ウェブニュースより
犬塚弘さん死去 94歳 「クレージーキャッツ」の一員 ―― 1960年代に国民的人気を集めたグループ「クレージーキャッツ」の一員として活躍、俳優としても知られた犬塚弘(いぬづか・ひろし、本名弘=ひろむ)さんが死去した。94歳。東京都出身。犬塚さんの死去で、クレージーのメンバーは全員が他界した。
ジャズバンドを経て、55年にドラム奏者のハナ肇さんらと「キューバン・キャッツ」を結成。その後、クレージーキャッツと改名し、谷啓さん、植木等さんも加わった。
「クレージー黄金作戦」などの喜劇映画のほか、テレビでもバラエティー番組「シャボン玉ホリデー」などに出演。60年代に国民的な人気を集め、演奏も得意なグループの中で犬塚さんはウッドベースを担当した。「ワンちゃん」の愛称と、とぼけたキャラクターで親しまれた。
メンバーが単独で活動するようになって以降は、俳優として活躍。山田洋次監督の映画「馬鹿が戦車(タンク)でやって来る」や「男はつらいよ」シリーズ、テレビドラマ、舞台の井上ひさし作品などに出演。ひょうひょうとしながら哀愁を醸し出す演技で味わいを添えた。 【東京新聞 2023年10月28日 08時05分】
「同性愛に誘導」発言の松村智成・台東区議が区議会で謝罪 「配慮に欠けた」と一部撤回 ―― 性的少数者(LGBTQ)への理解を進める学校教育に関して、東京都台東区の松村智成区議(50)が「(子どもを)同性愛へ誘導しかねない」などと発言した問題を巡り、松村区議は26日の区議会本会議で「配慮に欠ける表現があった」と謝罪し、発言の一部を撤回した。
松村区議は議場演壇に立ち「議員として配慮に欠ける表現があった。傷ついた皆さまにおわびしたい」と述べ、一礼。「偏向した教材や偏った指導があれば同性愛へ誘導しかねない」などとした発言の一部を撤回する意向を示し、認められた。本会議終了後、報道陣の取材には応じなかった。
◆撤回を求める署名を受け「そうですか。真摯に受け止めます」
松村区議は本会議前に、性的少数者の権利向上を目指す市民団体と区役所で面会。発言の撤回と謝罪を求める約1万7000筆の署名の束を受け取った。団体の小林美咲さん(30)の「差別発言で傷ついた人がこんなにいるんですよ」との問いかけに、首をかしげながら「そうですか。真摯(しんし)に受け止めます」と返した。
小林さんは議会傍聴後の取材で「中身のない謝罪だった。偏見に満ちた心を改善する姿勢を示してもらいたかった」と話した。
松村区議は9月20日の定例会一般質問で「偏向した教材や偏った指導があれば(子どもを)同性愛へ誘導しかねない」と持論を展開。「男性や女性の特徴を軽視するような教育を行っては児童が混乱する」と語った。所属会派の区議会自民党が発言の一部撤回とおわびを議会に申し入れていた。 【東京新聞 2023年10月26日 18時58分】
sechin@nethome.ne.jp です。
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