ウェブニュースより
トルコ・シリア地震、死者7000人超に 氷点下の救出作業 ―― 6日にトルコ南部で起きた地震の死者は7日夜(日本時間8日朝)までに、トルコと隣国シリアで計7200人を超えた。生存率が著しく下がるとされる発生後72時間が近づき、氷点下の寒さのなかで不明者の捜索が続いている。
トルコのコジャ保健相は7日夜、同国の死者が5434人に達したと発表した。負傷者は3万1千人を超えたとした。ロイター通信によるとシリアでは少なくとも1800人が死亡した。トルコのエルドアン大統領は被災した10県を対象に、大統領権限の強化や一定の私権制限が可能になる3カ月間の非常事態を宣言した。
日本政府が派遣した国際緊急援助隊の第1陣は7日、トルコに入った。各国の救援隊も次々と到着し、トルコ、シリア両国への国際支援が本格化している。シリアには支援物資を積んだアラブ首長国連邦(UAE)やイランの航空機が着陸した。
被災地は厳冬で、降雪が救助活動を妨げている地域もある。両国で多くの建物が崩壊し、屋内に取り残された人も多いとみられている。被害の全容の把握に時間がかかる恐れがある。 【日本經濟新聞 2023年2月8日 5:06 (2023年2月8日 7:22更新)】
残る2容疑者、8日に送還 比法相「ルフィは日本に帰る」 ―― フィリピンのレムリヤ法相は7日、日本の警察が広域強盗事件に絡みフィリピンに強制送還を求めた4容疑者のうち、現地に残る渡辺優樹(38)、小島智信(45)両容疑者の刑事裁判が棄却され、8日深夜(日本時間9日未明)の航空機で送還すると述べた。
7日に送還、逮捕された今村磨人(38)、藤田聖也(38)両容疑者を含めた4人の中に指示役とされる「ルフィ」がいるとした上で「日本に帰る」と強調した。
今村、藤田両容疑者の送還後に記者会見した。法務省報道官によると、フィリピン側は4人から押収した携帯電話やタブレット端末などの証拠品計24点を日本側に引き渡した。藤田容疑者が8台の携帯電話を持ち、渡辺、小島両容疑者も2台ずつ所持していた。渡辺、小島両容疑者とともに日本に搬送される予定で、全容解明の手がかりとなりそうだ。
レムリヤ氏は4人全員の送還のめどが立ち「満足している」と表明。渡辺、小島両容疑者の刑事裁判を棄却した裁判所の文書を両手に掲げ、成果を誇示した。
【東京新聞 2023年2月7日 23時14分 (共同通信)】
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