瘋癲爺 拙痴无の戯言・放言・歯軋り
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  日刊ゲンダイの記事を2つ。
 
 ああ情けない“消費税政局”の仕掛け人がこの男とは ―― 首相経験者の暗躍を許すなんて…
108e163f.jpeg 「野党が解散権を握る政局なんてない。こんなチャンスに何をやっているんだ」――。自民党の石原伸晃幹事長にこう喝を食らわしたのは、政界と縁を切ったはずの小泉純一郎元首相「70」だ。7月28日、都内のホテルで偶然、伸晃に出くわすと、10分間に渡って叱責したという。/小泉がハッパをかけた相手は伸晃だけではない。7月末には突然、大島副総裁に電話を入れ、「今が勝負時だ。3党合意なんて破棄しろ」と迫ったというし、7月中旬には都内某所に谷垣総裁を呼びつけ極秘会談。「消費税を人質にして、野田首相に解散の確約を迫る。増税法案を通してからでは相手に逃げられるだけ。不信任案を出してでも、解散に追い込め」と説教を垂れたというから、「政界の黒幕」そのものだ。/こうなると、小泉ジュニアが谷垣に「3党合意の破棄」を直訴したナゾも納得である。/「実際、進次郎議員が3党合意破棄の口火を切った途端に、自民党内の倒閣ムードは高まり、一気に政局が動き出した。小泉元首相は自他ともに認める『政局第一の人』。民主と自民が組んだままでは結局、野田内閣を解散に追い込めない。次の選挙でも反増税を掲げる第三極の台頭を許し、自民埋没の危機感もあったのでしょう。べたなぎ国会と頼りない執行部に業を煮やし、自ら政局を仕掛けたわけです」(自民党関係者)/それにしても、デタラメな男だ。08年9月に突然「政治家は引き際を大事にしたい」とか言って、政界引退を表明。同い年の金正日も真っ青の「世襲4代」で息子に地盤を譲った後は「目覚まし時計のない生活を満喫している」と、オペラや歌舞伎、ゴルフ三昧。余生を遊び過ごしていたはずが、黒幕で復活とはア然だ。/首相経験者が政局の陰で暗躍なんて、小泉が青筋立てて「ぶっ壊す」と否定し続けた古い自民党そのものではないか。/「小泉改革と称して、不況下の緊縮財政を強行。デフレ不況を泥沼化させ、今日の財政危機を招いた元凶こそ、小泉元首相なのです。その弊害が格差拡大という形で出現すると、サッサと政界を離れて自らの責任を放棄したのです。今も政局に関わり合いたいのなら、ウラで糸を引くようなことをせず堂々と政界に復帰すればいい。そして、構造改革の負の遺産という一度は逃れた政治責任の追及を受けるべきです」(筑波大名誉教授・小林弥六氏=経済学)/こんな男が、いつまでものさばる永田町。オリンピックの陸上日本選手団と同じで、進歩ゼロだ。  〔日刊ゲンダイ 2012年8月8日 掲載〕
 
 ゴーマン財務省「完全勝利」で高笑い ―― 野田、谷垣に知恵授けたと豪語
181875a4.jpeg 財務官僚は高笑いだろう。/一時は、増税法案は廃案かという局面になったが、最後は党首会談で決着。これで、法案の成立は確実だ。/「財務省は自民党の派閥領袖クラスにきっちり根回しをしていたので、法案は寝ていても通るという態度でした。そこへ突然の波乱。最終局面で小泉元総理がシャシャリ出てくることは、さすがに想定外で慌てたようですが、すぐに態勢を立て直した。与野党幹部に対し、相当ギューギューやって巻き返したようです。8日の昼には余裕の構えでしたよ。『党首会談までこぎつければ大丈夫。法案は通る』と豪語していました」(霞が関関係者)/民主党の野田も自民党の谷垣も、振付師は同じ財務省だ。民主は解散阻止、自民は解散要求という違いはあるが、ともに財務相経験者で、財務省の“教育”が行き届いた野田と谷垣は、「増税法案だけは何としても成立させたい」という点で一致している。2人が会えば“あうんの呼吸”で話がまとまってもおかしくない。/その内幕について、財務省幹部が得意げにこう話す。「今週に入って、野田総理と谷垣総裁、それぞれ個別に“ご説明”にあがり、知恵を授けました。2人とも、党内を当面の間、納得させる方便があればいい。簡単な話です」/つまり、野田と谷垣がお互いに党内を騙してでも、法案が成立するシナリオを描いたというのである。「財務省の意を受けて、安住財務相と自民党の二階元経産相がゴニョゴニョやっていた」(民主党関係者)という話もある。/本当にそこまで財務省に力があるのかは疑問だが、財務官僚はここまで傲慢なのだ。/浮かばれないのは、誰も望まない増税を押し付けられる国民だし、増税法案をめぐって民主党も自民党もガタガタになった。結局のところ、勝者は財務省だけということだ。連中は「完全勝利」とほくそ笑んでいるに違いない。  〔日刊ゲンダイ 2012年8月9日 掲載〕
 
 蒲田在住のshinさんからメールが入った。曰く、
「日高さま/ご無沙汰しております。暑い日が続く中、いかがお過ごしでしょうか。/さて、送っていただきましたブログ集を昨日、たしかに拝受いたしました。/読ませていただきます。まことにありがとうございました。/厚くお礼を申し上げます。/まだ暑さが続きそうですが、熱中症にかからないよう十分お気をつけてください。/奥様にもどうぞよろしくお伝えください。/涼しくなりましたら、またお目にかかることができれば幸いに思われます。/まずはお礼まで。  シン 」
 
 宝塚市在住のKS氏より、携帯にメールが入った。曰く、
「貴兄の通刊22号、本当に有難う御座いました。/ここ三日程、家をあけておりましたのでお礼が遅れ申訳けなく存じております。/何よりも楽しみにしているお便りですから、これからゆっくり読ませて戴きます。     オリンピック報道の陰に、政界の傲慢無礼さに怒りを覚えながら、自らの腰痛にも悩まされる今日この頃です。           社会に貢献すること無く、長生きを強いらされていることの意味を熟考させられております。/今までに経験したことのない変則的な猛暑が続いております。/どうぞ体調に留意されますよう念じております。/まずはお礼まで KS 」
 
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目高 拙痴无
年齢:
92
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1932/02/04
自己紹介:
くたばりかけの糞爺々です。よろしく。メールも頼むね。
 sechin@nethome.ne.jp です。


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