瘋癲爺 拙痴无の戯言・放言・歯軋り
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【若乃花の目】3場所ぶり土俵の照ノ富士は落ち着いていた 完璧ではないがケガ前より足が前に ―― <大相撲初場所>◇初日◇14日◇東京・両国国技館
3場所ぶりに土俵へ戻ってきた照ノ富士は、精神的に落ち着いていました。何をやってくるか分からない宇良が、差しに来たらやってやろうと決めていたんでしょう。左をきめて小手投げで振りました。強引に見えたかもしれませんが、もともと体の大きい照ノ富士が普通にやっただけのことで、気持ちの焦りとかでは全くありません。さらに肉体的にも問題ないと思ったのは一連の強引な動きが、腰を引いてではなく怖がらずに前に出ながらのものだったことです。もちろん完璧ではありませんが、ケガをする前よりむしろ足が前に出ていました。

 横綱土俵入りの所作や膝の曲げ伸ばしなども、不安を感じさせなかった。むしろ綱を締める若い衆にブランクがあったのか、後ろの綱の丸みが足りないことが気になったぐらいです。そこも横綱の体調同様に、慣れていくしかないですね。問題はやはりスタミナ面でしょう。この先、ガクンと落ちることがあっても持ち直せるか。その状況でケガを悪化させないかも心配です。本場所の土俵に慣れるまで時間はかかりますが、まずは5日目まで悪くても1敗で乗り切ってほしい。初日は上位陣が安泰で落ち着いた場所になりそうなので、その流れに横綱も乗ってほしいと思います。    [日刊スポーツ 2024114210]
 
藤井聡太名人・竜王「次も頑張りたい」 朝日杯将棋オープンで4強 ―― 名古屋国際会議場(名古屋市熱田区)で14日に開かれた第17回朝日杯将棋オープン戦(朝日新聞社主催)の本戦で、愛知県瀬戸市出身の藤井聡太名人・竜王(21)=王位・叡王・王座・棋王・王将・棋聖と合わせ八冠=が4強入りを決めた。
https://www.youtube.com/watch?v=YgwyUe9BHQE
 2年連続の優勝を狙う藤井名人・竜王は、1回戦で斎藤慎太郎八段(30)を破ると、昨年と同じ顔合わせとなった増田康宏七段(26)との2回戦へ。両者1分将棋に入り、143手で2時間13分の熱戦を制した。
https://www.youtube.com/watch?v=3X1iehhcIY4
 公開形式で行われた対局と大盤解説会を約370人のファンが見守った。終局後は藤井名人・竜王が大盤解説会場で対局を振り返り、「(2回戦は)一手一手が非常に難しい将棋になった。2局とも集中して、あっという間だった」。増田七段は「優勢になった部分もあったが、そこから勝つまでが大変。ミスが続いてしまった」と悔やんだ。

 藤井名人・竜王は、羽生善治九段(53)と並んで最多となる5度目の優勝をめざす。「苦しい将棋ではあったが準決勝へ進むことができた。次も精いっぱい頑張りたい」。準決勝と決勝は210日、東京都千代田区の有楽町朝日ホールである。    【朝日新聞DIGITAL 2024115 1000分】
 
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【光る君へ】平安時代の政をシビアに描写、子作りは政治戦略 ―― 吉高由里子主演で、日本最古の女流長編小説『源氏物語』の作者・紫式部(ドラマでの名前はまひろ)の人生を描く大河ドラマ『光る君へ』(NHK)。1月7日放送の第1回『約束の月』では、平安貴族たちの倫理観もなにもない出世競争の一端が描かれると同時に、思わぬ強烈キャラクターの登場にもSNSが湧いた。(以下、ネタバレあり)。
■ 第1回「約束の月」下級貴族・藤原為時(岸谷五朗)の娘・まひろ(落井実結子)が少女時代を過ごしたのは、円融帝(坂東巳之助)の御代。帝に娘を嫁がせ、生まれた王子の外戚として政務をおこなうのが出世の王道だった時代、藤原兼家(段田安則)も娘・詮子(吉田羊)を円融帝に入内させた。さらに兼家は、嫡男・道隆(井浦新)を汚れなき者とし、そのために次男・道兼(玉置玲央)を兄の代わりに泥をかぶる存在にしようと目論んでいた。

 しかし自分が家族からないがしろにされているように感じる道兼は、そのはけ口として弟の三郎(のちの道長/木村皐誠)などの弱者に暴力を振るうようになる。そして先に入内した藤原遵子(中村静香)が子どもを産むことがないよう、兼家はひそかに陰陽師・安倍晴明(ユースケ・サンタマリア)に「お子ができぬようにいたせ」と依頼するのだった・・・。
■ 摂関政治のえげつなさ、勝ち抜く手段自分の娘が産んだ王子を即位させ、彼が幼い間は「摂政」として、成長したら「関白」として政をおこなう・・・、いわゆる「摂関政治」の時代が舞台となる『光る君へ』。そのため自分の娘が身ごもる前に、ほかの后が男子を産んだら、途端に出世競争が圧倒的に不利になるという、よく考えると相当特殊な時代だった。その出世レースを勝ち抜く手段のえげつなさが、はなから提示される第1回となった。
まずは自分が男子を生むか生まないかが、家族の出世に直結するというプレッシャーにさいなまれるシーン。しかも宮中に入れば入ったで、周囲の人々の噂話の格好の種になってしまうという后たちの針のむしろぶりを、三郎の姉・詮子を通じて描写。とくに無責任な憶測や悪意がネチネチとささやかれる所の連続は、下手な戦闘シーンよりもよっぽどゾッとするし、心身ともにダメージがあってもおかしくないと思える構造だった。
SNSでも「ほんまえげつない。姉妹や娘は家が権力と栄光を手に入れ、維持するための道具」「一族の女性については皇子を産むか否かだけが話題の男性陣に囲まれていたら、にこやか&おだやか弟と仲良くなるのわかるよ姉上」「遵子と詮子を巡るえげつない女房たちのコソコソ噂話、このへんすごく宮中って感じで笑顔になる」「彼女たちも下衆な好奇心のみで喋っていたわけではなく、あれが仕事の一部なんだろうな」と、この時代の「戦い」の姿にワクワクする声が聞かれた。
しかもその出世の手段として、兼家が安倍晴明に「相手に子どもができないように」と、おそらくは呪詛を依頼する場面には「ギャー! 呪いをかけろってことか!」「この時代呪詛は暗殺とほぼ同義」と戦々恐々とする声と同時に、それをしれっと引き受ける晴明にも「晴明、やるんかい」「めっちゃ普通に公務員キャラでたぎる」「褒美は望みのままと言われたら引き受ける晴明、政治がバリバリできる曲者で大好き」と、妙に納得の声が上がっていた。
■ 「平安時代の倫理観怖え」最強キャラしかし今回もっとも「平安時代の倫理観怖えええええ」と視聴者を震撼させたのが、兼家の次男で三郎の兄・藤原道兼の存在だろう。「身分の低き者を殴って、私の心が治ればそれでよろしい」という鬼畜ぶりと、カッとなったら主人公の母さえ迷いなく殺す狂犬ぶり。演じる玉置玲央の鬼気迫る表情もあって、間違いなく第1回の最強インパクトキャラとなった。
SNSでも、「早々に修羅道な道兼おにぃが全部持っていった」「こいつなりにコンプレックス抱えてることに共感できる話が来んのかな~と思ってたら、三段飛ばしでそういうの許されない方向に飛んでいって爆笑してしまった」「初っ端からなんかもう色んな意味で目が離せないのがよもや彼だとは」など、ドン引きと喝采が混じったような声が寄せられた。
この目に余るヒールぶり、三郎をいい人に見せるための過剰なキャラ付けか? と思われそうな道兼だが、このあとも結構いろいろ「おいちょっとお前」な行動が出てくるので、最後までその生き様には(鬼畜上等な方限定だけど)楽しませてもらえそうだ。また演じている玉置は、自身のX(ツイッター)でドラマのリアタイ実況をして「俺が代わりに謝る、ごめん三郎」などの心温まる書き込みをしているので、ドラマと併せてチェックしてみよう。
『光る君へ』はNHK総合では日曜・夜8時から、NHKBSでは夕方6時からスタート、BSP4Kは昼1215分に先行放送。第2回『めぐりあい』では、成人を迎えたまひろが文才をはぐくんでいく姿と、藤原道長の父・兼家が急速に勢力を広げていく様が描かれる。    【ディリ 2024.01.12
 
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「演歌の女王」八代亜紀さん死去 37歳、「舟唄」「雨の慕情」 ―― 「舟唄」「雨の慕情」などのヒット曲で知られ、艶っぽくハスキーな歌声で「演歌の女王」と呼ばれた歌手の八代亜紀さんが昨年1230日、急速進行性間質性肺炎のため死去した。73歳。熊本県出身。葬儀は関係者で行った。後日、お別れの会を開く予定。

 膠原病と診断されたことを同年9月に公表し、活動を休止して療養を続けていた。
中学卒業後に歌手を目指して上京。東京・銀座のクラブの専属歌手を経て、1971年に「愛は死んでも」でデビューした。芸名は出身地の熊本県八代市にちなんで付けた。72年にテレビの歌謡選手権を勝ち抜き、翌73年に「なみだ恋」が大ヒットを記録。酒場でしみじみとかん酒をあおる男の心理を歌った79年の「舟唄」で人気を不動のものとした。80年には「雨の慕情」で日本レコード大賞を受賞した。
「おんな港町」「愛の終着駅」などヒット曲多数。ブルースやジャズなど幅広いジャンルを歌いこなした。華やかなルックスと気さくな人柄でCMやバラエティー番組でも親しまれた。全国の女子刑務所や少年院への慰問もライフワークとしていた。    【東京新聞 202419 1952分 (共同通信)】
 
THE TIME,」、週刊文春が新たに伝えた松本人志の「性的行為疑惑」を報じる…安住紳一郎アナ「新たに3人の女性の証言を報じています」 ―― TBS系「THE TIME,」(月~金曜・午前5時20分)は10日、活動休止を発表したお笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志を巡りこの日発売の「週刊文春」が新たな性的行為疑惑を報じたことを伝えた。

 松本に関しては、昨年12月に「週刊文春」が2015年の一般女性との性的行為疑惑を報道。この報道を受け、所属の吉本興業は「当該事実は一切なく、本件記事は本件タレントの社会的評価を著しく低下させ、その名誉を毀損するものです」としていたが、今月8日に松本から「裁判に注力したい。裁判との同時並行ではこれまでのようにお笑いに全力を傾けることができなくなってしまうため、当面の間活動を休止したい」との申し出があったことを受け、「本人の意志を尊重することといたしました」と発表した。
総合司会で同局の安住紳一郎アナウンサーは「活動休止を発表している松本人志さんですが今日発売の週刊文春では新たに3人の女性の証言を報じています」と伝えた。
これを受け、番組では週刊文春が「新たに前回とは別の女性3人の証言が掲載されています。記事によると性的行為の強要は、松本さんが過去に出演した福岡や大阪での番組の打ち上げの場でもあったということです」と紹介し「また女性を集めた人物として吉本興業の後輩芸人3人の名前を伝えています」と報じた。    【2024110 834分 スポーツ報知
 
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田中角栄元首相の旧邸宅で火災 真紀子氏「線香あげた」 ―― 8日午後3時20分ごろ、東京都文京区目白台1の公園利用者から「田中角栄邸の方向からものすごい煙が出ている」と110番通報があった。その後、警視庁大塚署員が田中元首相の旧邸宅から出火していることを確認した。同署によると、敷地内には出火当時、元首相の長女の真紀子元外相らがいたが、けがはなかった。

 東京消防庁によると、2階建ての建物から出火、1〜2階の延べ約800平方メートルが全焼し約2時間半後にほぼ消し止められた。同署によると、真紀子氏は「火元となった建物で線香をあげていた」と説明しているといい、同署や消防が出火原因を調べている。
 現場はJR目白駅から東に約1.4キロ離れた住宅などが立ち並ぶ一角。旧邸宅の付近には日本女子大のキャンパスや目白台運動公園がある。
「目白御殿」権力の象徴、ロッキード事件の舞台にも

旧邸宅は田中角栄元首相の私邸で「目白御殿」と呼ばれ、権力の象徴とされた。角栄氏は政府や自民党の重要ポストを歴任し、自民党の最大派閥「田中派」を率いた。かつては陳情客や派閥議員ら政治家などの来訪が後を絶たず、旧邸宅は昭和政治の舞台となった。
ロッキード事件で1976年に逮捕された際、角栄氏は旧邸宅から出頭。航空機の機種選定を巡る商社元幹部との面会も旧邸宅内で行われたとされた。
角栄氏は85年、旧邸宅内で脳梗塞で倒れ、政治の表舞台から姿を消した。敷地内には母屋や事務所のほか、ニシキゴイが泳ぐ池などがあった。
敷地の一部は角栄氏の死後、田中家が相続税として国に物納した。    【日本經濟新聞 202418 16:16 (202418 22:24更新)
 
【ひふみんEYE】勝った藤井聡太王将「相穴熊」で一日の長 歩と桂使い穴熊崩しの軽妙手は見事 ―― 藤井聡太王将(21)が今年のタイトル戦初戦を白星で飾った。8日、栃木県大田原市「ホテル花月」で行われた将棋の第73ALSOK杯王将戦7番勝負第1局で、挑戦者の菅井竜也八段(31)を下した。

  ◇  ◇  ◇
藤井王将の相穴熊対策に「一日の長」があった感じです。考えた作戦だったんでしょうね。金銀4枚でガッチリと玉を囲い、途中まで金2枚、銀1枚の菅井穴熊に比べ、堅さの違いに物を言わせました。穴熊は、守備陣が1枚違うだけで堅さが大きく違うものです。
「玉を固めて先陣争いを制する」という構想通り、局面が進行して先に仕掛けました。2日目の封じ手開封以降、角を前線に出して動かしたり、歩が伸びて駒が前進しています。その後も5筋の歩、4筋の歩や桂といった小駒を使って拠点を作りました。まさに「穴熊崩しのお手本」と言うべき軽妙手を見せ、菅井陣を崩しました。最後の局面は「攻防ともに見込みなし」で、菅井八段の投了もやむなしでした。
持久戦模様の対局でしたが、「時間がかかっても行ける」と踏んで、強手の連続で攻め続けた藤井王将の大局観が光ってました。年明け初戦でしたが、かなり好調とみていいでしょう。
菅井八段は予定の作戦だったと思います。何とか手を尽くしましたが、攻めが続きませんでしたね。2局目以降の巻き返しに期待しましょう。(加藤一二三・九段)    [日刊スポーツ 2024182036]
 
今年はNHKの大河ドラマ「光る君へ」を見ることにしました。昨夜午後6時からのBS放送で、第1回のドラマを見ましたが、今一つ人物の相関関係が良く判りませんでした。次回からの放送に期待しましょう。
 
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大河ドラマ「光る君へ」人物相関図 吉高由里子主演で紫式部の生涯描く平安絵巻、7日スタート ―― 第63作となるNHK大河ドラマ「光る君へ」の放送が7日(日)からスタートする。主人公は「源氏物語」を執筆した紫式部で、吉高由里子が演じる。教科書にも必ず掲載されている長編小説だが、作者である紫式部の詳細については史料がほとんど残っていない。本作では紫式部こと「まひろ」が、幼少期からの体験を通して「源氏物語」を書き上げていくドラマを構築。執筆をバックアップしたとされる藤原道長とは幼少期に出会い、生涯を通して絆を育む人物として描いている。有職故実を再現した、セットや衣装にも注目だ。
1回あらすじ
1000年の時を超える長編小説「源氏物語」を生み出した紫式部の波乱の一代記。平安中期、京に生を受けた少女まひろ(落井実結子)、のちの紫式部。父・藤原為時(岸谷五朗)の政治的な立場は低く、母・ちやは(国仲涼子)とともに慎ましい暮らしをしている。ある日まひろは、三郎(木村皐誠)という少年と出会い、互いに素性を隠しながらも打ち解けあう。再び会う約束を交わす2人だったが、激動の運命が始まる。
大河ドラマ「光る君へ」
17日スタート NHK総合 毎週(日)午後800845ほか ※初回は~午後900
NHK BSNHK BSP4K(日)午後600645ほか ※初回は~午後700
作:大石静 演出:中島由貴ほか
出演:吉高由里子、柄本佑、黒木華、井浦新、吉田羊、高畑充希、玉置玲央、ユースケ・サンタマリア、佐々木蔵之介、岸谷五朗、段田安則ほか    【産経新聞 2024/1/7 19:00
 
中村メイコさん死去 89歳 肺塞栓症 ―― 女優の中村メイコ(本名・神津五月)さんが昨年1231日、肺塞栓症のため89歳で死去していたことが7日、分かった。所属事務所のホリプロがから報道各社にファクスで発表した。

事務所によると、すでに親族による密葬を済ませており、後日、お別れの会を執り行う予定。昨年1225日に行った番組収録が最後の仕事となったという。
中村さんの夫で作曲家の神津善行さんは事務所を通じ、「2歳8ヶ月で映画デビューしてから86年という芸能生活を、生涯現役のまま幕をおろすことになりました。長い時間をこの世界に存在させていただいたこと、皆様に深く感謝申し上げます」とコメントを発表した。
中村さんは1934年5月13日、作家・中村正常氏の長女として誕生し、2歳で映画「江戸っ子健ちゃん」でデビュー。角帽の子供「フクちゃん」役で人気を博し、天才子役と称された。その後も女優として第一線で活躍し、195961年にはNHK紅白歌合戦の紅組司会を務めた。57年には神津善行さんと結婚。長女は作家の神津カンナ氏、次女は女優の神津はづき、長男は画家の神津善之介氏。    【ディリ― 1/7() 19:32配信】
 
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能登半島地震、死者77人に 孤立集落750人救助急ぐ ―― 石川県志賀町で震度7を観測した能登半島地震は4日午前8時現在、同県で確認された死者が77人となった。同県は輪島市や穴水町などで25人が行方不明となっているとして、氏名や年齢などを公表した。
倒壊した建物などに被災者が取り残されている恐れがある。生存率が急激に下がる「発生後72時間」となる4日夕を前に、全力を挙げた救出活動が続く。
気象庁によると、1日の地震発生から3日午後4時までの48時間で震度1以上の揺れを計521回観測。群発地震が活発化した202012月から2312月末までの3年間の合計506回をすでに上回った。
石川県は3日、道路の陥没やのり面崩落が発生したことで集落への道路が寸断されるなどして32町の計約750人が孤立状態にあると明らかにした。珠洲市、七尾市、穴水町、能登町のほか、輪島市では人数を確認中としている。
これらの市町では1日に最大震度7を観測した地震の際、震度6強〜6弱を記録した。激しい揺れが断水を引き起こすなど幅広い生活インフラに影響が出ている。支援物資が行き届かない地域も出ている。
地震の建物倒壊などによる直接死は2016年の熊本地震(50人)を上回り、阪神大震災以降で3番目の多さとなった。
能登などの北陸地方では4日にかけ、断続的に雨が降る予想となっている。地震で地盤が緩んでいる恐れがあり、同庁は土砂災害などへの警戒も呼びかけている。
地震は1日午後4時10分ごろに発生した。震度7の観測は18年の北海道胆振東部地震以来。気象庁は一時、能登地方に11年の東日本大震災以来となる大津波警報を発令。石川県の輪島港で1.2メートル以上の津波が確認されるなど、日本海沿岸部に津波が到達した。    【日本經濟新聞 202414 5:00 (202414 9:38更新)
 
羽田空港でJAL機炎上 乗客乗員379人は脱出、14人負傷 ―― 羽田空港で2日夕、日本航空機が着陸直後に海上保安庁の航空機と衝突し炎上した。幼児8人を含む乗客367人と乗員12人の計379人は全員機体から脱出し、いずれも命に別条はない。海保機に搭乗していた職員6人のうち機長は脱出して負傷、ほかの5人が死亡した。運輸安全委員会が航空事故として調査を始めた。
2022年度の乗降客数が約5987万人に上り世界有数の規模を誇る羽田空港で、航空機同士が滑走路上で衝突するという異例の事故が起きた。炎上した日航機の乗客乗員の脱出が遅れれば、人的被害はさらに拡大する恐れがあった。
今後は事故原因の解明が焦点だ。国土交通省によると、海保機は誘導路から滑走路に進入した。空港の滑走路へ進入するには通常、管制官の許可が要る。
日航の青木紀将常務執行役員は2日の記者会見で「現状は着陸許可は出ていたと認識している」と説明した。海保は「関係機関と連携し原因究明に努める」とした。
事故原因を巡る運輸安全委の調査は、管制官と両機側の交信記録の解析が最大のカギを握る。警視庁も業務上過失致死傷容疑を視野に捜査する。
羽田空港は事故を受け4本ある全ての滑走路を一時閉鎖した。国土交通省は復旧を急ぎ、同日午後9時半に事故発生地点以外の3本の滑走路の使用を再開した。
事故は2日午後5時50分ごろC滑走路で起きた。札幌(新千歳)発―羽田行きのJAL516便が着陸し滑走路上を減速中、海保の航空機と衝突した。機体はエアバスA350型機で、衝突後に激しく炎上した。乗客乗員は脱出シューターを使い14人が負傷した。
事故は年始のUターンラッシュを直撃した。2日は全日本空輸(ANA)の国内線110便が欠航、国際線も7便が欠航し約2万4000人に影響が出た。日航もグループで国内線116便、国際線3便が欠航し約2万人に影響した。
C滑走路は安全確認に時間がかかるため、滑走路の使用再開のめどは立っていない。再開されるまでは羽田空港の発着回数に影響が及ぶとみられる。
岸田文雄首相は2日、事故で死亡した海保の職員5人について発言した。「被災地、被災者のために高い使命感、責任感を持って職に当たっていた職員であり大変残念だ」と述べた。首相官邸で記者団に答えた。    202412 18:06 (202413 0:32更新)
 
【瀬古利彦】「原マジック」超え青学大選手たちの「ミラクル」 要因はピーキング ―― <第100回箱根駅伝>◇2413日◇復路◇箱根-東京(5区間1096キロ)
日本陸連ロードランニングコミッションリーダーの瀬古利彦氏(67)が、下馬評を覆した青学大の選手たちの奮闘を「ミラクル」とたたえた。駒大との心理面での差にも着目し、勝負を分けたポイントを解説。100回大会を迎えた箱根の価値、今後への期待も語った。
   ◇   ◇   ◇
勝って当たり前で勝つことがこんなに難しいんだなと思いましたね。逆に青学大の原監督は、7度目で今回の優勝が一番うれしかったんじゃないかな。

今までは指導力で勝ってきた。今年は違うような気がする。12月には体調不良者が多く出て、けが人もいるとも少し聞いてましたが、選手たちがはねのけました。駒大の1強と言われた選手たちの悔しさもこの結果を生んだ。今までは「原マジック」だとしたら選手がマジック超えの「ミラクル」を起こしたね。
展開ではやはり3区が大きかった。駒大のエース佐藤を、1万メートルの記録では劣る青学大の太田が抜いた。1つの要因はピーキングだったかな。佐藤は11月に1万メートルで20歳以下の日本記録を出したけど、多少は気持ち的に満足する部分があったと思う。逆に青学大は出雲、全日本と負けて、その後のチーム内での感染症の広がりなどで危機感満載。
トラックで勝負すれば、佐藤が100回中100回勝つよ。それでも箱根は違う。「勝って当たり前」の積み重ねが心を疲れさせる。駒大は全員がどこか走りが硬く、重いように感じたし、ぶれてる姿もあった。佐藤が抜かれたことで、それ以降の選手の重圧は一層増したのも響いたかな。
原監督の恒例の作戦名は「負けてたまるか作戦」だったけど、何よりも選手が思っていたね。逆に駒大には来年「なにくそ作戦」で頑張ってほしい。大八木前監督が駅伝の先に世界を目指す指導で培ってきた結果は素晴らしい。継承した藤田監督も、ここで箱根に勝つために変えず、路線を継続した上で「なにくそ」と強化してほしい。
今大会の青学大の新記録は第1回(15時間516秒)から100回目で約4時間30分縮まっている。200回目はどうなってるだろうね。速くなれば、世界との距離は縮まる。世界で勝つランナーのためという創設理由からも、大八木前監督の存在も大きいよ。その姿を見て、箱根の先を見ている指導者が増えている。
今回は記念大会で全国化もあったけど、1回だけでは。例えば日本学生連合としての選抜チームの参加があれば、関東以外の選手が箱根を走るチャンスをもらえる。その選手を見た各地のチームメートが、「自分も」となる。200回へ、変化を恐れないで続いていってほしいですね。    [日刊スポーツ 2024131928]
 

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 露、西部で21人死亡と主張 ウクライナ軍が報復攻撃 ―― ウクライナに接するロシア西部ベルゴロド州のグラドコフ知事は31日、12月29日深夜~30日にかけて州都ベルゴロドの中心部がウクライナ軍のミサイル攻撃や砲撃を受け、21人が死亡、110人が負傷したと交流サイト(SNS)で主張した。ウクライナ各地を標的とした露軍の29日の大規模なミサイル・自爆ドローン(無人機)攻撃に対するウクライナの報復攻撃だったとみられる。

 ロシア側によると、一連の攻撃で多数の住宅や民間インフラなどが損傷した。プーチン露大統領は30日、攻撃に関して報告を受け、医療支援チームを現地に派遣するよう指示した。ペスコフ露大統領報道官の発表を同日、タス通信が伝えた。
 ウクライナメディアは30日、「ベルゴロドへの攻撃は軍事インフラを標的としたが、露軍の防空の不備により民間インフラに被害が出た」とする当局者の話を伝えた。
 ウクライナ当局などによると、29日の露軍の攻撃では39人が死亡し、160人以上が負傷。ウクライナのゼレンスキー大統領は「必ず報復する」と表明していた。    【産経新聞 2023/12/31 07:08】
 ハマス指導者の隠れ家を発見 イスラエル軍、ガザ北部で破壊 ―― 【エルサレム共同】イスラエル軍は29日、パレスチナ自治区ガザ北部でハマスのガザ地区トップ、シンワール指導者の隠れ家の一つを発見し破壊したと発表した。隠れ家は集合住宅で、この数週間で見つけたという。軍はシンワール指導者が10月7日のイスラエルへの奇襲を首謀したとみて行方を追っている。

 米ニュースサイト、アクシオスは29日、複数のイスラエル当局者の話として、ハマスが最大1カ月の戦闘再休止と引き換えに拘束する人質40人以上を解放する交渉の再開で「原則合意した」と報じた。仲介役を務めるカタールがハマスの意向をイスラエルに伝えたという。双方の意見の隔たりは依然大きいとみられ、交渉再開につながるかどうかは不透明だ。

 隠れ家の集合住宅は深さ20m長さ218mの地下トンネルにつながっていたという。軍はハマス幹部らがトンネルを使っていたとみられると主張。集合住宅は「長く枝分かれしたトンネル網の一部だ」と指摘した。軍は30日もガザ北部ジャバリヤや中部ヌセイラト難民キャンプ、南部ラファ、ハンユニスで攻撃を継続した。    【東京新聞 20231230 1904分 (共同通信)】

 
 

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 「死ぬのは怖くないけど、お父さんと離れて死にたくない」 クリスマスでも戦闘が続くガザの子どもたちは ―― クリスマスを迎えても、パレスチナ自治区ガザでの戦闘は収まる気配がない。10月7日にイスラム組織ハマスとイスラエルの戦闘が始まってから2カ月余で、ガザでの死者は2万人を超えた。日本では25日、中東で活動してきたNGOや研究者、医療従事者や宗教関係者が東京都内で記者会見し、現地の声を伝えながら年内停戦を訴えた。
◆死者2万人、7割は子どもや高齢者
 「このままでは、支援物資をひつぎに置き換えなければならない」

 会見の冒頭、国際NGO「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」の金子由佳氏は現地支援者の声をこう代弁した。同団体によると、ガザでの死者の7割を子どもや女性、高齢者が占め、総人口の8割が避難を余儀なくされた。現地では飢餓や感染症の広がりが加速しているという。
 イスラエル側の検問が支援物資の不足に拍車をかけているとの指摘も出た。NPO法人「パレスチナ子どものキャンペーン」の中村哲也海外事業チーフは「検問所には順番待ちの長い列が連なっている。イスラエル政府や国際社会は改善措置を取るべきだ」と呼びかけた。
 戦闘が長期化し、死者数が膨らむ一因に、国連の停戦決議などを巡る国際社会の足並みの乱れがある。
◆救急車さえ攻撃対象、手術中にも停電
 「ガザでの即時停戦にとどまらず、和解と共存に向けた長期の信頼醸成を国際社会に訴えたい」と強調したのは、慶応大の山本薫専任講師(アラブ文化)。山本氏ら中東研究者有志は10月中旬、即時停戦と人道支援を訴える緊急アピールを発表。現在までに4868筆の賛同署名が集まり、この日、「国際的圧力・協働の強化」「紛争当事国への兵器供与の禁止」など6項目をアピールに追加した。
 ガザでは医療危機も深刻化している。現地情報によれば、すでに300人超の医療関係者が死亡し、機能が停止した病院も数多いという。国境なき医師団(MSF)日本の金杉詩子マネジャーは「国際人道法で保護されるべき救急車さえ攻撃対象になっている。医薬品は数・種類ともに不足しており、手術中にも停電が起きている」と現状を説明した。

 さらに、ガザ南部のナセル病院に1112月に派遣された中嶋優子医師の体験談を読み上げた。「搬送時に死亡していた患者は150人に達した。7割は子どもや女性。病院は安全な場所と思って駆け込んだ人々で廊下やロビーが雑踏のように混雑していた。病床が不足しており、患者を床に寝かせるしかなく、運べた負傷者も限られていた」

 現地の声を伝えた登壇者は他にも。国際NGO「ピースウィンズ・ジャパン」の内海旬子マネジャーは「スタッフとの電話がつながらない日もある」と通信状況の悪化に言及した。封鎖されたガザ地区で家族が離れ離れになった事例を紹介し、「子どもが『死ぬのは怖くないけど、お父さんと離れて死にたくない』と言っていた。私たちの友人がありとあらゆるものを奪われている」と涙ぐんだ。    【東京新聞 20231226 1200分】


 

ウェブニュースより
 国連安保理、ガザ支援拡大を採択 戦闘停止は盛り込めず ―― 国連安全保障理事会は22日、パレスチナ自治区ガザでの人道支援を拡大するための決議案を採択した。国連の担当者を派遣し、支援物資の迅速な輸送を促す。当初模索していたガザでの戦闘停止は米国の反対で決議に盛り込めなかった。

 理事国15カ国のうち日本や中国、英国を含む13カ国が賛成した。米国とロシアが棄権した。

 国連事務総長に対し、ガザに提供される支援物資の監視や調整を行う担当者を任命するよう要請した。米国がこれまで重視してきたイスラム組織ハマスへの非難とイスラエルの自衛権に関する文言は盛り込んでいない。
 世界保健機関(WHO)は21日、ガザの人口の93%が危機的レベルの飢餓に直面しているとして、「壊滅的なレベルの食糧難だ」と警鐘を鳴らした。
 もっとも、長期化する戦闘については「人道的アクセスを直ちに拡大し、永続的な敵対行為停止の条件を整えるための緊急措置を求める」と要請するにとどめた。
 当初盛り込まれていた敵対行為の「即時停止(cessation)」要請から大幅に後退した。戦闘が止まらない中で、どの程度人道支援が継続できるか疑問視する声もある。ロシアは敵対行為の「一時停止(suspension)」を呼びかける修正案を提出したが、米国の拒否権行使で否決となった。
 安保理は国連機関で唯一、加盟国への法的拘束力のある措置を実行できる。11月には戦闘の「一時休止」を求める安保理決議を受けて、イスラエルとハマスは約1週間にわたり戦闘を休止していた。
 当初は18日に同決議案の採決を予定していたが、数回の延期を重ねて22日に持ち越された。米国が拒否権を行使しないよう、文言を巡る交渉が進められたことが背景にある。    【日本經濟新聞 20231223 2:32 (20231223 6:04更新)

 MLB=山本由伸がドジャースと契約、大谷とチームメートに ――  プロ野球・オリックスからポスティングシステムを使って大リーグ(MLB)への移籍を目指している山本由伸投手がドジャースと契約することで合意したと一部メディアが関係筋情報として報じた。契約は12年で3億2500万ドル(約462億円)という。

 ドジャースは契約を確認していない。
 ドジャースには、大谷翔平投手が10年・総額7億ドルという破格の条件で移籍を決めたばかり。このほか、タイラー・グラスノー投手がレイズからトレードで移籍。大谷、グラスノー、山本の3人でド軍は総額11億ドル以上の契約をしたことになる。    【ロイター 20231222日午後 4:17 GMT+917時間前更新】


 

ウェブニュースより
 二階派を離脱した小泉龍司法相「誤解を生じないようにするため」 検事総長に「指揮権」がある ―― 小泉龍司法相と中野英幸法務政務官は20日、所属する自民党二階派(志帥会)から離脱したことを明らかにした。小泉氏は「国民の目から見て誤解を生じないようにするため」と理由を述べた。派閥の政治資金パーティーを巡る事件で二階派事務所が19日に東京地検特捜部の家宅捜索を受け、法相は検事総長に指揮権を持つため、捜査への影響を懸念する声が出ていた。

◆中野英幸法務政務官も離脱「大臣と行動を共に」
 小泉氏は報道陣の取材に応じ、「与えられた職責を全力で果たしたい」と辞任を否定。二階俊博会長とは1920両日に面会し、派閥離脱の意向を伝え、了承されたという。中野政務官は「多くの国民の皆さんから誤解を招くことのないように、大臣と行動を共にさせていただく」と述べた。
 二階派は、安倍派(清和政策研究会)と同様に、所属議員がパーティー券の販売ノルマを超えて集めた分を政治資金収支報告書に記載していなかった政治資金規正法違反の疑いがある。小泉、中野両氏は、自らの政治団体の収支報告書について「適正に処理している」と述べた。    【東京新聞 20231220 2034分】



 

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くたばりかけの糞爺々です。よろしく。メールも頼むね。
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