瘋癲爺 拙痴无の戯言・放言・歯軋り
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ポリーブ除去のため6日・7日と、浅草寺病院に入院しました。大腸に大きなポリープが2つとその間に小さなポーリプがあり、これらを除去したとのことでした。

ウェブニュースより
 謹慎処分明けの玉川徹氏動向に注目…MC羽鳥氏の命運を握る“異色コメンテーター”の決断 ―― テレビ朝日系の情報番組「羽鳥慎一モーニングショー」の生放送中の事実誤認発言で出勤停止となった、同局社員でコメンテーターの玉川徹氏(59)の動向に注目が集まっている。

 玉川氏は9月28日の番組で、安倍晋三元首相の国葬をめぐる菅義偉前首相の弔辞について「電通が入ってます」などと発言。翌29日、「事実ではありませんでした」と謝罪したものの、同局は玉川氏の謹慎処分を発表し、10日間の出勤停止が決まった。
 ところがその後もネットを中心に賛否の声はやまず、自民党の西田昌司参院議員(64)が「国政の場でも提起したい」と発言したと報じられるなど、19日にも番組復帰するとみられる玉川氏の言動に世間の関心は高まるばかりだ。
 テレ朝は1月、「羽鳥慎一モーニングショー」が年間視聴率(2021年1月~12月)で、民放トップを獲得したと発表(個人全体5.6%、世帯10.6%)。同番組は17年から5連続で年間視聴率民放トップを維持している(いずれもビデオリサーチ調べ/関東地区)。
 高視聴率の背景にあるのは、MCを務める羽鳥氏の尽力はもちろんだが、歯に衣着せぬ物言いで政権批判する玉川氏という“異色”の存在があったのは言うまでもない。一部では、玉川氏が復帰した番組内で「降板」を表明するのではないか、などとささやかれているが、こうした見方に対しても賛否の声が上がっている。

 《現場主義を貫いてきた玉川さんだから、今後、自由に発言できなくなるのであれば潔く降板するのでは》
 《降板は当たり前。きっちりとけじめをつけてほしい》
 《降板したら、長嶋一茂さんの暴走を止める人がいなくなるし、天気予報の後の楽しい体操姿が見られなくなる》
 《玉川さん辞めたらどうなるの? 石原さんやスシローさんが岸田政権バンザイと叫ぶだけ? もう見ないな》
 今後の羽鳥氏の「命運」も左右しかねない玉川氏の決断やいかに……。    (日刊ゲンダイ 公開日:2022/10/07 06:00 更新日:2022/10/07 06:00

 ノーベル平和賞、ウクライナ・ロシアの人権団体などに ―― ノルウェーのノーベル賞委員会は7日、2022年のノーベル平和賞をウクライナとロシアの人権団体と、ベラルーシの人権活動家アレシ・ビャリャツキ氏に授与すると発表した。ロシアによるウクライナ侵攻で多くの人命が失われ、世界の安全保障が脅かされる中、平和と民主主義を追求する活動が評価された。

 受賞が決まったのはビャリャツキ氏のほか、ウクライナの人権団体「市民自由センター(CCL)」とロシア人権団体「メモリアル」。レイスアンデルセン委員長は「平和と民主主義のための市民社会の重要性を体現した。アルフレッド・ノーベルがめざし、今の世界で最も求められている平和と友愛に再び活力を与えた」と述べた。
 ノーベル賞委員会によると、ビャリャツキ氏はロシアの友好国であるベラルーシで1980年代に起きた民主化運動のリーダー的存在。政治犯に対する当局の拷問を記録し、抗議するなどの活動を続けてきた。当局に度々逮捕されており、現在も裁判を受けずに拘束されているという。レイスアンデルセン氏は同氏の早期釈放を強く求めた。
 CCL07年にウクライナの首都キーウ(キエフ)で設立された。レイスアンデルセン氏はCCLについて「22年2月のウクライナ侵攻後、ウクライナが国際刑事裁判所に加盟するよう積極的に働きかけた」と紹介した上で「ロシアのウクライナ市民に対する戦争犯罪の特定や記録に取り組んだ」と評価した。
 メモリアルはソ連末期の87年に創設され、30年代の最高指導者スターリンによる大粛清で死亡した何百万人もの証拠を収集、記録する活動を出発点とする。人権擁護や政治弾圧の調査・告発で知られる。
 ロシアの検察当局が21年、外国の資金援助を得て政治活動に携わるための義務を履行していないとしてメモリアルを起訴し、最高裁が解散を命じた。
 授賞式は1210日にノルウェーの首都オスロで開かれる。賞金1千万スウェーデンクローナ(約13千万円)は、2団体1個人で分ける。ノーベル賞委員会によると、22年の平和賞候補には251人と92団体の推薦があった。              【日本經濟新聞 2022107 18:11


 

ウェブニュースより
 ウクライナ、併合地域の一部奪還か ロシア部隊が撤退 ―― ウクライナ軍が東部ドネツク州で反攻を進めている。同州北部にあるロシア軍の拠点を包囲し、奪還に向けて攻撃を続けている。ロシアは30日にウクライナ東・南部4州の併合を一方的に宣言したが、ウクライナ側は強く反発している。米国などの軍事支援のもとで「併合地域」の切り崩しをめざす。

 ウクライナメディアによると、東部ドネツク州の要衝リマン周辺で30日、ウクライナ軍によるロシア軍の包囲がほぼ完了した。ロシア国防省は1日、リマンのロシア軍部隊が包囲から逃れるため撤退し、部隊を再配置したと通信アプリで表明した。
 リマンは隣接するルガンスク州のリシチャンスクにも近い。米シンクタンクの戦争研究所は30日、「ウクライナ軍は今後72時間以内にリマンを奪還あるいは包囲する可能性が高い」との分析を公表していた。
 一方、南部ザポロジエ州では郊外で30日に市民の乗った車の列がロシア軍の発射とみられるミサイル攻撃を受けた。少なくとも30人が死亡、100人程度が負傷したもようだ。英国防省は1日、「ロシア軍の長距離防空ミサイルが地上攻撃に使われたとみられる」と指摘、ロシア軍でミサイルなどの兵器不足が深刻になっていると分析した。
 国際原子力機関(IAEA)は30日、同州のザポロジエ原子力発電所付近で29日に地雷による爆発が発生し、電線や変圧器の一部に損傷が発生したと発表した。原発の安全性に直接的な影響はないとしている。地雷による爆発が原発近くで続いており、グロッシ事務局長は「深刻な懸念」を表明した。
 原子力企業エネルゴアトムは1日、同原発のムラショフ所長がロシア軍に拘束されたと通信アプリで公表した。ムラショフ氏は30日夕に発電所から市街地に向かう途中で拘束され、消息が不明だという。IAEAは「ロシア当局と連絡をとり、説明を求めている」としている。同原発はロシア軍が占拠している。
 ロシア大統領府は30日、プーチン大統領が秋の徴兵に関する大統領令に署名したと発表した。徴兵は年2階で、今回は111日~12月末にかけて予備役ではない1827歳の12万人を徴兵する。ロシア側は徴兵者は国内で兵役に就き、ウクライナの戦線には動員されないとしている。
 ロシアが21日に発令した部分動員令は特別な軍事技術・経験などを持つ予備役が対象で、約30万人を動員するとした。だが、実際には対象者でない国民も招集されていると伝わり、ロシア国民に動揺が広がっている。
 欧米諸国はウクライナへの支援を継続する方針を打ち出している。米政府は28日、ウクライナ向けに11億ドル(約1600億円)相当の武器を追加供与する方針を決めた。高機動ロケット砲システム「ハイマース」を18基供与するほか、ロシア軍の無人機に対処するためのシステムも増強する。米政府は「長期間にわたってウクライナ支援を続けていく米国の決意を示すものだ」と強調した。    【日本經濟新聞 2022101 20:00 (2022101 23:44更新)

【猪木さん死去】元妻・倍賞美津子、新日本旗揚げ直前に結婚 17年支えた同志としての絆 ―― 元プロレスラーで参議院議員も務めたアントニオ猪木さんが1日午前7時40分、都内の自宅で心不全のため亡くなった。79歳だった。
    ◇    ◇    ◇
 新日本プロレス旗揚げからの17年間、妻として猪木さんを支えたのが女優の倍賞美津子(75)だった。

 千恵子(81)との倍賞姉妹は、今で言えば広瀬アリス・すず姉妹のような存在だったので、猪木さんとの「1億円挙式」は文字通りのトップニュースだった。
 「寅さん」でおなじみの姉が庶民的なイメージなら、今村昌平、黒澤明ら多くの巨匠に重用された美津子は対照的にグラマラスで「情念の女」の印象が強く、夫妻そろってあふれるようなエネルギーを感じさせた。
 倍賞はマスコミに私生活のことはほとんど語っていないが、猪木への愛はその行動が示している。7111月の挙式から2カ月余りの72年1月に新日旗揚げ。宣伝カーのナレーションを吹き込んだり、融資先にも足を運ぶなど、内助の功もエネルギッシュだった。猪木さんもこれに応えるように「彼女は明るくて、人を喜ばせることが上手だった。人がいるとワーッと楽しく振る舞い、周りにいる人の心が明るくなる」と語り、76年6月のムハマド・アリとの「格闘技世界一決定戦」に突き進んでいく。
 この一戦で猪木さんの存在は世界的に知られるようになる。その勢いで行われた半年後のパキスタン遠征にも倍賞は同行した。同国の英雄アクラム・ペールワンとの試合では、死闘の末アームロックでギブアップしないペールワンの腕を脱臼させてしまう。
 暴動寸前のような会場で倍賞は「新間(寿・新日専務=当時)さん、私はいいからアントンを頼むわ」と肝の据わったところをみせた。猪木さんがほれ込んだきっぷの良さだった。
 88年、結婚17年目の離婚もメディアの注目を集めた。原因は猪木さんの不倫騒動だったが、倍賞の方にも後に萩原健一との熱愛が伝えられた。猪木さんも倍賞も非難めいたことはいっさい口にしなかった。夫婦関係にはピリオドを打っても、世界を舞台に戦った同志としての絆は切れなかった。
 倍賞の弟鉄夫さん(17年死去)は長年新日のリングアナを務め、猪木事務所社長にも就いた。夫妻の娘で元女優の寛子さんと当時の夫サイモン・ケリー氏(新日社長=当時)のはからいで、倍賞は035月の「新日30周年記念東京ドーム大会」にサプライズゲストとして登場。猪木さんとともに「123、ダー!」を披露して、その絆を印象づけた。    [日刊スポーツ 202210250]


 

ウェブニュースより
 ロシア、ウクライナ「併合」強行 1930年代と酷似 ―― ロシアのプーチン大統領が30日、ウクライナ東・南部4州の併合を宣言した。国際法に違反し、戦後秩序を根底から覆す一方的な併合。勢力圏とみなす地域を力ずくで従わせようとする「プーチン・ドクトリン」は1930年代の欧州と酷似する。

 国際秩序の安定に責任を持つべき国連安全保障理事会の常任理事国。それが「ロシア系住民の保護」を口実に隣国を侵略し、領土の割譲を迫る。
 1938年、ナチス・ドイツがチェコのズデーテン地方を併合した際、「弾圧されたドイツ系住民の保護」を大義名分に掲げた。英仏は戦争を回避するため、併合を認めたものの、ドイツは翌年ポーランドに侵攻し、世界を戦火に巻き込んだ。
 一方、ソ連の指導者スターリンはナチスと一時的に手を組み、東欧分割に動く。1940年、「現地の自発的な意思」があったとしてバルト3国を強制併合した。

 領土の拡大を「勝利」と喧伝(けんでん)し、求心力を高める手口は当時と似る。周辺では、ほかにも併合構想がある。ジョージアからの「独立」を宣言した南オセチアはロシア編入を問う住民投票を探る。モルドバ東部の親ロシア派地域、自称「沿ドニエストル共和国」でも併合案が浮かぶ可能性がある。
 欧州は全体主義に覆われていた時代に戻ったかのようだ。国連のグテレス事務総長は29日、ロシアのウクライナ領併合は「国連憲章と国際法に反する」との声明を出したが、プーチン大統領は動じない。30日の演説で「(併合地域の)住民は我々と同じ未来を進むことを決めた」として併合を正当化した。
 ロシアの展望が開けるわけではない。「併合」でウクライナの東西分断を固定化するには停戦が不可欠だが、ウクライナのゼレンスキー大統領は29日の演説で「クレムリン(ロシア大統領府)が望むようなことにはならないだろう」と語った。併合地域への攻撃を緩めないというメッセージだ。
 いまのところウクライナに欧米諸国は寄り添う。「我々はプーチン氏が戦争で負けることを保証する」。30日、トラス英首相は声明を出した。ドイツ与党・社会民主党のシュミート連邦議会議員(外交担当)も日本経済新聞に対し、「ウクライナへの人道・経済・軍事支援を続ける」と答えた。戦争の長期化は避けられない。
 「戦闘が続き、併合地域の復興は難しい。経済的にはロシアの重荷」と政治評論家セルゲイ・スムレニー氏(元ロシア反体制派ジャーナリスト)はみる。
 戦場での劣勢を挽回するために部分動員令を発令し、領土を「併合」し、核兵器をちらつかせて西側をけん制する。焦るロシアが望みをつなぐのが敵失、つまり民主主義陣営の混乱だ。
 欧州経済は疲弊し、大黒柱のドイツはスタグフレーション(景気後退とインフレの併存)入りが確実視される。イタリアでは近く極右政権が生まれ、米国は「トランプ復活」のうねりが増す。
 「ロシアは民主主義国家における亀裂を見つけ、油を注ぐ。世界の民主主義を弱めようとしている」。ロシアの隣国ラトビアのカリンシュ首相は警鐘を鳴らす。
 2014年のクリミア半島併合の際、日米欧は甘い態度に終始した。もう失敗は繰り返せない。
 「景気が悪くなったから」といって足踏みするのではなく、むしろ天然ガスの全面禁輸など思い切った制裁に踏み込むべきだろう。むろん来年、主要7カ国(G7)議長国となる日本も無関係ではいられない。
 冷戦期、西側陣営は核戦争のリスクを抱えながら対共産圏輸出統制委員会(ココム)規制という貿易制限を課した。「抜け穴だらけ」との批判もあったが、40年かけて共産独裁を崩壊に追い込んだ。
 いまロシアに歯止めをかけなければ中国を含めた強権国家に誤ったシグナルを発し、将来の極東情勢にも禍根を残す。時代錯誤の帝国主義に染まるロシアの暴挙を許してはならない。民主主義陣営は今回こそ毅然と対峙すべきだ。    【日本經濟新聞 2022101 2:00

 「みっともないけど死ぬまでやります」毒舌全う 三遊亭円楽さん死去 「円生」襲名の願いは叶わず ―― 「残念でした。生きてるよ」。今年7月22日、三遊亭円楽さんは脳梗塞の手術の後、約半年ぶりに公の場に姿を見せた。襲名に並々ならぬ意欲を見せた江戸時代からの大名跡「三遊亭円生」の初代の遺徳をしのぶ一門の会。毒舌ジョークは健在、目が合った時のまなざしは「これからだよ」と訴えているようにも見えたのだが…。

 折に触れ、私に語っていたのが「『円生』の名前をつなぎでもいいから、もう1回世に出したい」だった。昨年末、今年の新年企画のために取材した際も「『円生』の名前を1回世に出せば、跡を継ぎやすくなる。それが三遊一門や落語界への恩返し」と強調。そして、「誰が? 生意気なことをいうようだけど、今は僕しかいないかな」と自信に満ちた表情で言い切った。願いはかなわず、さぞ無念だったろう。
 芸では緻密さに定評があった。「芝浜」「明烏あけがらす」「禁酒番屋きんしゅばんや」などが得意で、自然体の語り口で魅了した。幅広い人脈を生かしたプロデュース力も抜群。スタートから15年になる福岡の「博多・天神落語まつり」に加えて、19年から札幌で同様のイベントを催し、今年3月には東京都内各所で「江戸東京落語まつり」を開いた。これらをつなげて「全国を落語家が回る仕組みをつくりたい」という壮大な構想を描き、落語を広め、文化の高みに引き上げる—と夢は大きかった。
 「笑点」では毒舌、腹黒が売りだったが、前座時代から先へ先へと気が回り、師匠方らのお茶の好みを覚えて後輩に申し送りしたなど、気配り上手で面倒見の良い人だった。8月11日に東京・国立演芸場で高座復帰を果たし、涙ながらに「みっともないけど死ぬまでやります」と宣言、古典落語「猫の皿」を熱演した。満場の拍手に見せた穏やかな表情は、紛れもなく「いい人」だった。    (東京新聞 2022930 2205分)


 

ウェブニュースより
 ロシア、「併合」強行へ ウクライナ4州で全土の14% ―― ロシアはウクライナ東・南部4州の一方的な併合に踏み切る。親ロ派勢力が実施した27日までの「住民投票」で賛成が多数だったと正当化する。4州の占領地域の面積はウクライナ全土の約14%を占める。20143月のクリミア半島併合に続く武力での国境変更の暴挙に、国際社会はロシアへの非難を一段と強めている。欧州連合(EU)は28日、追加の制裁案を発表した。

 ウクライナ外務省は28日の声明で住民の意思表示とは何の関係もない「偽り」だと非難した。「占領地域を解放する」と強調し、国際社会に軍事支援と厳しい対ロ制裁発動を訴えた。
 EUのフォンデアライエン欧州委員長は28日、ロシアへの追加制裁案を発表した。航空機や化学関連などの部品・物質の輸出規制を拡大する一方、70億ユーロ(約1兆円)規模のロシア産品の輸入制限を科す。EU市民がロシア国営企業の幹部に就くのを禁じ、輸入する石油価格には上限を設ける。
 フォンデアライエン氏は「ウクライナでの偽りの住民投票やいかなる種類の併合も受け入れない」と訴えた。制裁は加盟国の全会一致をへて実施される。
 米国のブリンケン国務長官も27日「ロシアにさらなる厳しい代償を迅速に科す用意がある」と述べた。
 ロシア編入の是非を問う住民投票は、東部のルガンスク、ドネツクと南部のザポロジエ、ヘルソン4州の占領地域で2327日に行われた。親ロ派は即日開票の結果、賛成票が8799%を占めたと主張した。クリミア併合時の住民投票での賛成票は97%だった。
 ルガンスク、ヘルソン、ザポロジエ州の親ロ派は28日、プーチン大統領にロシアへの編入を正式に要請した。各州は「条約」と呼ぶ合意文書を締結する見通しだ。ロシアのメドベージェフ前大統領は27日夜、住民投票の結果についてSNS(交流サイト)に「ロシアにお帰りなさい」と投稿した。
 クリミア併合では住民投票から、5日後に手続きを完了していた。ロシアメディアによると、30日にプーチン氏が併合を宣言する演説を行う可能性がある。
 米戦争研究所の地図データをもとに計算すると、4州の占領地域は27日時点で約8.6万平方キロメートル。ウクライナ国土の約14%に当たりクリミア半島(2.7万平方キロメートル)の約3.2倍の広さだ。

 軍事侵攻に加えて、占領地の併合は「武力による威嚇または武力の行使」によって「領土保全」を侵すことを禁じた国連憲章2条に違反する。
 ウクライナの国内法にも明白に反しており、住民投票や一方的な併合は米欧日だけでなく中印などの支持も得られず、ロシアの国際的孤立が一段と深まるのは確実だ。
 それでも、プーチン政権が4州の併合を急ぐ背景には戦況の悪化がある。米欧の軍事支援を受けたウクライナ軍の攻勢で、占領地域の維持が難しくなった。深刻な兵力不足を補うため併合地域での動員を強化し、「自国領」だとして核兵器の使用もちらつかせながら、ウクライナ軍の勢いを食い止めたい考えだ。
 14年のクリミア併合時とも大きく状況は異なる。クリミア侵攻は短期で死者もほぼ出さず、国民の愛国心に訴えてプーチン政権への支持率は大きく上昇した。
 2月に開始した今回の侵攻は短期で首都キーウ(キエフ)を制圧するシナリオが、早々に崩れた。戦況悪化と経済制裁でプーチン政権は苦境に追い込まれている。21日に発令した部分的な動員令では、大規模な国外脱出の動きが表面化。徴兵事務所への放火も相次ぐ。
 在ロシア米大使館は28日までに、ロシアに居住、滞在する全ての米国人に国外退避勧告を出した。米ロの二重国籍者については、部分動員令の対象となる可能性があると指摘した。
 住民投票でウクライナのゼレンスキー政権は態度を硬化させており、停戦協議の再開はさらに遠のきそうだ。    【日本經濟新聞 2022928 20:53 (2022929 4:22更新)


 


高橋治之元理事は3度目の逮捕…“人質司法”で五輪汚職捜査は「無限ループ」なのか ―― 27日は国葬の喧騒の裏で、安倍元首相も関わった東京五輪をめぐる汚職事件の捜査が進展した。
 東京地検特捜部は27日、広告大手「大広」から電通の販売協力代理店に選ばれるよう依頼され、計約1500万円の賄賂を受領したとして、受託収賄容疑で大会組織委員会元理事の高橋治之容疑者(78)、知人のコンサルタント会社社長・深見和政容疑者(73)を再逮捕した。大広についても贈賄容疑で執行役員の谷口義一容疑者(57)を逮捕した。

 高橋容疑者は「AOKIルート」「KADOKAWAルート」に続く3度目の逮捕だ。五輪に絡む口利きで高橋容疑者が受け取ったとされる賄賂は総額で約14200万円となった。
 高橋容疑者は27日がKADOKAWAルートでの勾留期限だったので、再逮捕の可能性がささやかれていた。贈賄側のKADOKAWAの元専務と元五輪担当室長は27日起訴された。同社会長の角川歴彦容疑者(79)の勾留期限は104日だ。
 「高橋容疑者は20日後にまた勾留期限を迎えることになるが、早くも『次はADKルート』で再逮捕だろうとみられています」(大会関係者)
 広告大手「ADKホールディングス」にも大広同様に、高橋容疑者が販売協力代理店に選ばれるよう便宜を図った疑いが出ている。すでに特捜部の家宅捜索を受けた駐車場大手「パーク24」のスポンサー契約に関するもので、ADK8年半にわたり高橋容疑者にコンサルタント料計5000万円を支払った疑惑だ。パーク24の社外取締役には日本オリンピック委員会の竹田恒和前会長が名を連ねている。
 五輪汚職の闇は底なしだ。捜査はいつまで続くのか。    【日刊ゲンダイ 公開日:2022/09/29 06:00 更新日:2022/09/29 06:00


 

ウェブニュースより
 玉鷲が昭和以降最年長優勝 高安は初優勝ならず/秋場所千秋楽 ―― 東前頭3枚目の玉鷲が13勝2敗で19年初場所以来2度目の優勝を飾った。1差で追う高安との一番。厳しい立ち合いから右おっつけで高安の上体を浮かし、そのまま休まず攻め込み押し出した。3710カ月の優勝は昭和以降の最年長記録となる。 玉鷲は殊勲賞も受賞。敗れた高安は11勝と健闘し敢闘賞を受賞した。

 東前頭筆頭の翔猿は2桁10勝をあげ、殊勲賞を受賞した。来場所の新三役が確実視される。

 関脇若隆景は11勝4敗で技能賞。大関とりへの起点となる。

 大関陣は貴景勝が210勝。

 正代、御嶽海はともに4勝11敗に終わった。正代は来場所、5度目のかど番。陥落の御嶽海は関脇で出直し、2桁10勝以上での大関復帰を目指す。
   
[2022925190]

ウェブニュースより
 豊昇龍が豪快首投げ! 正代は土俵上に仰向けになり10敗目喫す/秋場所12日目 ―― 優勝争いを引っ張っていた玉鷲が若元春に寄り切られて、2敗目となった。単独トップは守った。

 西前頭8枚目の北勝富士は大関貴景勝のまさかの立ち合い変化ではたき込まれて3敗目。貴景勝は勝ち越しを決めた。

 西前頭4枚目の高安は3敗で並んでいた関脇若隆景を引き落とし、トップに1差で優勝戦線に残った。

 東前頭筆頭の翔猿は、2敗だった東10枚目の錦富士を押し出し。6日目から7連勝で3敗を守り、優勝争いもトップに1差で残り3日となった。
  
[日刊スポーツ 2022922222]

ウェブニュースより
 
玉鷲が1敗対決制しV争いトップに 御嶽海は負け越しが決まり大関陥落/秋場所11日目 ―― 現役関取最年長、37歳の玉鷲が北勝富士との「1敗対決」を制し、単独トップに立った。立ち合い、北勝富士が左前まわしも玉鷲はかまわず突き放し、力強い左のど輪で押し出した。19年初場所の初優勝以来、2度目の優勝が現実味を帯びてきた。

 東前頭10枚目錦富士はうまい相撲で千代翔馬を寄り切り、2敗を守った。

 東前頭筆頭の翔猿は宇良に勝って勝ち越し。関脇若隆景は3連敗からの8連勝で勝ち越しを決めた。

 かど番の大関御嶽海は過去2勝0敗の佐田の海に突き落とされて負け越し。大関からの陥落が決まった。今年春場所で新大関に昇進。在位わずか4場所で来場所、関脇で出直し2桁勝利での大関復帰を目指す。

 大関正代は若元春を突き落とし、2日目からの連敗を9で止めた。
  
[日刊スポーツ 2022921228]


 

ウェブニュースより
 玉鷲が6連勝、宇良が金星、3大関すべて敗れる/秋場所6日目 ―― 横綱照ノ富士が宇良に寄り切られて早くも3敗目を喫した。宇良は2個目の金星を手にした。

 37歳のベテラン玉鷲が、大関貴景勝も撃破した。立ち合いの厳しい当たりから体をうまく引きながらはたき込んだ。自身初の初日からの連勝を6に伸ばした。

 かど番の大関御嶽海は攻め込んだ土俵際で琴ノ若にはたき込まれて3勝3敗となった。

 大関正代も明生を攻め込みながら逆転で押し出されて5連敗。横綱、大関陣が全敗となった。

 東前頭1枚目の翔猿は関脇豊昇龍をはたき込んで、3勝3敗となった。

 西前頭8枚目の北勝富士が錦富士を押し出し、玉鷲と並んで6連勝とした。
  
[日刊スポーツ 20229161826]


 

ウェブニュースより
 かど番の大関御嶽海が連敗で2勝2敗、正代3連敗、玉鷲4連勝、照ノ富士3勝目 秋場所 ―― <大相撲秋場所>◇4日目◇14日◇東京・両国国技館
 かど番の大関御嶽海が翔猿に寄り切られ、連敗で22敗の五分となった。

 大関正代はベテランの玉鷲に一方的に攻められ、押し出されて3連敗。13敗とまたも序盤で苦しむ。対照的に37歳の玉鷲は4連勝と元気なところを見せつけた。

 貴景勝は埼玉栄高の後輩、琴ノ若に張り手を繰り出す激しい相撲で「3大関全敗」を防いだ。

 横綱照ノ富士は最近6場所で12敗だった明生をきめ倒し、3勝目をあげた。

 西前頭3枚目の宇良が宝富士を相手に幕内では20年ぶりとなる大技、伝え反りを決めて3勝目を飾った。
     
[日刊スポーツ 20229141834]


 

ウェブニュースより
 【秋場所】照ノ富士が初黒星、翔猿が初金星 かど番御嶽海は逸ノ城押し出し2連勝 正代初黒星 ―― <大相撲秋場所>◇2日目◇12日◇東京・両国国技館
 横綱照ノ富士が、翔猿に寄り切られて初黒星を喫した。立ち合いから突き放してくる相手を冷静にさばきながら捕まえきれず、最後はもろ差しを許して寄り切られた。翔猿は初の金星となった。

 かど番の大関御嶽海は名古屋場所で初優勝を飾った小結逸ノ城を押し出し初日から2連勝とした。立ち合いから低い姿勢で下からの攻め。左からおっつけ、右はずで逸ノ城にまわしを与えず、一気に攻めきった。

 大関貴景勝は翠富士をはたき込み、初日を出した。大関正代は攻め込みながら霧馬山に逆転で寄り切られ、初黒星を喫した。
 [
日刊スポーツ 20229121810]


 


ウクライナ、東部の要衝奪還 ロシアの補給路を分断 ―― ウクライナ軍が東部を中心に侵攻ロシア軍の制圧地域を奪還する動きを加速させている。米シンクタンクの戦争研究所は11日、急速な反攻で東部ハリコフ州で制圧されていた地域の「ほぼ全域を奪還した」との戦況分析を示した。米欧から供与された兵器でロシア軍の補給拠点をたたき、同軍の継戦能力が大幅に低下したタイミングで一気に攻勢をかけた。

 ウクライナ軍にとっては、2月から3月にかけて首都キーウ(キエフ)を守り抜いて以来の大きな戦果となる。自壊ぶりを隠しようがないロシア軍が、局面打開へ大量破壊兵器の使用などに踏み切る懸念もある。
 ウクライナ軍はここ数日間、東部ハリコフ州で攻勢を維持し、10日にロシア軍の鉄道による補給拠点だったクピャンスクを奪還したのに続き、11日にはゼレンスキー大統領が、ロシア軍が同州内で重要拠点としてきたイジュームを奪還したと宣言した。ロシア国防省も10日に「作戦強化を目的とした部隊の再配置を決めた」との表現で、イジュームからの撤退を事実上認めた。
 ウクライナ軍のザルジニー総司令官は11日「今月に入ってから3000平方キロメートル以上の領土を奪還した」とSNS(交流サイト)に投稿した。これは東京都の1.4倍に匹敵する広さだ。ロシアとの国境まで50キロメートルに迫ったとしている。

 戦争研究所は11日、イジュームを失ったことで、東部ドネツク州全域の制圧というロシアの目標は達成困難になったと指摘した。10日には、ロシア軍が無統制な状態でイジュームを放棄しているとの見方を示していた。
 東部におけるウクライナ軍反攻の思わぬピッチの速さは、そのままロシア軍の自壊ぶりの裏返しといってよい。ロシア軍側では、侵攻当初から不十分だった補給物資の集積拠点が、米欧諸国からの軍事支援を受けたウクライナ軍に精密攻撃されたことで兵器が枯渇。兵士の士気低下も収まっていない。
 ウクライナ軍参謀本部によると、ロシア兵の中には軍服を脱ぎ捨てて戦線を離脱する者が続出しているという。戦時国際法上の「軍人」の要件は、①組織として行動②武器を携行③軍服を着用ーーの3つで、ロシア兵が軍服を脱ぐことは「ウクライナ軍の攻撃対象から外れたい」との意思表示となる。
 ウクライナ軍の作戦面でのうまさも際立っている。同軍は8月以降、南部での攻勢を強め、それによってロシア軍は東部に展開していた部隊の一部を引き抜いて南部に移動せざるを得なくなった。米軍の助言も効いているもようだ。
 この結果、ロシア軍が手薄になった東部に対し、今回ウクライナ軍は大きな抵抗も受けずに部隊を進めることができた。軍事的に言えば、包囲された側(ウクライナ軍)が、戦力の振り向け先を効果的に切り替え、包囲する側(ロシア軍)を翻弄する非常に巧みな「内線作戦」と言える。
 日本では戦国時代、甲斐の武田軍が、相模の北条の「首都」だった小田原を奇襲的に包囲し、これに驚いた北条軍が実効支配していた旧今川領の駿河東部を放棄し、小田原防衛を強化。これをみた武田軍が駿河東部を大きな抵抗も受けずに制圧した故事がある。
 武田軍の小田原奇襲がウクライナ軍の南部反攻、武田軍の東部駿河制圧が今回のウクライナ軍の東部奪還に相当する。北条軍が小田原防衛を強化したように、ウクライナ東部に展開するロシア軍は今後、2月24日の侵攻開始以前から実効支配していた東部2州の一部地域を最終防衛ラインとして戦力を立て直そうとする見通しだ。
 ただ、武田軍の小田原包囲が相手をおびき出す陽動作戦だったのに対し、ウクライナ軍の南部反攻は陽動作戦にとどまらない見通しだ。ゼレンスキー大統領は、ロシア軍が制圧したすべての地域を取り戻すまで戦闘を継続する、と繰り返し強調している。ウクライナ軍は、東部奪還作戦と並行して南部でも攻勢を続けそうだ。
 強まる懸念は、ロシア軍が目下の劣勢をはね返すため、大量破壊兵器の使用も含めた「別次元の戦い」に踏み切る事態だ。東部や南部のウクライナ軍の兵力や物資の集積地帯に、爆発力の比較的小さな超小型核弾頭や、化学弾頭を装塡した弾道ミサイルを打ち込んだり、黒海洋上の無人空域で威嚇を目的とした核攻撃演習をしたりする恐れがある。    【日本經濟新聞 2022912 19:43 (2022913 5:05更新)


 

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