瘋癲爺 拙痴无の戯言・放言・歯軋り
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 昨夜半より雨。明るくなると同時に床から抜け出し。パソコンに向かう。
8af1f642.jpeg 昨日、西宮のYK氏から、絵葉書が届く。曰く
「8月も今日で終りというのに暑い日が続いております。/その後お変わりなくお元気のことと存じます。今日は西宮市大谷美術館で開催中の『2012イタリア・ポローニヤ国際絵本原画展』へ行って来ました。西宮在住の老人は入館料が半額の\400です。/水門会総会10月19日(金)開催の通知が来ましたが貴兄はどうされますか?/私は出来れば出席したいのですが……どうなりますか。どうぞご自愛下さい。 草々」
 この爺も負けじと、図々しく無料インターネットで、2012年イタリア・ポローニヤ国際絵本原画展をちらっと一巡させて頂いた。
いやはや、今のこの爺は桜橋~吾妻橋ヲ1巡するのがやっと。腰はいたむし、脹脛はつるし、こんな状態で九州まで旅行する元気はない。かえって皆さんにご迷惑を掛ける羽目に陥るのが関の山。本年の水門会出席も見合わせることにした。
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 蘭学の開花した18世紀半ば以降になって学術用語が盛んに入ってくるのだが、通商関係用語はそれより以前からかなり入っていた。まず、織物、衣服関係の言葉で現在我々に親しみのあるものだけを挙げてみよう。
 サテン(satijn):繻子〔中国の輸出港(現在の泉州港)の名に由来する〕織りにした織物。絹を用いた本繻子のほか、綿繻子・毛繻子などの種類がある。天正年間(1573~1592年)に京都で中国の製法にならって初めて織られたという。朱子(繻子)は、サラセン文化の盛んな頃、中国からアラビアに渡り、12・13世紀頃、ルネサンス初期にイタリアに輸入された。そのころ、繻子の輸出港であった泉州「Tzuting」の名が織物名として使われた。その後、アラビア訛りとイタリア訛りが混じり、現在の「satin」となったという。
 セルジ(serge):平織り薄手の毛織物。本来は梳毛(そもう)糸を原料とするが、絹・人絹などの交織もある。合着用和服地。セルジのジは「生地」「布地」の「地」と勘違いされて、余計物と考えられて、落とされてしまったらしい。今普通に使われているセルが、一種の語源俗解によって生じたのである。
 チョッキ(jak):原語のjak は「短い上着」という意。袖がなく丈の短い胴衣で,セビロ(背広),ワイシャツなどと同じように日本独自の疑似外来語の服飾用語。英語のvest(ベスト)と同じ意味で使われる。背広のチョッキ,毛糸のチョッキなどというように用いられ,明治以来ごく一般的な用語だったが,1960年代から70年代にかけてほとんど一般的には使われなくなり,それに代わってベストという呼び方がごく普通になった。
 ヅック(doek):太番手の撚糸(よりいと)を密に織った木綿または麻の平織。ズックという呼称はダックduck(英語)の日本語よみで,語源はオランダ語の,粗い麻織物を意味するdoekに由来するといわれる。近年はナイロン,ビニロンなどの合成繊維も使われる。
 フラネル(flanel):紡毛糸で平織りまたは綾織りにし、布面をやや毛羽立たせた柔らかな毛織物。梳毛糸(そもうし)・綿糸などを使ったものもある。肌着・パジャマ地・服地などに用いる。ネル。
 ホック(hoek):鉤(かぎ)と受け金が一組みになったもの。鉤ホック。スナップ(ボタン)。
 マンテル(mantel):釣鐘型の袖の無い、身頃(みごろ)のみの形状の外套を言う。マント。マントの歴史は古く、その起こりは人間が狩猟を始め、その毛皮などをそのまま羽織って防寒具としたことから始まる。そのためマントのような衣服は各地で見ることができる。
 
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つぶやき その11
日高先生  

こんばんは。腰痛、大丈夫ですか?朝のお散歩はご無理なさいませんように。
つぶやき「その11」です。

「資源ごみについて」:
台東区では週に一度、紙類、缶、びん、ペットボトル、発砲トレイの回収があります。
紙類は「ダンボール」「新聞・広告」「雑誌その他」と大きく三つのタイプに分類されます。
いつも狙われるのは決まって二種類「新聞・広告」と「アルミ缶」です。
ダンボールやスチール缶などは見向きもされません。
資源ごみを道路におかれている回収ボックスに出すと同時に所有権がなくなり、誰のものでもない事になりますから、
持ち去った人を法的に罰することは出来ません。
本当は台東区(ひいては東京都)の財産なのに、トラックでやって来てねこそぎ持っていかれるのは正直悔しいです。
かといって毎週毎週はりついて見張っているわけにもいかず、はがゆい思いです。
日本はただでさえ資源の少ない国なのですから、上記2点がもし国外にでも売り飛ばされているとしたら。。。
大げさかもしれませんが、資源ごみはどれも全て大切な日本の財産です。
ペットボトルや発砲トレイを「ゴミ」として捨てると二酸化炭素を出すばかりで良いことは何もありません。
資源ごみを本物の「ゴミ」にしてしまうのではなく、みんなで小さな努力をコツコツ重ね、できるだけ
「資源」として活用したいものです。
お札は再生紙でないにしろ「紙」で出来ていますし、一円玉は「アルミ製」なのですから。

いつも読んで下さりありがとうございます(*^_^*)  Kより
K 2012/09/04(Tue) 編集
プロフィール
ハンドルネーム:
目高 拙痴无
年齢:
92
誕生日:
1932/02/04
自己紹介:
くたばりかけの糞爺々です。よろしく。メールも頼むね。
 sechin@nethome.ne.jp です。


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