ウェブニュースより
大相撲九州場所 5日目 横綱 照ノ富士 大関 貴景勝ら3人が5連勝 ―― 大相撲九州場所は5日目。横綱 照ノ富士は隆の勝に上手投げで勝って初日から5連勝としました。
中入り後の勝敗です。
▽天空海に阿炎は阿炎が押し倒しで5連勝です。
▽千代丸に松鳳山は千代丸が押し出し。
☆千代丸 張り手は頭にあったので落ち着いてとれた。中に入らせないよう、一気に攻めようと思ってうまくとれました。
▽佐田の海に千代の国は取り直しの一番となり、千代の国が寄り切り。
▽輝に栃ノ心は栃ノ心が寄り切り。
栃ノ心は腰の痛みで初日から休場していましたが、18日から出場して、白星を挙げました。
▽豊山に魁聖は魁聖が寄り切り。
★豊山 押し込めなかったのが敗因。向こうに踏み込み負けていた。起こせなかったのがすべて。反省するところは反省して、明日以降につなげたい。
▽千代大龍に北勝富士は千代大龍が押し出し。
☆千代大龍 苦手な相手で前に出るしかないと思っていた。今場所、一番いい相撲でした。
▽石浦に英乃海は英乃海が送り出し。
▽碧山に照強は照強が下手投げ。
▽琴ノ若に翔猿は翔猿が押し出しで勝ちました。
▽宇良に千代翔馬は宇良がとったり。
☆宇良 (千代翔馬に5戦全勝)そこは何とも言えないです。(序盤4勝1敗も)まだ始まったばかりなんで。終わってみないと分からないです。終わってみると体が動いていないかもしれない。序盤は本当に分からない。終わってから考えます。
▽琴恵光に玉鷲は玉鷲が押し出し。
▽高安に豊昇龍は高安が寄り切り。
☆高安 今日は厳しくいけました。(今場所は長い相撲が続いているが)短い相撲が一番いいですね。厳しく一方的な相撲が一番明日につながると思う。苦しい相撲もあるけど、厳しい相撲を目指して頑張ります。前半戦終わったので、しっかり中盤戦つなげていきたい。
▽志摩ノ海に遠藤は遠藤がはたき込み。
▽阿武咲に宝富士は宝富士が突き落としで勝ちました。
▽逸ノ城に大栄翔は大栄翔が押し出し。
▽霧馬山に明生は明生が押し倒し。
▽御嶽海に若隆景は若隆景が寄り切り。御嶽海は今場所初黒星です。
▽妙義龍に大関 貴景勝は貴景勝が押し出しで5連勝です。
▽大関 正代に隠岐の海は隠岐の海が寄り切りで勝ちました。
★正代 立ち合いで圧力をかけられなかった。上体が起きるのもすごく早かった。(隠岐の海とは)最近分が悪かったので、変に意識してしまったところがあったのかもしれない。
▽横綱 照ノ富士に隆の勝は照ノ富士が上手投げで勝って5連勝です。
☆照ノ富士 良かったと思う。落ち着いていました。(内容伴う5連勝に)普段やっている稽古しか場所で出ないので。
九州場所は序盤の5日目を終えて、横綱 照ノ富士、大関 貴景勝、平幕の阿炎の3人が5連勝です。
照ノ富士に敗れた隆の勝「チャンスあると思ったが腰が高かった」
初日から5連勝の阿炎は「四つには組みたくなかったので、自分の相撲を取ることを考えた。相撲に向き合えていると思う」と話していました。
取り直しの相撲で勝った千代の国は「一番目は負けたと思った。取り直しでは気持ちで負けないようにいこうと思っていた。あすからもしっかり頑張る」と冷静に答えていました。
腰を痛めて初日から休場していた栃ノ心は18日から出場して勝ち星を挙げ「落ち着いて相撲を取れた。とりあえず勝てたのがよかった。腰はよくなったので大丈夫」と明るい表情で答えていました。
「とったり」で4勝目を挙げた宇良は調子のよさを聞かれ、「序盤の星の数は本当に関係ない。最終結果がどうなっているか」と答えたうえで九州場所について「あたたかく、過ごしやすい。扇風機をつけたり、つけなかったりしている。ここから後半、急に寒くなるのが怖いですよね」と話していました。
高安は3日続けて長い相撲でしたが、18日は短く決着をつけて4勝目を挙げ、「きょうは厳しくいけた。短い相撲がいちばんいい。短く厳しく一方的な相撲があすにつながると思う。中盤戦、一番一番つなげていきたい」とこの先を見据えました。
ここまで負け無しだった関脇・御嶽海を破った若隆景は「一生懸命取っているだけ。下からの相撲を意識してやっていきたい」と表情を変えませんでした。
大関・正代に勝った隠岐の海は「はやく勝ててよかった」と短く振り返ったうえで19日の横綱戦に向けて「精いっぱい胸を借りるつもりで頑張ります」と話していました。
敗れた正代は「立ち合いの圧力をかけられなかったし、上体が起きるのも早かった気がする。けんか四つになるので、右を差したいということを意識しすぎた」と力なく振り返りました。
5連勝の大関・貴景勝は「始まったら集中してやるだけ。季節もいいし、コンディションを整えてしっかりやるだけ」と落ち着いて答えていました。
横綱・照ノ富士は隆の勝に勝った一番について「落ち着いていた。ふだんやっている稽古しか場所で出ないわけだから、よかったんじゃないですか」と振り返りました。
一方、敗れた隆の勝は「いい感じに立ち合えて、右も差せたので、チャンスがあると思った。腰が高かったかな」と淡々と振り返りました。
(NHK WEB NEWS 2021年11月19日 1時05分)
日大事件捜査、理事長の所得解明に軸足 自宅に1億円超 ―― 日本大学付属病院を巡る背任事件で、東京地検特捜部は日大の元理事らの追起訴後も大学を巡る資金の流れの解明を続けている。自宅が捜索先となった田中英寿理事長(74)の事件への関与は立証されていないが、元理事らは理事長への資金提供を供述、理事長宅からは1億円を超える現金も確認された。今後の解明作業は現金の出所や申告状況など、理事長の所得に関する捜査に軸足を置いて進むとみられる。
日大本部などへの9月の家宅捜索から2カ月超。特捜部は田中理事長の側近とされる日大元理事の井ノ口忠男被告(64)と医療法人「錦秀会」元理事長の籔本雅巳被告(61)が日大医学部付属板橋病院(東京・板橋)の建て替え工事や医療機器調達を巡り、大学の資金を流出させるなどして日大に総額約4億2千万円の損害を与えたとする背任罪で2度起訴した。
関係者によると、両被告は特捜部の調べに対し、起訴内容の取引に絡んで計6000万円を「日ごろ世話になっている謝礼」として理事長に渡したと供述した。このほかに籔本被告は理事長の再任祝いや誕生日祝いなどを提供したとも説明。特捜部は2度にわたる理事長宅の捜索で現金1億円超を確認した。
一連の捜査で特捜部は両被告と理事長との共謀の可能性も疑ったが、井ノ口被告は理事長側に不正な取引の計画や具体的な内容について報告していなかったと話しており、理事長自身も複数回の任意聴取に、事件への関与や現金の受領を明確に否定した。
自宅にあった1億円超などと大学の流出資金の関連性は立証されず、特捜部は理事長の背任罪での刑事責任追及を見送ったとみられる。ただ、多額の現金の出所は明らかになっておらず、今後の捜査は理事長側が現金を取得した経緯や適正に税務申告していたかどうかが焦点になる。
日大広報は18日、取材に対し「理事長宅に保管されていた現金は1億~2億円で、理事長の役員報酬や、ちゃんこ屋の利益などの個人的な財産」と回答。「税務申告は適切に行っていると聞いている」と説明した。
所得税法は「偽りその他不正の行為」による無申告や過少申告を禁じ、10年以下の懲役などの刑事罰を定める。隠した所得額が1億円以上になれば、検察が脱税事件として起訴する例が多い。
刑事事件に至らずとも「仮装隠蔽」を図ったと判断された場合は、国税当局から多額の重加算税が課される。特捜部は国税当局と連携し、不透明な資金の流れの解明を急ぐとみられる。 【日本經濟新聞 2021年11月18日 19:21 (2021年11月18日 23:50更新)】
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