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ウェブニュースより
若元春、横綱照ノ富士を寄り切り初金星「ガムシャラで無我夢中だった」4度目対戦で難敵に初勝利 ―― <大相撲初場所>◇2日目◇15日◇東京・両国国技館
東前頭筆頭の若元春(30=荒汐)が、会心の初金星を挙げた。
けんか四つの横綱照ノ富士との差し手争いを制すると、終始主導権を握って寄り切る完勝。昨年は6場所全て三役を務めたが、先場所は負け越し。今場所は7場所ぶりに平幕に番付を下げた中、金星を獲得した。照ノ富士にも、十両での初対戦から4度目の対戦で初白星。3大関、2関脇の残る上位陣が2連勝の中、遅咲きの大関候補が存在感を発揮した。

 力士人生を象徴するように、辛抱を重ねて初金星をつかんだ。若元春は左を下からあてがいながら、立ち合いでぶちかました。右、左と回転の速い突っ張りで、照ノ富士の出足を食い止めると左からおっつけた。「右を差されたら何もない」と、左脇はガッチリと締め、相手得意の右四つに組むことを徹底警戒した。得意の左四つになっても、31キロも重い相手の圧力に土俵際まで寄られた。それでも耐えて、攻勢に出た。何度はね返されても立ち向かい、1分40秒超。ついに横綱を根負けさせた。
「ガムシャラで、無我夢中だった」。取組後は疲れ切っていた。「出し切れた分、疲れてはいる。でも、いい兆候。自分の相撲を取れないと疲れることもないので」。疲れよりも充実感が上回り、終始穏やかな表情。「焦らず、じっくり攻めようと思っていたけど、内心は焦っていた」や「左(下手)を離したら何もない」など心の揺れ動き、意地と、さまざまなものと戦っていたことも明かした。とにかく難敵に、4度目の対戦で初めて勝ったことがうれしかった。だから初金星にも「実感はない」と、人ごとのようだった。
初場所は22年が新入幕、昨年は新三役と節目が続いたが、今年は新たに初金星を加えた。昨年10月に30歳となったが、まだ成長中。昨年名古屋場所で初の大関とりに挑み、以来、ずっと大関候補と呼ばれたが、先場所、8場所ぶりに負け越して平幕に転落。ただ「逆に役力士から落ちて『また一からやり直す』と、思い切って取れている」と、挑戦者の意識が強くなっていた。先に出世し、注目されたのは弟の若隆景。かつては「若隆景の兄」と呼ばれた遅咲きが、実力で波乱を演出した。    [日刊スポーツ 20241152014]
 
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目高 拙痴无
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1932/02/04
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くたばりかけの糞爺々です。よろしく。メールも頼むね。
 sechin@nethome.ne.jp です。


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