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  今日から3日間は三社祭、昨年は東日本大震災で、取り止めとなったが、本年はスカイツリー効果と相俟って、かなりの人出が期待できるという。
 推古天皇の三十六 (628) 年三月十八日、檜前浜成・檜前竹成という兄弟が宮戸川(今の隅田川)で漁をしていたところ、その日は魚は一匹もかからず代わりに金の像のようなものがかかるばかり。何度海中に投げてもまた網にかかってくるので仕方なくその像を持ち帰った。当時の学識者ともいうべき土師眞中知に見せると、それが聖観世音菩薩の尊像でありありがたい仏様の像であるということで、浜成と竹成の兄弟はどうか魚が捕れますようにとその像にお祈りをしたところ、翌日はうって変わって大豊漁。
31cde064.jpeg 中知は自宅内に堂を設けて、その観音像を祀った。後に中知と浜成・竹成の子孫がこの三人を神様としておまつりしたのが浅草神社の起源であり、後世この三人が浅草寺の開創者・浅草の開拓者として、三社大権現の尊称を奉られ祭祀される様になりそれが三社祭の起こりだという。だから浅草神社の神紋は漁網をあしらった〝丸に三つ干網〟というわけ。

  本日のウェブニュースより
d353f87d.jpeg 2年ぶり三社祭…18日から ―― 下町に初夏の訪れを告げる台東区浅草の三社祭が、きょう18日から3日間の日程で始まる。今年は祭りの起源とされる「舟祭(ふなまつり)」が始まって700年の節目に当たる。昨年は、東日本大震災に配慮して中止されたため、2年ぶりの開催となり、開業目前の東京スカイツリー効果で、前回2010年の約162万人を上回る人出が見込まれている。/祭りの主な予定は、18日午後1時から、様々な装束の一行が、仲見世通りなどを歩く「大行列」が行われた後、五穀豊穣(ほうじょう)を祈願する「びんざさら舞」が浅草神社の境内で奉納される。19日は正午から、地元町会の神輿(みこし)約100基が街を巡る。/ 最終日の20日は、午前6時に3基の本社神輿を担ぎ出す「宮出し」で始まり、勇壮な担ぎ手たちの威勢のいいかけ声とともに、神輿が街を練り歩く「本社神輿各町渡御」が行われるほか、地元芸者衆による奉納舞踊も披露される。   (2012年5月18日  読売新聞)
 
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目高 拙痴无
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1932/02/04
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