州場所は12日、福岡市の福岡国際センターで初日を迎え、およそ200枚用意された当日券は午前9時前には売り切れ満員札止めとなるなど、大勢のファンが会場を訪れています。
福岡県内の70代の男性は「3人の横綱が出るので楽しみです。体が小さいのに頑張っている日馬富士に期待したい」と話し、70代の妻は「白鵬もやっぱり強いし、稀勢の里も好きです。みんなに頑張ってほしい」と話していました。
名古屋市から来たという70代の男性は「新幹線で4時間、わくわくしながら来ました。やはり久しぶりの日本人横綱である稀勢の里に期待しています。ほかの横綱にもがんばっていただいて、稀勢の里が内容のある優勝をしてほしいと思います」と話していました。
一方、岡山県の60代の男性は「阿武咲や朝乃山も魅力があります。きょう、阿武咲は横綱戦だから楽しみにしています」と話し、横綱に挑む若手にも期待の声が聞かれました。
相撲人気の回復を背景に、九州場所の前売りチケットはすでに12日分が売り切れ、21年ぶりに15日間すべてで大入りとなることが確実な状況です。 (NHK WEB NEWS 11月12日 19時00分)
sechin@nethome.ne.jp です。
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |