瘋癲爺 拙痴无の戯言・放言・歯軋り
近いうちというだけで、解散も決まっていないというのに今から、選挙予測とは気が早い。今朝のウェブニュースより、
衆院選“注目の25選挙区”最新情勢!“絶縁状”小沢は当確も… ―― 「社会保障と税の一体改革」関連法が成立したことで、永田町の関心は、衆院解散・総選挙に集約されてきた。香港の民間団体活動家による沖縄・尖閣諸島上陸など、日本の主権を侵害する事件が続発するなか、野田佳彦首相が「近いうちに」と約束した解散に追い込まれれば、どうなるのか。政治評論家の小林吉弥氏による政党別獲得議席予測では、大阪市の橋下徹市長率いる「大阪維新の会「維新」」が110議席で大躍進し、自民党も192議席で第1党になるが、民主党は99議席まで落ち込む大惨敗となった。注目の25選挙区の最新情勢に迫った。/「都市部を中心に、維新の勢いがすさまじい。候補者すら決まっていないのに、世論調査や選挙区情報を分析すると、現職閣僚や閣僚経験者、民主党幹部らをリードしたり、肉薄している」
小林氏はこう語る。今回取り上げたのは25選挙区。やはり、注目は維新旋風だ。/以前から、民主党の藤村修官房長官(大阪7区)や、辻元清美元国交副大臣「同10区」、樽床伸二幹事長代行(同12区)らの苦戦は伝えられてきた。今回、自民党の野田聖子元郵政相(岐阜1区)と、小池百合子元防衛相(東京10区)も之に加わった。/小林氏は「近畿での維新の勢いは言うまでもないが、関東や中部地方にも確実に浸透している。野田氏も小池氏も『日本初の女性宰相』という期待はしぼんできている。民主、自民両党など既成政党への不満や不信が高まるなか、維新が気の利いた候補を擁立すれば『現職閣僚』や『閣僚経験者』『党幹部』といった肩書は無意味だ」という。/小沢一郎代表率いる新党「国民の生活が第一」は、国民的人気の高い維新との連携を熱望しているが、党内で明暗がはっきりしている。/陸山会裁判や和子夫人の離縁状問題が直撃して、選挙地盤の危機もささやかれた小沢氏(岩手4区)は「当確」となったが、側近の東祥三幹事長(東京15区)や、山岡賢次前国家公安委員長(栃木4区)、小沢ガールズの太田和美(福島2区)、青木愛(東京12区)両衆院議員らは、厳しい選挙戦を強いられそうだ。/「小沢氏は逆風で組織が固まった。父親の代から築き上げた選挙地盤は強く、ダブルスコア勝利もあり得る。一方、東、山岡両氏はもともと選挙が弱いうえ、対立候補が激しく巻き返している。太田、青木両氏も風頼りでは厳しい。特に、スキャンダルを引きずる青木氏は勝負になりそうもない」(小林氏)/政党別獲得議席予測で、民主党は2ケタまで落ち込んだ。野田首相にも問題はあるが、ここまで党を凋落させた“A級戦犯”といえば、鳩山由紀夫元首相(北海道9区)と、菅直人前首相(東京18区)だろう。/鳩山氏は政権交代こそ成し遂げたが、愚挙妄言を繰り返し、日米関係を揺るがせた。菅氏は、尖閣沖中国漁船衝突事件で弱腰外交を見せつけ、東日本大震災や福島原発事故の対応では後手後手に回った。/「鳩山氏の選挙区には、スピードスケート五輪銅メダリストの堀井学氏が出馬表明した。苦戦情報もあるが、基礎票で差がある。民主党にとどまる限り優勢だろう。ただ、歌手の松山千春が出馬すればアウトだ」/「菅氏の震災対応に対する失望感は強いが、自民党の土屋氏にも勢いがない。無党派層が多い選挙区だけに、高齢「70歳」の土屋氏に期待感が高まっていない。やはり『前首相』という肩書には重みがある」
民主党の現職閣僚や閣僚経験者、著名議員が危ない。
鹿野道彦前農水相(山形1区)や、海江田万里元経産相(東京1区)、中井洽元国家公安委員長(三重1区)、山田正彦元農水相(長崎3区)、福田衣里子衆院議員(同2区)、田名部匡代衆院議員(青森3区)らは「▲=苦戦も逆転の余地あり」だ。/小林氏は「民主党の基礎体力が相当弱っている。鹿野、海江田、中井、山田各氏はいずれも厳しい。海江田氏の東京1区に、宮崎県の東国原英夫前知事が出馬すれば、絶望的だ。福田、田名部両氏にも追い風はない。九州は『保守回帰』の傾向が出ている。『△=優勢』とした安住淳財務相(宮城5区)や、田中真紀子元外相(新潟5区)、民主党出身の横路孝弘衆院議長(北海道1区)も地盤が崩れてきており、決して安泰ではない」という。/このほか、与野党関係なく、注目選挙区となりそうなのが、「石川2区」と「兵庫8区」「徳島3区」「高知1区」だ。/「森喜朗元首相が引退表明した石川2区は、後継候補による初陣で強い。スキャンダルを抱える民主党の田中美絵子衆院議員では歯が立たない。新党日本の田中康夫代表の兵庫8区は、維新と公明党の選挙協力でほぼ決まった。写真週刊誌に激写された自民党の後藤田正純衆院議員の徳島3区は、後藤田氏が危機感を持って組織固めをした効果が出ている。高知1区では、元県知事の橋本大二郎氏が雪辱を晴らすムードだ」(小林氏)/あくまで、こうした情勢は現時点でのもの。今後の永田町情勢次第では、結果は大きく変わる余地を残している。 〔zakzak 2012.08.20〕
衆院選“注目の25選挙区”最新情勢!“絶縁状”小沢は当確も… ―― 「社会保障と税の一体改革」関連法が成立したことで、永田町の関心は、衆院解散・総選挙に集約されてきた。香港の民間団体活動家による沖縄・尖閣諸島上陸など、日本の主権を侵害する事件が続発するなか、野田佳彦首相が「近いうちに」と約束した解散に追い込まれれば、どうなるのか。政治評論家の小林吉弥氏による政党別獲得議席予測では、大阪市の橋下徹市長率いる「大阪維新の会「維新」」が110議席で大躍進し、自民党も192議席で第1党になるが、民主党は99議席まで落ち込む大惨敗となった。注目の25選挙区の最新情勢に迫った。/「都市部を中心に、維新の勢いがすさまじい。候補者すら決まっていないのに、世論調査や選挙区情報を分析すると、現職閣僚や閣僚経験者、民主党幹部らをリードしたり、肉薄している」
小林氏はこう語る。今回取り上げたのは25選挙区。やはり、注目は維新旋風だ。/以前から、民主党の藤村修官房長官(大阪7区)や、辻元清美元国交副大臣「同10区」、樽床伸二幹事長代行(同12区)らの苦戦は伝えられてきた。今回、自民党の野田聖子元郵政相(岐阜1区)と、小池百合子元防衛相(東京10区)も之に加わった。/小林氏は「近畿での維新の勢いは言うまでもないが、関東や中部地方にも確実に浸透している。野田氏も小池氏も『日本初の女性宰相』という期待はしぼんできている。民主、自民両党など既成政党への不満や不信が高まるなか、維新が気の利いた候補を擁立すれば『現職閣僚』や『閣僚経験者』『党幹部』といった肩書は無意味だ」という。/小沢一郎代表率いる新党「国民の生活が第一」は、国民的人気の高い維新との連携を熱望しているが、党内で明暗がはっきりしている。/陸山会裁判や和子夫人の離縁状問題が直撃して、選挙地盤の危機もささやかれた小沢氏(岩手4区)は「当確」となったが、側近の東祥三幹事長(東京15区)や、山岡賢次前国家公安委員長(栃木4区)、小沢ガールズの太田和美(福島2区)、青木愛(東京12区)両衆院議員らは、厳しい選挙戦を強いられそうだ。/「小沢氏は逆風で組織が固まった。父親の代から築き上げた選挙地盤は強く、ダブルスコア勝利もあり得る。一方、東、山岡両氏はもともと選挙が弱いうえ、対立候補が激しく巻き返している。太田、青木両氏も風頼りでは厳しい。特に、スキャンダルを引きずる青木氏は勝負になりそうもない」(小林氏)/政党別獲得議席予測で、民主党は2ケタまで落ち込んだ。野田首相にも問題はあるが、ここまで党を凋落させた“A級戦犯”といえば、鳩山由紀夫元首相(北海道9区)と、菅直人前首相(東京18区)だろう。/鳩山氏は政権交代こそ成し遂げたが、愚挙妄言を繰り返し、日米関係を揺るがせた。菅氏は、尖閣沖中国漁船衝突事件で弱腰外交を見せつけ、東日本大震災や福島原発事故の対応では後手後手に回った。/「鳩山氏の選挙区には、スピードスケート五輪銅メダリストの堀井学氏が出馬表明した。苦戦情報もあるが、基礎票で差がある。民主党にとどまる限り優勢だろう。ただ、歌手の松山千春が出馬すればアウトだ」/「菅氏の震災対応に対する失望感は強いが、自民党の土屋氏にも勢いがない。無党派層が多い選挙区だけに、高齢「70歳」の土屋氏に期待感が高まっていない。やはり『前首相』という肩書には重みがある」
民主党の現職閣僚や閣僚経験者、著名議員が危ない。
鹿野道彦前農水相(山形1区)や、海江田万里元経産相(東京1区)、中井洽元国家公安委員長(三重1区)、山田正彦元農水相(長崎3区)、福田衣里子衆院議員(同2区)、田名部匡代衆院議員(青森3区)らは「▲=苦戦も逆転の余地あり」だ。/小林氏は「民主党の基礎体力が相当弱っている。鹿野、海江田、中井、山田各氏はいずれも厳しい。海江田氏の東京1区に、宮崎県の東国原英夫前知事が出馬すれば、絶望的だ。福田、田名部両氏にも追い風はない。九州は『保守回帰』の傾向が出ている。『△=優勢』とした安住淳財務相(宮城5区)や、田中真紀子元外相(新潟5区)、民主党出身の横路孝弘衆院議長(北海道1区)も地盤が崩れてきており、決して安泰ではない」という。/このほか、与野党関係なく、注目選挙区となりそうなのが、「石川2区」と「兵庫8区」「徳島3区」「高知1区」だ。/「森喜朗元首相が引退表明した石川2区は、後継候補による初陣で強い。スキャンダルを抱える民主党の田中美絵子衆院議員では歯が立たない。新党日本の田中康夫代表の兵庫8区は、維新と公明党の選挙協力でほぼ決まった。写真週刊誌に激写された自民党の後藤田正純衆院議員の徳島3区は、後藤田氏が危機感を持って組織固めをした効果が出ている。高知1区では、元県知事の橋本大二郎氏が雪辱を晴らすムードだ」(小林氏)/あくまで、こうした情勢は現時点でのもの。今後の永田町情勢次第では、結果は大きく変わる余地を残している。 〔zakzak 2012.08.20〕
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目高 拙痴无
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