瘋癲爺 拙痴无の戯言・放言・歯軋り
昨日扇橋にいる塾友のKY女史よりちゃぼ女史の父上の訃報が携帯メールで入った。曰く、
「おはようございます。/昨晩 Mさんからメールがありました。『父が今日亡くなりました。91歳の大往生でした。/今スーツ姿で笑っています。自宅で看取る事が出来ました。(m~-~)』との事です。/暮れからお母様の看病疲れからご自身が肺炎を拗らせてはいたものの、退院して2人で介護の方達のお世話になりながら、気持ちはしっかりしてるので、と東京マラソンの時には聞いてたので、回復されたのかと思っていたのですが… /葬儀の予定をお知らせします。通夜 7日18時~19時、告別式 8日11時~12時 場所は代々幡斎場です。/私は8日は行けないので、お通夜に伺います。 KY」
ちゃぼ女史はこの爺にブログを書く事を進めてくれた人。東京マラソンの折にはK女史と一緒にこの爺を訪ねてくれた。早速ちゃぼ女史に携帯でお悔やみのメールを出しておいた。曰く、
「心からご冥福をお祈りいたします。 先ほどKちゃんよりお父上ご逝去の報せを受けました。先ずは『ご愁傷様です』心からお悔やみ申し上げます。九十歳といえば、天寿を全うされたのですから、ご家族の方々もきおちすることなく、ご自愛の上、お見送り下さい。/ご冥福をお祈りいたします。 合掌/お通夜には参加して、おみおくりさせていただきます。 日高節夫・道子」
昨日は早朝の雨で徘徊を取り止めたが、今朝はいつものように桜橋を起点に、白鬚橋→吾妻橋→桜橋と一周して、帰宅した。山谷掘水門広場には、今月末の28日(土)の隅田川花火大会の資材置き場が設けられた。橋場の遊歩道に木槿(むくげ)の花が咲いていた。
白居易は詠じている。
「槿花一日自為栄 (木槿〈むくげ〉の花は一日しか咲かないが、それでもすばらしい栄華だ)
何須恋世常憂死 (人の世を恋々と慕って、死を憂いてもしょうがない)」と。
積雨輞川荘作〔王維〕 積雨 輞川荘の作
積雨空林烟火遅 積雨(せきう) 空林 烟火(えんか)遅し
蒸藜炊黍餉東菑 藜(あかざ)を蒸し黍を炊いで東菑(とうし)に餉す
漠漠水田飛白鷺 漠漠(ばくばく)たる水田に白鷺(はくろ)飛び
陰陰夏木囀黄鸝 陰陰たる夏木(かぼく)に黄鸝(こうり)囀る
山中習静観朝槿 山中に習静して朝槿(ちょうきん)を観(かん)じ
松下清斎折露葵 松下(しょうか)に清斎して露葵(ろき)を折る
野老与人争席罷 野老(やろう)は人と席を争うことを罷(や)む
海鷗何事更相疑 海鷗(かいおう) 何事ぞ 更に相(あい)疑う
〔訳〕降りつづく雨 人気のない林 煙は緩(ゆる)やかに流れ
藜(あかざ)を蒸し黍を炊いて 畑での食事をつくる
靄のかかる水田で 白鷺は舞い
小暗い夏の木立で 鶯は鳴く
山中で座禅を組み 槿(むくげ)の花を見て無常を悟り
松の木蔭で斎戒し 清らかな葵(あおい)を食とする
田舎住まいの老人は 席次を争う気もなくなり
海の鷗よ どうしたことか まだ私を疑っているのか
「おはようございます。/昨晩 Mさんからメールがありました。『父が今日亡くなりました。91歳の大往生でした。/今スーツ姿で笑っています。自宅で看取る事が出来ました。(m~-~)』との事です。/暮れからお母様の看病疲れからご自身が肺炎を拗らせてはいたものの、退院して2人で介護の方達のお世話になりながら、気持ちはしっかりしてるので、と東京マラソンの時には聞いてたので、回復されたのかと思っていたのですが… /葬儀の予定をお知らせします。通夜 7日18時~19時、告別式 8日11時~12時 場所は代々幡斎場です。/私は8日は行けないので、お通夜に伺います。 KY」
ちゃぼ女史はこの爺にブログを書く事を進めてくれた人。東京マラソンの折にはK女史と一緒にこの爺を訪ねてくれた。早速ちゃぼ女史に携帯でお悔やみのメールを出しておいた。曰く、
「心からご冥福をお祈りいたします。 先ほどKちゃんよりお父上ご逝去の報せを受けました。先ずは『ご愁傷様です』心からお悔やみ申し上げます。九十歳といえば、天寿を全うされたのですから、ご家族の方々もきおちすることなく、ご自愛の上、お見送り下さい。/ご冥福をお祈りいたします。 合掌/お通夜には参加して、おみおくりさせていただきます。 日高節夫・道子」
昨日は早朝の雨で徘徊を取り止めたが、今朝はいつものように桜橋を起点に、白鬚橋→吾妻橋→桜橋と一周して、帰宅した。山谷掘水門広場には、今月末の28日(土)の隅田川花火大会の資材置き場が設けられた。橋場の遊歩道に木槿(むくげ)の花が咲いていた。
白居易は詠じている。
「槿花一日自為栄 (木槿〈むくげ〉の花は一日しか咲かないが、それでもすばらしい栄華だ)
何須恋世常憂死 (人の世を恋々と慕って、死を憂いてもしょうがない)」と。
積雨輞川荘作〔王維〕 積雨 輞川荘の作
積雨空林烟火遅 積雨(せきう) 空林 烟火(えんか)遅し
蒸藜炊黍餉東菑 藜(あかざ)を蒸し黍を炊いで東菑(とうし)に餉す
漠漠水田飛白鷺 漠漠(ばくばく)たる水田に白鷺(はくろ)飛び
陰陰夏木囀黄鸝 陰陰たる夏木(かぼく)に黄鸝(こうり)囀る
山中習静観朝槿 山中に習静して朝槿(ちょうきん)を観(かん)じ
松下清斎折露葵 松下(しょうか)に清斎して露葵(ろき)を折る
野老与人争席罷 野老(やろう)は人と席を争うことを罷(や)む
海鷗何事更相疑 海鷗(かいおう) 何事ぞ 更に相(あい)疑う
〔訳〕降りつづく雨 人気のない林 煙は緩(ゆる)やかに流れ
藜(あかざ)を蒸し黍を炊いて 畑での食事をつくる
靄のかかる水田で 白鷺は舞い
小暗い夏の木立で 鶯は鳴く
山中で座禅を組み 槿(むくげ)の花を見て無常を悟り
松の木蔭で斎戒し 清らかな葵(あおい)を食とする
田舎住まいの老人は 席次を争う気もなくなり
海の鷗よ どうしたことか まだ私を疑っているのか
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プロフィール
ハンドルネーム:
目高 拙痴无
年齢:
92
誕生日:
1932/02/04
自己紹介:
くたばりかけの糞爺々です。よろしく。メールも頼むね。
sechin@nethome.ne.jp です。
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