瘋癲爺 拙痴无の戯言・放言・歯軋り
4月1日に結婚した恵理ちゃんの旦那のカズ君は一橋大学のラクロス部のOBであるという。
今年の2月に逝去した塾友マイチが病床のうちに作成した年賀状に二人の息子がラクロスに夢中になっている話が書いてあったのを思い出し、ラクロスとはいったいどんな競技であるかを調べてみた。
ラクロスの起源は17世紀に遡る。原型は、北米インディアンが戦闘用の訓練に用いていた格闘球技で、これをカナダに入植してきたフランス系移民が発見し、彼らの手でルールなどが定められ、スポーツ化したものという。「ラクロス」の語源はフランス語で、当時、インディアンが使用していた道具が、僧侶が持つ杖(Crosse)に似ていたことから「La-Crosse」と呼ぶようになったと聞く。19世紀後半にカナダの国技となり、以降、各国へと普及していったらしい。カナダ、アメリカ、オーストラリア、イギリス、日本などを中心に盛んに行なわれ、近年ドイツ、スウェーデン、中国、韓国、アルゼンチンなどにも普及し、現在14カ国が国際連盟に加盟し、世界の競技人口は約60万人にのぼっているそうだ。
アメリカのfrontier spirit(フロンティアスピリット)を考えるに、一攫千金を夢見て西へ向かった人々が競馬や闘鶏などに熱中したのも無理からぬこと。スポーツにおけるチャレンジ精神もこの辺りの行動と深くつながっているらしく、リスクを恐れず果敢に立ち向かうアメリカ人の気質がこの時代から現代まで続いているのだということが判る。塾友であり、現在コアラ体育クラブの御大であるM先生がマイチの二男D君に「アメリカにいって勉強して来なさいよ」と助言していたのももっともなことだと思う。
ラクロスという競技がアメリカ大陸で発展してきたのも、こうした背景があったに違いない。時には人々に突拍子もないと思わせる行動に駆り立つことも頷けるのである。
結婚式場内を褌姿でこの場狭しと駆け巡り、新郎をピラミッドの上に担ぎ上げた一橋大学ラクロス部OBの面々の図を思い浮かべながら、マイチの息子たち――東大ラクロス部の長男Y君と日体大ラクロス部の二男D君をインターネットで探してあてた。
今年の2月に逝去した塾友マイチが病床のうちに作成した年賀状に二人の息子がラクロスに夢中になっている話が書いてあったのを思い出し、ラクロスとはいったいどんな競技であるかを調べてみた。
ラクロスの起源は17世紀に遡る。原型は、北米インディアンが戦闘用の訓練に用いていた格闘球技で、これをカナダに入植してきたフランス系移民が発見し、彼らの手でルールなどが定められ、スポーツ化したものという。「ラクロス」の語源はフランス語で、当時、インディアンが使用していた道具が、僧侶が持つ杖(Crosse)に似ていたことから「La-Crosse」と呼ぶようになったと聞く。19世紀後半にカナダの国技となり、以降、各国へと普及していったらしい。カナダ、アメリカ、オーストラリア、イギリス、日本などを中心に盛んに行なわれ、近年ドイツ、スウェーデン、中国、韓国、アルゼンチンなどにも普及し、現在14カ国が国際連盟に加盟し、世界の競技人口は約60万人にのぼっているそうだ。
アメリカのfrontier spirit(フロンティアスピリット)を考えるに、一攫千金を夢見て西へ向かった人々が競馬や闘鶏などに熱中したのも無理からぬこと。スポーツにおけるチャレンジ精神もこの辺りの行動と深くつながっているらしく、リスクを恐れず果敢に立ち向かうアメリカ人の気質がこの時代から現代まで続いているのだということが判る。塾友であり、現在コアラ体育クラブの御大であるM先生がマイチの二男D君に「アメリカにいって勉強して来なさいよ」と助言していたのももっともなことだと思う。
ラクロスという競技がアメリカ大陸で発展してきたのも、こうした背景があったに違いない。時には人々に突拍子もないと思わせる行動に駆り立つことも頷けるのである。
結婚式場内を褌姿でこの場狭しと駆け巡り、新郎をピラミッドの上に担ぎ上げた一橋大学ラクロス部OBの面々の図を思い浮かべながら、マイチの息子たち――東大ラクロス部の長男Y君と日体大ラクロス部の二男D君をインターネットで探してあてた。
プロフィール
ハンドルネーム:
目高 拙痴无
年齢:
92
誕生日:
1932/02/04
自己紹介:
くたばりかけの糞爺々です。よろしく。メールも頼むね。
sechin@nethome.ne.jp です。
sechin@nethome.ne.jp です。
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