瘋癲爺 拙痴无の戯言・放言・歯軋り
まだ明けやらぬ隅田公園に入ると大分細くなった朔(さく)に間近い月が東天にかかっている。26日(木)のお花見の頃が新月になるようだ。桜橋の西詰めにも桜まつりの雪洞(ぼんぼり)提灯が並び、幟が立った。
桜橋を渡り、墨堤通りを北上、明治通りを横切って、東白鬚公園に入る。公園内のコンクリートの遊歩道を離れて林の中を抜けてみると、落ち葉の上を歩く感触が気持ちよい。どこかで鶯の鳴き声が聴こえてくる。1週間ほど前までは泣き声もケキョケキョと完全ではなかったが、いまはきれいにホーホケキョと完成された泣き声になった。こんなところにももう既に春が来ていることが感じられる。公園内の所々の花壇にはスイセン・ヒヤシンス・クロッカスなどの球根類の花が今を盛りと咲き誇っている。梅若橋の脇道に多分桃の花と思えたが、これも満開で美しい。
ついつい梅若橋を渡り、再び墨堤通りに出ると、眩しい朝日の中を綾瀬橋を渡り、新しく出来たイニシア曙町のマンションの前を通って、千住汐入大橋に出る。橋を渡るとそこは汐入公園。千住汐入大橋~水神大橋の間には、まだ若木ではあるが桜並木となっている。陽光という品種の桜は既に5分咲きというところ。汐入公園のソメイヨシノはこれも若木であるが、花芽は緑色の萼(がく)に包まれパンパンに膨らんでいる。もう4・5日もすれば開化しそうだ。
明治通りを横断すると、件の遊歩道を通って帰宅した。桜橋の手前の野球場の横にあるソメイヨシノはすでにピンクの蕾を見せていた。今朝は、ついつい春の雰囲気に呑まれて何時もより、長時間歩いたようだ。わがomron万歩計の表示は12272歩、7.9kmとなっていた。
昨年4月に北海道に転勤で、単身赴任中のK君がこの3連休を利用して、東京の自宅に帰ってきたと、午後4時頃この爺を訪ねてくれた。彼の長男は慶応を出て、トヨタ自動車に就職したそうだ。次男は高校3年生。定年まであとひと頑張りという所か。
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プロフィール
ハンドルネーム:
目高 拙痴无
年齢:
92
誕生日:
1932/02/04
自己紹介:
くたばりかけの糞爺々です。よろしく。メールも頼むね。
sechin@nethome.ne.jp です。
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