ウェブニュースより
<新型コロナ>三社祭、今秋に延期 浅草神社 ―― 毎年五月に開催され、三日間で約二百万人が集まる浅草神社(東京都台東区)の三社祭が、新型コロナウイルスの影響で十月十六~十八日に延期されることが分かった。神社と氏子団体の浅草神社奉賛会が決定した。
◆「終息祈願祭」などを開催
三社祭の関係者によると、当初の日程で縁日だった五月十八日に、「新型コロナウイルス感染終息祈願祭」などを行うという。
今年の日程は当初、五月十五~十七日だった。約百基の町神輿が繰り出す「連合渡御」、三基の本社神輿を境内から担ぎ出す「宮出し」、木遣り隊や芸者衆らがにぎやかに歩く「大行列」、都無形民俗文化財に指定されている田楽舞「びんざさら舞奉納」などが予定されていた。
関係者によると、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、神社では緊急総代会などで慎重に議論を重ねてきた。三月三十一日に最終的な会議が開かれ、五月の開催は難しいと判断し、今秋への延期を決めた。氏子町会には同日夜、ファクスなどで連絡した。
◆状況次第で規模縮小も
現状では祭りの内容は変えない計画だが、今後の状況次第では、規模の縮小なども含め再考の可能性もあるという。
浅草神社は、隅田川で観音像を見つけた漁師の檜前浜成、竹成の兄弟、像を安置して浅草寺を創建した土地の長の土師中知の三人を神としてまつっている。「三社祭」の名はこれに由来する。これまで、東日本大震災の発生を受けて二〇一一年に中止した例などがある。 (東京新聞 2020年4月1日 11時13分)
小泉元首相、安倍首相は「辞めざるを得ない」 森友問題 ―― 小泉純一郎元首相は週刊朝日(4月10日号)のインタビューで、森友学園をめぐる公文書改ざん問題に対する安倍晋三首相の責任について「十分にある」とし、「責任を取って(首相を)辞めざるを得ない」との認識を示した。
小泉氏はインタビューで、改ざんを苦に自殺した近畿財務局職員の手記について「財務省、ひどいじゃないか」と指摘。公文書改ざんにつながった理由では「安倍さんが『自分や妻が関わっていたら総理も国会議員も辞める』と国会で言ったことから始まっている」とし、「誰が見たって(森友学園問題に首相が)関わっていたのはわかる」と言い切った。
安倍首相は1日の参院決算委員会で認識を問われ、「コロナウイルス感染症対策を全力でやっている。放り投げることを毛頭考えていない」と述べ、引責辞任を否定した。 (朝日新聞DIGITAL 2020年4月1日 17時52分)
安倍首相、小泉元首相の「退陣勧告」に語気強め反論 ―― 安倍晋三首相は1日の参院決算委員会で、小泉純一郎元首相が「週刊朝日」のインタビューで、自身に対する「退陣勧告」をしていることについて問われて「(政権を)放り投げることは考えていない」と、語気を強めながら辞任を否定した。
首相は「今、まさに新型コロナウイルス感染症対策を全力でやっている。ここでこれを放り投げることは、毛頭考えていないと申し上げたい」と述べた。立憲民主党の野田国義氏の質問に答えた。
小泉氏はインタビューで、森友学園をめぐる財務省の公文書改ざん問題で近畿財務省職員赤木俊夫さんが自殺し、その手記が公開されたことに絡んで「安倍さんは辞めざるを得ない」と、述べているという。
小泉氏は、小泉政権のさなかに首相を自民党幹事長に抜てき。06年9月の退任に当たって首相に政権を引き継ぐなど、安倍政権の事実上の生みの親で、首相にとって小泉氏は、「政治の師」でもある。 [日刊スポーツ 2020年4月1日16時16分]
梨田昌孝氏がコロナ陽性 重度の肺炎で集中治療室に ―― 近鉄、日本ハム、楽天で監督を務めた梨田昌孝氏(66=日刊スポーツ評論家)が新型コロナウイルスに感染したことを1日、所属事務所が発表した。大阪府内の病院でPCR検査を受けた結果、陽性反応が出た。
同氏は3月25日に倦怠(けんたい)感を覚え、自宅で静養を続けていた。同28日に発熱、30日に呼吸困難の症状が出たことで病院を受診し、31日に別の総合病院で重度の肺炎と診断を受けた。そのまま別の病院に搬送されて検査を受けたがこの日、感染が判明。感染経路は不明で現在、集中治療室(ICU)に入っているという。
梨田氏は1972年(昭47)に近鉄に入団し、正捕手として17年間プレー。01年には近鉄監督としてリーグ優勝を果たした。04年のシーズン後に、オリックスと球団合併するまで指揮を執った「近鉄最後の監督」。09年は日本ハムでもリーグ優勝を飾り、その後、楽天でも監督を務めた。
日刊スポーツ評論家、NHK解説者として各球場に足を運びながら取材をしていたが、プロ野球が開幕延期し、講演活動もほとんど取りやめになっていた。25日に異常を訴えてから病院に行くまでは、プロ野球開幕に向けた資料整理などをしながら自宅で過ごす毎日だった。
所属事務所は「医療、プロ野球、メディア関係の皆様、いつも応援してくださっているファンの皆様に、多大なるご迷惑とご心配をお掛けしておりますことをおわび申し上げます。本人も病状の回復に全力で努めておりますので、どうか静かに見守っていただけますと幸いです」とコメントした。
◆梨田昌孝(なしだ・まさたか)1953年(昭28)8月4日生まれ、島根県出身。浜田から71年ドラフト2位で近鉄入団。1年目から1軍の試合に出場し、強肩強打の捕手として活躍。79~81年にベストナイン、79~81年、83年にダイヤモンドグラブ(現ゴールデングラブ)賞を受賞。79、80年と2年連続で日本シリーズに出場した。オールスターゲームも6度出場し、83年の第2戦ではMVPを獲得。88年限りで引退し、93年にコーチで近鉄復帰。00年に監督に就任し、01年リーグ優勝。04年、近鉄球団消滅とともにユニホームを脱いだ。08年から日本ハムを率い、09年リーグV。11年に勇退し、16年から18年途中まで楽天の監督を務めた。現役時代は178センチ、80キロ。右投げ右打ち。 [日刊スポーツ 4/1(水) 15:22配信]
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