瘋癲爺 拙痴无の戯言・放言・歯軋り
1945年8月15日を迎え、戦時中無理矢理追い出され、抑えつけられてきた英語は、まるでその鬱憤を晴らすかのように、敗戦と同時に国民の前から覆い隠されていたアメリカの文物とともに怒涛の如くなだれ込んできた。
Jeep(ジープ)を先頭に乗り込んできた進駐軍は、たちまちMP=military police(エム・ピー=ミリタリ・ポリス)、GI=government issue(ジー・アイ=ガヴァメント・イシュー)、GHQ=General Hedquarters(ジー・エチ・キュウ)、DDT=Dichloro-diphenyl-trichloroethane(ディー・ディー・ティー=ジクロロジフェニルトリクロロエタン)、pom-pom girl(パンパン《・ガール》)のような言葉を撒き散らした。どれもこれも略語である。このような略語はモガやモボのように戦前でも使われてはいたが、終戦後はアメリカの影響でさらに多く使われるようになった。PTA=Parent-Teacher Association、UNESCO=United Nations Educational,scientific and Calutral Organezation、Hi-Fi=high fidelity などはその例である。
爺が高校生であった頃、「時事問題」という授業があり、この略語を憶えさせられ、往生したことを思い出す。
それからの英語の流入に就いては言うまでもあるまい。まるで飢えた狼が肉に飛びつくように、日本人は手当たり次第に英語を吸い取ったのである。頂戴した外来語は、政治・経済・科学・教育・社会・医薬・風俗・芸能・スポーツとあらゆる方面にくまなく及んでいる。まさしく、日本は一時連合国の植民地であったのである。思いつくままにいくつかの単語を並べてみよう。
Purge(パージ、粛正、追放)、one-man(ワンマン、一人だけの)、top management(トップ・マネジメント、経営陣)、deflation(デフレーション、通貨収縮)、rebate(リベート、割戻し)、cancel(キャンセル、削除・組み直し)、isotope(アイソトープ、同位体)、smog(スモッグ、煙霧)、automation(オートメーション、自動操作)、curriculum(カリキュラム、教化過程)、seminar(セミナー、講習)、guidance(ガイダンス、指導、手引き)、streptomycin(ストレプトマイシン、抗生物質の1つ、結核の特効薬)、aureomycin(オーレオマイシン、抗生物質の1つ)、philopon(ヒロポン、覚醒剤の1つ)、mass communication(マス・コミニケーション、大衆伝達)、part-time(パート・タイム、非常勤の、時間性の)、case by case(ケース・バイ・ケース、原則にとらわれず一件ごとの事情に応じて問題を処理すること)、leisure(レジャー、余暇)、de luxe(デラックス、豪華な)、dry(ドライ、乾燥している、合理的で情に流されないさま)、wet(ウェット、ぬれたり湿ったりしていること、情にもろいこと)、elegant(エレガント、上品な、優雅な)、teen-ager(ティーン・エイジャー、10代の少年少女)、strip show(ストリツプ・ショー、踊り子が音楽に合わせて踊りながら、衣装を1枚ずつ脱いでいく扇情的な演芸)、glamour(グラマー、魅力、魔力)、date(デート、逢引)、denim(デニム、生地の1種)、easy order(イージー・オーダー、洋服の仕立てで、あらかじめ幾種類かの型を用意し、客のからだの寸法に応じて細部を修正し、仮縫いなしに仕立てる方法)、quiz(クイズ、出題者が既知の事実に対して質問をし、解答者がその質問に答えるという遊び)、tape recorder(テープ・レコーダ、磁気テープを使用する磁気レコーダー、録音機)、transistor(トランジスター、増幅、発振、スイッチングなどの動作を行うことができる半導体素子)、cinemascope(シネマスコープ、ワイドスクリーン映画の一種)、scooter(スクーター、オートバイのうち、座席の前方に足を揃えて乗車できる空間と板状のステップを備えた形態のものを指す名称)、body building(ボディー・ビルディング、筋肉繊維をウェイトトレーニング、栄養の摂取、そして休養を組み合わせることによって発達させる過程のこと) など。
Jeep(ジープ)を先頭に乗り込んできた進駐軍は、たちまちMP=military police(エム・ピー=ミリタリ・ポリス)、GI=government issue(ジー・アイ=ガヴァメント・イシュー)、GHQ=General Hedquarters(ジー・エチ・キュウ)、DDT=Dichloro-diphenyl-trichloroethane(ディー・ディー・ティー=ジクロロジフェニルトリクロロエタン)、pom-pom girl(パンパン《・ガール》)のような言葉を撒き散らした。どれもこれも略語である。このような略語はモガやモボのように戦前でも使われてはいたが、終戦後はアメリカの影響でさらに多く使われるようになった。PTA=Parent-Teacher Association、UNESCO=United Nations Educational,scientific and Calutral Organezation、Hi-Fi=high fidelity などはその例である。
爺が高校生であった頃、「時事問題」という授業があり、この略語を憶えさせられ、往生したことを思い出す。
それからの英語の流入に就いては言うまでもあるまい。まるで飢えた狼が肉に飛びつくように、日本人は手当たり次第に英語を吸い取ったのである。頂戴した外来語は、政治・経済・科学・教育・社会・医薬・風俗・芸能・スポーツとあらゆる方面にくまなく及んでいる。まさしく、日本は一時連合国の植民地であったのである。思いつくままにいくつかの単語を並べてみよう。
Purge(パージ、粛正、追放)、one-man(ワンマン、一人だけの)、top management(トップ・マネジメント、経営陣)、deflation(デフレーション、通貨収縮)、rebate(リベート、割戻し)、cancel(キャンセル、削除・組み直し)、isotope(アイソトープ、同位体)、smog(スモッグ、煙霧)、automation(オートメーション、自動操作)、curriculum(カリキュラム、教化過程)、seminar(セミナー、講習)、guidance(ガイダンス、指導、手引き)、streptomycin(ストレプトマイシン、抗生物質の1つ、結核の特効薬)、aureomycin(オーレオマイシン、抗生物質の1つ)、philopon(ヒロポン、覚醒剤の1つ)、mass communication(マス・コミニケーション、大衆伝達)、part-time(パート・タイム、非常勤の、時間性の)、case by case(ケース・バイ・ケース、原則にとらわれず一件ごとの事情に応じて問題を処理すること)、leisure(レジャー、余暇)、de luxe(デラックス、豪華な)、dry(ドライ、乾燥している、合理的で情に流されないさま)、wet(ウェット、ぬれたり湿ったりしていること、情にもろいこと)、elegant(エレガント、上品な、優雅な)、teen-ager(ティーン・エイジャー、10代の少年少女)、strip show(ストリツプ・ショー、踊り子が音楽に合わせて踊りながら、衣装を1枚ずつ脱いでいく扇情的な演芸)、glamour(グラマー、魅力、魔力)、date(デート、逢引)、denim(デニム、生地の1種)、easy order(イージー・オーダー、洋服の仕立てで、あらかじめ幾種類かの型を用意し、客のからだの寸法に応じて細部を修正し、仮縫いなしに仕立てる方法)、quiz(クイズ、出題者が既知の事実に対して質問をし、解答者がその質問に答えるという遊び)、tape recorder(テープ・レコーダ、磁気テープを使用する磁気レコーダー、録音機)、transistor(トランジスター、増幅、発振、スイッチングなどの動作を行うことができる半導体素子)、cinemascope(シネマスコープ、ワイドスクリーン映画の一種)、scooter(スクーター、オートバイのうち、座席の前方に足を揃えて乗車できる空間と板状のステップを備えた形態のものを指す名称)、body building(ボディー・ビルディング、筋肉繊維をウェイトトレーニング、栄養の摂取、そして休養を組み合わせることによって発達させる過程のこと) など。
太平洋戦争が始ると事態は一変して、あれほど時代の寵児としてもてはやされていた英語からの外来語が、こんどは敵国米英の国語であるという理由で除け者にされる運命となった。
野球は敵国アメリカの事実上の国技であることから、その関連用語には徹底した英語排除が行われた。野球には1890年ごろから正岡子規らが翻訳した、「打者」「走者」「四球」「直球」「飛球」「遊撃手」などの一連の和訳用語がすでに存在していたことも、この運動が特に野球で徹底される理由となった。1940年(昭和15年)には、球団名の日本語名への改称と、ユニホーム表記の漢字表記への変更が行なわれた。なお、阪急軍は「OSAKA」・「NIPPON」・「HANKYU」とアルファベットが入っている球団旗を使用していたため変更要求が出たが、英語ではないとして拒絶している。さらに後には野球自体の排斥運動も起こり、戦争激化にともないプロ野球は1944年(昭和19年)秋から1945年(昭和20年)まで、選抜中等学校野球大会は主催者である毎日新聞社の意向により1942年から1946年まで、全国中等学校優勝野球大会も主催者である朝日新聞社の意向により1941年から1945年まで中止されている。そうしたマスコミによる圧力の中でも英語を日本語に置き換えてでも野球を楽しむ人もいた。ただし、急な言い換えのため、審判が「ストライク・・・もとい、よし1本」と言い間違えて観客を笑わせる一幕もあったという。
「ストライク」→「よし1本」「正球」、「ストライク ツー」→「よし2本」、「ストライク スリー、ユー アー アウト」→「(よし3本、)それまで」、「ボール」→「1つ」「悪球」、「ファール」→「だめ」「圏外」、「アウト」→「ひけ」「無為」、「セーフ」→「よし」「安全」、「バッテリー」→「対打機関」、てな調子で野球をやったなんて、今の方々には信じられない話だろう。
こうした外来語に代わるものとして、いろいろな訳語が考え出されたのである。いまではそういう訳語はほとんど忘れ去られているが、皆さん方には何のことかお判りになるかな?
1転把(てんば) 2柄付螺回(えつきねじまわし) 3発動機(はつどうき) 4手巾(てきん) 5肉刺し(にくさし) 6加速践板(かそくせんばん) 7吸鍔(すいつば) 8円匙(えんぴ) 9天幕(てんまく) 10露営(ろえい) 11電髪(でんぱつ) 12音盤(おんばん) 13辛味入汁掛飯(からみいりしるかけめし) 14前照灯(ぜんしょうとう) 15電波探知機(でんぱたんしんき) 16噴進弾(ふんしんだん) 17無限軌道(むげんきどう) 18不錆鋼(ふせいこう)・耐錆鋼(たいせいこう)・ 不銹鋼(ふしゅうこう) 19上靴(じょうか) 20長靴(ちょうか) 21前面ガラス掃除機(ぜんめんガラスそうじき) 22探照灯(たんしょうとう) 23秋桜(あきざくら) 24猿股(さるまた)
解答はつぎの通り1handle(ハンドル) 2screw driver(ドライバー) 3engine(エンジン) 4handkerchief (ハンカチ) 5fork(フォーク) 6accelerator(アクセル) 7piston(ピストン) 8scop(スコップ) 9tent(テント) 10camp(キャンプ) 11permanent wave(パーマネント) 12record(レコード) 13curry and rice「」カレーライス) 14headlight(ヘッドライト) 15radar(レーダー) 16missile(ミサイル) 17caerpillar(キャタピラ) 18stainless steel(ステンレス) 19slipper(スリッパ) 20boots(ブーツ) 21wiper(ワイパー) 22seachiligt(サーチライト) 23cosmos(コスモス) 24trunks(トランクス)
中には笑えるものも多々あるが、特に洋楽器等については何をかいわんやである。
ヴァイオリンも「提琴」に、ピアノだって「洋琴」と言い換えられた。そればかりでなく、「ドレミ」の語源はイタリア語だが、「軽佻浮薄」だとして言い替えが行なわれ、爺の小学生の前半に教わった「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド」は、後半では「ハ・ニ・ホ・ヘ・ト・イ・ロ・ハ」に言い換えられた。
野球は敵国アメリカの事実上の国技であることから、その関連用語には徹底した英語排除が行われた。野球には1890年ごろから正岡子規らが翻訳した、「打者」「走者」「四球」「直球」「飛球」「遊撃手」などの一連の和訳用語がすでに存在していたことも、この運動が特に野球で徹底される理由となった。1940年(昭和15年)には、球団名の日本語名への改称と、ユニホーム表記の漢字表記への変更が行なわれた。なお、阪急軍は「OSAKA」・「NIPPON」・「HANKYU」とアルファベットが入っている球団旗を使用していたため変更要求が出たが、英語ではないとして拒絶している。さらに後には野球自体の排斥運動も起こり、戦争激化にともないプロ野球は1944年(昭和19年)秋から1945年(昭和20年)まで、選抜中等学校野球大会は主催者である毎日新聞社の意向により1942年から1946年まで、全国中等学校優勝野球大会も主催者である朝日新聞社の意向により1941年から1945年まで中止されている。そうしたマスコミによる圧力の中でも英語を日本語に置き換えてでも野球を楽しむ人もいた。ただし、急な言い換えのため、審判が「ストライク・・・もとい、よし1本」と言い間違えて観客を笑わせる一幕もあったという。
「ストライク」→「よし1本」「正球」、「ストライク ツー」→「よし2本」、「ストライク スリー、ユー アー アウト」→「(よし3本、)それまで」、「ボール」→「1つ」「悪球」、「ファール」→「だめ」「圏外」、「アウト」→「ひけ」「無為」、「セーフ」→「よし」「安全」、「バッテリー」→「対打機関」、てな調子で野球をやったなんて、今の方々には信じられない話だろう。
こうした外来語に代わるものとして、いろいろな訳語が考え出されたのである。いまではそういう訳語はほとんど忘れ去られているが、皆さん方には何のことかお判りになるかな?
1転把(てんば) 2柄付螺回(えつきねじまわし) 3発動機(はつどうき) 4手巾(てきん) 5肉刺し(にくさし) 6加速践板(かそくせんばん) 7吸鍔(すいつば) 8円匙(えんぴ) 9天幕(てんまく) 10露営(ろえい) 11電髪(でんぱつ) 12音盤(おんばん) 13辛味入汁掛飯(からみいりしるかけめし) 14前照灯(ぜんしょうとう) 15電波探知機(でんぱたんしんき) 16噴進弾(ふんしんだん) 17無限軌道(むげんきどう) 18不錆鋼(ふせいこう)・耐錆鋼(たいせいこう)・ 不銹鋼(ふしゅうこう) 19上靴(じょうか) 20長靴(ちょうか) 21前面ガラス掃除機(ぜんめんガラスそうじき) 22探照灯(たんしょうとう) 23秋桜(あきざくら) 24猿股(さるまた)
解答はつぎの通り1handle(ハンドル) 2screw driver(ドライバー) 3engine(エンジン) 4handkerchief (ハンカチ) 5fork(フォーク) 6accelerator(アクセル) 7piston(ピストン) 8scop(スコップ) 9tent(テント) 10camp(キャンプ) 11permanent wave(パーマネント) 12record(レコード) 13curry and rice「」カレーライス) 14headlight(ヘッドライト) 15radar(レーダー) 16missile(ミサイル) 17caerpillar(キャタピラ) 18stainless steel(ステンレス) 19slipper(スリッパ) 20boots(ブーツ) 21wiper(ワイパー) 22seachiligt(サーチライト) 23cosmos(コスモス) 24trunks(トランクス)
中には笑えるものも多々あるが、特に洋楽器等については何をかいわんやである。
ヴァイオリンも「提琴」に、ピアノだって「洋琴」と言い換えられた。そればかりでなく、「ドレミ」の語源はイタリア語だが、「軽佻浮薄」だとして言い替えが行なわれ、爺の小学生の前半に教わった「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド」は、後半では「ハ・ニ・ホ・ヘ・ト・イ・ロ・ハ」に言い換えられた。
鹿鳴館時代も過ぎ、明治も終りに近づくにつれ、外来語の数はいよいよ増し、その種類も多方面にわたってきた。それまではいかにもよそよそしく感じられていた言葉もだんだん人々の生活の中に溶け込んできた。欧米の国名や都市名、そして人名等も漢字で表記されるようになった。
〔国名〕 氷州(Iceland、アイスランド) 愛蘭・愛蘭土(Ireland、アイルランド) 亜米利加(America、 アメリカ) 亜剌比亜・亜拉毘亜(Arabia、アラビア) 亜爾然丁(Argentina、アルゼンチン) 英吉利・大不列頓(Great Britain、イギリス) 伊太利(Italy、イタリア) 伊蘭(Iran、イラン) 英蘭(England、イングランド) 印度(India、インド) 宇柳貝(Uruguay、ウルグアイ) 埃及(Egypt、エジプト) 濠太剌利(Australia、オーストラリア) 墺太利(Austria、オーストリア) 和蘭・阿蘭陀(Netherlands、オランダ) 加奈陀(Canada、カナダ・加拿太) 柬埔寨(Cambodia、カンボジア) 玖瑪(Cuba、キューバ) 希臘( Greece、ギリシャ) 瑞西(Switzerland、スイス) 瑞典(Sweden、スウェーデン) 蘇格蘭( Scotland、スコットランド) 西班牙(Spain、スペイン) 錫蘭(Ceylon、セイロン) 秦(Thai・Thailand、タイ) 捷克( Czech、チェコ) 西蔵(Tibet、チベット) 知利・智利(Chile、チリ) 丁抹(Denmark、デンマーク) 獨逸・獨乙(Germany、ドイツ) 土耳其・土耳古(Turkey、トルコ) 新西蘭(New Zealand、ニュージーランド) 泥婆羅(Nepal、ネパール) 諾威・那威(Norway、ノルウェー) 巴羅貝(Paraguay、パラグアイ) 洪牙利・匈牙利(Hungary、ハンガリー) 比律賓(Philippine、フィリピン) 芬蘭(Finland、フィンランド) 伯剌西爾・巴西(Brazil、ブラジル) 佛蘭西(France、フランス) 勃牙利(Bulgaria、ブルガリア) 越南(Vietnam、ベトナム) 祕魯・祕露・秘露(Peru、ペルー) 白耳義(Belgium、ベルギー) 波蘭(Poland、ポーランド) 葡萄牙(Portugal ポルトガル) 墨西哥(Mexico、メキシコ) 蒙古(Mongol、モンゴル) 羅馬尼(Romania ルーマニア) 露西亞(Russia、 ロシア)
〔地名・都市名〕 雅典(Athens、アテネ) 浦塩斯徳(Vladivostok、ウラジオストック) 烏拉・烏拉児(Ural、 ウラル) 大洋州(Oceania、オセアニア) 牛津(Oxford、オックスフォード) 箇失密(Kashmir、カシミール) 老人星・南極星・寿星(Canopus、カノープス) 嘉無薩加(Kamchatka、カムチャッカ) 和林( Karakorum、カラコルム) 樺太(Sakhalin、からふと) 加州(California、カリフォルニア) 健駄羅(Gandhara、ガンダーラ) 寒武利亜「」Cambria、カンブリア) 希望峰(Cape of Good Hope、きぼうほう) 剣橋(Cambridge、ケンブリッジ) 臥亜(Goa、ゴア) 高加索(Caucasus、コーカサス) 金門峡(Golden Gate、ゴールデンゲイト) 哥倫比亞(Colombia、コロンビア) 君府(Constantinople、コンスタンチノープル) 西貢・柴棍(Saigon、サイゴン) 薩哈剌(Sahara、サハラ) 桑港(San Francisco、サンフランシスコ) 沙市( Seattle、シアトル) 市俄古(Chicago、シカゴ) 西比利亜(Siberia、シベリア) 爪哇・闍婆(Java、ジャワ) 壽府(Geneva、ジュネーブ) 新嘉坡(Singapore、シンガポール) 蘇西(Suez、スエズ) 蘇格蘭( Scotland、スコットランド) 凍原(Tundra 、ツンドラ) 吐魯蕃(Turpan、トルファン) 紐育(New York、ニューヨーク) 尼布楚(Nerchinsk、ネルチンスク) 海牙(Hague、ハーグ) 真珠湾(Pearl Harbor、パールハーバー) 貝加爾湖(Baykal、バイカルこ) 巴奈馬(Panama、パナマ) 巴里(Paris、パリ) 聖林(Hollywood、ハリウッド) 巴爾幹半島(Balkan Peninsula、バルカンはんとう) 布哇(Hawaii、ハワイ) 晩香坡(Vancouver、バンクーバー) 盤谷(Bangkok、バンコク) 漢堡(Hamburg、ハンブルグ) 緬甸(Burma、ビルマ) 費拉特費・費府(Philadelphia、フィラデルフィア) 彼南(Penang、ペナン) 波斯(Persia、ペルシア) 伯林(Berlin、ベルリン) 花瑠璃(Honolulu、ホノルル) 孟買(Bombay、ボンベイ) 澳門(Macao、マカオ) 馬徳利(Madrid、マドリード) 馬尼剌(Manila、マニラ) 馬来(Malay、マライ) 馬來( Malaya、マラヤ) 馬耳塞(Marseilles、マルセイユ) 未蘭(Milan、ミラノ) 莫斯科(Moscow モスクワ) 摩洛哥(Morocco、モロッコ) 門土里留(Montreal、モントリオール) 欧亜「Eurasia、ユーラシア」 猶太(Judea、ユダヤ) 歐羅巴(Europe、ヨーロッパ) 莢因(Rhine、ライン) 拉薩(Lassa、ラサ) 拉丁・羅甸( Latin、ラテン) 蘭貢(Rangoon、ラングーン) 里昂(Lyons、リヨン) 呂宋(Luzon、ルソン) 羅馬(Rome、ローマ) 羅府(Los Angels、ロサンゼルス) 倫敦(London、ロンドン) 華盛頓・華府(Washington、ワシントン)
〔人名〕 伊蘇布・伊蘇普(Aesop、イソップ) 歴山(Alexander、アレキサンダー) 亜立土度徳・亜利斯土的列(Aristotle、アリストテレス) 倍根・馬孔(Bacon、ベーコン) 比斯馬可・比斯馬克(Bismarck、ビスマルク) 査理・査爾斯(Charles、チャールズ) 基督(Christ、キリスト) 可倫・閣龍・格倫母斯( Columbus、 コロンブス) 哥白尼(Copernicus、コペルニクス) 格侖児(Cromwell、クロムウェル) 達頼喇嘛(Dalai Lama、ダライ・ラマ) 大因・太未・達因(Darwin、ダーウィン) 大闢(David、ダビデ) 姪騫( Dickens、ディケンズ) 以利沙伯(Elizabeth、エリザベス) 非布垤(Fichte、フィヒテ) 弗蘭哥林・弗朗克林(Franklin、フランクリン) 佛得力(Fred・erick、フレデリック) 加利列窩・加里労(Galileo、ガリレオ) 成吉思汗(Genghis Khan、ジンギスカン) 瓜得・我義的(Goethe、ゲーテ) 哥蘭的(Grant、グラント) 狂公子・狂皇子(Hamlet、ハムレット) 希傑爾・俾歇児・歇傑爾(Hegel、ヘーゲル) 胡志明(Ho Chi-minh、ホー・チミン) 飛豪(Hugo、ユーゴー) 坎徳・韓図(Kant、カント) 忽必烈汗・忽比烈汗( Kublai Khan、フビライハン) 黒鳩公(Kuropatkin、クロパトキン) 莱武尼多・莱本尼子(Leibniz、ライプニッツ) 林格倫・倫古龍(Lincoln、リンカーン) 李並武敦(Livingstone、リビングストン) 路易(Louis、ルイ) 律頓・笠頓(Lytton、リットン) 彌耳敦(Milton、ミルトン) 文老(Monroe、モンロー) 孟得士瓜・孟徳斯鳩(Montesquieu、モンテスキュー) 馬哈黙(Muhammad、マホメット) 奈翁・奈破崙・那破倫・那破烈翁(Napoleon、ナポレオン) 牛頓・牛童・牛菫・紐頓(Newton、ニュートン) 布拉多・布拉達・伯拉多・伯羅多(Plato、プラトン) 比的額羅斯(Pythagoras、ピタゴラス) 婁騒・魯叟・蘆騒(Rousseau、ルソー) 酒児林(Schelling、シェリング) 昔爾列爾(Schiller、シラー) 斯格的(Scott、スコット) 沙翁・沙吉比亜・舌克斯畢・世幾須比亜(Shakespeare、シェークスピア) 施福多(Siebold、シーボルト) 斯密士( Smith、スミス) 瑣子・瑣克底・所哥羅垤斯・瑣格刺底(Socrates、ソクラテス) 所羅門・速爾門(Solomon、ソロモン) 士比瑙薩・斯比諾薩(Spinoza、スピノザ) 杜翁(Tolstoy、トルストイ) 瓦的・瓦徳・尾徳(Watt、ワット) 維波斯徳刺(Webster、ウェブスター) 維霊敦(Wellington、ウェリントン) 維廉「William、ウィリアム」 雑未耶(Xavier、ザビエル)
このような固有名詞に限らず、馬欠(バケツ、bucket)、燐寸(マッチ、match)、頁(ページ、page)、隧道(トンネル、tunnel)、打(ダースdozen、)、麦酒(ビール、beer)のような普通名詞も漢字書きにされるものが現れた。
扁桃(アーモンド) Almond、氷菓子(アイスクリーム) ice cream、手風琴(アコーディオン) accordion、土瀝青(アスファルト) asphalt、亜爾加里(アルカリ) alkali、酒精(アルコール) alcohol、火酒(ウイスキー) Whisky、極光(オーロラ) aurora、橄欖(オリーブ) Olive、風琴(オルガン) organ、自鳴琴(オルゴール) orgel《英語ではmusic box》
加加阿(カカオ) cacao、混合酒(カクテル) Cocktail、瓦斯(ガス) gas、型録(カタログ) catalogue、加里(カリ) Kalium《英語ではPotassiumが使われることがある》、歌留多《加留多・骨牌》(カルタ) carta《英語ではcard》、甘藍(キャベツ)cabbage、切支丹(キリシタン)Cristão《英語ではChristian》、倶楽部(クラブ) club、凝乳(クリーム) cream、 珈琲(コーヒー) koffie《英語ではcoffee》、秋桜(コスモス) Cosmos、酒杯(コップ) kop《英語ではcup》、護謨(ゴム) gom《英語ではgum》、木栓(コルク) cork、虎列剌(コレラ) Cholera、混凝土(コンクリート) Concrete、円規(コンパス) compass
朱欒(ザボン) zamboa《英語ではpomelo》、更紗(サラサ) sarasa、襯衣(シャツ) shirt、石鹸(シャボン) sabão《英語ではsoap》、三鞭酒(シャンペン) champagne、如雨露(ジョウロ) jorro《英語ではwatering pot》、肉汁(スープ) soup、粗描(スケッチ) sketch、洋袴(ズボン) jupon《英語ではtrousers》、曹達(ソーダ) soda
舷梯(タラップ) trap《英語ではairstair》、天竺牡丹(ダリア) dahlia、乾酪(チーズ) cheese、窒扶斯(チフス) Typhus、哨吶(チャルメラ) charamela《英語ではshawm》、鬱金香(チューリップ) Tulipa、貯古齢糖(チョコレート) chocolate、卓子(テーブル) table、素描(デッサン) dessin《英語ではdrawing》、庭球(テニス) tennis、天麩羅(テンプラ) temporas〔ポルトガル語で肉食を禁ずる期間〕、船渠(ドック) dock、蕃茄(トマト) tomato
仮漆(ニス)varnish、洋銀(ニッケル)nickel
口風琴(ハーモニカ) harmonica、提琴(バイオリン) violin、灰殻(ハイカラ) high collar、鳳梨(パイナップル) pineapple、馬穴(バケツ) bucket、籠球(バスケットボール) basketball、牛酪(バター) butter、甘蕉(バナナ) banana、万寿果(パパイア) papaya、papaw、洋傘(パラソル) parasol、排球(バレーボール) volleyball、麺麭(パン) pão《英語ではbread》、手巾(ハンカチ) handkerchief、送球(ハンドボール) handball、把手(ハンドル) handle、洋琴(ピアノ) piano、乾蒸餅(ビスケット) biscuit、風信子(ヒヤシンス) Hyacinthus、撞球(ビリヤード) billiards、飛竜頭〔がんもどき〕(ヒリョウズ)filhos、天鵞絨(ビロード) veludo《英語ではvelvet》、蹴球(フットボール) football、刷毛(ブラシ) brush、錻力(ブリキ) Blikje〔オランダ語の錫〕《英語ではtinplate》、黒死病(ペスト) Pest《英語ではplague》、薄荷酒(ペパーミント) Peppermint、短艇(ボート) boat、釦(ボタン) botão《英語ではbutton》、忽布(ホップ)hop〔ベルギーのPoperingeという町で植樹されたことに由来〕、喞筒(ポンプ) Pomp《英語ではpump》
帆檣(マスト) mast、檬果(マンゴー) mango、弥撒(ミサ) missa《英語ではmass》、賞牌(メダル) medal、菜単(メニュー) menu、莫大小(メリヤス) meias《服飾業界やファション用語としてはknitと同義》、唐縮緬(メリンス) merinos《英語ではmuslin》
耶蘇(ヤソ) Jesus、快速船(muslinヨット) yacht
豚脂(ラード) lard、喇叭(ラッパ) roeper《英語ではbugle》、角灯(ランタン) Lantern、汽艇(ランチ)launch、洋灯(ランプ)lamp、小酒(リキュール)liqueur、貴婦人(レディ)lady、檸檬(レモン)lemon、浪漫(ロマン) roman
※喇叭はオランダ語の「roeper」から、また中国語の「喇叭」からが語源といわれる。サンスクリット語で「叫ぶ」を意味する「rava」からといった説があるが未詳。中国語の「喇叭」はサンスクリット語「rava」に由来するともいわれることから、サンスクリット語の「rava」が中国語で「喇叭」となり、日本に入ったと考えられる。慶応2年(1866年)に幕府軍の歩兵が、フランス人教官から信号ラッパの教習を受けているため、フランス語で「記憶力」のほか「呼び戻す」という意味もある「rappelle」を語源とする説もあるが、それ以前から見られる語なのでフランス語説は考え難い。
葡萄酒(ワイン)wine
〔国名〕 氷州(Iceland、アイスランド) 愛蘭・愛蘭土(Ireland、アイルランド) 亜米利加(America、 アメリカ) 亜剌比亜・亜拉毘亜(Arabia、アラビア) 亜爾然丁(Argentina、アルゼンチン) 英吉利・大不列頓(Great Britain、イギリス) 伊太利(Italy、イタリア) 伊蘭(Iran、イラン) 英蘭(England、イングランド) 印度(India、インド) 宇柳貝(Uruguay、ウルグアイ) 埃及(Egypt、エジプト) 濠太剌利(Australia、オーストラリア) 墺太利(Austria、オーストリア) 和蘭・阿蘭陀(Netherlands、オランダ) 加奈陀(Canada、カナダ・加拿太) 柬埔寨(Cambodia、カンボジア) 玖瑪(Cuba、キューバ) 希臘( Greece、ギリシャ) 瑞西(Switzerland、スイス) 瑞典(Sweden、スウェーデン) 蘇格蘭( Scotland、スコットランド) 西班牙(Spain、スペイン) 錫蘭(Ceylon、セイロン) 秦(Thai・Thailand、タイ) 捷克( Czech、チェコ) 西蔵(Tibet、チベット) 知利・智利(Chile、チリ) 丁抹(Denmark、デンマーク) 獨逸・獨乙(Germany、ドイツ) 土耳其・土耳古(Turkey、トルコ) 新西蘭(New Zealand、ニュージーランド) 泥婆羅(Nepal、ネパール) 諾威・那威(Norway、ノルウェー) 巴羅貝(Paraguay、パラグアイ) 洪牙利・匈牙利(Hungary、ハンガリー) 比律賓(Philippine、フィリピン) 芬蘭(Finland、フィンランド) 伯剌西爾・巴西(Brazil、ブラジル) 佛蘭西(France、フランス) 勃牙利(Bulgaria、ブルガリア) 越南(Vietnam、ベトナム) 祕魯・祕露・秘露(Peru、ペルー) 白耳義(Belgium、ベルギー) 波蘭(Poland、ポーランド) 葡萄牙(Portugal ポルトガル) 墨西哥(Mexico、メキシコ) 蒙古(Mongol、モンゴル) 羅馬尼(Romania ルーマニア) 露西亞(Russia、 ロシア)
〔地名・都市名〕 雅典(Athens、アテネ) 浦塩斯徳(Vladivostok、ウラジオストック) 烏拉・烏拉児(Ural、 ウラル) 大洋州(Oceania、オセアニア) 牛津(Oxford、オックスフォード) 箇失密(Kashmir、カシミール) 老人星・南極星・寿星(Canopus、カノープス) 嘉無薩加(Kamchatka、カムチャッカ) 和林( Karakorum、カラコルム) 樺太(Sakhalin、からふと) 加州(California、カリフォルニア) 健駄羅(Gandhara、ガンダーラ) 寒武利亜「」Cambria、カンブリア) 希望峰(Cape of Good Hope、きぼうほう) 剣橋(Cambridge、ケンブリッジ) 臥亜(Goa、ゴア) 高加索(Caucasus、コーカサス) 金門峡(Golden Gate、ゴールデンゲイト) 哥倫比亞(Colombia、コロンビア) 君府(Constantinople、コンスタンチノープル) 西貢・柴棍(Saigon、サイゴン) 薩哈剌(Sahara、サハラ) 桑港(San Francisco、サンフランシスコ) 沙市( Seattle、シアトル) 市俄古(Chicago、シカゴ) 西比利亜(Siberia、シベリア) 爪哇・闍婆(Java、ジャワ) 壽府(Geneva、ジュネーブ) 新嘉坡(Singapore、シンガポール) 蘇西(Suez、スエズ) 蘇格蘭( Scotland、スコットランド) 凍原(Tundra 、ツンドラ) 吐魯蕃(Turpan、トルファン) 紐育(New York、ニューヨーク) 尼布楚(Nerchinsk、ネルチンスク) 海牙(Hague、ハーグ) 真珠湾(Pearl Harbor、パールハーバー) 貝加爾湖(Baykal、バイカルこ) 巴奈馬(Panama、パナマ) 巴里(Paris、パリ) 聖林(Hollywood、ハリウッド) 巴爾幹半島(Balkan Peninsula、バルカンはんとう) 布哇(Hawaii、ハワイ) 晩香坡(Vancouver、バンクーバー) 盤谷(Bangkok、バンコク) 漢堡(Hamburg、ハンブルグ) 緬甸(Burma、ビルマ) 費拉特費・費府(Philadelphia、フィラデルフィア) 彼南(Penang、ペナン) 波斯(Persia、ペルシア) 伯林(Berlin、ベルリン) 花瑠璃(Honolulu、ホノルル) 孟買(Bombay、ボンベイ) 澳門(Macao、マカオ) 馬徳利(Madrid、マドリード) 馬尼剌(Manila、マニラ) 馬来(Malay、マライ) 馬來( Malaya、マラヤ) 馬耳塞(Marseilles、マルセイユ) 未蘭(Milan、ミラノ) 莫斯科(Moscow モスクワ) 摩洛哥(Morocco、モロッコ) 門土里留(Montreal、モントリオール) 欧亜「Eurasia、ユーラシア」 猶太(Judea、ユダヤ) 歐羅巴(Europe、ヨーロッパ) 莢因(Rhine、ライン) 拉薩(Lassa、ラサ) 拉丁・羅甸( Latin、ラテン) 蘭貢(Rangoon、ラングーン) 里昂(Lyons、リヨン) 呂宋(Luzon、ルソン) 羅馬(Rome、ローマ) 羅府(Los Angels、ロサンゼルス) 倫敦(London、ロンドン) 華盛頓・華府(Washington、ワシントン)
〔人名〕 伊蘇布・伊蘇普(Aesop、イソップ) 歴山(Alexander、アレキサンダー) 亜立土度徳・亜利斯土的列(Aristotle、アリストテレス) 倍根・馬孔(Bacon、ベーコン) 比斯馬可・比斯馬克(Bismarck、ビスマルク) 査理・査爾斯(Charles、チャールズ) 基督(Christ、キリスト) 可倫・閣龍・格倫母斯( Columbus、 コロンブス) 哥白尼(Copernicus、コペルニクス) 格侖児(Cromwell、クロムウェル) 達頼喇嘛(Dalai Lama、ダライ・ラマ) 大因・太未・達因(Darwin、ダーウィン) 大闢(David、ダビデ) 姪騫( Dickens、ディケンズ) 以利沙伯(Elizabeth、エリザベス) 非布垤(Fichte、フィヒテ) 弗蘭哥林・弗朗克林(Franklin、フランクリン) 佛得力(Fred・erick、フレデリック) 加利列窩・加里労(Galileo、ガリレオ) 成吉思汗(Genghis Khan、ジンギスカン) 瓜得・我義的(Goethe、ゲーテ) 哥蘭的(Grant、グラント) 狂公子・狂皇子(Hamlet、ハムレット) 希傑爾・俾歇児・歇傑爾(Hegel、ヘーゲル) 胡志明(Ho Chi-minh、ホー・チミン) 飛豪(Hugo、ユーゴー) 坎徳・韓図(Kant、カント) 忽必烈汗・忽比烈汗( Kublai Khan、フビライハン) 黒鳩公(Kuropatkin、クロパトキン) 莱武尼多・莱本尼子(Leibniz、ライプニッツ) 林格倫・倫古龍(Lincoln、リンカーン) 李並武敦(Livingstone、リビングストン) 路易(Louis、ルイ) 律頓・笠頓(Lytton、リットン) 彌耳敦(Milton、ミルトン) 文老(Monroe、モンロー) 孟得士瓜・孟徳斯鳩(Montesquieu、モンテスキュー) 馬哈黙(Muhammad、マホメット) 奈翁・奈破崙・那破倫・那破烈翁(Napoleon、ナポレオン) 牛頓・牛童・牛菫・紐頓(Newton、ニュートン) 布拉多・布拉達・伯拉多・伯羅多(Plato、プラトン) 比的額羅斯(Pythagoras、ピタゴラス) 婁騒・魯叟・蘆騒(Rousseau、ルソー) 酒児林(Schelling、シェリング) 昔爾列爾(Schiller、シラー) 斯格的(Scott、スコット) 沙翁・沙吉比亜・舌克斯畢・世幾須比亜(Shakespeare、シェークスピア) 施福多(Siebold、シーボルト) 斯密士( Smith、スミス) 瑣子・瑣克底・所哥羅垤斯・瑣格刺底(Socrates、ソクラテス) 所羅門・速爾門(Solomon、ソロモン) 士比瑙薩・斯比諾薩(Spinoza、スピノザ) 杜翁(Tolstoy、トルストイ) 瓦的・瓦徳・尾徳(Watt、ワット) 維波斯徳刺(Webster、ウェブスター) 維霊敦(Wellington、ウェリントン) 維廉「William、ウィリアム」 雑未耶(Xavier、ザビエル)
このような固有名詞に限らず、馬欠(バケツ、bucket)、燐寸(マッチ、match)、頁(ページ、page)、隧道(トンネル、tunnel)、打(ダースdozen、)、麦酒(ビール、beer)のような普通名詞も漢字書きにされるものが現れた。
扁桃(アーモンド) Almond、氷菓子(アイスクリーム) ice cream、手風琴(アコーディオン) accordion、土瀝青(アスファルト) asphalt、亜爾加里(アルカリ) alkali、酒精(アルコール) alcohol、火酒(ウイスキー) Whisky、極光(オーロラ) aurora、橄欖(オリーブ) Olive、風琴(オルガン) organ、自鳴琴(オルゴール) orgel《英語ではmusic box》
加加阿(カカオ) cacao、混合酒(カクテル) Cocktail、瓦斯(ガス) gas、型録(カタログ) catalogue、加里(カリ) Kalium《英語ではPotassiumが使われることがある》、歌留多《加留多・骨牌》(カルタ) carta《英語ではcard》、甘藍(キャベツ)cabbage、切支丹(キリシタン)Cristão《英語ではChristian》、倶楽部(クラブ) club、凝乳(クリーム) cream、 珈琲(コーヒー) koffie《英語ではcoffee》、秋桜(コスモス) Cosmos、酒杯(コップ) kop《英語ではcup》、護謨(ゴム) gom《英語ではgum》、木栓(コルク) cork、虎列剌(コレラ) Cholera、混凝土(コンクリート) Concrete、円規(コンパス) compass
朱欒(ザボン) zamboa《英語ではpomelo》、更紗(サラサ) sarasa、襯衣(シャツ) shirt、石鹸(シャボン) sabão《英語ではsoap》、三鞭酒(シャンペン) champagne、如雨露(ジョウロ) jorro《英語ではwatering pot》、肉汁(スープ) soup、粗描(スケッチ) sketch、洋袴(ズボン) jupon《英語ではtrousers》、曹達(ソーダ) soda
舷梯(タラップ) trap《英語ではairstair》、天竺牡丹(ダリア) dahlia、乾酪(チーズ) cheese、窒扶斯(チフス) Typhus、哨吶(チャルメラ) charamela《英語ではshawm》、鬱金香(チューリップ) Tulipa、貯古齢糖(チョコレート) chocolate、卓子(テーブル) table、素描(デッサン) dessin《英語ではdrawing》、庭球(テニス) tennis、天麩羅(テンプラ) temporas〔ポルトガル語で肉食を禁ずる期間〕、船渠(ドック) dock、蕃茄(トマト) tomato
仮漆(ニス)varnish、洋銀(ニッケル)nickel
口風琴(ハーモニカ) harmonica、提琴(バイオリン) violin、灰殻(ハイカラ) high collar、鳳梨(パイナップル) pineapple、馬穴(バケツ) bucket、籠球(バスケットボール) basketball、牛酪(バター) butter、甘蕉(バナナ) banana、万寿果(パパイア) papaya、papaw、洋傘(パラソル) parasol、排球(バレーボール) volleyball、麺麭(パン) pão《英語ではbread》、手巾(ハンカチ) handkerchief、送球(ハンドボール) handball、把手(ハンドル) handle、洋琴(ピアノ) piano、乾蒸餅(ビスケット) biscuit、風信子(ヒヤシンス) Hyacinthus、撞球(ビリヤード) billiards、飛竜頭〔がんもどき〕(ヒリョウズ)filhos、天鵞絨(ビロード) veludo《英語ではvelvet》、蹴球(フットボール) football、刷毛(ブラシ) brush、錻力(ブリキ) Blikje〔オランダ語の錫〕《英語ではtinplate》、黒死病(ペスト) Pest《英語ではplague》、薄荷酒(ペパーミント) Peppermint、短艇(ボート) boat、釦(ボタン) botão《英語ではbutton》、忽布(ホップ)hop〔ベルギーのPoperingeという町で植樹されたことに由来〕、喞筒(ポンプ) Pomp《英語ではpump》
帆檣(マスト) mast、檬果(マンゴー) mango、弥撒(ミサ) missa《英語ではmass》、賞牌(メダル) medal、菜単(メニュー) menu、莫大小(メリヤス) meias《服飾業界やファション用語としてはknitと同義》、唐縮緬(メリンス) merinos《英語ではmuslin》
耶蘇(ヤソ) Jesus、快速船(muslinヨット) yacht
豚脂(ラード) lard、喇叭(ラッパ) roeper《英語ではbugle》、角灯(ランタン) Lantern、汽艇(ランチ)launch、洋灯(ランプ)lamp、小酒(リキュール)liqueur、貴婦人(レディ)lady、檸檬(レモン)lemon、浪漫(ロマン) roman
※喇叭はオランダ語の「roeper」から、また中国語の「喇叭」からが語源といわれる。サンスクリット語で「叫ぶ」を意味する「rava」からといった説があるが未詳。中国語の「喇叭」はサンスクリット語「rava」に由来するともいわれることから、サンスクリット語の「rava」が中国語で「喇叭」となり、日本に入ったと考えられる。慶応2年(1866年)に幕府軍の歩兵が、フランス人教官から信号ラッパの教習を受けているため、フランス語で「記憶力」のほか「呼び戻す」という意味もある「rappelle」を語源とする説もあるが、それ以前から見られる語なのでフランス語説は考え難い。
葡萄酒(ワイン)wine
今朝のウェブニュースより
「石・石・安」三つどもえ=党員票が左右か-自民総裁選 ―― 自民党総裁選は26日の投開票に向け、スタートを切った。5候補による混戦だが、実質的には主要派閥や重鎮に推される形の石原伸晃幹事長と、中堅・若手や地方の支持に活路を求める石破茂前政調会長、安倍晋三元首相による三つどもえの様相となりそうだ。どの候補も1回目投票で過半数を獲得するのは難しい情勢で、国会議員による決選投票となる公算が大きい。
総裁選は議員票199、各都道府県の党員票300の計499票で争われる。議員レベルでは、石原氏は出身派閥の山崎派と額賀派に加え、古賀派の一部から支援を受ける。茂木敏充政調会長ら現執行部の中核議員が実動部隊となっている強みもある。/これに対し、石破氏は党内「最大勢力」の無派閥議員や、各派中堅・若手の支持を横断的に獲得。地方行脚を重ねており、各種世論調査でも人気が高いことから、党員票では石破氏が比較的有利との見方が強い。/石原、石破両氏の対決が軸になるとみられるが、出身派閥・町村派内の支持グループを核に他派への食い込みを図る安倍氏が、麻生、高村両派の支持を取り付け、14日の出陣式には30人を超す議員が集まった。このため、他陣営から「急速に勢いをつけてきた」(石破氏周辺)と警戒される存在となっている。/安倍氏との分裂選挙となった町村派会長の町村信孝元官房長官、古賀派の林芳正政調会長代理はそれぞれ自派を固め切れず、他派への広がりも欠いているもようだ。/1回目の投票で過半数に達する候補がいなければ、1位と2位が決選投票に進む。安全保障政策で共通点の多い石破、安倍両氏は、どちらかが決選に残った場合に「対石原」で連携することを模索。石原氏は、町村派のオーナー的存在の森喜朗元首相や、古賀派会長の古賀誠元幹事長との関係が良好で、決選となれば町村、林両氏を支持する勢力の協力に期待する。
今回、勝敗のカギを握りそうなのが党員票だ。野党転落に伴い、議員票のうち候補者本人と各陣営20人ずつの推薦人を除けば、「浮動票」は94人と少ない。これに対し、党員票は全体の6割を占める大票田で、ここでの勢いが各議員の投票行動に影響するとの見方は強い。ある中堅議員は「もし党員投票の結果を国会議員が決選で覆したら、自民党は国民から見放される」と懸念を示す。
◇自民党各派の勢力
衆院 参院 計
町村派 16 27 43
古賀派 23 9 32
額賀派 10 18 28
山崎派 12 0 12
麻生派 8 4 12
伊吹派 7 5 12
高村派 4 3 7
無派閥 37 16 53
(注)総裁選の投票権を持たない衛藤征士郎衆院副議長、尾辻秀久参院副議長は除く (jijicom 2012/09/14-21:07)
米領事館襲撃、発端はイスラム教預言者の「冒涜」映像 ―― [カイロ 12日 ロイター] リビア東部ベンガジで11日夜、群衆による米国領事館襲撃を受けて避難しようとしていたスティーブンス駐リビア米国大使と3人の大使館職員がロケット弾攻撃で死亡した。襲撃の発端となったのは米国で制作された映画で、イスラム教の預言者ムハンマドが女性好きのほか、同性愛者などとしても描かれている。/米メディアは、問題となっている映画「Innocence of Muslims(原題)」について、イスラエル系米国人の不動産開発者が制作し、牧師のテリー・ジョーンズ氏が宣伝に関与したと伝えている。ジョーンズ氏は2010年にイスラム教の聖典コーランを焼却すると発表し、アフガニスタンでの抗議デモを誘発した人物で、映画について「風刺的だ」と語っている。/数週間前からインターネット上で広まっていたこの映画は、現代のエジプトでキリスト教徒の医師がイスラム教徒に診療所を襲撃されるシーンから始まる。物語はその後、ムハンマドの時代にさかのぼり、預言者が妻や他の女性と性的な関係を持つ場面もみられる。/また、コーランがユダヤ教の聖典やキリスト教の聖書から作られたと解されるエピソードや、ムハンマドが子どもを犠牲にする冷酷な指導者として描くシーンもあった。/多くのイスラム教徒にとってムハンマドを描写することは冒とくとされ、過去にも漫画や偶像化が侮辱的ととられて抗議になったり、当局者や聖職者のほか、一般のイスラム教徒や中東のキリスト教徒が非難する問題に発展したこともある。 〔REUTERS 2012年 09月 13日 18:52 JST〕
反米抗議行動、イエメンに飛び火 ―― 【サヌア(イエメン)】反米抗議行動が13日、エジプトで再開され、イエメンにも飛び火した。イエメンでは数百人の若者が首都サヌアの米国大使館周辺に張られた警備網を突破し、つるはしで守衛所を壊そうとし、車両に火を付けた。/イエメン政府当局者やサヌア駐在の西側関係者によれば、米国大使館のスタッフはこれより先、装甲車、米海兵隊、イエメン治安部隊によって警備された市内の別の建物に移動していた。このため大使館には、乱入したデモ隊とこれを阻止しようとするイエメン治安部隊のほか誰もいなかった。米政府当局者は大使館からの退去の事実を確認していない。今回の騒ぎのきっかけとなった11日のリビアのベンガジ米領事館攻撃では、米国大使と3人の米外交官が殺害された。/エジプトの首都カイロでは13日、米大使館の外側の通りで数百人のエジプト警察隊が催涙弾を発射し、若者たちの群衆が大使館に近づくのを阻止した。抗議行動は前日から続いており、16人が負傷した。/今回の反米行動は、米国で制作されたイスラム教預言者ムハンマドを侮辱した映像に反発したもので、週末14日にはイスラム世界全域で抗議行動が展開される気配だ。金曜日はイスラム教の集団礼拝日で、抗議行動が行われるのが通例だ。/サヌアの米大使館の外側では、デモ隊が「われわれの預言者に手を出すな。不可侵領域だ」と叫んでいた。また群衆は米大使館の星条旗を燃やした。/イエメン内務省当局者によれば、数百人の治安部隊は火器を携えた者を撃つよう命じられていたが、こうした火器を持っている者はいなかったという。武装したイエメン治安部隊は13日午前から午後にかけて空中に威嚇射撃した。/国防省は、米大使館の衝突でイエメン治安部隊の24人が負傷したと述べた。/一方、イランのファルス通信によれば、テヘランでは学生たちが、イランでの米国の権益を代行しているスイス大使館の外側に集結し、ムハンマドの映像製作に抗議した。暴力は発生しなかったという。/北アフリカ・中東諸国では、「アラブの春」と呼ばれる革命の結果、依然不安定でよりイスラム主義的な政権が誕生した。反米抗議行動が13日拡大したことは、米大統領選挙を数週間後に控えたオバマ大統領にとって政治上・安全保障上の難題であり、圧力となっている。/しかし、サヌアとカイロでは、反イスラム映像を非難したり米国を攻撃するほか、多くのデモ参加者がそうした抗議行動を利用して、自国の誕生したばかりの政権に圧力を加えようとしている節がある。/イエメンの抗議行動について、英エクセター大学博士課程の学生で調査研究のため現在サヌアに滞在しているフェルナンド・カルバハル氏は、反対派グループによる「日和見主義的な抗議であるのは明白だ」と述べた。/カルバハル氏は、デモ隊参加者たちの間で、標語を掲げた横断幕もないし協調行動もないと指摘。これはイスラムの預言者を描いたオランダの風刺画に対する2000年代半ばのイエメンなどイスラム教国での抗議行動と対照的だと述べた。 〔ウォール・ストリート・ジャーナル 2012年 9月 14日 9:15 JST〕
シドニー在住の姪のmihoちゃんからメールが入った。曰く
「節夫おじさん、道子おばさん/お元気ですか?日本は9月に入っても、まだ気温が暑そうですね。/今年の夏は、とても暑く過ごしにくかったと聞きました。/なかなか連絡をしなくて、すいません。今日、ヤフーのメールを整理していたら、おじさんからのメールが届いていたのに気づきました。ありがとうございます。/道子おばさんが撮ってくれた、早朝の綺麗な隅田川とスカイツリーの光景は、日中で見たスカイツリーと違い、味わい深くとても綺麗ですね。マットも感激していました。/おじさんのブログも、久々に拝見しました。外来語の由来など、小さな単語でも、歴史や物語があり、おもしろく勉強になります。/ハイカラは、high collerが、由来なんですね。昔、小さい時に大好きだった、はいからさんが通るという、少女漫画があり大好きだったのですが、初めの第1巻に、ハイカラ節が載っていたのを思い出しました。/来週、私の両親がシドニーに遊びに来てくれるので、マットととても楽しみにしています。/シドニーは、今年は寒い冬でしたが、ようやく暖かくなってきました。/日本は少しずつ、秋に向かっていくでしょうか?早く心地よい季節になるといいですね。/おじさんとおばさんも、体に気をつけてお過ごしください。 Miho 」
「石・石・安」三つどもえ=党員票が左右か-自民総裁選 ―― 自民党総裁選は26日の投開票に向け、スタートを切った。5候補による混戦だが、実質的には主要派閥や重鎮に推される形の石原伸晃幹事長と、中堅・若手や地方の支持に活路を求める石破茂前政調会長、安倍晋三元首相による三つどもえの様相となりそうだ。どの候補も1回目投票で過半数を獲得するのは難しい情勢で、国会議員による決選投票となる公算が大きい。
総裁選は議員票199、各都道府県の党員票300の計499票で争われる。議員レベルでは、石原氏は出身派閥の山崎派と額賀派に加え、古賀派の一部から支援を受ける。茂木敏充政調会長ら現執行部の中核議員が実動部隊となっている強みもある。/これに対し、石破氏は党内「最大勢力」の無派閥議員や、各派中堅・若手の支持を横断的に獲得。地方行脚を重ねており、各種世論調査でも人気が高いことから、党員票では石破氏が比較的有利との見方が強い。/石原、石破両氏の対決が軸になるとみられるが、出身派閥・町村派内の支持グループを核に他派への食い込みを図る安倍氏が、麻生、高村両派の支持を取り付け、14日の出陣式には30人を超す議員が集まった。このため、他陣営から「急速に勢いをつけてきた」(石破氏周辺)と警戒される存在となっている。/安倍氏との分裂選挙となった町村派会長の町村信孝元官房長官、古賀派の林芳正政調会長代理はそれぞれ自派を固め切れず、他派への広がりも欠いているもようだ。/1回目の投票で過半数に達する候補がいなければ、1位と2位が決選投票に進む。安全保障政策で共通点の多い石破、安倍両氏は、どちらかが決選に残った場合に「対石原」で連携することを模索。石原氏は、町村派のオーナー的存在の森喜朗元首相や、古賀派会長の古賀誠元幹事長との関係が良好で、決選となれば町村、林両氏を支持する勢力の協力に期待する。
今回、勝敗のカギを握りそうなのが党員票だ。野党転落に伴い、議員票のうち候補者本人と各陣営20人ずつの推薦人を除けば、「浮動票」は94人と少ない。これに対し、党員票は全体の6割を占める大票田で、ここでの勢いが各議員の投票行動に影響するとの見方は強い。ある中堅議員は「もし党員投票の結果を国会議員が決選で覆したら、自民党は国民から見放される」と懸念を示す。
◇自民党各派の勢力
衆院 参院 計
町村派 16 27 43
古賀派 23 9 32
額賀派 10 18 28
山崎派 12 0 12
麻生派 8 4 12
伊吹派 7 5 12
高村派 4 3 7
無派閥 37 16 53
(注)総裁選の投票権を持たない衛藤征士郎衆院副議長、尾辻秀久参院副議長は除く (jijicom 2012/09/14-21:07)
米領事館襲撃、発端はイスラム教預言者の「冒涜」映像 ―― [カイロ 12日 ロイター] リビア東部ベンガジで11日夜、群衆による米国領事館襲撃を受けて避難しようとしていたスティーブンス駐リビア米国大使と3人の大使館職員がロケット弾攻撃で死亡した。襲撃の発端となったのは米国で制作された映画で、イスラム教の預言者ムハンマドが女性好きのほか、同性愛者などとしても描かれている。/米メディアは、問題となっている映画「Innocence of Muslims(原題)」について、イスラエル系米国人の不動産開発者が制作し、牧師のテリー・ジョーンズ氏が宣伝に関与したと伝えている。ジョーンズ氏は2010年にイスラム教の聖典コーランを焼却すると発表し、アフガニスタンでの抗議デモを誘発した人物で、映画について「風刺的だ」と語っている。/数週間前からインターネット上で広まっていたこの映画は、現代のエジプトでキリスト教徒の医師がイスラム教徒に診療所を襲撃されるシーンから始まる。物語はその後、ムハンマドの時代にさかのぼり、預言者が妻や他の女性と性的な関係を持つ場面もみられる。/また、コーランがユダヤ教の聖典やキリスト教の聖書から作られたと解されるエピソードや、ムハンマドが子どもを犠牲にする冷酷な指導者として描くシーンもあった。/多くのイスラム教徒にとってムハンマドを描写することは冒とくとされ、過去にも漫画や偶像化が侮辱的ととられて抗議になったり、当局者や聖職者のほか、一般のイスラム教徒や中東のキリスト教徒が非難する問題に発展したこともある。 〔REUTERS 2012年 09月 13日 18:52 JST〕
反米抗議行動、イエメンに飛び火 ―― 【サヌア(イエメン)】反米抗議行動が13日、エジプトで再開され、イエメンにも飛び火した。イエメンでは数百人の若者が首都サヌアの米国大使館周辺に張られた警備網を突破し、つるはしで守衛所を壊そうとし、車両に火を付けた。/イエメン政府当局者やサヌア駐在の西側関係者によれば、米国大使館のスタッフはこれより先、装甲車、米海兵隊、イエメン治安部隊によって警備された市内の別の建物に移動していた。このため大使館には、乱入したデモ隊とこれを阻止しようとするイエメン治安部隊のほか誰もいなかった。米政府当局者は大使館からの退去の事実を確認していない。今回の騒ぎのきっかけとなった11日のリビアのベンガジ米領事館攻撃では、米国大使と3人の米外交官が殺害された。/エジプトの首都カイロでは13日、米大使館の外側の通りで数百人のエジプト警察隊が催涙弾を発射し、若者たちの群衆が大使館に近づくのを阻止した。抗議行動は前日から続いており、16人が負傷した。/今回の反米行動は、米国で制作されたイスラム教預言者ムハンマドを侮辱した映像に反発したもので、週末14日にはイスラム世界全域で抗議行動が展開される気配だ。金曜日はイスラム教の集団礼拝日で、抗議行動が行われるのが通例だ。/サヌアの米大使館の外側では、デモ隊が「われわれの預言者に手を出すな。不可侵領域だ」と叫んでいた。また群衆は米大使館の星条旗を燃やした。/イエメン内務省当局者によれば、数百人の治安部隊は火器を携えた者を撃つよう命じられていたが、こうした火器を持っている者はいなかったという。武装したイエメン治安部隊は13日午前から午後にかけて空中に威嚇射撃した。/国防省は、米大使館の衝突でイエメン治安部隊の24人が負傷したと述べた。/一方、イランのファルス通信によれば、テヘランでは学生たちが、イランでの米国の権益を代行しているスイス大使館の外側に集結し、ムハンマドの映像製作に抗議した。暴力は発生しなかったという。/北アフリカ・中東諸国では、「アラブの春」と呼ばれる革命の結果、依然不安定でよりイスラム主義的な政権が誕生した。反米抗議行動が13日拡大したことは、米大統領選挙を数週間後に控えたオバマ大統領にとって政治上・安全保障上の難題であり、圧力となっている。/しかし、サヌアとカイロでは、反イスラム映像を非難したり米国を攻撃するほか、多くのデモ参加者がそうした抗議行動を利用して、自国の誕生したばかりの政権に圧力を加えようとしている節がある。/イエメンの抗議行動について、英エクセター大学博士課程の学生で調査研究のため現在サヌアに滞在しているフェルナンド・カルバハル氏は、反対派グループによる「日和見主義的な抗議であるのは明白だ」と述べた。/カルバハル氏は、デモ隊参加者たちの間で、標語を掲げた横断幕もないし協調行動もないと指摘。これはイスラムの預言者を描いたオランダの風刺画に対する2000年代半ばのイエメンなどイスラム教国での抗議行動と対照的だと述べた。 〔ウォール・ストリート・ジャーナル 2012年 9月 14日 9:15 JST〕
シドニー在住の姪のmihoちゃんからメールが入った。曰く
「節夫おじさん、道子おばさん/お元気ですか?日本は9月に入っても、まだ気温が暑そうですね。/今年の夏は、とても暑く過ごしにくかったと聞きました。/なかなか連絡をしなくて、すいません。今日、ヤフーのメールを整理していたら、おじさんからのメールが届いていたのに気づきました。ありがとうございます。/道子おばさんが撮ってくれた、早朝の綺麗な隅田川とスカイツリーの光景は、日中で見たスカイツリーと違い、味わい深くとても綺麗ですね。マットも感激していました。/おじさんのブログも、久々に拝見しました。外来語の由来など、小さな単語でも、歴史や物語があり、おもしろく勉強になります。/ハイカラは、high collerが、由来なんですね。昔、小さい時に大好きだった、はいからさんが通るという、少女漫画があり大好きだったのですが、初めの第1巻に、ハイカラ節が載っていたのを思い出しました。/来週、私の両親がシドニーに遊びに来てくれるので、マットととても楽しみにしています。/シドニーは、今年は寒い冬でしたが、ようやく暖かくなってきました。/日本は少しずつ、秋に向かっていくでしょうか?早く心地よい季節になるといいですね。/おじさんとおばさんも、体に気をつけてお過ごしください。 Miho 」
今朝のウェブニュースより
自民総裁選:「石・石」対決に安倍氏絡む三つどもえ ―― 14日告示の自民党総裁選(26日投開票)は、派閥長老を後ろ盾にする石原伸晃幹事長(55)が議員票で優位とみられ、石破茂前政調会長(55)が地方票で対抗する「石・石」対決の構図に、党内保守派の支持を受ける安倍晋三元首相(57)が絡む三つどもえの展開となりそうだ。5候補の乱立で、上位2候補による決選投票となるのは必至の情勢。豊富な閣僚経験をアピールする町村信孝元官房長官(67)と、最後に出馬を決めた林芳正政調会長代理(51)がどこまで追い上げるかで、決選投票の行方も変わる混戦模様だ。/石原氏は小派閥の山崎派(12人)出身だが、町村派(43人)に影響力を持つ森喜朗元首相、古賀派(32人)会長の古賀誠元幹事長、引退後も額賀派(28人)に影響力を残す青木幹雄元参院議員会長の後押しを受ける。森氏は町村氏、古賀氏は林氏をそれぞれの派閥候補として支持するが、1回目の投票で石原氏が2位以内に入ることを想定し、決選投票では石原氏を支援する考えとみられる。 〔毎日新聞 2012年09月14日 01時22分〔最終更新 09月14日 01時31分〕
石原伸晃「豪華別荘」と「過去の献金」週末は葉山でクルージング ―― この夏、遊び人風に焼けた肌をさらしていたのが、自民党総裁選で本命視される石原伸晃幹事長(55)だ。日焼けの原因はクルージング。伸晃は神奈川のビーチリゾート「葉山」に立派な別荘を構えている。/「目の前に相模湾が広がる高級リゾートマンションです。部屋数は5戸のみ。大手ゼネコン『鹿島』の創業家をはじめ、セレブが所有しています。伸晃氏の部屋は元タレントの里紗夫人との共同名義で、専有面積は約145平方メートル。富士山を一望でき、海水浴場もすぐそば。近くのヨットハーバーには自前の豪華クルーザーを係留させ、伸晃氏が会員権を持つ『葉山国際カンツリー倶楽部』も車で10分足らずの距離です。相場は今も1億円を下らないと聞いています」(自民党関係者)/週末となれば別荘に行き、ヨットに乗ってゴルフ三昧。まさに石原家のボンボンらしい遊びっぷりだが、別荘は都知事や叔父の「昭和の大スター」から譲ってもらったわけではない。登記簿には抵当権などはついておらず、恐らく伸晃はキャッシュでポーンと購入したのだろう。/気になるのは別荘購入のタイミングだ。/04年に発覚した日本歯科医師連盟による闇献金事件。贈賄容疑で逮捕された日歯連元会長の臼田貞夫氏は伸晃の選挙区(東京・杉並区)の開業医で、伸晃は選挙のたびに応援してもらう深い仲だった。
「当時は伸晃氏にも日歯連からの計4000万円の迂回献金疑惑が浮上。小泉内閣の国交相として国会で追及を受け、大騒ぎとなりました。その後、臼田氏らの有罪が確定。07年二級橋本派への1億円闇献金で村岡兼造元官房長官が2審で逆転有罪判決を受けた頃には、すっかり世間の関心は薄れていました」(司法ジャーナリスト)/伸晃が別荘を購入したのは、事件のほとぼりが冷めた07年7月のこと。もちろん、迂回献金と購入資金を結びつける気はさらさらないが、伸晃は小沢一郎の土地購入疑惑で証人喚問を声高に叫んでいたひとりだ。なぜ、庶民には高根の花の豪華別荘をキャッシュで購入できるのか――。“次の総理”を目指すなら、小沢に要求したように洗いざらい説明して欲しい。 〔日刊ゲンダイ 2012年9月13日 掲載〕
日本との緊張、通商関係を損なう可能性=中国商務次官 ―― [北京 13日 ロイター]中国商務省の姜増偉次官は13日、日本との緊張の高まりで日中間の通商関係が損なわれる恐れがある、との見方を示した。/日中関係は、領有権をめぐり対立が続く尖閣諸島(中国名・釣魚島)を、日本政府が地権者から購入して国有化すると発表して以来、一段と緊張が高まっている。中国側はこれを主権の侵害としている。/姜次官は「日本が『購入』するのであれば、中国と日本の経済・通商上の関係においてマイナスの結果を生むことは避け難い」と述べた。/姜次官は、消費者が「平和的に」日本製品をボイコットしても、政府としては問題があるとは考えないとして、「日本による中国の主権侵害に対して中国の消費者は行動を起こしていないが、彼らが自分たちのスタンスや考えを妥当な方法で表現したとしても、それは彼らの権利だと考える」と述べた。/日産自動車の幹部は先週、対立の激化が中国での事業に影響しているとコメントしていた。/13日には、少なくとも100人の市民が北京の日本大使館前で抗議行動を繰り広げた。 〔ロイター 2012年09月13日(木)14時04分〕
一昨日、Eriちゃんから、残暑見舞いが来た。なんと、4月の結婚通知の葉書が余っていると見えて、その葉書に書いたものである。
早速、携帯で、返事しておいた。曰く、「今日はお便りありがとう。どうぞ淺草へも遊びに来てください。写真は今朝5時のスカイツリーです」
本日、携帯にメールが入った。曰く、「スカイツリー、大人気ですね!おじさんはもう登りましたか?
私は今からボストンに行って、旦那に会ってきます〓また浅草に遊びに行きますね~」
自民総裁選:「石・石」対決に安倍氏絡む三つどもえ ―― 14日告示の自民党総裁選(26日投開票)は、派閥長老を後ろ盾にする石原伸晃幹事長(55)が議員票で優位とみられ、石破茂前政調会長(55)が地方票で対抗する「石・石」対決の構図に、党内保守派の支持を受ける安倍晋三元首相(57)が絡む三つどもえの展開となりそうだ。5候補の乱立で、上位2候補による決選投票となるのは必至の情勢。豊富な閣僚経験をアピールする町村信孝元官房長官(67)と、最後に出馬を決めた林芳正政調会長代理(51)がどこまで追い上げるかで、決選投票の行方も変わる混戦模様だ。/石原氏は小派閥の山崎派(12人)出身だが、町村派(43人)に影響力を持つ森喜朗元首相、古賀派(32人)会長の古賀誠元幹事長、引退後も額賀派(28人)に影響力を残す青木幹雄元参院議員会長の後押しを受ける。森氏は町村氏、古賀氏は林氏をそれぞれの派閥候補として支持するが、1回目の投票で石原氏が2位以内に入ることを想定し、決選投票では石原氏を支援する考えとみられる。 〔毎日新聞 2012年09月14日 01時22分〔最終更新 09月14日 01時31分〕
石原伸晃「豪華別荘」と「過去の献金」週末は葉山でクルージング ―― この夏、遊び人風に焼けた肌をさらしていたのが、自民党総裁選で本命視される石原伸晃幹事長(55)だ。日焼けの原因はクルージング。伸晃は神奈川のビーチリゾート「葉山」に立派な別荘を構えている。/「目の前に相模湾が広がる高級リゾートマンションです。部屋数は5戸のみ。大手ゼネコン『鹿島』の創業家をはじめ、セレブが所有しています。伸晃氏の部屋は元タレントの里紗夫人との共同名義で、専有面積は約145平方メートル。富士山を一望でき、海水浴場もすぐそば。近くのヨットハーバーには自前の豪華クルーザーを係留させ、伸晃氏が会員権を持つ『葉山国際カンツリー倶楽部』も車で10分足らずの距離です。相場は今も1億円を下らないと聞いています」(自民党関係者)/週末となれば別荘に行き、ヨットに乗ってゴルフ三昧。まさに石原家のボンボンらしい遊びっぷりだが、別荘は都知事や叔父の「昭和の大スター」から譲ってもらったわけではない。登記簿には抵当権などはついておらず、恐らく伸晃はキャッシュでポーンと購入したのだろう。/気になるのは別荘購入のタイミングだ。/04年に発覚した日本歯科医師連盟による闇献金事件。贈賄容疑で逮捕された日歯連元会長の臼田貞夫氏は伸晃の選挙区(東京・杉並区)の開業医で、伸晃は選挙のたびに応援してもらう深い仲だった。
「当時は伸晃氏にも日歯連からの計4000万円の迂回献金疑惑が浮上。小泉内閣の国交相として国会で追及を受け、大騒ぎとなりました。その後、臼田氏らの有罪が確定。07年二級橋本派への1億円闇献金で村岡兼造元官房長官が2審で逆転有罪判決を受けた頃には、すっかり世間の関心は薄れていました」(司法ジャーナリスト)/伸晃が別荘を購入したのは、事件のほとぼりが冷めた07年7月のこと。もちろん、迂回献金と購入資金を結びつける気はさらさらないが、伸晃は小沢一郎の土地購入疑惑で証人喚問を声高に叫んでいたひとりだ。なぜ、庶民には高根の花の豪華別荘をキャッシュで購入できるのか――。“次の総理”を目指すなら、小沢に要求したように洗いざらい説明して欲しい。 〔日刊ゲンダイ 2012年9月13日 掲載〕
日本との緊張、通商関係を損なう可能性=中国商務次官 ―― [北京 13日 ロイター]中国商務省の姜増偉次官は13日、日本との緊張の高まりで日中間の通商関係が損なわれる恐れがある、との見方を示した。/日中関係は、領有権をめぐり対立が続く尖閣諸島(中国名・釣魚島)を、日本政府が地権者から購入して国有化すると発表して以来、一段と緊張が高まっている。中国側はこれを主権の侵害としている。/姜次官は「日本が『購入』するのであれば、中国と日本の経済・通商上の関係においてマイナスの結果を生むことは避け難い」と述べた。/姜次官は、消費者が「平和的に」日本製品をボイコットしても、政府としては問題があるとは考えないとして、「日本による中国の主権侵害に対して中国の消費者は行動を起こしていないが、彼らが自分たちのスタンスや考えを妥当な方法で表現したとしても、それは彼らの権利だと考える」と述べた。/日産自動車の幹部は先週、対立の激化が中国での事業に影響しているとコメントしていた。/13日には、少なくとも100人の市民が北京の日本大使館前で抗議行動を繰り広げた。 〔ロイター 2012年09月13日(木)14時04分〕
一昨日、Eriちゃんから、残暑見舞いが来た。なんと、4月の結婚通知の葉書が余っていると見えて、その葉書に書いたものである。
早速、携帯で、返事しておいた。曰く、「今日はお便りありがとう。どうぞ淺草へも遊びに来てください。写真は今朝5時のスカイツリーです」
本日、携帯にメールが入った。曰く、「スカイツリー、大人気ですね!おじさんはもう登りましたか?
私は今からボストンに行って、旦那に会ってきます〓また浅草に遊びに行きますね~」
今日は旧暦の7月27日、お月様は毎日身を削って、すっかり細くなってしまった。すぐそばに金星(明けの明星)がひときわ輝きを増した。桜橋を渡り、向島遊歩道を南下して、吾妻橋を渡って、テラス沿いに帰宅した。今の爺にはこれだけを歩くのが精一杯。足を引きずりながらの6・7千歩というところかな。携帯で、スカイツリーの間近にある痩せ細った月と明星を撮ってみた。
今朝パソコンを開くと、横浜のN氏よりメールが入っていた。曰く。
「続日本紀は生きている間は読み終えない 日高節夫様/ブログ集23号の中に、やつがれの古代史の勉強、『横浜古代資料を読む会』のことを書いてくださったのですが、この勉強は、毎週ではなくて、毎月第二水曜日の一回だけ、午後3時間程度の「勉強会」なのですから、たいして成果が上がっているわけではありません。/講師は一流で、とくにレジュメが、じつに充実したものを用意してくださるのですが、とにかく丁寧な講義なので、いまやっている養老元年一年分進むのに3か月はかかります。いつ終わるか見当もつかないありさまです。/講師は1959年生まれの平野卓治先生。国学院大学大学院文学研究科博士課程後期単位取得(1988)。道理で、「この講座のレジュメは大学院並みだね」と毎回感心するほどりっぱなものをくださいます。/ところが今年の春、副館長に昇格なさったら、急に外向きの仕事が増えてきて、休講が多くなりました。今月9月もどこやらの会議に出られるので、来月に延期になりました。/いま養老元年ですから717年。桓武天皇の797年、「続日本紀」ができるまでに、今の受講者の大半は死んでいるでしょうと言われているのです。/この年令になって、もう一回、漢文の返り点で苦労するとは思いませんでした。/「続日本紀を読んで、抱いた感想はなんだ」と聞かれたら、「いやあ、今も、昔も、官僚制度の緻密なこと。なによりも、貴族以外の平民の出世の階段の厳しく、険しいこと、位階は庶民を偉くさせないためにあるようなものだ」とつくづく思いました。/でも50人もの爺ぃ家婆ぁが、熱心に聞いていますが、それにしては、終わりの片づけ方の早いこと、これは、サラリーマンの頃に「ベルさっさ」や、「りんぱ」で、会社を後にする癖のついた人が多かったのではあるまいかと勘ぐりたくなるような、帰り支度の素早さです。/因みに「ベルさっさ」とは、「終業のベルがなったら、残業せずにさっさと帰る人」。/「りんぱ」とは、「終業の電鈴=リンが鳴ったら、ぱっといなくなる人」のこと。日本画の琳派など、無縁です。/わたしの職場には、終業のベルなどありませんでしたし、残業は当たり前、それに残業料は早くからつかない扱いになっておりました。なにしろ人事部というところは、労働組合の対極にあるところですから、下級管理職の肩書を与えると、人事部員は非組合員ですから、残業料は貰えませんでした。/つまらない思い出話をしましたね。サービス残業なんてのは、とっくの昔に経験済みです。)
明治30年代初頭、毎日新聞の石川半山〔いしかわはんざん、1872~~1925年、明治大正期の日本のジャーナリスト、代議士〕という記者が洋行帰りの人たちを皮肉って「ハイカラ」という語を使い始めたという。最初は「キザな男」「生意気な奴」というふうに使われていたものが、やがて「洒落者」「伊達男」のことになったらしい。
このハイカラという言葉は、一・二年のうちにぐんぐん広まり、やがて「ハイカラ節」が一世を風靡し、ハイカラに引っかけて「蛮カラ」という言葉まで生まれるほどの勢いを示した。原語はもとより high coller であるが、カラはアメリカ式発音によったものらしい。
ハイカラ節 明治41年 神長瞭月・作詞/作曲
ゴールド眼鏡の ハイカラは
都の西の 目白台
女子大学の 女学生
片手にバイロン ゲーテの詩
口には唱える 自然主義
早稲田の稲穂が サーラサラ
魔風恋風 そよそよと
チリリンリンと やってくるは
自転車乗りの 時間借り
曲乗りなんぞと 生意気に
両の手放した シャレ男
あっちへ行っちゃ ヒョーロヒョロ
こっちへ行っちゃ ヒョーロヒョロ
それあぶないといってるまに
ころがり落ちた
洋服姿の バンカラは
電車の車掌か 運転手
色は真黒けで 髪ぼうぼう
乞食袋を 肩にかけ
もうし危い 動きます
切符の無い方 切りましょか
込み合いますから 懐中物御用心
カラオケ: http://www.fukuchan.ac/music/j-mt/haikara.html
この「ハイカラ節」は日露戦争後辺りからとみに増え出した、世の「ハイカラ」人士を皮肉まじりに詠嘆した書生節。歌詞はここに挙げた以外にも様々なものがある。好ければ、お聞きくだされ。
http://www.youtube.com/watch?v=pzRuufQyf-c
爺が幼かった頃、親父やお袋が歌っていた「間がいいソング」というのも、好ければお聞きくだされ。
http://sasakimikie.seesaa.net/article/127988577.html
大正14(1925)年にはラジオ放送が始ると、これを巡ってまた多くの外国語が流れ込み、人々の口に上るようになった。ラジオが普及し、新聞、雑誌、単行本などで読者が急激に増えていったため、昭和期にはこの波に乗ったジャーナリズムの手で流行語が作り出されるという傾向が現れた。
ある社の編集長が新聞の見出し用に考えだしたというモ・ガ(modern girl)やモ・ボ(mdern boy)という略語は大変な流行を呼んだのである。
好ければ、お聞きくだされ。 http://www.youtube.com/watch?v=vMBFXJl49gY
今朝パソコンを開くと、横浜のN氏よりメールが入っていた。曰く。
「続日本紀は生きている間は読み終えない 日高節夫様/ブログ集23号の中に、やつがれの古代史の勉強、『横浜古代資料を読む会』のことを書いてくださったのですが、この勉強は、毎週ではなくて、毎月第二水曜日の一回だけ、午後3時間程度の「勉強会」なのですから、たいして成果が上がっているわけではありません。/講師は一流で、とくにレジュメが、じつに充実したものを用意してくださるのですが、とにかく丁寧な講義なので、いまやっている養老元年一年分進むのに3か月はかかります。いつ終わるか見当もつかないありさまです。/講師は1959年生まれの平野卓治先生。国学院大学大学院文学研究科博士課程後期単位取得(1988)。道理で、「この講座のレジュメは大学院並みだね」と毎回感心するほどりっぱなものをくださいます。/ところが今年の春、副館長に昇格なさったら、急に外向きの仕事が増えてきて、休講が多くなりました。今月9月もどこやらの会議に出られるので、来月に延期になりました。/いま養老元年ですから717年。桓武天皇の797年、「続日本紀」ができるまでに、今の受講者の大半は死んでいるでしょうと言われているのです。/この年令になって、もう一回、漢文の返り点で苦労するとは思いませんでした。/「続日本紀を読んで、抱いた感想はなんだ」と聞かれたら、「いやあ、今も、昔も、官僚制度の緻密なこと。なによりも、貴族以外の平民の出世の階段の厳しく、険しいこと、位階は庶民を偉くさせないためにあるようなものだ」とつくづく思いました。/でも50人もの爺ぃ家婆ぁが、熱心に聞いていますが、それにしては、終わりの片づけ方の早いこと、これは、サラリーマンの頃に「ベルさっさ」や、「りんぱ」で、会社を後にする癖のついた人が多かったのではあるまいかと勘ぐりたくなるような、帰り支度の素早さです。/因みに「ベルさっさ」とは、「終業のベルがなったら、残業せずにさっさと帰る人」。/「りんぱ」とは、「終業の電鈴=リンが鳴ったら、ぱっといなくなる人」のこと。日本画の琳派など、無縁です。/わたしの職場には、終業のベルなどありませんでしたし、残業は当たり前、それに残業料は早くからつかない扱いになっておりました。なにしろ人事部というところは、労働組合の対極にあるところですから、下級管理職の肩書を与えると、人事部員は非組合員ですから、残業料は貰えませんでした。/つまらない思い出話をしましたね。サービス残業なんてのは、とっくの昔に経験済みです。)
明治30年代初頭、毎日新聞の石川半山〔いしかわはんざん、1872~~1925年、明治大正期の日本のジャーナリスト、代議士〕という記者が洋行帰りの人たちを皮肉って「ハイカラ」という語を使い始めたという。最初は「キザな男」「生意気な奴」というふうに使われていたものが、やがて「洒落者」「伊達男」のことになったらしい。
このハイカラという言葉は、一・二年のうちにぐんぐん広まり、やがて「ハイカラ節」が一世を風靡し、ハイカラに引っかけて「蛮カラ」という言葉まで生まれるほどの勢いを示した。原語はもとより high coller であるが、カラはアメリカ式発音によったものらしい。
ハイカラ節 明治41年 神長瞭月・作詞/作曲
ゴールド眼鏡の ハイカラは
都の西の 目白台
女子大学の 女学生
片手にバイロン ゲーテの詩
口には唱える 自然主義
早稲田の稲穂が サーラサラ
魔風恋風 そよそよと
チリリンリンと やってくるは
自転車乗りの 時間借り
曲乗りなんぞと 生意気に
両の手放した シャレ男
あっちへ行っちゃ ヒョーロヒョロ
こっちへ行っちゃ ヒョーロヒョロ
それあぶないといってるまに
ころがり落ちた
洋服姿の バンカラは
電車の車掌か 運転手
色は真黒けで 髪ぼうぼう
乞食袋を 肩にかけ
もうし危い 動きます
切符の無い方 切りましょか
込み合いますから 懐中物御用心
カラオケ: http://www.fukuchan.ac/music/j-mt/haikara.html
この「ハイカラ節」は日露戦争後辺りからとみに増え出した、世の「ハイカラ」人士を皮肉まじりに詠嘆した書生節。歌詞はここに挙げた以外にも様々なものがある。好ければ、お聞きくだされ。
http://www.youtube.com/watch?v=pzRuufQyf-c
爺が幼かった頃、親父やお袋が歌っていた「間がいいソング」というのも、好ければお聞きくだされ。
http://sasakimikie.seesaa.net/article/127988577.html
大正14(1925)年にはラジオ放送が始ると、これを巡ってまた多くの外国語が流れ込み、人々の口に上るようになった。ラジオが普及し、新聞、雑誌、単行本などで読者が急激に増えていったため、昭和期にはこの波に乗ったジャーナリズムの手で流行語が作り出されるという傾向が現れた。
ある社の編集長が新聞の見出し用に考えだしたというモ・ガ(modern girl)やモ・ボ(mdern boy)という略語は大変な流行を呼んだのである。
好ければ、お聞きくだされ。 http://www.youtube.com/watch?v=vMBFXJl49gY
蒲田のshinさんからメールが入った。曰く、「日高さま/ご無沙汰しております。/暑い日が続く中、いかがお過ごしでしょうか。/ブログ集23をたしかに拝受いたしました。/プリンターの故障などがあったにもかかわらず、いつものように丁寧にご作成・郵送してくださり、ほんとうにありがとうございました。ゆっくり拝読させていただきます。/ところで、最近のブログはよく日本語の外来語を取り上げてくださり、たいへんよい勉強になりました。/日本語の漢字はもともと色々中国から伝わってきたものですが、明治期では「哲学」や「社会」など日本製の言葉は逆に中国に輸出しましたね。言語の面白さはますます感じられるようになりました。/今後ともどうぞよろしくお願いいたします。/まずはお礼まで。 シンより」
嘉永6(1853)年、アメリカの東インド艦隊司令長官ペリーが4隻の艦隊を率いて浦賀に来航し、開国を求めた。ペリーは轟く砲声によって、日本人の耳目を驚かせ214年にわたる重い鎖国の鎖を断ち切った。翌年再び来航し、日米和親条約が結ばれ、1858年には日米通商条約の調印となった。オランダ、ロシア、イギリス、フランスなどとも通商条約を結ばざるをえながった。こうしてアメリカに先鞭をつけられ、イギリスその他の国との外交交渉が始まり、貿易関係が生じるようになり、ようやく英語が大きく登場することになった。
1854年の大政奉還から明治の新政府成立(1868年)への大改革を迎えて、日本は旧来の陋習を破り、知識を世界に求めることになった。近代国家としての産声をあげるためには、制度万端から生活の隅々に到るまで、何もかも欧米諸国を見習うことが必要であった。政治、法律、外交、軍事、教育、思想、宗教、科学、芸術、言葉、衣食住の一切の面に、欧米文化の影響が現れてきた。
英語、ドイツ語、フランス語などのヨーロッパの言葉がつぎつぎと日本語の中に取り入れられた。そしてそのほとんどを占めるものは、明治の初めからもっとも文化的交流の激しかったイギリス・アメリカの言葉、英語が圧倒的に多かったのである。
明治初期の文化指導者や文学者たちは、西洋文化を取り入れるにあたって、新しい概念や事物を表すために、漢語による訳語を沢山作った。
例えば、西周(にしあまね、1829~1897年、江戸時代後期の幕臣、明治初期の官僚、啓蒙思想家、教育者)は西洋語の「philosophy」を音訳でなく翻訳語として「哲学」という言葉を創ったほか、「藝術(芸術)」「理性」「科學(科学)」「技術」など多くの哲学・科学関係のことばは西の考案した訳語である。だが、これらの漢字への翻訳が日本語を堅苦しいものにし、子供に理解できないものにしてしまったという意見もある。しかし西洋人が子供でもアルファベットのおかげで簡単に哲学を理解できるわけではなく、単純に記述が楽なだけである。漢字熟語のように専門家以外でも意味を理解できる便利さを彼の創作造語により現代の日本人は享受している。
汽車(train)、電報(telegram)、公園(park)、洋服(clothes)、商業(commerce)、芸術(art)、分析(analyses)など現在我々が使っている漢語もこの時に生まれた訳語(和製漢語)である。しかし、押し寄せるヨーロッパ諸国語の波に対しては、到底訳語だけでまかないきれるものではない。翻訳される専門書は言うまでもなく、日本人の手で書かれる啓蒙書にも、小説類にも夥しい量の外来語が登場した。
世相を反映して、一般大衆の間にも、おぼつかない外来語がそれからそれへと伝わっていった。ごく早い頃の横浜あたりの俥屋や商人たちの外来語を見ると、auction(競売、せり売り)が「オクション」、whisky(ウィスキー)が「ウースケ」、sandwich(サンドウィチ)が「サミチ」、Thank you(ありがとう)が「テンキョー」という具合だったという。
発音が原語から遠ざかった上に、とんでもない意味にまでずれたことばもある。メリケン粉というときのあの「メリケン」は、最も古く入った英語からの外来語の一つで、ペリー来朝時ごろから使われているという。「メリケン国」とか「メリケン船」のように使われ、原語のAmericanの意に沿っていた。発音のほうは、第2音節に強勢があったため、語頭の母音弱くて日本人の耳には聴き取りにくかったに違いない。
横浜の居留地にいた英米人が使用人の日本人を脅かす時に、拳(こぶし)を固めてふりあげたところから「アメリカ人」をさす「メリケン」が、「拳骨(fist)」そのものの代名詞として使われたという。しかし、間もなく拳骨の意味では使われなくなったがもっと悪い意味に発展してa small metal weapon(小さい金属武器)として、チンビラ仲間やプロレス方面で使われるようになったという。
英国人がたまたま、カード・ゲームに興ずるところに出くわした日本人が、ゲームをやっている英国人にむかって、手にある札を指しながら、「それは何というのか?」と訊ねた。ゲームに熱中していた英国人は自分が手にした札の役のことを聞かれたものと思い込み「trump(トランプ、切り札)だよ」と答えた。日本人の方はカード・ゲームのことをトランプというんだなと勘違いしてしまった。こうして本来は「切り札」のトランプが、日本では「カード(・ゲーム)」のことになってしまった。
嘉永6(1853)年、アメリカの東インド艦隊司令長官ペリーが4隻の艦隊を率いて浦賀に来航し、開国を求めた。ペリーは轟く砲声によって、日本人の耳目を驚かせ214年にわたる重い鎖国の鎖を断ち切った。翌年再び来航し、日米和親条約が結ばれ、1858年には日米通商条約の調印となった。オランダ、ロシア、イギリス、フランスなどとも通商条約を結ばざるをえながった。こうしてアメリカに先鞭をつけられ、イギリスその他の国との外交交渉が始まり、貿易関係が生じるようになり、ようやく英語が大きく登場することになった。
1854年の大政奉還から明治の新政府成立(1868年)への大改革を迎えて、日本は旧来の陋習を破り、知識を世界に求めることになった。近代国家としての産声をあげるためには、制度万端から生活の隅々に到るまで、何もかも欧米諸国を見習うことが必要であった。政治、法律、外交、軍事、教育、思想、宗教、科学、芸術、言葉、衣食住の一切の面に、欧米文化の影響が現れてきた。
英語、ドイツ語、フランス語などのヨーロッパの言葉がつぎつぎと日本語の中に取り入れられた。そしてそのほとんどを占めるものは、明治の初めからもっとも文化的交流の激しかったイギリス・アメリカの言葉、英語が圧倒的に多かったのである。
明治初期の文化指導者や文学者たちは、西洋文化を取り入れるにあたって、新しい概念や事物を表すために、漢語による訳語を沢山作った。
例えば、西周(にしあまね、1829~1897年、江戸時代後期の幕臣、明治初期の官僚、啓蒙思想家、教育者)は西洋語の「philosophy」を音訳でなく翻訳語として「哲学」という言葉を創ったほか、「藝術(芸術)」「理性」「科學(科学)」「技術」など多くの哲学・科学関係のことばは西の考案した訳語である。だが、これらの漢字への翻訳が日本語を堅苦しいものにし、子供に理解できないものにしてしまったという意見もある。しかし西洋人が子供でもアルファベットのおかげで簡単に哲学を理解できるわけではなく、単純に記述が楽なだけである。漢字熟語のように専門家以外でも意味を理解できる便利さを彼の創作造語により現代の日本人は享受している。
汽車(train)、電報(telegram)、公園(park)、洋服(clothes)、商業(commerce)、芸術(art)、分析(analyses)など現在我々が使っている漢語もこの時に生まれた訳語(和製漢語)である。しかし、押し寄せるヨーロッパ諸国語の波に対しては、到底訳語だけでまかないきれるものではない。翻訳される専門書は言うまでもなく、日本人の手で書かれる啓蒙書にも、小説類にも夥しい量の外来語が登場した。
世相を反映して、一般大衆の間にも、おぼつかない外来語がそれからそれへと伝わっていった。ごく早い頃の横浜あたりの俥屋や商人たちの外来語を見ると、auction(競売、せり売り)が「オクション」、whisky(ウィスキー)が「ウースケ」、sandwich(サンドウィチ)が「サミチ」、Thank you(ありがとう)が「テンキョー」という具合だったという。
発音が原語から遠ざかった上に、とんでもない意味にまでずれたことばもある。メリケン粉というときのあの「メリケン」は、最も古く入った英語からの外来語の一つで、ペリー来朝時ごろから使われているという。「メリケン国」とか「メリケン船」のように使われ、原語のAmericanの意に沿っていた。発音のほうは、第2音節に強勢があったため、語頭の母音弱くて日本人の耳には聴き取りにくかったに違いない。
横浜の居留地にいた英米人が使用人の日本人を脅かす時に、拳(こぶし)を固めてふりあげたところから「アメリカ人」をさす「メリケン」が、「拳骨(fist)」そのものの代名詞として使われたという。しかし、間もなく拳骨の意味では使われなくなったがもっと悪い意味に発展してa small metal weapon(小さい金属武器)として、チンビラ仲間やプロレス方面で使われるようになったという。
英国人がたまたま、カード・ゲームに興ずるところに出くわした日本人が、ゲームをやっている英国人にむかって、手にある札を指しながら、「それは何というのか?」と訊ねた。ゲームに熱中していた英国人は自分が手にした札の役のことを聞かれたものと思い込み「trump(トランプ、切り札)だよ」と答えた。日本人の方はカード・ゲームのことをトランプというんだなと勘違いしてしまった。こうして本来は「切り札」のトランプが、日本では「カード(・ゲーム)」のことになってしまった。
今朝のウェブニュースより、
公開討論会 単なる“やらせ”セレモニーに報道陣約500人が集まったアホらしさ ―― 9日大阪で行われた維新の会の公開討論会。ぶったまげたのは報道陣の数だ。全国からナント100社以上、約500人が取材に詰めかけ、会場のホールには100台近いカメラがズラリと並んだのである。中には1社でカメラ5台、記者・スタッフ30人を送り込んだ社もあったほどだが、その討論会の中身のなかったこと。維新の会の人気なんて、バカみたいなメディアが作り上げた虚像なのである。/9日の討論会には民主党の松野頼久や自民党の松浪健太など国会議員7人に加えて、東国原・前宮崎県知事や大村・愛知県知事ら首長経験者6人が参加した。討論会は5時間に及んだが、論点がアチコチに飛ぶものだから、まったく、議論は深まらない。途中、参加者から「クーラーが効き過ぎじゃないか」という発言があったが、会場が“寒かった”のは決して、冷房のせいだけではない。/目立ちたがりの東国原や大村が維新との近さをアピールし、堺屋太一など有識者が大学の講義のように延々と持論を展開し、一方の国会議員7人は、突っ込まれないよう曖昧な意見表明しかしない。それでいて「政策という価値観はピタリ合った」(松浪健太議員)なんて言うのである。/「維新サイドと国会議員7人は、事前に政策のすり合わせをして臨んだ」(関係者)という。討論会は国会議員への“踏み絵”などではなく、完全なデキレースだ。5人の現職国会議員がいなければ、12日に新党「日本維新の会」を旗揚げできないのだから、セレモニーでしかない。/それなのに、これだけのメディアが集まったのだから、維新は笑いが止まらないだろう。/「8日の維新の全体会議の時は、共同通信が合計14本もの速報を配信しました。内容は『いま会議が始まった』『会議が終わった』というものもあった。橋下市長は首相並みの扱いですよ。維新に関しては、とにかくマスコミ各社の報道合戦がハンパじゃない。記者は口を開けてネタを待っている。維新幹部は適当にリークし、大きな記事にさせる。その繰り返しです」(在阪記者)/討論会について橋下は、「これは第1回のお見合い。来週、再来週もやる」と言った。さすがに大メディアも、そのアホらしさに最近は気づきつつある。 〔日刊ゲンダイ 2012年9月10日 掲載〕
谷垣総裁が出馬断念 自民党総裁選 ―― 自民党の谷垣禎一総裁(67)が10日午前、緊急記者会見し、総裁選(14日告示、26日投開票)への立候補を断念することを表明した。谷垣氏は再選出馬を目指す考えを繰り返し強調していたが、派閥の長老らに推挙された石原伸晃幹事長(55)が反旗を翻す形で出馬に意欲を示し、劣勢が伝えられていた。出馬断念の理由について谷垣氏は記者会見で「執行部から2人出るのはよくないと考えて決断した」と答えた。自民党総裁選には町村信孝元官房長官(67)に続き、10日午前、石破茂前政調会長(55)も出馬を表明。午後には石原幹事長、11日には町村派の分裂選挙も辞さず出馬の意向を固めた安倍晋三元首相(57)らも表明することにしている。 〔日刊ゲンダイ 2012年09月10日 12:32 更新〕
野田首相ら4人が届け出 民主党代表選 ―― 民主党代表選が10日午前、告示され、再選を目指す野田佳彦首相(55)他、赤松広隆元農水相(64)、原口一博元総務相(53)、鹿野道彦前農水相(70)が立候補を届け出た。各候補とも支持の広がりを欠いており、野田再選は揺るがない情勢。消費増税法を成立させた一方で、民主党が分裂する事態を招いた野田政権運営に対する批判票がどれだけ集まるかが焦点。 〔日刊ゲンダイ2012年09月10日 12:37 更新〕
昨日、西宮のK氏からFAXが届いた。曰く、「ブログ集拝受(お礼)/ブログ集ⅩⅩⅢ本日拝受しました。ありがとう。/君の父上が指物師だったのは聞いたことがあるがライオンのついた洋服ダンスを拝見。特にライオンの彫刻は素晴しいの一言ですね。昔はこのような名人がいたんだと感心しております。/日本の名字もなかなか面白い。/いつも楽しいブログありがとう。/ブログ集拝受お礼申し上げます。(以上)」
横浜のN氏からはパソコンにメールがはいっていた。曰く、「日高 節夫 様/予めブログ集発送のお知らせをいただいたので、到着を待っておりました。/本日、第23号の(ブログ集」が届きました。ありがとうございました。/兼愛塾の卒業生で、マイチ居士というお弟子さんを悼む文章が、早くにこの世に別れを告げた顔回を悼む孔子と重なるよ。/あまり悲しんで、君が体を壊さないように、ほどほどにしろよと言っても、悲しいものは、悲しいわなあ。/今号も、読みでのある内容満載。ほんとうにありがとう。まえぶれは、出来の良くない製本具合ということだったが、そのような気配は皆無。立派な本が届いたよ。」
K女史は何回か「つぶやき」を投稿してしてくれているので、ブログ集を贈った。携帯にメールが入った。曰く、「無事に拝受しました。ありがとうございます。/子供の頃の花柳の先生に「私の駄文を日高先生がご自身のブログに載せて下さっている」と話したところ「とてもお心の広い先生ね、感謝なさい」と言われました。まさしくその通りで、いつも本当にありがとうございます。/これからも心にうつりゆくよしなし事があればメールかコメント欄に送信させて下さい。宜しくお願い致します。m(_ _)m 夏波より」)
公開討論会 単なる“やらせ”セレモニーに報道陣約500人が集まったアホらしさ ―― 9日大阪で行われた維新の会の公開討論会。ぶったまげたのは報道陣の数だ。全国からナント100社以上、約500人が取材に詰めかけ、会場のホールには100台近いカメラがズラリと並んだのである。中には1社でカメラ5台、記者・スタッフ30人を送り込んだ社もあったほどだが、その討論会の中身のなかったこと。維新の会の人気なんて、バカみたいなメディアが作り上げた虚像なのである。/9日の討論会には民主党の松野頼久や自民党の松浪健太など国会議員7人に加えて、東国原・前宮崎県知事や大村・愛知県知事ら首長経験者6人が参加した。討論会は5時間に及んだが、論点がアチコチに飛ぶものだから、まったく、議論は深まらない。途中、参加者から「クーラーが効き過ぎじゃないか」という発言があったが、会場が“寒かった”のは決して、冷房のせいだけではない。/目立ちたがりの東国原や大村が維新との近さをアピールし、堺屋太一など有識者が大学の講義のように延々と持論を展開し、一方の国会議員7人は、突っ込まれないよう曖昧な意見表明しかしない。それでいて「政策という価値観はピタリ合った」(松浪健太議員)なんて言うのである。/「維新サイドと国会議員7人は、事前に政策のすり合わせをして臨んだ」(関係者)という。討論会は国会議員への“踏み絵”などではなく、完全なデキレースだ。5人の現職国会議員がいなければ、12日に新党「日本維新の会」を旗揚げできないのだから、セレモニーでしかない。/それなのに、これだけのメディアが集まったのだから、維新は笑いが止まらないだろう。/「8日の維新の全体会議の時は、共同通信が合計14本もの速報を配信しました。内容は『いま会議が始まった』『会議が終わった』というものもあった。橋下市長は首相並みの扱いですよ。維新に関しては、とにかくマスコミ各社の報道合戦がハンパじゃない。記者は口を開けてネタを待っている。維新幹部は適当にリークし、大きな記事にさせる。その繰り返しです」(在阪記者)/討論会について橋下は、「これは第1回のお見合い。来週、再来週もやる」と言った。さすがに大メディアも、そのアホらしさに最近は気づきつつある。 〔日刊ゲンダイ 2012年9月10日 掲載〕
谷垣総裁が出馬断念 自民党総裁選 ―― 自民党の谷垣禎一総裁(67)が10日午前、緊急記者会見し、総裁選(14日告示、26日投開票)への立候補を断念することを表明した。谷垣氏は再選出馬を目指す考えを繰り返し強調していたが、派閥の長老らに推挙された石原伸晃幹事長(55)が反旗を翻す形で出馬に意欲を示し、劣勢が伝えられていた。出馬断念の理由について谷垣氏は記者会見で「執行部から2人出るのはよくないと考えて決断した」と答えた。自民党総裁選には町村信孝元官房長官(67)に続き、10日午前、石破茂前政調会長(55)も出馬を表明。午後には石原幹事長、11日には町村派の分裂選挙も辞さず出馬の意向を固めた安倍晋三元首相(57)らも表明することにしている。 〔日刊ゲンダイ 2012年09月10日 12:32 更新〕
野田首相ら4人が届け出 民主党代表選 ―― 民主党代表選が10日午前、告示され、再選を目指す野田佳彦首相(55)他、赤松広隆元農水相(64)、原口一博元総務相(53)、鹿野道彦前農水相(70)が立候補を届け出た。各候補とも支持の広がりを欠いており、野田再選は揺るがない情勢。消費増税法を成立させた一方で、民主党が分裂する事態を招いた野田政権運営に対する批判票がどれだけ集まるかが焦点。 〔日刊ゲンダイ2012年09月10日 12:37 更新〕
昨日、西宮のK氏からFAXが届いた。曰く、「ブログ集拝受(お礼)/ブログ集ⅩⅩⅢ本日拝受しました。ありがとう。/君の父上が指物師だったのは聞いたことがあるがライオンのついた洋服ダンスを拝見。特にライオンの彫刻は素晴しいの一言ですね。昔はこのような名人がいたんだと感心しております。/日本の名字もなかなか面白い。/いつも楽しいブログありがとう。/ブログ集拝受お礼申し上げます。(以上)」
横浜のN氏からはパソコンにメールがはいっていた。曰く、「日高 節夫 様/予めブログ集発送のお知らせをいただいたので、到着を待っておりました。/本日、第23号の(ブログ集」が届きました。ありがとうございました。/兼愛塾の卒業生で、マイチ居士というお弟子さんを悼む文章が、早くにこの世に別れを告げた顔回を悼む孔子と重なるよ。/あまり悲しんで、君が体を壊さないように、ほどほどにしろよと言っても、悲しいものは、悲しいわなあ。/今号も、読みでのある内容満載。ほんとうにありがとう。まえぶれは、出来の良くない製本具合ということだったが、そのような気配は皆無。立派な本が届いたよ。」
K女史は何回か「つぶやき」を投稿してしてくれているので、ブログ集を贈った。携帯にメールが入った。曰く、「無事に拝受しました。ありがとうございます。/子供の頃の花柳の先生に「私の駄文を日高先生がご自身のブログに載せて下さっている」と話したところ「とてもお心の広い先生ね、感謝なさい」と言われました。まさしくその通りで、いつも本当にありがとうございます。/これからも心にうつりゆくよしなし事があればメールかコメント欄に送信させて下さい。宜しくお願い致します。m(_ _)m 夏波より」)
今日は新聞の休刊日。テレビでは相も変わらず、民主党の代表選・自民党の総裁選そして、維新の会とやらの新党結成の報道ばかり。橋下徹はとうとう「行列のできる党」を立ち上げるつもりか。やっぱり国政はテレビと同じような人気取りでは困る。見せ場ばかり作るのがうまい奴はもちろん、それにへらへらと群る国会議員にも呆れてしまう。 本日のウェブニュースより、
クローズアップ2012:維新国政進出 やはり「橋下頼み」 発言ぶれ、組織動揺 ―― 橋下徹大阪市長率いる地域政党「大阪維新の会」は8日、新党「日本維新の会2件」を結成し、国政に進出する方針を正式に決めた。10年4月の結成から約2年半−−発信力の高い橋下氏の個人的人気で勢力を伸ばし、いよいよ国政をうかがう。しかし、橋下氏ら一部幹部だけが意思決定に関わる運営には、内部に不満もくすぶる。橋下氏頼みの政治集団から脱皮できるか、組織のあり方も転換期にさしかかっている。
「執行部の今のところの方針です。皆さんの意見をもって決定させてもらいたい。忌憚(きたん)のない意見をうかがいたい」。/橋下氏は8日、大阪維新の会の全体会議で、約100人の所属地方議員を前に国政進出について意見を求めた。普段、強気の橋下氏が低姿勢で臨んだのには理由がある。3日に開かれた維新の大阪府議団の総会で、国政進出を目指す執行部への批判2件が相次いだからだ。/口火を切ったのは、大阪維新設立メンバーでもある中堅大阪府議。「新聞に出ている国政に関することは、府議団で決めたことではない。決まったことを、ここで後から『理解してくれ』となるのか」と、維新の組織運営に不満をぶつけた。 〔毎日新聞 2012年09月09日 大阪朝刊〕
維新の会:公開討論会に参加の7議員、「八策」に賛意表明 ―― 大阪維新の会(代表・橋下徹大阪市長)は9日、近く設立する国政政党「日本維新の会」への合流を目指す現職国会議員7人や現元首長6人と、政策面で意見を交換する「公開討論会」を開いた。橋下氏は終了後、7議員について「基本的な価値観は一致している。一つのグループとしてしっかりまとまれるのではないか」と述べ、新党の発足メンバーに迎える方針を決めた。/7議員は、元官房副長官の松野頼久衆院議員(熊本1区)ら民主党の3人、自民党の松浪健太衆院議員(比例近畿)、小熊慎司参院議員(比例代表)らみんなの党の3人で、近く所属政党に離党届を提出する。/討論について橋下氏は、個々の政策ではなく基本的な価値観を確認する場と位置づけた。維新幹部や堺屋太一元経済企画庁長官らブレーンが、参加者に見解をただす形で進行。教育や経済政策、道州制などをテーマに約5時間に及び、「(学校選択制について)方向は正しいと思っている」(松野氏)、「道州制で教育や農業が(良い方向に)変わる」(松浪氏)など、維新が党綱領と位置づけることにした「維新八策」に賛同する意見が相次いだ。 〔毎日新聞 2012年09月09日 23時33分(最終更新 09月10日 00時14分)〕
今まで調べてきた外来語ほかに、オランダ語からは度量衡や貨幣の単位の名なども取り入れられた。
オンス(ons)、ガラム(gram)、ガルロン(gallon)、ドル《ラル》(dollar)、トン(ton)、ポンド(pond)
オランダでは、1キログラムに対してpond(ポンド)、100グラムに対してons(オンス)という言葉を宛てることが検討されたことがあった。ポンドは他の国で採用された500グラムに対する名称(メートルポンド)が採用されたが、100グラムに対する「オンス」は非公式ながら今も残っている。
ガラムという名称は、ラテン語のgrámma(描かれた・書かれたもの)に由来する。元々はグラムが質量の基本単位で、「最大密度にある蒸留水1ミリリットルの質量」と定義された。しかし、作られた原器はキログラムの質量を示すもので、その質量が1キログラムと再定義され、グラムはその1000分の1ということになった。
ヤード・ポンド法の容積の単位であるが、国や用途によってガロンの定義が異なる。
ドル(ダラー)という名前は、ドイツで使われた歴史的通貨のターラー (Thaler) から来ている。ターラーは、16世紀にボヘミアのザンクト・ヨアヒムスタール(現在のチェコ・ヤーヒモフ)という銀の鉱山で鋳造されたヨアヒムスターラー (Joachimsthaler) という銀貨の名前が短縮されてターラーと呼ばれるようになったものである。この銀貨は大型で品位も良く、フローリン金貨と等価として扱われたので、絶対量の不足していたフローリン金貨に代わって広く流通した。この品質の高さで知られた銀貨を指すターラーという言葉が良貨の含意で一般名詞化し広まり、その後、アメリカ合衆国他各地において良貨の意味を込め自国通貨をDollarと呼ぶようになったという。
トン(ton, tonne, 記号:t)は、質量の単位である。元来はヤード・ポンド法の単位であり、15世紀後半に使用され始めた。トンという名称は、古英語のtunne、さらには古フランス語のtonneが語源で、それは「樽」という意味である。当初は、252ワインガロン(0.954 ㎥)入りの樽に入る水の重さ約2100lb(ポンド)を1tとしていた。
ポンド(オランダ語 pond)またはパウンド(英語 pound)は、ヤード・ポンド法などにおける質量の単位である。1lb=453.592g 単位記号はlb。イギリスなどの通貨単位ポンドは同一語源(ラテン語で重さを表すpondus)で、多くの言語で同じ名称だが、記号は異なる。日本では听の漢字をあてていた。
このほか、カナリア(kanarie)、ゴリラ(gollira)、ペリカーン(pelikaan)などの鳥獣名、アンジャベル(anjelier)、エニシダ(genista)、ホッブ(hop)、ローズ(roos)などの植物名も江戸期の文献に見えている。
クローズアップ2012:維新国政進出 やはり「橋下頼み」 発言ぶれ、組織動揺 ―― 橋下徹大阪市長率いる地域政党「大阪維新の会」は8日、新党「日本維新の会2件」を結成し、国政に進出する方針を正式に決めた。10年4月の結成から約2年半−−発信力の高い橋下氏の個人的人気で勢力を伸ばし、いよいよ国政をうかがう。しかし、橋下氏ら一部幹部だけが意思決定に関わる運営には、内部に不満もくすぶる。橋下氏頼みの政治集団から脱皮できるか、組織のあり方も転換期にさしかかっている。
「執行部の今のところの方針です。皆さんの意見をもって決定させてもらいたい。忌憚(きたん)のない意見をうかがいたい」。/橋下氏は8日、大阪維新の会の全体会議で、約100人の所属地方議員を前に国政進出について意見を求めた。普段、強気の橋下氏が低姿勢で臨んだのには理由がある。3日に開かれた維新の大阪府議団の総会で、国政進出を目指す執行部への批判2件が相次いだからだ。/口火を切ったのは、大阪維新設立メンバーでもある中堅大阪府議。「新聞に出ている国政に関することは、府議団で決めたことではない。決まったことを、ここで後から『理解してくれ』となるのか」と、維新の組織運営に不満をぶつけた。 〔毎日新聞 2012年09月09日 大阪朝刊〕
維新の会:公開討論会に参加の7議員、「八策」に賛意表明 ―― 大阪維新の会(代表・橋下徹大阪市長)は9日、近く設立する国政政党「日本維新の会」への合流を目指す現職国会議員7人や現元首長6人と、政策面で意見を交換する「公開討論会」を開いた。橋下氏は終了後、7議員について「基本的な価値観は一致している。一つのグループとしてしっかりまとまれるのではないか」と述べ、新党の発足メンバーに迎える方針を決めた。/7議員は、元官房副長官の松野頼久衆院議員(熊本1区)ら民主党の3人、自民党の松浪健太衆院議員(比例近畿)、小熊慎司参院議員(比例代表)らみんなの党の3人で、近く所属政党に離党届を提出する。/討論について橋下氏は、個々の政策ではなく基本的な価値観を確認する場と位置づけた。維新幹部や堺屋太一元経済企画庁長官らブレーンが、参加者に見解をただす形で進行。教育や経済政策、道州制などをテーマに約5時間に及び、「(学校選択制について)方向は正しいと思っている」(松野氏)、「道州制で教育や農業が(良い方向に)変わる」(松浪氏)など、維新が党綱領と位置づけることにした「維新八策」に賛同する意見が相次いだ。 〔毎日新聞 2012年09月09日 23時33分(最終更新 09月10日 00時14分)〕
今まで調べてきた外来語ほかに、オランダ語からは度量衡や貨幣の単位の名なども取り入れられた。
オンス(ons)、ガラム(gram)、ガルロン(gallon)、ドル《ラル》(dollar)、トン(ton)、ポンド(pond)
オランダでは、1キログラムに対してpond(ポンド)、100グラムに対してons(オンス)という言葉を宛てることが検討されたことがあった。ポンドは他の国で採用された500グラムに対する名称(メートルポンド)が採用されたが、100グラムに対する「オンス」は非公式ながら今も残っている。
ガラムという名称は、ラテン語のgrámma(描かれた・書かれたもの)に由来する。元々はグラムが質量の基本単位で、「最大密度にある蒸留水1ミリリットルの質量」と定義された。しかし、作られた原器はキログラムの質量を示すもので、その質量が1キログラムと再定義され、グラムはその1000分の1ということになった。
ヤード・ポンド法の容積の単位であるが、国や用途によってガロンの定義が異なる。
ドル(ダラー)という名前は、ドイツで使われた歴史的通貨のターラー (Thaler) から来ている。ターラーは、16世紀にボヘミアのザンクト・ヨアヒムスタール(現在のチェコ・ヤーヒモフ)という銀の鉱山で鋳造されたヨアヒムスターラー (Joachimsthaler) という銀貨の名前が短縮されてターラーと呼ばれるようになったものである。この銀貨は大型で品位も良く、フローリン金貨と等価として扱われたので、絶対量の不足していたフローリン金貨に代わって広く流通した。この品質の高さで知られた銀貨を指すターラーという言葉が良貨の含意で一般名詞化し広まり、その後、アメリカ合衆国他各地において良貨の意味を込め自国通貨をDollarと呼ぶようになったという。
トン(ton, tonne, 記号:t)は、質量の単位である。元来はヤード・ポンド法の単位であり、15世紀後半に使用され始めた。トンという名称は、古英語のtunne、さらには古フランス語のtonneが語源で、それは「樽」という意味である。当初は、252ワインガロン(0.954 ㎥)入りの樽に入る水の重さ約2100lb(ポンド)を1tとしていた。
ポンド(オランダ語 pond)またはパウンド(英語 pound)は、ヤード・ポンド法などにおける質量の単位である。1lb=453.592g 単位記号はlb。イギリスなどの通貨単位ポンドは同一語源(ラテン語で重さを表すpondus)で、多くの言語で同じ名称だが、記号は異なる。日本では听の漢字をあてていた。
このほか、カナリア(kanarie)、ゴリラ(gollira)、ペリカーン(pelikaan)などの鳥獣名、アンジャベル(anjelier)、エニシダ(genista)、ホッブ(hop)、ローズ(roos)などの植物名も江戸期の文献に見えている。
昨日は散髪から帰宅すると、ブログ集を発送した水門会の御仁のうち、携帯持参の方に発送通知のメールをしておいた。夕刻に早速返信メールが届いた。
宝塚のS氏曰く、「ご連絡に感謝しております。待ちどおしいことですが、日曜日を挟み来週になることだろうと想像しています。/先日、水門会の案内がきました。当方、8月2日夕 散歩帰宅後、胸が重苦しくなったので、血圧を測るととても高くなっておりました。さっそく主治医に診察を受けましたところ、暑さと睡眠不足の影響も考えられるため、毎日の散歩を止め1日3回の血圧記録をつけ、この25日に最終診断を受け降下剤の治療か精密検査かの判断になります。水門会出欠の有無はその後になると思います。/80歳になりました。生きすぎたと存じます。戦争の体験から戦後の青春時代を思い起こしながら、辿り歩いた人生の刻々を振り返ると、何かしら自らがいとおしく思われる気がしてなりません。/現在、想定外の総理大臣達を見せつけられ、その上若さは素晴らしいことですが、今まで経験したことのない言い訳と嘘にまみれた口だけの大臣を見るに付け、これからどうなるのか、落日の日本を見ない内に眠りたいものです。 旁々 体調に留意なされますよう念じております。」
藤沢氏のY氏曰く、「メールありがとう。ブログ集発送された由承りました。編集、製本に当たってはたいへんご苦労されたようですが、体調には気をつけてください。今日も暑くてたまらんかった。まだしばらくは30度を超える日が続くそうです。ご自愛のほどを。でわブログ集到着を待っています。」
18世紀以来、欧米諸国は東洋における新市場の開拓を目指して、活発な動きを示していた。1792年、ロシアの使節が根室に来訪、1804年には同じロシアの使節が長崎に来航して通商を求めている。1808年にはイギリスの軍艦フェートン号が長崎に現れて乱暴を働き、1818年にはイギリス商船が浦賀に来て通商を求めている。風雲あわただしく、幕府は余儀なく海防の必要に迫られてきた。
こうした政治情勢を反映して、蘭学の性格も軍事科学的なものへと移行し始めた。軍需工業を興し、軍備を充実させるために、幕府・諸藩は蘭学をこれに応用しようと下のである。そして1855年から、オランダ海軍将兵を招いて、海軍の技術をも学んでいる。このような事態を反映して、軍事,海運、造船などを巡ってかなりのオランダ語が取り入れられた。
コロネル(kolonel)=陸軍大佐、サーベル(sabel)=西洋風の刀、ゼネラル(generaal)=総督・司令官、タラップ(tarap)=船・航空機などに乗降するための梯子、デッキ(dek)=船の甲板、ドック(dok)=艦船の建造・修理・検査などをするための施設、ハルト(halt)=止まれ、ピストル(pistool)=拳銃、マスト(mast)=帆柱、マドロス(matroos)=船員、ラッパ(roeper)=喇叭、ランドセル(ransel)=背負い鞄
コロネルの呼称については、16世紀のスペインまたはイタリアでの縦隊(colonnna / columena)に由来し、その長はカピタン(Capitán)が務めていた。後に、「中隊長=(陸軍)大尉、カピタン / キャプテン」との混同を避けるため「縦隊」の部分が残ったと推測される。Colonelはラテン語のcolumnella(小さな柱)に起源を持つ。縦隊長(cabo de columena、変化して cabo de colonel、カボ・デ・コロネル)が直接の語源。省略されてColonelとなったという。
サーベルは、ヨーロッパの片刃の刀である。もともとは騎兵の武器として、それまでの直線状の剣に代わって使われ始めたという。日本では軍人が指揮用に、警官が権威の象徴として用いた。
ゼネラルは、呼びかけや表記の際の呼称としては、准将から大将、元帥までひっくるめて General が用いられる。この将官をひっくるめた呼称としての General の和訳語としては将軍が用いられる。
タラップは飛行機や船の乗降のために取り付けられる階段、スロープ、はしご。「タラップ」はオランダ語の「trap」を語源とする和製語であり、英語では「gangway ladder」という。
デッキとは、古いオランダ語の「dekken」という単語が語源になっており、これは「被せる」を意味する。原義は中期オランダ語で「被せる」「くるむ」などを意味して使われていた単語である。英単語として使われると様々な意味に変わり使われた。「船のデッキ」や「鉄道車両のデッキ」は日本でもよく使われている。船渠(せんきよ)ともいい、船を建造,修理,あるいは係留するための施設のこと。慣用的に造船所自体のことをドックという場合もある。ドックの歴史は古く,舟運の発生とほぼ同時期から存在したものと思われ,エジプト第6王朝のころの記録からも,ピラミッド建設用の石材運搬船の建造,修理にドックが使われていたことがわかっている。日本でも古くから木船用の簡易なドックが用いられていたが,江戸時代末期から明治にかけて西洋型の船が導入されるに伴い,石川島造船所,長崎小菅修船所などに近代的ドックが建造された。
ハルトは、様々な戦争映画でよく聞くことのできる定番フレーズである。例えば、映画「レマゲン鉄橋」では脱走しようとする兵士を制止する時に、主人公の少佐が"Halt!(ハルト)"と言っている。この映画は全編英語であるが、なぜかこの部分はドイツ語である。この言葉は、アメリカ人でも馴染みのあるドイツ語なのかもしれない。
ピストルは、火縄銃が伝来した直後から日本でも製造されており、短筒、短銃などと呼ばれていた。洋式火器が輸入されるようになった幕末から短銃、ピストル (蘭:pistool)と呼ばれるようになり、英語のハンドガン (handgun) が日本で意訳された言葉である拳銃と並んで一般的な呼称となっているほか、暴力団関係者の間でははじき、チャカといった隠語で呼ばれている。
マストとは、帆船の甲板に帆を張るために立てられた垂直棒のことである。日本語ではそのままマスト、あるいは帆柱と訳す。19世紀になると、安定した推進力を得ることが出来る蒸気機関、ディーゼル機関などに動力源としての地位を奪われていったが、娯楽用の帆船やヨットでは使用され続けている。
マドロスは辞典には簡単に「海員。水夫。船乗り。マタロス」とある。最近は耳にすることなくなった。オランダ語「マタロス」(matros)が語源だそうで、初めて太平洋を往復した咸臨丸はオランダ船だったから、そのとき「マドロス」という言葉は伝来したのかもしれない。明治、大正には「マドロス」は文献に見える。だが「マドロス」物という歌謡曲のジャンルができるほど人気だったのは戦後、岡晴夫や美空ひばりの全盛期であろう。
ラッパはオランダ語の「roeper」から取り入れたといわれる。「杉田玄白が『蘭学事始』のなかで,18世紀中ごろ江戸で流行した珍器の一つとしてあげた「ループル(呼遠筒)」(roeper, メガフォンのこと) 」とある。/中国語の「喇叭」から、サンスクリット語で「叫ぶ」を意味する「rava」からといった説があるが未詳。中国語の「喇叭」はサンスクリット語「rava」に由来するともいわれることから、サンスクリット語の「rava」が中国語で「喇叭」となり、日本に入ったと考えられる。慶応2(1866)年に幕府軍の歩兵が、フランス人教官から信号ラッパの教習を受けているため、フランス語で「記憶力」のほか「呼び戻す」という意味もある「rappelle」を語源とする説もあるが、それ以前から見られる語なのでフランス語説は考え難い。
ランドセルは、背負いカバンを意味するオランダ語「ransel(ランセル)」が転訛した語。/幕末時代に兵士の「背嚢(はいのう)」として輸入された、布製のリュックサックのようなものであった。/ランドセルが通学用カバンとなった由来は、明治18(1885)年、学習院が馬車や人力車での通学を禁じた際、学用品や弁当などを入れて通学させたことによる。/2年後の明治20(1887)年、内閣総理大臣であった伊藤博文が、皇太子殿下(大正天皇)の学習院初等科入学を祝し、箱型で革製の頑丈なランドセルを特別に作らせ献上したものが、現在のランドセルの原型で、全国の小学校に普及したのは昭和30年代以降である。/この語が一般に定着する以前は「ランドセイル」とも呼ばれ、「革袋」を「ランドセル」と読ませた例も見られる。
宝塚のS氏曰く、「ご連絡に感謝しております。待ちどおしいことですが、日曜日を挟み来週になることだろうと想像しています。/先日、水門会の案内がきました。当方、8月2日夕 散歩帰宅後、胸が重苦しくなったので、血圧を測るととても高くなっておりました。さっそく主治医に診察を受けましたところ、暑さと睡眠不足の影響も考えられるため、毎日の散歩を止め1日3回の血圧記録をつけ、この25日に最終診断を受け降下剤の治療か精密検査かの判断になります。水門会出欠の有無はその後になると思います。/80歳になりました。生きすぎたと存じます。戦争の体験から戦後の青春時代を思い起こしながら、辿り歩いた人生の刻々を振り返ると、何かしら自らがいとおしく思われる気がしてなりません。/現在、想定外の総理大臣達を見せつけられ、その上若さは素晴らしいことですが、今まで経験したことのない言い訳と嘘にまみれた口だけの大臣を見るに付け、これからどうなるのか、落日の日本を見ない内に眠りたいものです。 旁々 体調に留意なされますよう念じております。」
藤沢氏のY氏曰く、「メールありがとう。ブログ集発送された由承りました。編集、製本に当たってはたいへんご苦労されたようですが、体調には気をつけてください。今日も暑くてたまらんかった。まだしばらくは30度を超える日が続くそうです。ご自愛のほどを。でわブログ集到着を待っています。」
18世紀以来、欧米諸国は東洋における新市場の開拓を目指して、活発な動きを示していた。1792年、ロシアの使節が根室に来訪、1804年には同じロシアの使節が長崎に来航して通商を求めている。1808年にはイギリスの軍艦フェートン号が長崎に現れて乱暴を働き、1818年にはイギリス商船が浦賀に来て通商を求めている。風雲あわただしく、幕府は余儀なく海防の必要に迫られてきた。
こうした政治情勢を反映して、蘭学の性格も軍事科学的なものへと移行し始めた。軍需工業を興し、軍備を充実させるために、幕府・諸藩は蘭学をこれに応用しようと下のである。そして1855年から、オランダ海軍将兵を招いて、海軍の技術をも学んでいる。このような事態を反映して、軍事,海運、造船などを巡ってかなりのオランダ語が取り入れられた。
コロネル(kolonel)=陸軍大佐、サーベル(sabel)=西洋風の刀、ゼネラル(generaal)=総督・司令官、タラップ(tarap)=船・航空機などに乗降するための梯子、デッキ(dek)=船の甲板、ドック(dok)=艦船の建造・修理・検査などをするための施設、ハルト(halt)=止まれ、ピストル(pistool)=拳銃、マスト(mast)=帆柱、マドロス(matroos)=船員、ラッパ(roeper)=喇叭、ランドセル(ransel)=背負い鞄
コロネルの呼称については、16世紀のスペインまたはイタリアでの縦隊(colonnna / columena)に由来し、その長はカピタン(Capitán)が務めていた。後に、「中隊長=(陸軍)大尉、カピタン / キャプテン」との混同を避けるため「縦隊」の部分が残ったと推測される。Colonelはラテン語のcolumnella(小さな柱)に起源を持つ。縦隊長(cabo de columena、変化して cabo de colonel、カボ・デ・コロネル)が直接の語源。省略されてColonelとなったという。
サーベルは、ヨーロッパの片刃の刀である。もともとは騎兵の武器として、それまでの直線状の剣に代わって使われ始めたという。日本では軍人が指揮用に、警官が権威の象徴として用いた。
ゼネラルは、呼びかけや表記の際の呼称としては、准将から大将、元帥までひっくるめて General が用いられる。この将官をひっくるめた呼称としての General の和訳語としては将軍が用いられる。
タラップは飛行機や船の乗降のために取り付けられる階段、スロープ、はしご。「タラップ」はオランダ語の「trap」を語源とする和製語であり、英語では「gangway ladder」という。
デッキとは、古いオランダ語の「dekken」という単語が語源になっており、これは「被せる」を意味する。原義は中期オランダ語で「被せる」「くるむ」などを意味して使われていた単語である。英単語として使われると様々な意味に変わり使われた。「船のデッキ」や「鉄道車両のデッキ」は日本でもよく使われている。船渠(せんきよ)ともいい、船を建造,修理,あるいは係留するための施設のこと。慣用的に造船所自体のことをドックという場合もある。ドックの歴史は古く,舟運の発生とほぼ同時期から存在したものと思われ,エジプト第6王朝のころの記録からも,ピラミッド建設用の石材運搬船の建造,修理にドックが使われていたことがわかっている。日本でも古くから木船用の簡易なドックが用いられていたが,江戸時代末期から明治にかけて西洋型の船が導入されるに伴い,石川島造船所,長崎小菅修船所などに近代的ドックが建造された。
ハルトは、様々な戦争映画でよく聞くことのできる定番フレーズである。例えば、映画「レマゲン鉄橋」では脱走しようとする兵士を制止する時に、主人公の少佐が"Halt!(ハルト)"と言っている。この映画は全編英語であるが、なぜかこの部分はドイツ語である。この言葉は、アメリカ人でも馴染みのあるドイツ語なのかもしれない。
ピストルは、火縄銃が伝来した直後から日本でも製造されており、短筒、短銃などと呼ばれていた。洋式火器が輸入されるようになった幕末から短銃、ピストル (蘭:pistool)と呼ばれるようになり、英語のハンドガン (handgun) が日本で意訳された言葉である拳銃と並んで一般的な呼称となっているほか、暴力団関係者の間でははじき、チャカといった隠語で呼ばれている。
マストとは、帆船の甲板に帆を張るために立てられた垂直棒のことである。日本語ではそのままマスト、あるいは帆柱と訳す。19世紀になると、安定した推進力を得ることが出来る蒸気機関、ディーゼル機関などに動力源としての地位を奪われていったが、娯楽用の帆船やヨットでは使用され続けている。
マドロスは辞典には簡単に「海員。水夫。船乗り。マタロス」とある。最近は耳にすることなくなった。オランダ語「マタロス」(matros)が語源だそうで、初めて太平洋を往復した咸臨丸はオランダ船だったから、そのとき「マドロス」という言葉は伝来したのかもしれない。明治、大正には「マドロス」は文献に見える。だが「マドロス」物という歌謡曲のジャンルができるほど人気だったのは戦後、岡晴夫や美空ひばりの全盛期であろう。
ラッパはオランダ語の「roeper」から取り入れたといわれる。「杉田玄白が『蘭学事始』のなかで,18世紀中ごろ江戸で流行した珍器の一つとしてあげた「ループル(呼遠筒)」(roeper, メガフォンのこと) 」とある。/中国語の「喇叭」から、サンスクリット語で「叫ぶ」を意味する「rava」からといった説があるが未詳。中国語の「喇叭」はサンスクリット語「rava」に由来するともいわれることから、サンスクリット語の「rava」が中国語で「喇叭」となり、日本に入ったと考えられる。慶応2(1866)年に幕府軍の歩兵が、フランス人教官から信号ラッパの教習を受けているため、フランス語で「記憶力」のほか「呼び戻す」という意味もある「rappelle」を語源とする説もあるが、それ以前から見られる語なのでフランス語説は考え難い。
ランドセルは、背負いカバンを意味するオランダ語「ransel(ランセル)」が転訛した語。/幕末時代に兵士の「背嚢(はいのう)」として輸入された、布製のリュックサックのようなものであった。/ランドセルが通学用カバンとなった由来は、明治18(1885)年、学習院が馬車や人力車での通学を禁じた際、学用品や弁当などを入れて通学させたことによる。/2年後の明治20(1887)年、内閣総理大臣であった伊藤博文が、皇太子殿下(大正天皇)の学習院初等科入学を祝し、箱型で革製の頑丈なランドセルを特別に作らせ献上したものが、現在のランドセルの原型で、全国の小学校に普及したのは昭和30年代以降である。/この語が一般に定着する以前は「ランドセイル」とも呼ばれ、「革袋」を「ランドセル」と読ませた例も見られる。
プロフィール
ハンドルネーム:
目高 拙痴无
年齢:
92
誕生日:
1932/02/04
自己紹介:
くたばりかけの糞爺々です。よろしく。メールも頼むね。
sechin@nethome.ne.jp です。
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