瘋癲爺 拙痴无の戯言・放言・歯軋り
[53] [54] [55] [56] [57] [58] [59] [60] [61] [62] [63]

思ひ草を詠める歌
 ハマウツボ科ナンバンギセル属の一年生の寄生植物である南蛮煙管(なんばんきせる)のことです。ススキ・ミョウガ・サトウキビなどに寄生します。高さはせいぜい20センチ程度で、9~10月頃にピンクの花を下向きにつけます。
 万葉集には、たった1首にだけの登場です。

10-2270:道の辺の尾花が下の思ひ草今さらさらに何をか思はむ

◎ナンバンギセルはハマウツボ科一年草の寄生植物で、ススキや、ミョウガ、サトウキビなどの根元に生え、その根から養分をとっています。そのため葉緑素がなく、葉はわずかにあってもほとんど見えません。秋になると紫紅色の花を咲かせますが、その先端が首をかしげて物思いにふけっている様子から、古代の人たちはこの植物を「思ひ草」とよんでいました。
 尤もこの「思ひ草」という漠然とした名前が何にあたるかについては古くからリンドウ、露草、女郎花、など諸説ありましたが、万葉集で「尾花が下の思ひ草」つまり、ススキに寄生する姿を詠っていることが決め手となり、現在ではナンバンギセルが通説となっています。(「思ひ草」は万葉集で1首のみ)
 ナンバンギセルは漢字で「南蛮煙管」と書き、南蛮から渡来した煙管(きせる)の雁首に花の形が似ているとことから命名されたそうです。

ウェブニュースより
 レスリング文田が銀メダル 体操床運動・村上は「銅」 ――
レスリング

 東京五輪第11日の2日、レスリング男子グレコローマンスタイル60キロ級の文田健一郎(ミキハウス)は決勝でオルタサンチェス(キューバ)に1-5で敗れ、銀メダルだった。グレコでは1984年ロサンゼルス五輪52キロ級の宮原厚次以来、37年ぶりの金メダルを逃した。女子76キロ級の皆川博恵(クリナップ)が3位決定戦で周倩(中国)に敗れ、銅メダルを逃した。
 女子68キロ級で2016年リオデジャネイロ五輪69キロ級女王の土性沙羅(東新住建)は1回戦で19年世界選手権優勝のストックメンサ(米国)に敗れ、2連覇を逃した。ストックメンサが決勝に進んだため、土性は3日の敗者復活戦に回った。男子グレコローマンスタイル77キロ級で初出場の屋比久翔平(ALSOK)は2回戦で19年世界選手権覇者のT・レーリンツ(ハンガリー)に屈したが、レーリンツの決勝進出で、屋比久は3日の3位決定戦出場が決まった。
体操

 女子種目別の床運動で村上茉愛(日体ク)が銅メダルを獲得した。日本女子のメダル獲得は1964年東京五輪団体総合の「銅」以来57年ぶりで、個人種目では初の快挙となった。
陸上

 陸上男子3000メートル障害決勝で三浦龍司(順大)は7位となり、この種目で日本勢初の入賞を果たした。女子5000メートル決勝で広中璃梨佳(日本郵政グループ)は日本新記録となる145284で9位だった。
 男子走り幅跳び決勝で橋岡優輝(富士通)は8メートル10で6位となり、1984年ロサンゼルス五輪7位の臼井淳一以来、日本勢37年ぶりの入賞を果たした。テントグルがギリシャ勢初優勝を果たした。女子1500メートル予選で田中希実(豊田自動織機TC)が4分2秒33の日本新記録をマークして3組4着に入り、準決勝に進んだ。卜部蘭(積水化学)は4分7秒90の2組9着で落選した。
卓球

 女子団体準々決勝で、日本が台湾を3-0で下して準決勝に進んだ。ダブルスで石川佳純(全農)平野美宇(日本生命)組が鄭先知、陳思羽組を3-0で下し、シングルスは伊藤美誠(スターツ)が鄭怡静を3-0で退け、平野が陳思羽に3-1で勝った。3日に香港と対戦する。男子団体も1回戦で、前回リオデジャネイロ五輪銀メダルの日本がオーストラリアに3-0で勝ち、準々決勝に進んだ。
野球

 準々決勝で、日本は米国に延長十回、タイブレークの末に7-6でサヨナラ勝ちし、準決勝進出を決めた。
馬術
 上位25人馬による総合馬術個人決勝で、戸本一真(日本中央競馬会)は31.90点で4位に入り、同種目で日本勢初のメダル獲得はならなかった。
飛び込み

 男子板の予選で、6度目の五輪出場となる40歳の寺内健(ミキハウス)が430.20点で10位となり、上位18人による準決勝に進んだ。
バレーボール
 
女子1次リーグA組で日本はドミニカ共和国に1-3で屈して1勝4敗の5位となり、準々決勝進出を逃した。
水球

 男子の1次リーグ最終戦が行われ、A組で敗退が決まっている日本は南アフリカに24-9で勝ち、1984年ロサンゼルス五輪以来、37年ぶりの勝利を挙げた。1勝4敗で今大会を終えた。
アーティスティックスイミング

 デュエットで予選のフリールーティン(FR)が行われ、乾友紀子(井村ク)吉田萌(ザ・クラブピア88)組は93.9333点で4位だった。
ハンドボール
 
女子1次リーグA組の日本は最終戦で強豪ノルウェーに敗れ、1勝4敗の同組6位で敗退した。
バスケットボール
 
女子の1次リーグB組最終戦で日本はナイジェリアを102-83で下し、2勝1敗で準々決勝進出を決めた。    【日本經濟新聞 202182 10:25 (202182 23:33更新)

 河野担当相「ワクチンだけでは難しい」と白旗! デルタ株“ブレークスルー感染”の猛威 ―― ワクチン一本ヤリ政権の担当大臣が白旗。河野ワクチン担当相は7月31日夜、自身のネット番組で「デルタ株の感染拡大をワクチンだけでどうにかするというのはなかなか難しい」と言ってのけた。デルタ株(インド株)は、ワクチンを接種していても、感染が広がっている。想像以上に手ごわいウイルスだ。

CDC「戦況が変わった」
 30日の会見で菅首相は「ワクチン接種こそがまさに決め手であり、総力を挙げて接種を進めていく」と強調したばかり。河野大臣が「決め手」を否定した格好だ。
 デルタ株の登場により、ワクチンの限界が浮き彫りになりつつある。米疾病対策センター(CDC)が「戦況が変わった」と警戒を強めるのが、「ブレークスルー(突破型)感染」。ワクチンを2回接種しても感染してしまうことだ。
 CDCによると、7月にマサチューセッツ州で起きたクラスターの感染者469人の約74%は接種を完了していた。ウイルスを特定できた133人のうち、9割がデルタ株だった。接種完了しても、デルタ株には感染してしまうのだ。

 さらに、接種者でも未接種者と同じくらい他人に感染させる可能性がある。デルタ流行前の調査では、接種後の陽性者は未接種者に比べて、ウイルスの排出量は4割少なかったが、マサチューセッツのクラスターでは、同量だった。接種者も強力なスプレッダーになり得るのだ。
 ただし、ワクチン接種はデルタ株でも重症化予防の効果は大きく、CDCは接種推奨を続ける方針だ。    (日刊ゲンダイ 公開日:2021/08/02 14:50 更新日:2021/08/02 14:50


 

女郎花(おみなへし)を詠める歌3
17-3943:秋の田の穂向き見がてり我が背子がふさ手折り来るをみなへしかも

17-3944:をみなへし咲きたる野辺を行き廻り君を思ひ出た廻り来ぬ

17-3951:ひぐらしの鳴きぬる時はをみなへし咲きたる野辺を行きつつ見べし

※秦忌寸八千嶋(はだのいみきやちしま、生没年不詳)
 秦氏は秦の始皇帝の末裔をなのる渡来系氏族で、『日本書紀』によれば、応神天皇十四年、始皇帝の子孫である弓月君が百二十県の百姓を率いて来朝したといいます。絹・綿・糸などの生産に従事する多くの部民を従え、山背国葛野郡に本拠を置いて強大な経済力を築きました。
 746(天平18)87日、越中国守として赴任して間もない大伴家持の館で宴が催され、大伴池主・土師道良らと共にこれに参席、歌を詠みます(巻17-3951)。この時大目(だいさかん。国司の四等官)とあります。同じ頃、自邸に家持を招いて宴を開き、歌を作る(17/3956)747(天平19)4.20、正税帳使として入京する家持を送別する宴を自邸に催します。この時の家持の歌が2首あります。(17-39893990)。この時も大目でした。
20-4297:をみなへし秋萩しのぎさを鹿の露別け鳴かむ高圓の野ぞ

◎高円山(たかまどやま)
 奈良市街地の東にある山です。標高は432メートル。雑木林に覆われる花崗(かこう)岩類の山で、高円山ドライブウェーが山頂まで通じます。頂上は展望に優れます。『万葉集』に多く詠まれており、聖武(しょうむ)天皇の離宮尾上宮(おのうえのみや)があった所と伝えられます。西側中腹に五色椿(つばき)と萩(はぎ)で知られる真言(しんごん)律宗の高円山白毫寺(びゃくごうじ)があります。

20-4316:高圓の宮の裾廻の野づかさに今咲けるらむをみなへしはも


ウェブニュースより
 陸上男子100、ヤコブスが金メダル 980でイタリア初 ――
陸上

 東京五輪第10日の1日、男子100メートル決勝はヤコブス(イタリア)が欧州新記録の9秒80で優勝し、同種目でイタリア人初の金メダルを獲得した。追い風0.1メートルで、カーリー(米国)が9秒84で銀メダル、ドグラス(カナダ)が9秒892016年リオデジャネイロ五輪に続き銅メダルを獲得した。6位だった蘇炳添(中国)は準決勝でアジア新記録の9秒83をマーク。五輪前に今季世界最高の9秒77を出していたブロメル(米国)は、準決勝で1000の2組3着で敗退した。
 女子100メートル障害準決勝で寺田明日香(ジャパンクリエイト)は1306の1組6着となり通過できなかった。男子走り高跳び決勝で戸辺直人(JAL)は2メートル2413位だった。同400メートル障害準決勝では山内大夢(早大)が4935の3組6着で決勝に進めなかった。男子400メートル予選でウォルシュ・ジュリアン(富士通)は敗退。女子3000メートル障害の山中柚乃(愛媛銀行)も予選落ちした。
体操

 種目別決勝は男子あん馬で萱和磨(セントラルスポーツ)が14.900点をマークし、銅メダルを獲得した。日本勢で2004年アテネ五輪銅メダルの鹿島丈博以来4大会ぶりの表彰台。予選2いの亀山耕平(徳洲会)は演技の乱れが響き、14.600点で5位だった。ウィットロック(英国)が2連覇した。
レスリング

 男子グレコローマンスタイル2階級と女子1階級で競技が始まり、60キロ級で初出場の文田健一郎(ミキハウス)は準決勝でテミロフ(ウクライナ)に5-1で勝ち、2日の決勝に進んだ。グレコでは1984年ロサンゼルス五輪52キロ級の宮原厚次以来の金メダルを目指し、オルタサンチェス(キューバ)と対戦する。日本男子は不参加の80年モスクワ五輪を除き、52年ヘルシンキ五輪から17大会連続のメダル獲得。女子76キロ級で初出場の皆川博恵(クリナップ)は準決勝で敗れ、2日の3位決定戦に回った。男子グレコ130キロ級に日本勢は出場していない。
ボクシング

 女子フライ級準々決勝で並木月海(自衛隊)が2016年リオデジャネイロ五輪銅メダリストのバレンシア(コロンビア)に5-0で判定勝ちし、4日の準決勝に進んだ。3位決定戦がないため、フェザー級の入江聖奈(日体大)に続き、日本女子2人目のメダルが確定した。日本勢が五輪の複数階級でメダルを獲得するのは、12年ロンドン大会男子バンタム級銅メダルの清水聡、同ミドル級金メダルの村田諒太以来。
卓球

 団体が始まり、女子の1回戦で2大会連続メダルの日本がハンガリーに3-0で勝ち、準々決勝に進んだ。ダブルスで石川佳純(全農)平野美宇(日本生命)組がファゼカシュ、ペルゲル組を3-0で下し、シングルスは伊藤美誠(スターツ)がマダラスを、平野がペルゲルをそれぞれ3-0で退けた。3連覇中の中国はオーストリアを3-0で下し、準々決勝に進出した。
バレーボール

 男子1次リーグA組で日本はイランを3-2で下して3勝2敗とし、1992年バルセロナ五輪以来29年ぶりとなる準々決勝進出を果たした。
ゴルフ

 男子の最終ラウンドで、松山英樹は銅メダルを懸けたプレーオフで敗退し、4位だった。松山は5バーディー、3ボギーの69で回り、通算15アンダーの269で7人が並んだ争いに進んだが、1ホール目でパーを取れずに敗退した。首位で出たシャウフェレ(米国)が通算18アンダーで金メダル、1打差のサバティーニ(スロバキア)が銀メダルを獲得した。銅メダルはプレーオフを4ホール目で制した潘政琮(台湾)。星野陸也は5バーディー、ボギーなしの66で回り、6アンダーの38位だった。
フェンシング

 男子フルーレ団体で松山(JTB)西藤(セプテーニ・ホールディングス)敷根、永野(以上ネクサス)の日本は3位決定戦で米国に31-45で完敗して4位だった。日本は準々決勝で格上のイタリアを破り、準決勝ではフランスに42-45で惜敗した。
競泳

 400メートルメドレーリレーの男子で、日本(入江、武良、水沼、中村)が3分2991の日本新記録で6位に入った。女子の日本(小西、渡部、池江、五十嵐)は3分5812の8位だった。男子は米国が3分2678の世界新記録で制し、女子はオーストラリアが勝った。競泳で日本のメダルは金2、銀1で、入賞は9。1988年ソウル五輪以来8大会ぶりに入賞数が1桁にとどまった。
自転車

BMXフリースタイル・パーク決勝で男子の中村輪夢(ウイングアーク1st)は5位、女子の大池水杜(ビザビ)は7位だった。
セーリング
 メダル獲得が期待される470級は8レースを終え、女子の吉田愛、吉岡美帆組(ベネッセ)と男子の岡田奎樹(トヨタ自動車東日本)外薗潤平(JR九州)組はともに6位につけた。男女混合のナクラ17級の飯束潮吹、畑山絵里組(エス・ピー・ネットワーク)は15位、男子フィン級の瀬川和正(鳥取県スポーツ協会)は16位で上位10艇による最終のメダルレース進出を逃した。
射撃
 
男子ラピッドファイアピストル予選前半で、吉岡大(京都府警)は290点の9位につけた。後半と決勝は2日に行われる。
馬術
 
総合馬術で第2種目のクロスカントリーを終え、第1種目の馬場馬術で4位につけた団体の日本は、11位へと順位を大きく下げた。個人では戸本一真(日本中央競馬会)が5位に浮上したものの、大岩義明(nittoh)が落馬により失権したことが響いた。田中利幸(乗馬ククレイン)は35位。2日に最終種目の障害飛越が行われる。
ハンドボール
 
男子の1次リーグでB組の日本は、ポルトガルに31-30で競り勝って88年ソウル五輪以来33年ぶりの勝利を挙げたが、1勝4敗でB組最下位の6位となり、各組4位までの準々決勝に進めず敗退した。A組6位のアルゼンチンが5戦全敗で、日本は全体の11位となった。
バスケットボール

 男子1次リーグでC組の日本は、アルゼンチンに77-97で敗れて3戦全敗となり、敗退が決まった。
水球
 
女子1次リーグ最終戦が行われ、B組で敗退が決まっていた日本はROCに敗れ、開催国枠で初出場だった今大会を4戦全敗の組最下位で終え、出場10チーム中9位と決まった。A組最下位の南アフリカを得失点差で上回った。    【日本經濟新聞 202181 11:36 (202181 22:42更新)


 

女郎花(おみなへし)を詠める歌2
10-1905:をみなへし佐紀野に生ふる白つつじ知らぬこともち言はえし我が背

◎咲野/佐紀野(さきの)
 奈良県奈良市の佐紀山(さきやま)の南の地とされています。当時は、沼地が多かったとのことです。すぐ南にある水上池(みずかみいけ)もこの地に含まれるのかもしれません。

 万葉集に登場する、咲沢/佐紀沢(さきさわ)、開沢(さきさわ)、生沢(さきさわ)、開沼(さきぬ)は、この咲野(さきの)にあったと考えられています(そうではない、という説もあるようです)
10-2107:ことさらに衣は摺らじをみなへし咲く野の萩ににほひて居らむ

10-2115:手に取れば袖さへにほふをみなへしこの白露に散らまく惜しも

10-2279:我が里に今咲く花のをみなへし堪へぬ心になほ恋ひにけり


ウェブニュースより
 サッカー男子4強入り PK戦でニュージーランドに勝利 ――
サッカー

 東京五輪第9日の31日、サッカー男子の日本が準々決勝でニュージーランドと対戦し、0-0からのPK戦を4-2で制し、4強入りした。
柔道

 初採用された男女混合団体で、日本は決勝でフランスに1-4で敗れ、銀メダルだった。
陸上

 男子100メートル予選で山県亮太(セイコー)、多田修平、小池祐貴(ともに住友電工)の日本勢は全員落選した。男子走り幅跳び予選で、橋岡優輝(富士通)が1回目で8メートル17を跳び、決勝に進んだ。女子100メートル障害予選で寺田明日香(ジャパンクリエイト)が1295の5組5着となり、タイムで拾われ準決勝に進出した。木村文子(エディオン)は1組7着、青木益未(七十七銀行)は3組7着で敗退した。
アーチェリー

 アーチェリー男子個人3位決定戦で、古川高晴(近大職)が湯智鈞(台湾)を下して銅メダルを獲得した。
ボクシング

 女子フェザー級準決勝で入江聖奈(日体大)はカリス・アーティングストール(英国)に勝ち、銀メダル以上が確定した。男子フライ級2回戦で、田中亮明(岐阜・中京高教)が2016年リオデジャネイロ五輪銅メダリストの胡建関(中国)に3-1で判定勝ちし、8月3日の準々決勝に進んだ。3位決定戦がないため、次戦に勝てばメダルが確定する。
野球
 
1次リーグA組の最終戦で、日本はメキシコを7-4で下し、2戦全勝の1位で準々決勝進出を決めた。
トランポリン
 
男子決勝で、岸大貴(ポピンズ)は7位だった。
ゴルフ

 
男子の第3ラウンドで、松山英樹は通算13アンダーで首位に1打差の2位、星野陸也は通算1アンダーで46位だった。
水球
 
男子の1次リーグA組で既に敗退が決まっている日本はイタリアに敗れ、4連敗となった。
馬術
 
3種目で争う総合馬術は2日間に分けて実施される第1種目の馬場馬術を終え、日本は団体で4位につけた。個人では大岩義明(nittoh)が31.5021位とした。前日の30日に出場した戸本一真(日本中央競馬会)は7位、田中利幸(乗馬ククレイン)は29位。8月1にちにクロスカントリー、2日に障害飛越が行われる。
自転車
 
BMXフリースタイル・パークで、8月1日の決勝の出走順を決めるシーディングランで男子の中村輪夢(ウイングアーク1st)が87.67点で2位となり、9人中8番目に出走することが決まった。女子の大池水杜(ビザビ)は61.45点の8位で2番出走。
フェンシング
 
フェンシング女子サーブル団体の日本は5、6位決定戦で米国を破った。
バレーボール
 
女子1次リーグA組で、日本は韓国に2-3で敗れて1勝3敗となった。
ハンドボール
 
女子の1次リーグで、A組の日本はアンゴラに25-28で敗れ、アンゴラとともに1勝3敗となった。日本は前半を13-15で折り返し、石立や原(ともに三重バイオレットアイリス)が得点を重ねたが、平均身長で上回る相手を攻めあぐねた。8月2日の最終戦でノルウェーと対戦する。
トライアスロン
 
新種目の混合リレーで、高橋侑子(富士通)ニナー賢治(NTT東日本・NTT西日本)岸本新菜(福井県スポーツ協会・稲毛インター)小田倉真(三井住友海上)の日本は13位だった。英国が初代王者に輝いた。
射撃
 
混合クレー・トラップ予選の日本は大山重隆(大山商事)と中山由起枝(日立建機)の夫婦ペアで臨み、5位で敗退した。女子ライフル3姿勢予選の平田しおり(明大)は11位で、上位8人による決勝に進めなかった。
ラグビー7人制
 女子の日本は1112位決定戦でブラジルに12-21で敗れ、今大会1勝もできず最下位となった。前半は弘津(ナナイロプリズム福岡)、原(東京山九フェニックス)がトライを挙げ12-14で折り返したが、後半は反撃できず、終盤にトライを追加された。
ビーチバレー
 
男子1次リーグF組の石島雄介、白鳥勝浩組(トヨタ自動車)はトレ、ウィクラー組(ドイツ)に16-2111-21で敗れて3連敗となり、敗退が決まった。
 女子の決勝トーナメント進出決定戦で、石井美樹(荒井商事/湘南ベルマーレ)、村上めぐみ(オーイング)組はスペインのペアに0-2で屈し、敗退した。
ホッケー
 
女子の1次リーグで、敗退が決まっていたB組の日本はスペインとの最終戦に1-4で敗れ、5戦全敗で終えた。第1クオーターに森(コカ・コーラ)のゴールで先制したが、リードを守れなかった。    【日本經濟新聞 2021731 9:36 (2021731 22:15更新)


 

女郎花(おみなへし)を詠める歌1
 オミナエシ科オミナエシ属の多年草の女郎花(おみなえし)です。日当たりの良い山地や草原に生え、初秋に黄色い小さな花を咲かせます。粟花(あわばな)ともいいます。原産地は日本です。
 万葉集には14首に登場します。秋(あき)のきれいな花として詠んでいる歌と、他の多くの花と同じように女性を表現している歌とがあります。また、「佐紀」の枕詞(まくらことば)として使われていることもあります。その当時、秋の佐紀には、女郎花が咲き乱れていたのでしょうか。

巻4-0675:をみなへし佐紀沢に生ふる花かつみかつても知らぬ恋もするかも

※中臣女郎(なかとみのいらつめ、生没年不詳)
 奈良時代の女性。大伴家持(おおともの-やかもち)(718-785)をめぐる女性たちのひとりです。「万葉集」巻4に家持におくった相聞歌5首があります。
◎「佐紀沢(さきさは)」は現在の奈良市水上池のあたりでしょうか。

 この歌ではそんな佐紀沢に「女郎花が咲き」の「さき」の「調べ(リズム)」から同音の「佐紀(さき)」を引き出しています。また、「花かすみ」はアヤメのことかと思われますが、こちらも佐紀沢に咲く花として詠い、「花かつみ」の「かつ」の音から「かつて」を引き出しています。
 なんとも技巧に凝った上の句ではありますが、それだけに下の句の「かつても知らぬ恋もするかも」の率直さが活かされてこの部分が読み手の心の中にすっと入ってきますね。
巻7-1346:をみなへし佐紀沢の辺の真葛原いつかも繰りて我が衣に着む

巻8-1530:をみなへし秋萩交る蘆城の野今日を始めて万世に見む

◎蘆城(あしき、福岡県筑紫野市)

巻8-1534:をみなへし秋萩折れれ玉桙の道行きづとと乞はむ子がため

石川朝臣老夫については詳しいことは不明です。
 「玉鉾(たまほこ)の」は「道」に懸る枕詞です。
 歌の内容は「女郎花も秋萩も手折れ。玉鉾の道行く旅の土産と願うだろうあの児のために」と、秋の草花である女郎花と秋萩を愛しい児への土産にしようと詠んだ一首です。
 「児」は文字通り子供とも取れますが、この場合は恋人と解釈したほうがいいのかも知れません。
 万葉の時代、花が咲くのは内なる霊力の力によるものと信じられていました。ですから、花を手折って土産にする行為は純粋に美しい花を愛でるというだけでなく、花の持つ生命力や霊力を身に付けるという行為でもあったわけです。
 巻8-1538:萩の花尾花葛花なでしこの花をみなへしまた藤袴朝顔の花


ウェブニュースより
 フェンシング男子団体が金 柔道女子は素根輝が金 ――
フェンシング

 東京五輪第8日の30日、フェンシング男子エペ団体の日本は決勝でROCを破り、同競技で日本勢初の金メダルを獲得した。これで今大会の日本勢の金メダルは17個となり、1964年東京、2004年アテネの両五輪を上回る史上最多となった。

柔道

 女子78キロ超級で初出場の素根輝(パーク24)が決勝でイダリス・オルティス(キューバ)を破り、金メダルを獲得した。男子100キロ超級で16年リオデジャネイロ五輪銀メダルの原沢久喜(百五銀行)は3位決定戦でテディ・リネール(フランス)に敗れ、メダル獲得を逃した。
バドミントン

 混合ダブルス3位決定戦で渡辺勇大、東野有紗組(日本ユニシス)が鄧俊文、謝影雪組(香港)を2-0で下し、銅メダルを獲得した。この種目での日本勢のメダルは初めて。女子シングルス準々決勝で、2016年リオデジャネイロ大会銅メダルの奥原希望(太陽ホールディングス)は何氷嬌(中国)に1-2で逆転負け、4強入りを逃した。女子シングルス準々決勝で、山口茜(再春館製薬所)がプサルラ(インド)に0-2で敗れた。
テニス
 
男子シングルス準決勝で第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)はアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)に6-13-61-6で敗れた。
サッカー
 
女子の日本は準々決勝でスウェーデンに1-3で敗れた。
競泳

 男子200メートル個人メドレー決勝で瀬戸大也(TEAM DAIYA)は4位、萩野公介(ブリヂストン)は6位だった。男子200メートル背泳ぎ決勝の入江陵介(イトマン東進)は7位だった。女子400メートルメドレーリレー予選で日本(小西、渡部、池江、五十嵐)は全体6位で8月1日の決勝へ進んだ。
ゴルフ

 男子の第2ラウンドは悪天候で競技が中断されてサスペンデッドとなり、松山英樹は16番まで終えて通算8アンダーの暫定3位、競技を終えた星野陸也は3アンダーで暫定25位だった。
陸上

 競技が始まり、男子3000メートル障害予選で三浦龍司(順大)は8分9秒92の日本新記録で1組2着となり決勝に進んだ。同種目の日本勢の決勝進出は49年ぶり。男子400メートル障害予選の山内大夢(早大)は2組3着で準決勝に進出。男子走り高跳び予選で戸辺直人(JAL)は2メートル28を跳び、決勝に進出した。
 女子5000メートル予選で、広中璃梨佳(日本郵政グループ)が145587で1組9着となり、タイムで拾われて決勝に進んだ。田中希実(豊田自動織機TC)は2組6着、萩谷楓(エディオン)は1組12着で敗退した。
トランポリン
 
女子決勝で宇山芽紅(スポーツクラブ テン・フォーティー)が同種目で日本勢最高の5位となった。
カヌー
 
男子カヤックシングル準決勝で、足立和也(ヤマネ鉄工建設)は16位に終わり、決勝に進めなかった。
アーチェリー
 
女子個人3回戦で早川漣(デンソーソリューション)は、混合団体と団体で2冠の安山(韓国)に4-6で競り負けた。
水球
 
女子で1次リーグB組の日本はハンガリーに敗れ、3連敗で敗退が決まった。
バスケットボール
 
女子1次リーグB組で日本は米国に敗れ、1勝1敗となった。
バレーボール
 
男子1次リーグA組で日本はポーランドに0-3で屈し、2勝2敗となった。
ハンドボール
 
男子1次リーグでB組の日本はバーレーンに30-32で競り負け、4連敗となった。
ラグビー
 
ラグビー7人制女子で1次リーグC組の日本は中国に0-29で敗れて3戦全敗。準々決勝進出はならなかった。    【日本經濟新聞 2021730 10:31 (2021730 21:18更新)

 藤井聡太二冠、王将戦挑戦者決定リーグ戦進出へあと1勝 ―― 将棋の藤井聡太二冠(19)=王位・棋聖=が30日、第71期王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)の2次予選で石田直裕五段(32)を破った。挑戦者決定リーグ戦進出まであと1勝となった。

 対局は午前10時に東京都渋谷区の将棋会館で開始。先手の藤井二冠の誘導で戦型は「相懸かり」になり、午後454分に85手で決着した。
https://www.youtube.com/watch?v=-QVGN2Bh7_w
 リーグ入りをかけた2次予選決勝では稲葉陽(あきら)八段(32)と対戦する。藤井二冠は稲葉八段について「(6月の)順位戦で敗れていて手ごわい相手。思い切って指していければ」と語った。
 王将戦の挑戦者は、1次予選と2次予選を勝ち抜いた棋士3人と、前期の挑戦者決定リーグ戦の上位4人によるリーグ戦で決める。藤井二冠は前期のリーグ戦で上位4人に入れず、今期は2次予選から出場している。    (朝日新聞DIGITAL 2021730 1848分)


 

うはぎをを詠んだ歌
 「うはぎ」とは、キク科の多年草の嫁菜(よめな)とされています。田のあぜ道などで見ることができます。7月~10月にかけて淡い紫色の花をつけます。なお、写真はカントウヨメナで関東から東北にかけてみることができます。中部地方から西に見ることができる「ヨメナ」より花がひとまわり小さいのです。
 万葉集には2首に詠まれています。万葉の時代には、春の若芽が食用とされたようです。

巻2-0221:妻もあらば摘みて食げまし沙弥の山野の上のうはぎ過ぎにけらずや

◎この歌は柿本朝臣人麿が讃岐の国の狭岑島(現在の香川県坂出市)を訪れたときに倒れていた行路死者を見て詠んだ挽歌で、先の巻2-0220の長歌につけられた反歌です。
 おそらくは時機を逸してしまっている嫁菜に、もはや救うことの出来ない行路死者自身の命も重ねて見ているのでしょう。
 人麿の敏感な感性にはきっと行路死者の魂や家で待つこの旅人の妻の姿がありありと感じられて、まさに我が事のように思わずにはいられなかったのでしょうね。人麿もまた自分も早く旅路から帰って妻に逢いたいと願ったことでしょう。
10-1879:春日野に煙立つ見ゆ娘子らし春野のうはぎ摘みて煮らしも


ウェブニュースより
 卓球・伊藤美誠が銅メダル 女子シングルスで日本初 ――
卓球

 東京五輪第7日の29日、卓球女子シングルスの3位決定戦で、伊藤美誠(スターツ)がユ・モンユ(シンガポール)を4-1で破り、この種目で日本勢初の表彰台となる銅メダルを獲得した。
柔道

 男子100キロ級で初出場のウルフ・アロン(了徳寺大職)が決勝で趙グハム(韓国)を下し、金メダルを獲得した。女子78キロ級で初出場の浜田尚里(自衛隊)も決勝でマドレーヌ・マロンガ(フランス)を破り、金メダルを獲得した。
体操
 女子個人総合で村上茉愛(日体ク)は5位だった。
ゴルフ

 男子の第1ラウンドで松山英樹は692アンダーで首位と6打差の20位、星野陸也は71のイーブンパーで41位だった。
競泳

 男子200メートル平泳ぎ決勝で、武良竜也(ミキハウス)は28427位だった。準決勝で、男子の200メートル個人メドレーは瀬戸大也(TEAM DAIYA)が15686の全体3位、2016年リオデジャネイロ五輪銀メダルの萩野公介(ブリヂストン)が157476位でそろって決勝へ。200メートル背泳ぎは12年ロンドン五輪銀メダルの入江陵介(イトマン東進)が15669の全体8位で4大会連続の決勝進出を決め、砂間敬太(イトマン東進)は1571614位で敗退した。新種目、混合400メートルメドレーリレー予選で、小西杏奈(ガスワン)佐藤翔馬(東京SC)松元克央(セントラルスポーツ)池江璃花子(ルネサンス)の順で泳いだ日本は全体9位で落選した。
バドミントン

 混合ダブルスは準決勝で、渡辺勇大、東野有紗組(日本ユニシス)が王懿律、黄東萍組(中国)に1-2で敗れ、30日の3位決定戦に回った。男子ダブルス準々決勝で遠藤大由、渡辺組(日本ユニシス)が李洋、王斉麟組(台湾)に0-2で、園田啓悟、嘉村健士組(トナミ運輸)はアーサン、セティアワン組(インドネシア)に1-2でいずれも敗れ、4強入りを逃した。男子シングルス決勝トーナメント1回戦で常山幹太(トナミ運輸)はギンティン(インドネシア)に0-2で敗れ、8強入りを逃した。
 女子ダブルス準々決勝で、永原和可那、松本麻佑組(北都銀行)が金昭映、孔熙容組(韓国)に1-2で敗れ、4強入りを逃した。女子ダブルス準々決勝で、福島由紀、広田彩花組(丸杉Bluvic)も陳清晨、賈一凡組(中国)に1-2で逆転負けし、4強入りを逃した。女子シングルスは決勝トーナメント1回戦で奥原希望(太陽ホールディングス)がリ(カナダ)にストレート勝ちし、金佳恩(韓国)を2-0で下した山口茜(再春館製薬所)とともに準々決勝に進んだ。
テニス
 
男子シングルス準々決勝で、錦織圭(日清食品)は世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)に2-60-6で敗れ、2大会連続のメダルはならなかった。混合ダブルス準々決勝で、柴原瑛菜(橋本総業)マクラクラン勉(イカイ)組はアナスタシア・パブリュチェンコワ、アンドレイ・ルブレフ組(ROC)に敗れた。
水球
 
男子の1次リーグA組で日本はギリシャに9-10で競り負け、3連敗で敗退が決まった。
バスケットボール
 
男子1次リーグC組で日本はスロベニアに敗れ、2連敗となった。
ハンドボール
 
女子の日本は1次リーグA組で韓国に敗れ、12敗となった。
バレーボール
 
女子1次リーグA組で日本はブラジルに0-3で敗れ、12敗となった。
フェンシング
 
女子フルーレ団体の日本は56位決定戦でカナダに敗れた。
自転車
 
BMXレースの1回戦で男子の長迫吉拓(JPF)は15位となり、各組上位4人による準決勝に進めなかった。女子の畠山紗英(日体大)は1回目に転倒して途中棄権した。三瓶将広チームリーダーによると鎖骨を折った。日本人の母を持ちオーストラリア代表の榊原爽は34位で準決勝に進出した。
ラグビー7人制
 
女子1次リーグが始まり、C組の日本は初戦で前回リオデジャネイロ五輪覇者のオーストラリアに0-48で敗れた。    【日本經濟新聞 2021729 10:34 (2021729 22:06更新)


 

うけらを詠んだ歌
 「うけら」は薬草として知られている「おけら」のことです。キク科の多年草です。日当たりの良い山地に生え、9月~10月頃に白い花を咲かせます。たまに、紅い花もあるそうです。
 万葉集では第14巻の三首に登場します。いずれも相聞歌です。

14-3376:恋しけば袖も振らむを武蔵野のうけらが花の色に出なゆめ

◎二人の仲をだれにも知られたくない女心。男は人が大勢いる前で感情を抑え切れず、ついつい手を振ってしまったのでしょう。当時、恋していることを他人に知られて噂になったら、二人の仲は終ってしまうと信じられていたのです。
14-3379:我が背子をあどかも言はむ武蔵野のうけらが花の時なきものを

◎「あどかも」は東国の方言で「どのように」、「武蔵野」は「むざしの」と濁音で発音していたようです。
 地味ながらも長く咲き続ける「おけらの花」、その花のようにひっそりと男を慕い続けている女。想いを男に言い表せないもどかしさ。東国の可憐な女性の秘めたる恋心です。
14-3503:安齊可潟潮干のゆたに思へらばうけらが花の色に出めやも


ウェブニュースより
 体操、19歳の橋本大輝が金メダル 男子個人総合 ――
体操

 東京五輪第6日の28日、体操男子個人総合で初出場の19歳、橋本大輝(順大)が金メダルを獲得した。北園丈琉(徳洲会)は5位だった。
サッカー
 
男子の1次リーグ最終戦でA組の日本はフランスに4-0で快勝し、3連勝の同組1位で準々決勝に進出した
バドミントン
 
男子シングルス1次リーグで、A組の桃田賢斗(NTT東日本)が許侊熙(韓国)に0-2で敗れ、1勝1敗の2位で決勝トーナメント進出を逃して敗退した。
 混合ダブルス準々決勝で、渡辺勇大、東野有紗組(日本ユニシス)はデチャポン、サプシリー組(タイ)に2-1で逆転勝ちし、同種目で日本勢初の4強入りを果たした。1次リーグの女子シングルスはL組の山口茜(再春館製薬所)がギルモア(英国)に2-0で勝ち、前回リオデジャネイロ大会銅メダルでE組の奥原希望(太陽ホールディングス)はコセツカヤ(ROC)にストレート勝ちし、ともに2連勝の1位で決勝トーナメント進出を決めた。
柔道

 女子70キロ級の新井千鶴(三井住友海上)が決勝でミヒャエラ・ポレレス(オーストリア)を下し、金メダルを獲得した。男子90キロ級の向翔一郎(ALSOK)は3回戦で敗退した。
競泳

 女子200メートル個人メドレーで大橋悠依(イトマン東進)が2分8秒52で金メダルを獲得し、400メートル個人メドレーとの2冠を達成した。競泳の日本勢で金メダルを複数つかんだのは男子平泳ぎで2004年アテネ、08年北京と2大会連続2冠に輝いた北島康介以来で、日本の女子選手が同一大会で金メダル2個を獲得するのは夏季五輪では初めて。

 男子200メートルバタフライでは今大会の日本男子で初めて決勝に進んだ本多灯(アリーナつきみ野SC)が1分5373で銀メダルを獲得した。日本勢はこの種目で5大会連続の表彰台。
 夜の男子200メートル個人メドレー予選で萩野公介(ブリヂストン)は全体5位、瀬戸大也(TEAM DAIYA)は同16位で準決勝に進出した。
ボクシング
 
女子フェザー級準々決勝で入江聖奈(日体大)がマリアクラウディア・ネクタ(ルーマニア)に判定勝ちし、準決勝に進んだ。3位決定戦がないため、日本女子初のメダルが確定した。
野球
 1次リーグが始まり、日本はドミニカ共和国に4-3で逆転サヨナラ勝ちし、白星スタートとなった。
卓球
 
女子シングルス準々決勝で伊藤美誠(スターツ)は田志希(韓国)を4-0で下し、準決勝に進んだ。第5シードの石川佳純(全農)は、ユ(シンガポール)に1-4で逆転で敗れ、4強入りを逃した。第1ゲームは11-8で先取したが、その後4ゲームを連続で失った。
テニス
 
男子シングルス3回戦で、錦織圭(日清食品)はイリヤ・イワシュカ(ベラルーシ)を7-6、6-0で下し、3大会連続の8強入りを決めた。男子ダブルス準々決勝で錦織圭(日清食品)マクラクラン勉(イカイ)組はニコラ・メクティッチ、マテ・パビッチ組(クロアチア)に3-6、3-6で敗れた。
カヌー
 
スラローム男子カヤックシングル予選で、足立和也(ヤマネ鉄工建設)が6位で準決勝進出を決めた。
フェンシング
 
男子サーブル団体で、島村、吉田(ともに警視庁)、ストリーツ(鹿児島ク)徳南(デロイトトーマツコンサルティング)の日本は1回戦でエジプトに32-45で敗れた。
ビーチバレー
 
女子1次リーグで、F組最終戦の石井美樹(荒井商事/湘南ベルマーレ)、村上めぐみ(オーイング)組は1-2でフベルリ、ベチャルト組(スイス)に逆転負けして通算12敗となった。
ラグビー7人制
 
男子の日本は1112位決定戦で韓国を31-19で下し、11位で大会を終えた。前半に彦坂(トヨタ自動車)、加納(明治安田生命)らがトライを挙げ、19-12で折り返した。後半も松井(キヤノン)のトライなどで加点して振り切った。    【日本經濟新聞 2021728 11:01 (2021728 22:29更新)


 

稲を詠める歌4
11-2643:玉桙の道行き疲れ稲席しきても君を見むよしもがも

14-3386:にほ鳥の葛飾早稲をにへすともその愛しきを外に立てめやも

◎下総国の東歌です。流山市のはずれ、鳰鳥公園にこの歌の歌碑があります。

 「鳰鳥」はカイツブリのことで、水の中に潜《かづ》くということから、葛飾《かづしか》を導いています。「饗す」は、新しく収穫された作物を神様にささげることで、物忌みのため、その供応にあずかる神様以外、すなわち家の人はみんな外に出されました。
14-3418:上つ毛野佐野田の苗のむら苗に事は定めつ今はいかにせも

◎佐野田は群馬県高崎市内の地名です。
 「むら苗に」を「群苗に」と訓じて解釈しようとする向きがありますが、これは「占(うら)苗に」に相違ありません。「むら」は「うら」の東国訛りです。結句の「せも」も「せむ」の東国訛りです。
14-3459:稲つけばかかる我が手を今夜もか殿の若子が取りて嘆かむ

◎皹(かが)る」とは手足が「ひび割れ」することで、稲を刈り取った後、脱穀から精米までの作業は霜枯れの寒い朝などは特につらいことだったことと想像されます。
 自分のひび割れた手を恥らいながら、お屋敷の若様との逢瀬を想いみる--。ロマンティックな場面が想像される歌ですが、稲搗きの辛さをまぎらわせる集団の作業歌ともいわれております。
14-3550:おしていなと稲は搗かねど波の穂のいたぶらしもよ昨夜ひとり寝て

16-3848:あらき田の鹿猪田の稲を倉に上げてあなひねひねし我が恋ふらくは

◎「夢の中で友に贈った歌」と詞書がありますが、恋歌にかこつけてお上に対する批判をこめた落首ともいうべきものです。
 当時の貴族、官人は朝廷から土地を与えられ、自ら耕す者も少なくありませんでした。郊外が多かったようですが、この歌の作者は余程辺鄙なところを割り与えられたのでしょう。
 未開墾の山地、しかも鹿や猪が収穫物を荒らす。やっとの思いで国に納めたのに、放置され、味も落ちていることだろう。怒りが収まらない思いを恋歌に託したものと思われます。

ウェブニュースより
 ソフトボール日本が金メダル、米国破る 08年北京以来 ――
ソフトボール

 東京五輪第5日の27日、ソフトボールの日本は決勝で米国を2-0で破り、前回競技が実施された2008年北京大会以来の金メダルに輝いた。日本は四回に渥美万奈(トヨタ自動車)の適時内野安打で先制し、五回に藤田倭(ビックカメラ高崎)の適時打で加点した。先発の上野由岐子(ビックカメラ高崎)が2安打無失点と好投。六回に先頭打者の出塁を許すと後藤希友(トヨタ自動車)を投入してピンチを防ぎ、七回に上野が再登板して無失点リレーで逃げ切った。
柔道

 柔道男子81キロ級は永瀬貴規(旭化成)が決勝戦の延長でモラエイ(モンゴル)から技ありを奪って優勢勝ちし、金メダルを獲得した。今大会の日本男子は初日から全4階級制覇となった。女子63キロ級の田代未来(コマツ)は2回戦で敗退した。
卓球
 卓球シングルスの4回戦で、女子の第3シード伊藤美誠(スターツ)はスタシニ(タイ)を、第5シード石川佳純(全農)はポルカノワ(オーストリア)をともに4-0で下して準々決勝に進んだ。男子は第3シードの張本智和(木下グループ)がヨルギッチ(スロベニア)に3-4で、第12シードの丹羽孝希(スヴェンソンホールディングス)はオフチャロフ(ドイツ)に1-4でそれぞれ屈し、敗退した。
サッカー女子
 サッカー女子の1次リーグ最終戦でE組の日本はチリを1-0で下し、勝ち点4の同組3位で準々決勝進出を決めた。後半に田中がゴールを奪った。各組3位のうち成績上位の2チームに入り、4強を懸けてスウェーデンと戦う。
重量挙げ

 重量挙げ女子59キロ級で安藤美希子(FAコンサルティング)がトータル214キロをマークして銅メダルを獲得した。日本女子では2012年ロンドン五輪、16年リオデジャネイロ五輪で連続メダルを獲得した三宅宏実(いちご)に続く3大会連続の表彰台となった。スナッチで94キロ、得意のジャークで120キロを挙げた。
サーフィン

 新競技のサーフィンの男子で五十嵐カノア(木下グループ)が銀メダルを獲得した。準決勝でメジナ(ブラジル)に勝利したが、決勝でフェヘイラ(ブラジル)に敗れ、惜しくも初代王者は逃した。女子の都筑有夢路は銅メダルを獲得。準決勝でムーア(米国)に競り負けたが、3位決定戦でマークス(米国)を破った。
体操
 体操の女子団体総合決勝で村上茉愛(日体ク)、畠田瞳(セントラルスポーツ)、平岩優奈(戸田スポーツク)、杉原愛子(武庫川女大)の日本は4種目合計163.280点の5位で、1964年東京五輪3位以来のメダル獲得はならなかった。
テニス

 テニス女子シングルスでは世界ランキング2位の大坂なおみ(日清食品)が3回戦で同42位のマルケタ・ボンドロウソバ(チェコ)に1-6、4-6で敗れる波乱となった。男子シングルスで、前回大会銅メダルの錦織圭(日清食品)はギロン(米国)に勝ち、3回戦へ進出した。
ハンドボール

 ハンドボール女子1次リーグA組の日本は29-26でモンテネグロに競り勝ち1勝1敗とした。五輪での勝利は前回出場した1976年モントリオール大会以来、45年ぶり。
バスケットボール
 バスケットボール女子1次リーグB組の日本はフランスを74-70で下して白星発進した。
競泳
 競泳の女子200メートル個人メドレー準決勝で、400メートルとの2冠に挑む大橋悠依(イトマン東進)は全体5位で決勝に進出した。寺村美穂(セントラルスポーツ)は15位で落選。男子200メートルバタフライ準決勝で本多灯(アリーナつきみ野SC)も8位で決勝に進んだが、2019年世界選手権銀メダルの瀬戸大也(TEAM DAIYA)は11位で敗退した。
トライアスロン
 トライアスロン女子で高橋侑子(富士通)が2時間1分18秒で18位だった。岸本新菜(福井県スポーツ協会・稲毛インター)は途中棄権。ダフィー(バミューダ)が優勝した。
ラグビー7人制
 ラグビー7人制男子で1次リーグB組の日本はカナダに12-36で敗れて3戦全敗の同組4位となり、準々決勝進出を逃した。
バドミントン
 バドミントンの1次リーグで、ダブルスの女子は第1シードでA組の福島由紀、広田彩花組(丸杉Bluvic)がインドネシアのペアに1-2で敗れ、2勝1敗で同組2位通過となった。男子でC組の園田啓悟、嘉村健士組(トナミ運輸)も中国ペアにストレート負けし、2勝1敗で2位通過。   【日本經濟新聞 2021727 9:32 (2021728 5:27更新)

 東京都のコロナ新規感染者2848人! 元東京都衛生局職員が語る「最多更新」以上の深刻度 ―― 専門家の予想によると、3000人突破は「8月の第1週」だったが、それよりも早まるかもしれない。
 東京都は7月27日、新型コロナウイルスの新たな感染者が2848人確認されたと発表した。
 これまでは2021年1月7日の2520人が最多だったが、それを上回った。
 東京都では緊急事態宣言が発令され、飲食店には酒類の提供自粛が呼び掛けられている。にもかかわらず、この感染者数が出たということは、これまでの感染対策が失敗したということではないのか。そんな中、NHKをはじめ、民放番組は朝から晩まで「五輪、五輪」と報じているが、やはり、コロナ感染者が過去最高の勢いで増え続ける状況を冷静にとらえる必要があるだろう。

 元東京都衛生局職員で、医事ジャーナリストの志村岳氏がこう言う。
 「東京全体が(コロナ感染者が続発した)ダイヤモンド・プリンセス号のような状況になりつつあるのではないか。深刻なのは、今の状況は、どんどんPCR検査を拡大して判明した数値ではなく、何らかの症状などがあって検査したら陽性者だったという数だということ。つまり、無症状の人を含めたらどこまで増えるか分からない。まずは、きちんとした(感染者の)追跡調査をするべきしょう」
 果たして五輪続行は正しいのか。いよいよ「コロリンピック」が現実味を帯びてきた。    (日刊ゲンダイ 公開日:2021/07/27 17:30 更新日:2021/07/27 17:30


 

稲を詠める歌3
10-2244:住吉の岸を田に墾り蒔きし稲かくて刈るまで逢はぬ君かも

◎「水田」は、熟田と水田を同意語として「こなた」と読むのが一般的です。
10-2245:太刀の後玉纒田居にいつまでか妹を相見ず家恋ひ居らむ

10-2246:秋の田の穂の上に置ける白露の消ぬべくも我は思ほゆるかも

10-2247:秋の田の穂向きの寄れる片寄りに我れは物思ふつれなきものを

10-2251:橘を守部の里の門田早稲刈る時過ぎぬ来じとすらしも

10-2256:秋の穂をしのに押しなべ置く露の消かもしなまし恋ひつつあらずは


ウェブニュースより
 水谷・伊藤組が金メダル、五輪卓球で初 中国下す ――
卓球

 東京五輪第4日の26日、卓球の混合ダブルス決勝で水谷隼(木下グループ)、伊藤美誠(スターツ)組が許昕、劉詩雯組(中国)を破り、日本卓球界初の金メダルを獲得した。
体操
 
体操男子団体総合で、橋本大輝(順大)、北園丈琉(徳洲会)、萱和磨、谷川航(ともにセントラルスポーツ)の日本は銀メダルだった。五輪連覇はならなかった。
柔道

 柔道男子73キロ級で2016年リオデジャネイロ五輪王者の大野将平(旭化成)が決勝でラシャ・シャフダトゥアシビリ(ジョージア)を下し、2大会連続の金メダルを獲得した。女子57キロ級の芳田司(コマツ)は3位決定戦でエテリ・リパルテリアニ(ジョージア)を下し、銅メダルを獲得した。
アーチェリー
 アーチェリー男子団体で、河田悠希(エディオン)、古川高晴(近大職)、武藤弘樹(トヨタ自動車)の日本は3位決定戦でオランダに勝ち、銅メダルを獲得した。
スケートボード

 新競技スケートボードの女子ストリートで、13歳の西矢椛(にしや・もみじ、ムラサキスポーツ)が日本勢最年少での金メダルを獲得した。これまでの最年少記録は1992年バルセロナ五輪競泳女子200メートル平泳ぎを制した岩崎恭子の14歳だった。男子の堀米雄斗(XFLAG)に続く戴冠。16歳の中山楓奈(ムラサキスポーツ)も銅メダルを獲得した。日本勢は3人とも8人で争う決勝に進出。世界選手権女王の19歳の西村碧莉(木下グループ)は8位だった。
カヌー
 カヌー・スラローム男子カナディアンシングル決勝で、2大会連続メダルを目指した羽根田卓也(ミキハウス)は10位だった。
フェンシング
 フェンシング男子フルーレ個人3位決定戦で、敷根崇裕(ネクサス)はアレクサンデル・ホウペニトフ(チェコ)に敗れて4位だった。
テニス
 テニス女子シングルスの大坂なおみ(日清食品)は2回戦でビクトリヤ・ゴルビッチ(スイス)を6-3、6-2で下して3回戦へ進出。
競泳
 競泳男子200㍍バタフライ予選で本多灯(アリーナつきみ野SC)が全体6位、瀬戸大也(TEAM DAIYA)が同9位で準決勝進出を決めた。男子100メートル背泳ぎ準決勝で、4大会連続出場の入江陵介(イトマン東進)は全体9位で決勝進出を逃した。女子200㍍個人メドレー予選で大橋悠依(イトマン東進)と寺村美穂(セントラルスポーツ)が準決勝進出を決めた。
トライアスロン
 トライアスロン男子で、ニナー賢治(NTT東日本・NTT西日本)は1時間4624秒で14位、小田倉真(三井住友海上)は1時間47分3秒で19位だった。
サーフィン
 サーフィン女子3回戦で都筑有夢路がプロ最高峰チャンピオンシップツアー(CT)年間4位のウェストンウェブ(ブラジル)を破り、準々決勝に進出。前田マヒナはマークス(米国)に敗れ、準々決勝進出を逃した。男子3回戦で大原洋人はトゥデラ(ペルー)を、五十嵐カノア(木下グループ)はワイダ(インドネシア)をそれぞれ破り、準々決勝に進出した。
ソフトボール
 ソフトボールの1次リーグ最終戦で、既に決勝進出を決めている日本は米国に1-2でサヨナラ負け。通算4勝1敗の2位での突破となった。27日の決勝で米国と再び対戦する。    【日本經濟新聞 2021726 9:58 (2021726 22:23更新)


 

稲を詠める歌2
巻9-1768: 石上布留の早稲田の穂には出でず心のうちに恋ふるこのころ

https://www.youtube.com/watch?v=LOpduJump_U
※抜氣大首(ぬきけのおほびと、生没年不明)
 奈良時代の官吏です。筑紫(つくし)で在任中,豊前(ぶぜん)田川郡(福岡県)にすむ紐児(ひものこ)を妻にしたときによんだ歌3首が「万葉集」巻9におさめられています。
10-2022:相見らく飽き足らねども稲のめの明けさりにけり舟出せむ妻

10-2117:娘女らに行相の早稲を刈る時になりにけらしも萩の花咲く

10-2176:秋田刈る苫手動くなり白露し置く穂田なしと告げに来ぬらし

10-2220:さを鹿の妻呼ぶ山の岡辺なる早稲田は刈らじ霜は降るとも

10-2230:恋ひつつも稲葉かき別け家居れば乏しくもあらず秋の夕風


ウェブニュースより
 藤井聡太2冠、タイトル奪取へ好スタート、寄せ合いで豊島叡王を押し切る ―― 藤井聡太王位(棋聖=19)が豊島将之叡王(竜王=31)に挑戦する第6期叡王戦5番勝負第1局が25日、東京都千代田区「江戸総鎮守 神田明神」で行われた。午前9時から始まった対局は、午後611分、95手で藤井が勝ち、タイトル奪取に向けて好スタートを切った。

 叡王戦初登場の藤井は、角換わりから1手ごとに細かな読みが問われた。午後4時すぎ前まで進んだのは50手。同5時前、戦機は熟したとばかり先手2三歩成(55手目)と成り込む。いきなり直線勝負の寄せ合いに持ち込み、スルスルと抜け出すと一気に押し切った。これで王位戦第2、第3局に続いて3連勝。こちらの開幕局(62930日)で完敗した時点で17敗だった対戦成績を、47敗まで押し戻した。
https://www.youtube.com/watch?v=GhkfCGKiXCs
 王位戦に続き、立場を入れ替えての頂上対決は最大12番に及ぶ。対局を経験していきながら、「形勢判断」「読み」「ペース配分」などの戦略性を高めた。豊島との星を詰め始めたことで苦手意識も克服できた? 第2局は83日、山梨県甲府市「常磐ホテル」で行われる。    [日刊スポーツ 20217251820]

 柔道・阿部兄妹がそろって金メダル 東京五輪 ――
柔道

 東京五輪第3日の25日、柔道男子66キロ級の阿部一二三(パーク24)が決勝でバジャ・マルグベラシビリ(ジョージア)を下し、金メダルを獲得した。女子52キロ級で妹の阿部詩(日体大)と同日優勝を果たした。阿部詩は決勝でアマンディーヌ・ブシャール(フランス)を破った。
スケートボード

 新競技スケートボードでは男子ストリートで堀米雄斗(XFLAG)が37.18点で初代王者に輝いた。堀米は予選は6位だったが、決勝は難技を次々と成功させた。
競泳

 競泳の女子400メートル個人メドレー決勝で大橋悠依(イトマン東進)が4分3208で優勝した。今大会の競泳陣で初、日本選手団では2個目の金メダル。この種目では日本初で、2000年シドニー五輪「銀」の田島寧子以来の表彰台となった。女子400メートルリレー決勝ではオーストラリアが32969の世界新記録で勝った。男子200メートル自由形予選で松元克央(セントラルスポーツ)は準決勝進出を逃した。
卓球
 卓球の混合ダブルス準決勝で、水谷隼(木下グループ)伊藤美誠(スターツ)組は台湾ペアに4-1で勝って決勝進出を決め、銀メダル以上が確定した。
ソフトボール
 ソフトボールの1次リーグで日本はカナダに延長八回、タイブレークの末に1-0でサヨナラ勝ちし、初戦から4連勝で決勝進出を決めて銀メダル以上が確定した。
体操
 体操女子予選で団体総合の日本は8位となり、8チームで争う決勝に進出した。
サッカー
 サッカー男子の日本は1次リーグ第2戦でメキシコを2-1で破り、2連勝で勝ち点6とした。
カヌー
 カヌー・スラローム男子カナディアンシングル予選で、羽根田卓也(ミキハウス)が準決勝進出を決めた。
テニス
 テニス女子シングルスでは開会式で、聖火台への点火者を務めた大坂なおみ(日清食品)が鄭賽賽(中国)に6-1、6-4で勝ち、2回戦に進んだ。男子のシングルス1回戦で錦織圭(日清食品)は6-3、6-4で第5シードのアンドレイ・ルブレフ(ROC)を破り、2回戦に進んだ。
バドミントン
バドミントンは男子シングルスで優勝候補の桃田賢斗(NTT東日本)、女子シングルスで前回銅メダルの奥原希望(太陽ホールディングス)がともに初戦で勝利した。
サーフィン

 サーフィンは1回戦が行われ、男子は2組の五十嵐カノア(木下グループ)が12.77点の1位で、1組の大原洋人が11.40点の2位で突破し、ともに上位16人による26日以降の3回戦に進んだ。
バレーボール
 バレーボール女子の日本は1次1次リーグA組の初戦で、ケニアに3-0で快勝した。
ハンドボール
 ハンドボールの女子1次リーグ初戦で日本はオランダに21-32で敗れた。    【日本經濟新聞 2021725 10:50 (2021725 22:26更新)


 

稲を詠める歌1
 イネ科の一年生草本。日本に伝わったのは弥生時代といわれています。7月~9月に穂がでて花が咲きます。実が成るとその重みで長く垂れ下がります。
 ここでは早稲(わせ)、苗、穂、田なども含めて22首を紹介いたします。万葉歌には、早稲・早稲田という言葉が多くみかけられます。稲には早稲(わせ)、中稲(なかて)、晩稲(おくて)があり、早稲は稲の中で早く開花し実る品種です。

巻7-1353: 石上布留の早稲田を秀でずとも縄だに延へよ守りつつ居らむ

巻8-1566: 久方の雨間も置かず雲隠り鳴きぞ行くなる早稲田雁がね

巻8-1567: 雲隠り鳴くなる雁の行きて居む秋田の穂立繁くし思ほゆ

巻8-1624: 我が蒔ける早稲田の穂立作りたるかづらぞ見つつ偲はせ我が背

巻8-1625: 我妹子が業と作れる秋の田の早稲穂のかづら見れど飽かぬかも

 


ウェブニュースより
 柔道・高藤が金第1号、渡名喜も銀 競泳・瀬戸は敗退 ――
柔道

 東京五輪第2日の24日、柔道の競技が始まり、男子60キロ級の高藤直寿(パーク24)が初優勝を飾り、今大会の日本勢金メダル第1号に輝いた。リオデジャネイロ五輪銅メダリストの高藤は、準決勝の延長戦でリオ五輪2位のスメトフ(カザフスタン)から技ありを奪って優勢勝ち。決勝では相手の楊勇緯(台湾)に指導が3つ重なり、高藤が延長戦で反則勝ちした。
 女子48キロ級の渡名喜風南(パーク24)は銀メダルを獲得した。準決勝で延長戦の末、2019年世界選手権優勝のビロディド(ウクライナ)を延長で抑え込んで一本勝ち。決勝ではクラスニチ(コソボ)に優勢負けした。
 女子48キロ級の渡名喜風南(パーク24)は銀メダルを獲得した。準決勝で延長戦の末、2019年世界選手権優勝のビロディド(ウクライナ)を延長で抑え込んで一本勝ち。決勝ではクラスニチ(コソボ)に優勢負けした。
 女子48キロ級の渡名喜風南(パーク24)は銀メダルを獲得した。準決勝で延長戦の末、2019年世界選手権優勝のビロディド(ウクライナ)を延長で抑え込んで一本勝ち。決勝ではクラスニチ(コソボ)に優勢負けした。
体操

 体操男子予選で種目別鉄棒に専念した内村航平(ジョイカル)は演技中に落下して13.866点にとどまり、決勝進出の8位までに入れず敗退した。H難度の大技「ブレットシュナイダー」など3つの手放し技を決めたが、その後の演技で落下した。
 団体の日本は6種目合計262.251点で6種目合計で1位となり、8チームによる決勝に進出した。中国が2位、ROCが3位で続く。
競泳
 夜にスタートした競泳では、男子400メートル個人メドレーの瀬戸大也(TEAM DAIYA)が予選の全体9位にとどまり、決勝進出を逃す波乱があった。女子400メートルリレー予選の日本(五十嵐千尋〈T&G〉、池江璃花子〈ルネサンス〉、酒井夏海〈スウィン美園〉、大本里佳〈ANAイトマン〉)も全体の9位で、決勝に進めなかった。
重量挙げ

 重量挙げ女子で3大会連続メダルを狙った49キロ級の三宅宏実(いちご)はスナッチで74キロを挙げたが、ジャークで3回とも失敗し、記録なしに終わった。三宅は今大会を最後に現役を引退することを表明した。
テコンドー
 テコンドー女子49キロ級の山田美諭(城北信用金庫)は3位決定戦でボグダノビッチ(セルビア)に敗れて銅メダルを逃した。山田は3回戦で201719年世界選手権46キロ級覇者のシム・ジェヨン(韓国)に快勝したが、準決勝でパニパック・ウォンパッタナキット(タイ)に敗れた。
バレーボール・サッカー・ソフトボール
 バレーボールの男子の1次リーグが始まり、A組の日本はベネズエラに3-0でストレート勝ちした。五輪での勝利は1992年バルセロナ大会以来、29年ぶり。サッカー女子の1次リーグ第2戦で、E組の日本は英国に0-1で敗れ、1分け1敗となった。ソフトボールは1次リーグのイタリア戦に5-0で勝ち、3連勝。ハンドボールは男子の1次リーグが始まり、開催国枠で1988年ソウル大会以来の出場となったB組の日本は、リオデジャネイロ金メダルのデンマークに30-47で大敗した。
卓球

 卓球の新種目、混合ダブルスでは水谷隼(木下グループ)、伊藤美誠(スターツ)組が1回戦でシュテファン・フェガール、ソフィア・ポルカノワ組(オーストリア)を4-1で下して準々決勝進出を決めた。
バドミントン
 バドミントンの1次リーグでは、ダブルスの女子B組の永原和可那、松本麻佑組(北都銀行)がハニ、ホスニ組(エジプト)を2-0で下し、白星発進。混合ダブルスC組の渡辺勇大、東野有紗組(日本ユニシス)がクリスティアンセン、ボイエ組(デンマーク)に2-1で逆転勝ちした。同女子シングルスは第4シードでL組の山口茜(再春館製薬所)がシャハザド(パキスタン)に2-0で快勝した。
テニス
 テニスのシングルス1回戦で女子の土居美咲(ミキハウス)が6-3、6-2でサラスア(メキシコ)に快勝。男子ダブルスのマクラクラン勉(イカイ)、錦織圭(日清食品)組がジョアン、ペドロのソウザ組(ポルトガル)に完勝した。
バスケットボール
 新種目のバスケットボール3人制女子の日本は1次リーグでROCに敗れた後、ルーマニアに快勝し、11敗とした。ホッケー男子の日本は1次リーグA組初戦でオーストラリアに3-5で敗れた。

 今大会の金メダル第1号は射撃の女子エアライフルで楊倩(中国)だった。    【日本經濟新聞 2021724 10:55 (2021724 23:37更新)


 

プロフィール
ハンドルネーム:
目高 拙痴无
年齢:
92
誕生日:
1932/02/04
自己紹介:
くたばりかけの糞爺々です。よろしく。メールも頼むね。
 sechin@nethome.ne.jp です。


小冊子の紹介
カレンダー
01 2025/02 03
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28
最新コメント
[爺の姪 01/13]
[レンマ学(メタ数学) 01/02]
[m.m 10/12]
[爺の姪 10/01]
[あは♡ 09/20]
[Mr.サタン 09/20]
[Mr.サタン 09/20]
[ままだいちゅき 09/20]
[ままだいちゅき 09/20]
[ままだいちゅき 09/20]
最新トラックバック
ブログ内検索
カウンター
Powered by ニンジャブログ  Designed by ゆきぱんだ
Copyright © 瘋癲爺 拙痴无の戯言・放言・歯軋り All Rights Reserved
/