ウェブニュースより
大相撲秋場所9日目 貴景勝が7勝目 隠岐の海は初黒星 ―― 大相撲秋場所は9日目、大関復帰を目指す貴景勝は平幕の玉鷲を押し出して7勝目を挙げました。一方、隠岐の海は竜電に引き落としで敗れ初黒星を喫し、勝ちっ放しがいなくなりました。
中入り後の勝敗です。
▽十両の若隆景に豊ノ島は、若隆景が押し出しで勝ちました。一方、豊ノ島は負け越しです。
▽新入幕の剣翔に貴源治は、貴源治が寄り切り。
▽栃煌山に錦木は、栃煌山が上手出し投げ。
▽松鳳山に石浦は、松鳳山がはたき込み。
▽東龍に炎鵬は、東龍が浴びせ倒しで勝ちました。炎鵬は4敗目です。
▽佐田の海に豊山は、豊山が突き落とし。
▽輝に琴勇輝は、琴勇輝が突き出し。
▽照強に大翔鵬は、大翔鵬が寄り切りで勝ちました。
▽阿武咲に琴恵光は、琴恵光がすくい投げ。
▽琴奨菊に明生は、明生がすくい投げで、勝ち越しました。
▽志摩ノ海に宝富士は、宝富士が寄り切り。
▽隠岐の海に竜電は、竜電が引き落としで勝ちました。隠岐の海は今場所初黒星です。
▽千代大龍に碧山は、碧山が突き出し。
▽北勝富士に大栄翔は、北勝富士が押し出し。
▽阿炎に朝乃山は、朝乃山が寄り切りで7勝目。
▽玉鷲に貴景勝は、貴景勝が押し出して7勝目を挙げました。
▽御嶽海に友風は、御嶽海が押し出し。
▽角番の大関 栃ノ心に遠藤は、栃ノ心がはたき込みで4勝目。
▽正代に角番の大関 豪栄道は、豪栄道が押し出しで勝ちました。
(NHK WEB NEWS 2019年9月16日 19時19分)
元関脇逆鉾、井筒親方が死去 58歳すい臓がんか ―― 大相撲の元関脇逆鉾の井筒親方(本名福薗好昭=ふくぞの・よしあき)が16日、都内の病院で死去した。58歳だった。鹿児島県出身。
関係者によると、死因は膵臓(すいぞう)がんとみられる。弟の元関脇寺尾(現在の錣山親方)、兄の元十両鶴嶺山とともに「井筒3兄弟」と呼ばれ、もろ差しの名人として知られた。引退後は、師匠として横綱鶴竜らを育てた。通夜、告別式などの日程は未定。
秋場所前から体調を崩していた井筒親方は、本場所を休場して都内の病院に入院していた。だが、16日に容体が悪化し、夜に帰らぬ人となった。同じ時津風一門の親方衆を中心に訃報が伝わり、早すぎる死を悼んだ。
ある親方は「場所前から調子が悪いと聞いていた。それにしても急な話でびっくりしています。信じられません」と話した。急だったため、親方衆が集まる間もなく、日本相撲協会としての対応は17日に検討される見通し。現在は協会の副理事として、巡業部副部長を務めていた。
井筒親方は、父の先代井筒親方(元関脇鶴ケ嶺)の次男として誕生した。1978年(昭53)初場所で初土俵を踏み、81年名古屋場所で新十両、82年九州場所で新入幕を果たした。もろ差しの名人として知られ、殊勲賞5回、技能賞4回を獲得するなど、技巧派力士としてならした。金星は隆の里、千代の富士、双羽黒から7個獲得。87年九州場所から89年春場所まで9場所連続関脇を務めるなど活躍した。92年(平4)の引退後は、井筒部屋の部屋付き親方となり、94年4月の師匠の定年にともなって部屋を継承した。
先代からの弟子を除けば、入門時から関取まで育てたのはモンゴル出身の鶴竜だけ。しかし、その鶴竜を最高位まで育て上げた。入門した時の思い出として、井筒親方は「線が細いから床山にしようかと思ったけど、本人がニコって笑うから、まあいいかと力士として採用した」と話してい
た。
井筒部屋には現在、横綱鶴竜、三段目鋼、序二段鶴大輝の3人が在籍。部屋が消滅すれば、鶴竜らは今後、どこかの部屋に移籍することになる。実弟が師匠を務める錣山部屋に転籍する可能性もある。
◆井筒好昭(いづつ・よしあき) 本名・福薗好昭。1961年(昭36)6月18日、鹿児島県姶良郡加治木町(現姶良市)出身。78年初場所初土俵、81年名古屋新十両。82年九州新入幕。元関脇鶴ケ嶺の井筒親方譲りのもろ差しで金星7個、殊勲賞5回、技能賞4回と三賞計9回受賞。最高位は関脇。幕内連続出場779回。通算551勝567敗29休。引退後、年寄「春日山」から94年に「井筒」を襲名、井筒部屋を継承した。 [日刊スポーツ 2019年9月16日23時56分]
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